寄稿物:レジェンズでエロ。うーたんが操られたグリたんにぶち犯される
Added 2018-06-20 12:14:43 +0000 UTCそこは自然物が一切存在しない、『無機質な』という形容がこれ以上ないほどに合致した空間であった。 鈍い色をして細かな継ぎ目の走る金属製の壁や床の所々に、引っ掻いたような跡や炎で炙ったかのように煤けた跡が残り、天井のそこかしこには部屋中を見渡すためのレンズが取り付けてある。 それなりの広さを持つその空間の一角に、煤けた青色の体毛を持つ獣が一匹、横たわっていた。 獣というよりも、人と共通した骨格の上に毛皮を纏い、イヌ科特の突き出した鼻面を持つそれは、いわゆる人狼またはウェアウルフと呼ばれる存在である。 そのウェアウルフ――ウォルフィーは、体を小刻みに震わせながら熱の篭もった床に右手をつき、緩慢な動作で立ち上がる。 足元には取り落とした二本の短剣が転がっているが、今やそれを再び手に取っている余力はなさそうな様子であった。 彼の脚付きはフラフラと頼りなく、元は青と白の涼しげな色合いを持った毛皮に包まれた体も、今は煤けているだけでなくそこかしこに打撲の跡が散見された。 相当に消耗しているのが傍目からも伺える状態で、彼はその狼の顔に困惑の表情を浮かばせながら前方を見つめている。 「くそっ! どうしちまったんだよ……ッ!」 消耗から掠れた声でウォルフィーはそう叫んだ。 戸惑いと焦燥の色に染まる彼の視線の先にいるのは、特徴的なジャケットを着込み、炎の翼を背に携えた赤いドラゴンであった。 「おい、聞こえてんのかグリードー!」 続けて、先ほどよりもはっきりとした声でウォルフィーは旧友の名前を叫んだ。人違いならぬ竜違いと言うには、余りにもその外見が似通っている。 違う場所と言えば、全身がなんとなく黒ずんで感じられることと、異様に赤くぎらついた目つきであった。以前から理性的と言えるほど理知に富んだ相手ではなかったが、それにしても今はひと欠片の知性すら感じ取れぬ、まるで飢えた獣のよう目つきでこちらを睨んでいる。 一体何がグリードーをそうさせているかは分からなかったが、少なくとも正気を失っているだろうことは明らかであった。レジェンズ・ウォーの際に正気を失って争い合うときのレジェンズの姿とも似ているが、それにしてはウォルフィー自身にその予兆が全く感じられない。 この無機質な空間も、目の前の暴走したグリードーも、まるでどこかから観察されているかのような不快な気分も、全てが無視できぬ違和感を放っていた。 ぎりりと奥歯を噛み締めながら、痛む脇腹を右手で押さえる。幾度も声をかけたがグリードーが正気に戻る様子はなく、今から戦闘で行動不能に追い込むにも些か体力を消耗しすぎていた。 手のかかる奴だと、舌打ち混じりに苦笑を浮かべる。それと同時に、グリードーの翼がその炎の勢いを増すのが見えた。太く筋肉質な脚が固い床を蹴る。 『ガァァアアアアッ!』 目つきと同様に知性の欠落した獣の唸り声を上げながら、グリードーがその巨体をもって突進をしてくる。 持ち前の身体能力で身をかわすのにも限界が来ていた。すでにその大口から吐き出される火炎や、太い尻尾の一撃を何発か受けている。突進を受けるつもりで身構えながら、我を失ったその瞳へと必死で言葉を投げかける。最早それ以外に取れる行動もなかった。 「ぐ、グリ――がふっ!?」 グリードーが突進してくる姿を見据え再びその名を呼ぼうとするが、まるで耳障りだと言わんばかりに強靭な右腕がウォルフィーの喉元へと伸びた。首を鷲掴みにされる苦しさに言葉も途絶え、その勢いのままに壁へと背中から打ち付けられる。 