寄稿物:怪獣エロ。ゴ◯ラがメガ◯ラスに犯される
Added 2018-06-20 12:12:08 +0000 UTCゴジラの巨大な身体がぐらりと傾く。水没した渋谷の街に影が差し、轟音を立ててビルを粉砕しながら超重量の巨体が倒れ込み、地響きが鳴り渡ると同時に水面は津波のように荒れ狂っていた。 仰向けに倒れこんだ形のゴジラであったが、未だ些かもその闘志は削がれていないらしく、身体を起こそうと身を捩りながらぎろりと鋭い眼光を宙に向ける。 彼の頭上には二体の巨大な影が飛び交っていた。凶悪にその体を発達させた蜻蛉を思わせる、古代から復活した巨大な怪獣、メガギラスであった。 そのうちの一体と交戦していたゴジラであったが、突如として現れた二体目の攻撃によって流石の彼も体制を崩し、こうして地に付しているのである。 円を描くようにゴジラの頭上を旋回していたメガギラスたちは、倒れこむ怪獣王へのさらなる攻撃を加えようと、4枚の羽を素早く動かし、急降下をかける。 ゴジラはその二体の動きを目で追いながら、ギザギザと牙の並んだ口を大きく開いた。体内を流れる規格外のエネルギーが収束し、背びれが瞬くように発光する。 ――グォオオオオオオオッ! 大地を揺らすような咆哮が響き渡ると同時に、宙を舞い迫る二体の怪獣へと向けて、凄まじい熱量を持った放射熱線が放たれた。 直撃を受ければ無事では済むまい一撃を、メガギラスたちはひらりと避けてみせる。ゴジラは首を動かしてその動きへと追随するように続けて熱線を放つが、二体を同時に狙うことは出来ない。狙いをつけられた一体は距離を取るようにしながら熱線を避け続け、その間にもう一体がゴジラの懐へと迫る。 倒れたままでは他の攻撃手段もない。背びれを震わせながら、熱線を放つための準備動作へと入る。再び背びれが光を放ち、収束したエネルギーの奔流が外しようもない近距離で放たれようとしていた。その間際、メガギラスの尾の先端から突き出る鉤爪のような針が、ゴジラの腹部へと突き立てられた。 力の抜けるような虚脱感が彼の体を包む。体内で収束したエネルギーは放たれること無く霧散し、開かれた口からはただ咆哮が漏れるのみである。 鉤爪のついた六本の脚はがっちりとゴジラの胴体を捕え、そこに突き立てた尾からゴジラの体内を流れるエネルギーを吸収し続けていた。この状態が続くのは不味いと、ゴジラの闘争本能が告げていた。逞しい両腕を振り上げ、メガギラスの頭部へ向けてズドンと振り下ろす。メガギラスの口からは呻き声とも思えるような鳴き声が漏れるが、それでも身体に食い込む鉤爪に込められた力は些かも衰えない。それどころか、ゴジラのエネルギーを吸収した分だけ力を増しているかのようだった。 幾度も振り下ろした両腕に、メガギラスの日本のハサミが迫る。頭部の甲殻を右腕で掴むと同時に、その腕に二本のハサミが喰らい付く。鋭い刃が表皮を切り裂き頑丈な筋繊維に突き立てられ、血を滴らせていた。だがそれと同時に、怪獣王の満身の力がメガギラスの頭部へと加えられる。メガギラスの刃が逞しい腕を両断しようとする以上の速さで、 ゴジラは相手の頭部を引き千切ろうとしていた。そして徐々にではあるが、メガギラスの首元からは異音が響き、その耐久力の限界へと近づいてゆく。その手応えからゴジラは勝利を確信し、咆哮を上げながら更なる力を込める。 だが直後に訪れたのは期待した勝利の感触ではなく、肩口に走る痛みであった。 ――ガアァァッ コジラが唸るように叫びながら身を捩る。さっきまでの攻防の間にもう一体のメガギラスはゴジラの元へと迫り、その体に尾針を突き立てていた。 腹部と同様、肩口から急速に脱力感が広がってゆく。体から力が抜け、腕を上げることさえ難しいほどの疲労が体を包む。メガギラスの頭部を掴んでいた指先からも力は抜けてゆき、右手はそこから力任せに引き剥がされ、緩慢な動作で動く指先が空を切る。 右腕はねじり上げられるようにして、背後に広がる瓦礫の山に押し付けられる。力の抜けた腕へと刃が更に深く食い込み、大量の血液が溢れ出していた。メガギラスのハサミを左手で引っ掻いて抵抗するが、脱力し切った今の状態では、メガギラスの甲殻に薄く傷をつける程度しか出来ない。 緩慢な動作で身を捩ると、メガギラスはそれを制止するかのように、腹部に突き立てた針をぐりぐりと動かす。腹の中を掻き混ぜられる感覚にゴジラが苦しげに呻くが、抵抗をやめることはない。最後の瞬間まで決して諦めぬという意志の現れか、怪獣王としての矜持か、絶望的な状況の中でもその眼光は些かも陰りを見せない。 