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【ケモヒーロー】操られたクライウルフが父親を籠絡してゆく話 続編

ピクシブに投下したやつの続編になります 元ネタの同人誌読んでないとわかりにくいとこあるかも https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10305883 7. 「……っ」  がちりと音が鳴ると同時に胸元へと走る鋭い痛みに、私は声を上げるほどではないにせよ、わずかに顔を顰める。  ぷっくりと膨らんだ乳房がピアッサーによって貫かれ、淡く血が滲んでいた。……ああ、傷を負うだなんて、いったいどれほどぶりのことか。  戸惑いと、わずかばかりの不安。そんな私の表情を覗き込みながら、ルイは妖しく笑う。 「そう不安がるなって。すぐに慣れるさ」  そう話しながら、鋭い針が私の乳首から引き抜かれる。ルイはベッド脇のサイドテーブルに置かれた銀色のピアスを手に取り、手際よく私の右の乳房へと取り付けた。……そして、次は左側へとピアッサーをあてがう。  私は背筋に冷や汗を滲ませながら、ルイの所作を見守った。身体を守るスーツの機能をオフにして過ごすのは、例えるならばシートベルトを締めずに運転をしているような気分にさせられて、どうにも落ち着かない。  たとえそれが慣れ親しんだ自宅のベッド、幾度となくルイの腕に抱かれて過ごした、この星で最も安らげる居場所だとしてもだ。 「――っ」  左の乳房をピアッサーが貫く。太い針を赤い血が滴っていた。ルイが銀色のピアスをもう一つ摘み上げ、紅潮した乳首へと取り付ける。  若いルイには及ばないが、私でも数時間と経てば傷は癒えているはずだ。私が小さく息を吐き、肩の力を抜くと、ルイは労うように私の鼻先をちろりと舐める。柔らかな舌先の感触とともに伝わる、ゴツゴツとした硬い鉄の肌触り。  ルイは不満げな私の視線を嘲笑いながら、口を開けてその舌先を見せつける。……曇りなく磨かれたピアスが長い舌に取り付けられていた。  それだけではない。従順な息子を演じる必要がなくなった故か、ルイの風貌は以前から変化し始めていた。  右の耳にはリングピアスが3つもじゃらりと並び、たくましく割れた腹筋に浮かぶ臍の上にも、銀のボールピアスが取り付けられている。  彼は、有ろう事か私の預かり知らぬ場所で、その体を無防備に他人へと預け、穴を開けていたのだ。ようやくヒーローごっこから卒業してくれたというのに、悩みのタネは尽きない。 「ルイ、以前からそういった若者らしいお洒落がしたかったのかもしれないが、しかしだな……」  私が最後まで話し終わらぬうちに、ルイはこれ見よがしに大きな溜息を吐いてみせる。小言は十分だと言いたいらしい。 「そんなだから、人生楽しめないんだよ。城二は」 「は……?」  ルイが肩を竦めながら言い放った言葉に、私は思わず目を丸くしながら声を漏らす。 「俺たちはもうこの星で生きるしかないのに、コンドームみたいなスーツに包まれたままじゃ、いつまで経っても異邦人のままだろう。俺は、そんな生き方は願い下げだ」  あまりにも若く、そして眩しくもある言葉だった。体に穴を開け、現地のアクセサリーで飾るのも、この星に根を下ろそうという意識の現れなのかもしれない。  全く合理的とは言えない考えだが、それは私の生き方に対するルイなりの疑問の提示だった。  ここを自分の居場所として受け入れ、その中に溶け込もうとするルイと比べ、私はこの星で一体何を見つけただろうか。……ただ表面を取り繕うだけの空っぽの日々を維持する姿は、ルイの目には奇異なものに映っていたのだろうか。 「……口は悪いが、お前なりに考えていたわけか」  ルイは得意げな顔で頷いて、私の言葉を肯定する。言って聞かせたところで、無防備に過ごすことをやめてはくれないのだろう。  全く、若さというものは恐ろしい。