内蔵がかき混ぜられるような衝撃に嘔吐感が込み上げるが、尖った口から溢れ出したのは吐瀉物ではなく血反吐であった。 首を掴まれたまま壁に押し付けられ、脱力した体がぶらりとぶら下がっている。これまでの消耗と合わさって、息苦しさの中で急速に意識が遠のいていくのが感じられた。 「……ッ、ぉ……っ!」 掠れたようなか細い吐息しか発せられない口をパクパクと動かし、必死に旧友の名を呼ぶ。首元を押さえつける太い腕へと、訴えかけるように両手を乗せる。 だがその訴えも虚しく強靭な竜の指が、首筋をギリギリと締め上げた。何も考えることができないまま、脱力した体がふわりと宙に浮くような感覚さえ覚えた間際、カシャっと奇妙な音が耳元に聞こえた。 消えかけた意識でなんとか音の方向に注視すると、近くの壁の継ぎ目が開き、四角い小さな穴が出来ていた。それが一体何を意味するのか考える余裕もなく、ただきょとんと見ていると、その穴から何かうねうねしたものが顔を出す。先端に鋭い針が付き、証明の反射で鈍い光を放つ金属製の触手であった。 それがこれから何をするのか、想像して不安を覚えるほど暇もなく、その触手がグリードーの逞しい首筋へと伸び鋭い針を突き立てる。ウォルフィーはその様子をきょとんと見つめていた。 その機械の触手から、何かが流れ込むようなぷしゅっという音を、敏感な獣の耳が拾う。その直後だった。首元を押さえつけるグリードーの腕の力が緩み、脱力した体がするりとその拘束から抜け落ちた。 「ぐっ、げほっ!……ッ、がっ、はっ……ぁ!」 固い床の上に崩れ落ちながら大きく息を吸い込み、その場に蹲って咳き込む。体が思うように動かず、再開した酸素の供給が全身に行き届くまで、ウォルフィーは小刻みに震えながら荒い呼吸を繰り返していた。 それもようやく落ち着いて、なんとか体の自由が戻ったかと思えた頃、再びグリードーの腕が彼の首へと伸びる。再び首を絞められるかと感じ、反射的に体をこわばらせるが、その手つきは先ほどとは違っていた。 「な……っ!?」 右腕でウォルフィーの体を持ち上げながら、左腕は彼の履いたズボンへと伸びる。力任せにそれを引っ張り、布がびりびりと音を立てて裂け、ズタズタになった布の隙間からは度重なる暴行に萎縮しきった彼の股間が露になる。 一体どうなっているんだとギョッと目を見開きながら、彼はグリードーの顔へと視線を向けた。あの触手がするすると壁の穴へ戻っていくのが目の端に映る。針を刺された首筋には薄らと血が滲み、微かに血管が浮き上がっていた。 そしてその顔つきが何よりも先程までとは違っていた。知性を宿さぬ赤い瞳は変わっていないが、半開きにした口から漏れる火の粉混じりの吐息に浅く断続的な荒い鼻息、理由は先程の触手なのであろうが、ひどく興奮していることが伺えた。 『グオオオオッ!!』 「ぐっ、あが!?」 グリードーが獣の咆哮を上げ、ウォルフィーの体を床に叩きつける。彼は抵抗もできずに仰向けの形で床に伸びた。体中を駆け巡る衝撃に顔をしかめながらグリードーの方を見やると、彼の興奮が最高潮に達している様子が伺えた。 筋肉質な体つきに反して柔らかげに見える白い下腹部にある、縦に割れたスリットから、赤黒いイチモツが頭を出していた。 ズボンを破られたうえに興奮をたぎらせる表情を見せつけられ、まさかとは思っていた可能性だったが、いざ見せ付けられるとショックも大きい。 ウォルフィーが狼狽えながら呆然と見つめるその前で、グリードーの股間からは硬く勃起したそれが露出してゆく。 体格差もあって、ウォルフィーのそれとは比べ物にならない大きさであった。