そんなゴジラの意志を察したのか、もう一体のメガギラスは肩口に突き立てた針を一度抜き放つ。瓦礫の山をかき分けるようにしてゴジラの背後に隙間を作ると、その体の作りを確かめるように、首筋から背筋の中ほどまで背びれの間を縫うように尾先でなぞった。 ゴジラの中で燃え続ける熱くたぎるような本能とは違う、冷酷かつ無慈悲な昆虫としての本能の命じるまま、その背の中心へと尾針をあてがう。何かを感じたのだろう、ゴジラが激しく身体を揺すって抵抗し、太いしっぽをバタバタと動かして大地に打ち付ける。しかしどれも決定的な抵抗とはならず、背後のメガギラスの動きを阻害することは出来なかった。 背筋に鋭い痛みが走る。針が体表を貫いて背骨へと到達していた。鋭利な針が探るような動きで背骨の節を撫で回し、やがてその先端をその合間に割り込ませようと力を込めた。メガギラスの鋭いハサミを持ってしても両断することは不可能であろう強度を持った骨格であったが、継ぎ目を狙われてはどうしようもない。メガギラスの針はいとも容易くその内部へと突き入れられ、剥き出しの神経を引き裂いた。 ――ガッ、ゴッアァ、グオオオオオオオオッ!!? ゴジラがこれまで一度として発したこともない、断末魔のような咆哮を上げる。手足は己の意志とは関係なく小刻みに痙攣し、おおよそ目的を感じさせぬ挙動を繰り返す。ゴジラ自身も、神経を引き裂かれる激痛とともに訪れた身体の異常に対して困惑している様子であった。 その痙攣が収まるのを待つこともなく、二体のメガギラスは次の行動へと移る。すぐさま血の滴る尾針を引き抜くとと、尾の先端をゴジラの下腹部へと押し当て、弄るように擦り付ける。程なくして目当ての場所が探り当てられる。爬虫類を思わせるゴジラの容貌ならば、あって然るべきである総排泄孔のスリットに尾先の爪を引っ掛け、中の秘肉を露出させた。 四肢や尻尾と同様に、その穴もビクビクと痙攣しており、ぱっくりと開かれた入り口からは粘膜の収縮する様子が確認できる。湿り、熱の篭もった淫肉は、ゴジラの意思に反して誘っているようにさえ見えた。 目当ての器官を見つけた二体は、尾をくねらせるようにしながらそこへと擦り付ける。やがてその先端が口を開けるように開き、粘液の滴る肉色の突起が姿を表した。 縄張りを作る上での邪魔者を無力化したのだから、次の行動はもう決まっている。……繁殖であった。メガギラスたちは互いの尾先から露出させた卵管をこすり合わせる様にしながら、開かれたゴジラの肉穴を抉じ開け挿入する。同時挿入によって限界まで押し拡げられ張り詰めた穴は、それでもなお痙攣を繰り返して卵管を締め上げる。 ――ッ、ガッ、アァアアッ! 本来使うべきでない目的にその穴を使用され、粘膜を擦り上げられる感覚に、ゴジラが苦しげに呻いていた。身体の自由は利かずとも感覚は残っており、異物が体内深くへと侵入してゆく嫌悪感から逃れようと、思い通りに動かぬ身体をそれでも必死に揺すっている。 メガギラスたちは、中の様子を確かめるようにしきりに尾を動かし、卵管を用いてゴジラの腹の中をずぼずと掻き回している。まるで交尾のそれであるが、これはそれよりも一方的な繁殖活動であった。 ゴジラの体内奥深くまで卵管が侵入を果たすと、メガギラスたちの尾が歪に膨らみだす。胴体から何かが押し出されるかのように、その膨らみがゆっくりとゴジラの方へ進んでいく。限界まで押し拡げられたスリットを更に強引に抉じ開け、その膨らみがゴジラの体内へと飲み込まれてゆく。 苦しげな呻き声を響かせながらゴジラが身悶える。身体は反射的に痙攣し、尻尾がピンと伸びるようにしながら揺れる。球体が粘膜を擦り上げながら奥へ奥へと進んでゆくその動きによって、感じたこともない未知の刺激が背筋を駆け抜けた。 やがて、総排泄孔から繋がるゴジラの腸内奥深くに、巨大な球体がごろんと産み落とされる。ゴジラが持つ規格外のエネルギーを吸い出し、それを糧に生成された巨大な卵の中には、どこかゴジラの形質を受け継いだ形状をしたメガヌロンが身を丸めていた。 吸い上げたエネルギーはまだ底をつくことはない。メガギラスたちの体内では新たな卵が生成され、それは卵管を通って次々とゴジラの腸内へと送り込まれてゆく。繰り返し繰り返し、狭い入り口を押し拡げながら卵が侵入し、いつの間にか濡れそぼった粘膜を擦り上げながら奥へと進んでゆく。 ――カッ、ヒュ、……ッ ゴジラの口からは声もなく吐息が漏れ、時折り抵抗するように首を振るたび、よだれや鼻水が飛び散る。結合部からは粘液が溢れだし、ぼたぼたと地面に垂れ落ちていた。