ただリスクを背負うだけの考えを名案だなどと思っているのだから。……だが、それ故に私が心の何処かに今も抱え続け捨て去ることのできぬ郷愁を、ルイは完全に振り切っているのだ。  リスクを背負ってまで、ルイが真にこの星の住人の一人になりたいというのであれば、私は――。 「まあ、所詮は気持ちの問題だ。押し付けるつもりもないさ。……それよりも」  口を真一文字に結んで葛藤する私へと、ルイが覆いかぶさってくる。私は白いシーツの上に押し倒され、ルイは息を上気させながら妖艶に笑う。  ……先日、野外で行われた淫らな宴でもそうだった。ルイの見せる、自分がどれだけ性的な魅力を持っているかを自覚した振る舞いに、私は息を呑む。ルイはもはや、その好色さを、淫蕩さを、私に隠しはしない。  私の知らない間にどれほど姦淫に励んだのか、太い指先が娼婦もかくやという淫らな手つきで私の体をなぞり、極上の愛撫によって昂ぶらせてゆく。  焦らすようにズボンの上から尻を撫でられるだけで、肛門がじゅんと疼いて下腹部に熱がこみ上げる。気づけば呼吸は荒くなり、期待を込めた目つきでルイを見上げていた。 「る、ルイ……っ、あまり、焦らさないでくれ……っ」 「近頃の城二は随分堪え性がないな。……まあ、今夜は俺も城二に見せたいものがあるし、もったいぶるのはやめておこうか」  ルイはそう話しながら、ベルトを緩めズボンを下ろしていく。私は生唾を飲み込みながらそれを見つめつつ、辛抱できずに自らズボンを脱ぎ始めていた。  熱く疼く雌穴を唾液で湿らせた人差し指を押し付けると、そこはするりと指先を受け入れ、肉癖から分泌された粘液が溢れ出してくる。  ぐちゅぐちゅと水音を立てて自ら尻を掻き回し、抑えきれぬ喘ぎ声を漏らし続けながら、ルイの男根でテントを張るボクサーパンツへと熱い視線を向ける。その肉棒の熱を、匂いを、頭に思い浮かべるだけで口の中に唾液が溜まって止まらない。  いつから私はこんなにも淫らに堕ち果ててしまったのだろう。ルイの汗ばんだ体から発散される雄の臭気を嗅ぐだけで、有りもしない子宮に熱が籠もってゆく心地だった。 「……こいつを挿入れられるのが、楽しみだろう?」 「――ッ!」  ルイがボクサーパンツの中に手を入れて、得意げな笑みを浮かべながら熱く屹立した剛直を取り出す。薄明かりに照らされる使い込まれたそれは、しかし昨晩とは全く異なる様相を呈していた。  血管の浮く黒ずんだ表皮は内側からボコボコと盛り上がり、まるで上級者向けの派手なバイブの如き外観となっている。ルイの雄竿のその皮下には、今や無数の凹凸に包まれた真珠入りペニスだ。  目を丸くして驚く私の姿を見つめながら、ルイは心底満足気にけらけらと笑う。そして私の胸の上に座り込んで、異形と化した男根を鼻先に擦り付けられる。  逸物は亀頭を覗いて余すところなくシリコン玉を埋め込まれ、その平坦なだけのただの男根とはまるで違う刺激を感じさせる。  我慢できずに舌を巻き付けて口に含むと、その感触をよりはっきりと感じ取ることができた。先走りの味わいに舌鼓を打ちながら私は夢想する。もしこの凶器のような肉棒で雄膣を貫かれ、掻き回されてしまえば、一体どうなってしまうのか。  考えるだけで下腹部の疼きが際限なく膨れ上がるああ、早く欲しい。早くその肉棒で私を雌にしてくれ。 「んっ、じゅる、はぁ……っ、ルイ……ッ、早く、早く挿入れてくれ!」 「まったく、本当に"待て"ができない奴だな」  ルイは方を竦めて呆れ声を出して見せながらも、すっかりその気にはなっているようだ。蕩けるように熱い吐息を漏らしながら、私の太ももを抱え、すでに自身の手で準備を終えその瞬間の訪れを待つ淫門を露わにする。 「あぁぁ――ッ」  これ以上なく敏感に出来上がった淫肉へと肉棒の先端が触れる。それだけで背筋がゾクゾクと震えて腰が浮く。期待に雌穴がひくひくと痙攣して止まらない。