彼の腕と同程度の長さと大きさを持つイチモツを見せつけるようにしながら、グリードーは仰向けに横たわるウォルフィーへと覆いかぶさる。 「ふ、ふざけてんじゃねぇッ、やめ……ッ!」 何が悲しくて暴走した旧友に犯されなければならないのか、ほとんど怒りに任せたように叫ぶが、やはり今のグリードーにその声は届かない。雑音をうるさがるように低い唸り声を上げるだけだった。 太い腕がウォルフィーの両足を掴む。抵抗しようにも消耗している上に元々の筋力も段違いだった。強引に股を開かされ、萎縮しきったイヌ科のそれや青い体毛の中に埋もれたピンク色の肛門が露になる。 屈辱と恥辱に、顔がカーっと熱くなるのを感じる。無理矢理に股をこじ開けられて恥ずかしい部分を蹂躙されるなど彼には初めての経験だったが、できれば一生こんな経験など積みたくなかった。 グリードーはそんなウォルフィーの様子などには目もくれず、頭にあるのはただ目の前の穴だけだけであった。 哺乳類のそれに比べて尖った形状の先端を持つ肉棒が、慣らしもされずきゅっと締まったままのウォルフィーの肛門へとあてがわれる。 「やめっ、無理に決まって! あっ、がぁあああ!!」 肛門に感じる熱く硬い感触に、いよいよ切羽詰ったウォルフィーが両腕を振り上げ、覆いかぶさるグリードーへと抵抗しようとする。だがいつの間にか先程の触手が今度は床から出現して彼の腕を絡め取り、固定する。 身動きさえも取れず些細な抵抗すらも許されないまま、肛門へと圧力が加えられる。先端から溢れ出す先走りの液体が乾いた穴を濡らしながらこじ開けてゆく。 きつく閉じた肛門を無理矢理犯される痛みに、ウォルフィーは体を震わせながら叫び声を上げた。 チリチリと火の粉混じりの鼻息が鼻先をかすめる。グリードーの開いたままの口からボタボタと垂れるよだれが、ウォルフィーの胸を覆うふかふかの毛皮へと垂れた。 「やめっ、あっ、ぎあああっ、がっ、あがぁあっ!?」 戦闘での痛みなら慣れもあってまだ耐えられたが、巨大なイチモツで肛門を強引に拡張される感覚は、肉体的にも精神的にも耐え難い苦痛を伴った。まるで彼までもが言葉を失くしたかのように、大きく開いた口から悲鳴とも獣の唸りともつかぬ声が溢れ出す。 ブレイズドラゴンという肩書き通り、高い体温を持った肉棒が体の中で荒れ狂い、腹の中が溶けてしまったかのような熱を残した。同時に肛門は限界以上に拡張されて、少量の血がグリードーのイチモツを伝って床へと垂れる。 耐え難い苦痛に喉が枯れるほどに叫びながら、それでも行為はまだ序の口であった。 強引に犯されながらも、レジェンズゆえの丈夫さによって壊れずにいる肛門の具合に、最初は様子見のようだったグリードーの動きが激しさを増していく。 巨体から繰り出される激しいピストン運動が、背筋を突き抜けるような衝撃となってウォルフィーの体を襲っていた。 「がっ、おごぉっ、やめっ、ひがぁっ、やめっ、ろぉ……ッ!」 正しく焼け火鉢を突っ込まれる感触であった。受け入れるには巨大すぎる肉棒を根元まで突き入れられ、めくれ上がった肛門が赤く晴れ上がっていた。体内を蹂躙され腰を打ち付けられるたび、内蔵を掻き回されるような衝撃に襲われる。 それでもまだ体は耐えることができていたが、一方的な行為の中で精神はどこまでも疲弊していく。萎縮しきった彼自身の肉棒からはじょぼじょぼと黄色い液体が漏れ、ピストンを受けるたびにグリードーの肉棒の形が腹に浮き上がった。 交尾というよりも、自慰のための道具にされているような気分だった。相手への配慮など少したりとも考えていない荒々しい挿入で体を蹂躙され、それに抵抗することもできない惨めさに涙が溢れる。 