繰り返されるつど、ゴジラの腹部も目に見えて膨らみを増し、大量の卵が体内に産み付けられていることを示していた。 大きく盛り上がった腹の中へと、メガギラスたちは更に卵を産み落としてゆく。幾度も押し拡げられたスリットは、赤く腫れ上がった生殖器官と化して卵を受け入れ続けている。 やがてまた新たな卵がその淫穴を通過する瞬間、内側から押し出されるようにしてゴジラ自身の屹立がびゅるんと姿を表した。敏感になった粘膜を幾度も内側から刺激されるうちに、抗いようのない性感がゴジラの雄を奮い立たせていたのだ。 ――ガァッ、アァァッ! ゴジラは苦しげに嘶きながらも、腹の中を擦り上げ男根を内側から押されるような刺激に悶え、固く勃起したそれから噴水のような先走りを溢れさせる。命の危険に昂ぶった神経が淫らな刺激によって満たされてゆく場違いなその快感に、怪獣王は困惑しながらも確実に染め上げられ始めていた。 大量の卵で埋め尽くされた腹の中が蕩けるように熱い。異形の昆虫たちの脈動が体内を木霊し、ゴジラの意思とは関係なく身体はそれを受け入れているかのようだった。 ごりゅうっと胎内で卵が掻き混ぜられ、敏感になった肉壁をやたらめったらにこすり回される。その名の誇りさえも忘れた様子で、ゴジラは無様に痙攣し、そそり立つ男根を震わせた。 ――グオッ、オォオオオオオオッ! 唯一自由に動く首を、狂ったように振り回す。口の端からは泡だった唾液が飛び散り、未開かれた口からは涙が溢れだす。絶え間なく身体を突き抜ける刺激に思考が混濁し、意識が真っ白になってゆく。メガギラスたちは尾を震わせながら、ゴジラの胎内に敷き詰められた大量の卵を混ぜ返していた。 まるで妊婦さながらに膨らんだ腹を蠢かせながら、ゴジラは掠れた咆哮を繰り返しその無様な姿を曝け出す。絶え間なく続く波のように身体を駆け抜ける快感に、ついに絶頂へ導かれようとしていた。 ――ゴッ、ゴオアアアアアアアッ!? 泡だった涎を撒き散らしながらゴジラが咆哮を上げる。その瞬間、固くふくらんだ股間から白濁色の液体が溢れだす。びゅるびゅると噴水のように溢れだした精液の中には、目視できるほどの大きさの精子が泳ぎ回っていた。しかしそれも今は意味もなく体外へと放出され、地に落ちてのたうち回るのみである。 メガギラスたちはなおも執拗にゴジラの胎内を掻き混ぜ、射精直後のゴジラは苦しげに身悶えながらも、さらなる絶頂へと導かれてゆく。刺激によって緊張と弛緩を繰り返す肉穴が再び大きく拡げられ、更に無数の卵がその門を通過しようとしていた。膨らんだ腹が破裂する寸前まで卵を産みつけようという算段なのか、その行為にまだ終わりは見えない。 ゴジラは拒絶するように首を振り続けるが、絶頂へと導かれ大量の精液を吐き出すたび、その動作すらより緩慢になってゆき、やがて諦めたように動きを止めた。かつての怪獣王はメガギラスの苗床として無様な姿を晒し、横たわるのみである。 やがてゴジラの胎内へと限界まで卵を産みつけたメガギラスたちは、卵管から粘度の高い白濁色の液体を排出しながら、尾を引いてゴジラから生殖器を引き抜いてゆく。赤く腫れ上がりガバガバに押し拡げられた淫穴は粘液によって塞がれ、産み付けられた卵がこぼれ落ちることすらもなくなった。 白目を剥いて気絶するゴジラをその場に残し、メガギラスたちはさらなる繁殖の場を求めて飛び去っていくのだった。 そして、ほどなくしてゴジラの体に異変が始まる。 ――ギャ、ギ……、ッ…… 息の詰まるような圧迫感に咆哮すら上げられず、ゴジラが小さく呻く。身体を奇妙な感覚が包んでいた。時間が経過しようと体力は回復せず、それどころか消耗が増してゆく。そしてそれに伴って、膨れ上がったゴジラの腹が更に歪に膨張し始めていた。 産み付けられた卵はゴジラの体内を流れるエネルギーを糧にその大きさを増してゆきながら、更には苗床であるゴジラの身体を作り変えてゆく。腹部ははち切れることもないまま膨張を続け、その体よりも大きく膨らんでいた。多量のエネルギーを吸収し続けるメガギラスの卵は淡く発光し、液体に満たされ風船の様に膨らんだゴジラの腹の中で蠢く様子が透けて見える。 身動きすらとれぬまま、己が怪獣王からただの苗床へと堕ちたことを見せつけられることしか出来なかった。体中のエネルギーを体内に巣食う害虫たちに吸い尽くされながらも、無限とも言える生命力が尽きることはなく、朦朧とした意識のまま生き続ける。 ――ッ、……ッ もはや声も出ない。いつ終わるとも知れぬ一方的な搾取に、心を絶望に染め上げられながら、ゴジラはただそこに横たわるのみであった。 終