肉棒によって内蔵を突き上げられるたびに込み上げる吐き気にえずきながら、背筋を貫く衝撃に身を任せ行為が少しでも早く終わるよう願うことしかできなかった。 『ガァアアッ!』 グリードーの口から漏れる獣の唸り声に熱が篭もる。掴まれたままの両足に爪が食い込んだ。知性を感じられぬまでに貶められた旧友の顔つきが、本能に飲まれることでさらに低俗な獣のそれへと変じていくようで、直視することもできないほどの物悲しさを覚えると同時に、その様子から絶頂が近づいているだろうことを理解してほのかに安堵する。 獣と成り果てた旧友に犯され、その精液を体内に撒き散らされるなど屈辱の極みと言えるのだろうが、最早この行為が一刻も早く終わることだけが彼の望みであった。 行為を早く終わらせるためと自分に言い聞かせながら、限界まで拡張されめくれ上がった肛門に力を込め、グリードーの肉棒を締め付ける。 乱雑な行為の中で感覚が鈍化していったのか、それともようやく解れてきたのか、腹の中を掻き回される違和感の方ばかり気にしている内に、肛門の痛みが少し引いていた。 「うっ、ッ……そっ、ぅ……くそ……ッ」 虚ろな目で天井を見やりながら、ウォルフィーは呻くように悪態を付いた。苦しみと屈辱から逃れるように天井の継ぎ目を目で追いながら、行為が早く終わるよう尻に力をいれ肉棒を締め付ける。 理性を奪われた旧友をけしかけてきた相手も、こうして奇妙な部屋の中に自分を閉じ込めた相手も予想がつかなかったが、ピストンのたびに漏れる悲鳴の合間にひたすらその相手へと悪態を吐いた。 呪詛のような悪態を呟くように吐き続けながら、拷問のような性行為にひたすら耐え続ける。苦痛と屈辱の中で感情さえも鈍化していく中、ただ怒りだけが胸の奥で膨らんでいた。 『グオォオオオオオッ!』 グリードーが一際深く肉棒を突き入れると、腰をぐりぐりと押し付けながら咆哮を上げる。腹の中で熱く固く存在感を放つ肉棒が、微かに膨らんだような感覚があった。 ああ、ついに終わるのかと、ウォルフィーは安堵から乾いた笑いを漏らす。その刹那、腹の奥に爆発のような衝撃を感じた。 『ガアアアッ!』 ――びゅるうううっ 掠れるような獣の唸りと共に、熱く滾る精液が体内へと溢れ出す。体内の最奥までを蹂躙し尽くした肉棒が、その証を注ぎ込んでいた。 「あっ、あぁ……ッ」 熱い液体が腹の中を満たしていくその感覚に、ウォルフィーは戸惑いながら上ずった声を上げていた。彼の知る射精とは比べ物にならぬ熱さと量が、蹂躙し尽くされた体内のさらに奥までも満たしてゆく。 その巨根でぎっちりと栓をされたままの肛門から精液が逆流することもできず、奥へ奥へと流れ込む。腸内がグリードーの精液で満たされ、飯を食いすぎたあとのように腹が膨らむ。 苦痛とも違うその感覚に全身の体毛がぞわぞわと逆立つのを感じながら、体内を余すとこなく犯され尽くしたような感覚にウォルフィーは震える声で悲鳴を上げた。 一方的な行為の末の完全なる蹂躙は、自らが雄であることを否定されたかのような屈辱を伴いながら、同時にそれが犬のサガなのか自らを超える雄の力で強引に体を支配されることに奇妙な高揚感さえもあった。 自分さえも知り得なかった何かを引きずり出されるような恐怖感を覚えるが、同時にひとまず行為が終わったらしいことに安堵する。 (これで、やっと……) 息も絶え絶えに焦燥しきった面持ちで、彼はそう考えながら浅く息を吐く。満足な呼吸さえもできぬままめちゃくちゃに犯され尽くし、これ以上ないほどに消耗していた。 グリードーの精液に満たされた腹が苦しかったが、これだけ大量に出せば満足してくれるだろう。早くその暑苦しい体をどけてくれと、疲れきった瞳で旧友へと視線を向ける。だが―― 「ぐっ、がっ、あぁ……!」 まるでその視線に応えるかのように、グリードーが大きく腰を動かし、再び腰を打ち付けた。最早精液でパンパンに膨らんだ腹へとさらに加えられる衝撃に、ウォルフィーが苦しげに呻く。 これだけ出しておいてまだ終わらないのかと、焦燥感からの冷や汗を流しながら考えるが、腹の中で激しい異物感を放つ肉棒は萎える気配がない 「た、たのっ、むぅ……ッ、も、やめぇ……っ」 精液で満たされた腹の中を掻き回される感覚にビクビクと体を震わせながら、ウォルフィーは懇願するようにそう呟く。言葉など届かないことはとっくに知っていたが、ただ泣きながら行為の中断を懇願する意外、彼にできることはなかった。 ピストンが再開されると、その動きに合わせて肛門からごぽごぽと音を立てながら注ぎ込まれた精液が溢れる。噎せ返るような雄の匂いが辺りを包み、股や下腹部の毛皮にその匂いを擦り付けられる。 深く突き入れられるたびに、注ぎ込まれた精液が腹の奥で掻き混ぜられながら、より深くへと流れ込む。決して他人が踏み入るはずのない場所までもを侵される感覚に体が震えた。 「やめっ、もうやめてくれ……ッ!あっ、ひあっ、ぎっ、あがぁああっ!!」 怯えるように叫び悲鳴を上げていると、耳元に再びかしゃりという音が響いた。グリードーがこうなるきっかけを思い出し、恐怖から耳を伏せながらキョロキョロと周囲を見る。 両腕を拘束しているものと同じ機械の触手が、自分の顔へと近づいてくるのが見える。その鋭く尖った先端が自分へと狙いを定めているのを察して必死に身をよじるが、疲れきった体に拘束から逃れる余力は残っていなかった。 鋭い針が首筋へとあてがわれる。喉の奥から怯えるような声が漏れると同時に、つぷりと針が突き立てられた。 グリードーの首筋に突き立てられた時と同様に、触手からはぷしゅっと異音が響く。何か冷たい液体が血管に流れ込んでくるような違和感があった。 血液の流れに乗ってそれが頭の中へと巡っていくのを感じていると、首筋から針が引き抜かれ、触手は再び壁の中へと戻っていった。 ウォルフィーはその様子を目の端でぼんやりと眺める。心と体の消耗とは別に、頭がぼーっとした。骨の軋む鈍痛もヒリヒリとした肛門の痛みもふわりと消えていく。 「うっ、あ……ッ」 舌がもつれて声がうまく出なかった。体の異変に焦りながらも、彼は気の抜けた声を漏らす。 奇妙だった。体に熱が篭もる。内蔵を突き上げられる苦しみが消え、むしろ腹をかき回す肉棒の熱さと存在感に、痛みとも違う奇妙な感覚を覚えた。 「あっ、ひぁ……ッ、やめっ、変に、なる……ぅッ」 グリードーの巨大なそれが肛門から出入りするたびに、尻の奥がジンジンと疼くのが感じられた。今まで味わったこともない感覚だが、それを味わうたびに耐え切れず奇妙な声を上げてしまうのをやめられない。頭がおかしくなりそうだった。 どうなっているのだと困惑しながら、落ち着かない瞳で周囲を見回すと、自分の体にわかりやすい変化が起きているのが見て取れた。 「くそ……ッ、なんで……っ」 グリードーによって雌のように犯されながら、さっきまで萎えていたはずのウォルフィーのそれは大きく膨らんでいた。 こんな苦痛しか産まないはずの行為で何故こんな事にと、彼は事実を否定するように力なく首を左右に降る。 しかしいくら否定したところで、巨大なイチモツで突き上げられその衝撃に体が震えるたび、膨らんだ彼のそれから透明の先走りが溢れていた。 強大な雄によって体を蹂躙され、その印を体に刻みつけられることに喜んでいるかのように、股間へと血液が集中してゆく。 「ひぁっ、やめっ、ろぉ……ッ」 激しいピストンによって腹を内側から擦られるたび、自らのそれを内側から撫でられたような奇妙な感触が走り、背筋がビクビクと震える。 快感と呼んで良いかもわからない奇妙な感覚のはずが、口からは甘い声が漏れ、ねだるように腰が震えていた。 肛門がヒクヒクと収縮し、自分の意思とは関係なく再度の射精を求めるように肉棒を締め付ける。 じっとしていられず、今すぐ腰を動かしてより深く肉棒を受け入れたいという衝動に、自分自身で戸惑う。 (どうしちまったんだ俺は……) 体中を駆け巡る桃色の刺激に身をよじり嬌声を上げながら、ウォルフィーは呆然とした顔でそう自問した。 しかし考えるまでもなく、疑問は明らかであった。 「ひっ、け、ケツが……っ、腹がァ……ッ、変に……ぃ」 きっかけがなんであれ、彼の体が強引に犯されることを受け入れていた。肛門はいやらしく肉棒に吸い付き、より快感を得ようと腰が動いてしまう。 体の最奥を突き上げられるたびに堪えることのできぬ嬌声が口から漏れ、下腹部へとじんとした熱が篭もる。 チラリと見たグリードーのあの巨大なイチモツを自分の尻がすっぽりと飲み込んでいると想像すると、奇妙な興奮が胸を満たす。辺りに漂う雄の匂いすら興奮を引き立て、口の中によだれが溜まるのが感じられた。 そんなウォルフィーの変化に気づいたかのように、両腕を拘束していた触手が緩み、するすると床へ戻ってゆく。これでグリードーへ反抗することが可能になったが、その手がまず伸びたのは自らの股間であった。 「はっ、はぁ……ッ、うっ、あ……ぁ!」 自らの先走りでぐちょぐちょに濡れたイチモツを掴み、一心不乱に擦り上げる。その快感すら、以前行った自慰とは比べ物にならないほど巨大になっていた。 まるで性感帯の感度が何倍にも引き上げられたかのようで、発情期の犬のように性欲以外の事柄が頭から締め出されてゆく。 旧友に犯されながら一心不乱に自慰にふけるというこの異常な状況も、最早彼の目には入っていなかった。 『グォオオオッ』 グリードーが唸り声を上げる。ウォルフィーはそれに応えるように腰を動かしながら、蕩け切った瞳で期待するように旧友の姿を見上げた。 グリードーの口から漏れるよだれを顔に受け止めながら、彼自身も大口を開けてだらしなく舌を垂らしている。 互いに快感を貪る以外のことは頭から締め出され、カクカクと腰を動かし続ける。それはまさに獣同士のまぐわいだった。 激しく腰を打ち付けるたびに、肛門から溢れた精液が大きな水音を立てる。 周囲に漂う強烈な雄の匂いに陶酔していくかのように、二匹の獣はさらに激しくまぐわい合い、再び絶頂へと近づいていく。 腹の中で肉棒が大きさを増す感触に、ウォルフィーが媚びたような声を漏らす。屈服した犬が腹を見せながらしおらしく鳴くそれである。 その屈服のサインに答えるかのように、グリードーが深く腰を押し付け、再びその体の最奥まで肉棒をねじ込んだ。 「あひっ、あぁああっ!」 最早隠すこともなく歓喜の声を上げながら、ウォルフィーは背筋を弓なりに逸らし、絶頂へと達した。 右手で掴んだ肉棒から、びゅるびゅると激しい勢いで精液が溢れ、自らの胸や顔までもを濡らしていく。 それでも手の動きは止まることがなく、絶頂に達した肉棒をさらに扱き上げ、その快感に体が痙攣し、肛門はより一層強く肉棒を締め上げた。 その巨根を根元までウォルフィーの体内に埋めたグリードーにとって、その締めつけが止めとなる。太いしっぽがビクビクと震え、肛門がきゅっと締まると同時に、途方もない熱さと量を持った精液が再びウォルフィーの体内へと流れ込んだ。 『ガァアアアアアアアアアッ!』 ――ごぷっ、どぷうううう!! 最初の射精よりも大量の精液が腹の中に溢れかえる。その熱と隅々までも蹂躙され尽くす快感に、ウォルフィーは蕩け切った瞳で宙を見上げていた。 膨れ上がった腹の中に溜まる精液の熱に、頭までも煮立ってしまったかのように、物事を考えることができない。 ただ、これではまだ足りないことだけは明らかであった。顔に飛んだ精液を指ですくって自ら口へと運びながら、再び腰を振り始める。 グリードーの肉棒は未だ萎える様子を見せず、まだまだ行為を続けることができそうであった。 口の中に広がる精液の味に興奮を高めながら、自然と口角がつり上がってゆく。旧友と同様に、彼もまたただの獣へと堕ちていた。 ××× 数時間に及ぶ行為を終えたとき、部屋の中は噎せ返るような雄の匂いで満たされ、ウォルフィーは水たまりのように広がる精液溜まりの中心でぐったりと倒れていた。 最早開きっぱなしの肛門からは精液を垂れ流し、腹は妊婦のように膨らんでいる。肛門が締りを失ってから、代わりに射精を受け止めていた口からも精液がこぼれ落ち、全身の毛皮に雄の匂いが染み込んでいた。 幾度グリードーの射精を受け止め、同時に自身も射精したかもわからぬ程に行為を繰り返し、心身ともに消耗しきったまま、ウォルフィーは虚ろな目で蹲っていた。 その横では、やはり知性を感じさせぬ獣の顔つきをしたグリードーが、事切れたように蹲るウォルフィーを見下ろしていた。 反応がなくなるまでウォルフィーを犯し尽くした後、まるで指示を待ってでもいるかのようにその場で立ち尽くしていたが、その巨体をようやくのそのそと動かした。 ウォルフィーの大きな尻尾を掴み、脱力した体をずるずると引っ張る。その股間では、数え切れないほどの行為を繰り返したイチモツが萎え、するするとスリットへ収納されてゆく。 ウォルフィーの体が通過した床の上に、その体に染み込んだ精液が後を引く。体をよじる余力は既になく、引きずられながら眼球だけを動かしてその跡を眺め、随分と激しい行為をしたものだと実感した。 グリードーはウォルフィーの体を部屋の中央まで運ぶとその場で手を離す。同時に壁の一角が裏返り、台座の設置された奇妙な機械が現れた。機械がにわかに光り、それと反応してグリードーの体が炎の粒子となって台座へと吸い寄せられ、台座にはまるで故意に穢されたかのように黒ずんだソウルドールが残っていた。 その様子を虚ろな目で眺めていたウォルフィーも、何か不穏なものを感じ取りはしたが、今はもうそれもどうでも良いと思える程に精根尽き果てていた。 蹲るウォルフィーを囲むように、床から四本の柱が伸びる。まとわりつくような危機感を覚えるが、出来ることなどなにもない。 柱が光を放ち、体が土の粒子となって分解されていくのが感じ取れた。それはソウルドールにカムバックされる時の感覚と似ていたが、異物が混ざり込むような奇妙な違和感を伴う。 柱から溢れ出す黒い粒子が、分解の始まったウォルフィーの体を包み、混ざり合おうとしていた。心身ともに疲れきった彼はそれに抵抗することさえもできず、為すがままソウルドールへと姿を変えてゆく。 ――からん 一瞬激しい光を放った後、四本の柱の中央にウォルフィーのソウルドールが音を立てて落ちる。先ほど見たグリードーのものと同様に、不穏に黒ずんでいた。 壁から再び機械の触手が伸びる。穢されたソウルドールを回収し、どこともしれぬ場所へと運んでゆくのだった。 終