ああ、私はなんてはしたない雌犬と成り果ててしまったのだろう。 「――お゛お゛お゛ッ、すごっ、い゛い゛ッ!」  イボイボの凹凸で飾り立てられた肉棒が、雌穴を通過して粘液にまみれた肉癖を擦り上げる。今まで受け入れたどんな肉棒も、どんな淫具も、この刺激と比べれば子供の玩具でしかない。  ああ、ルイ……ルイ……! ボコボコ盛り上がった凹凸が肉癖を擦り上げるたびに、体が震えてしまう。ただの肉棒を突き入れられるだけのセックスとは、快楽の情報量がまるで違う。  両脚をルイの腰に絡め、両腕で汗ばんだ体を力強く抱きしめ、私は嬌声を上げ続ける。すごい、すごい、すごい。そればかりが頭に浮かぶ。 「喜んでくれたみたいで、俺も嬉しいよ」 「お゛ッ、お゛ぉん゛ッ、ふっ、あぁぁぁっ!」  ルイが私の耳元へと語りかけながら、首筋を指先でなぞってゆく。これ以上の刺激を加えられては、頭がパンクしてしまいそうだった。  瞼の裏で火花が散っている。他の行為では到底味わえるはずもなかろう快楽の波が寄せては返し、理性を蕩かしてゆく。 「なあ城二、次はこの使う当てもねぇチンポを、ピアスで飾り立ててやろうか」  ピストンを受けるのたびに揺さぶられ、先走りを飛び散らせるだけの肉棒をルイの手のひらに包み込まれる。それだけで私は容易く絶頂へと達して、びゅるりと白濁色の液体を吐き出していた。  溢れ出す精液をローションの代りにして、ルイは私の肉棒を扱き続ける。  ああ、なにか変だ。妙な感覚がこみ上げてくる。でも、何も考えられない。ルイのイボイボちんぽがケツの中を掻き回して、あぁ……ッ、こんな快感が、この世に存在していたのか……! 「い゛ッ、ひぎッ、こわ、れるぅッ!」 「ああ、壊れちまえ」  ルイの甘い囁きが頭蓋の中にリフレインする。ちんぽから、尻から、とめどない刺激が押し寄せて、頭がおかしくなる。前も、後ろも、イきっぱなしだった。  ああ、だめだ。ほんとうに……ッ、おかしくなって、しまう……! 「お゛ッ、お゛ごッ、お゛お゛ぉおッ!」  腰の痙攣が全身に伝わっていく。体中がちんぽになったみたいに気持ちよくて、ガクガク震えて、腰が浮き上がって――なにも、かんがえられない。 「――ッッ!」  ルイのイボイボちんぽが腹の中で震えて、びゅるびゅると子種を吐き出している。熱い液体で雄膣を満たされ、ベッドの上で私の体が大きく跳ね、そして……。  ――じょろろろお……  ルイの手の中ですっかり小さく萎えきった私の肉棒から、黄色い液体が溢れ出して止まらない。手のひらで亀頭を擦り上げられるたびに溢れ出して、シーツを黄色く染めていく。  恥ずかしさに涙さえ込み上げてくるのを感じながら、それでもルイの手は止まることなく私を責め立てて、無様な失禁姿を晒し続けるしかない。  嗚咽じみた喘ぎ超えを上げ萎縮する私を、ルイは優しい手つきで抱き寄せながら、ルイはようやく萎縮しきった男根を開放し、私の耳元へと囁く。 「城二、俺がお前を変えてやる」  雌へと堕ち、男根を付き入れられてよがり散らす淫乱と化した私を、これ以上どうするつもりなのか。  未知の場所へと引き込まれてゆく不安が脳裏をよぎる。しかし、それ以上の期待が背筋がゾクゾクとして堪らない。  疲れ切った体をぐったりとベッドに預けながら、私はルイの金色の瞳を真っ直ぐに見つめる。  ルイ、お前はまるで蛇だ。私はすでに飲み込まれ、なすがままお前に従うしかできなくなりつつある。  蕩けるほどに甘美な禁忌の誘惑は、するりと私の胸を満たしていった。 8.  とても奇妙な気分だった。ブルーライトで照らされた薄暗いロッカールームに幾人もの男が屯し、私を見つめている。欲情を隠しもせぬ、ねっとりとした視線が身体に絡みついてくる。  なんだか落ち着かなくて手先が震え、ロッカーのキーを思わず取り落としてしまいそうだった。  ……私の身体が、男たちの欲情を集めている。皆が皆、私を犯そうとしている。ただルイに捧げるために拡げ、感度を高めてきた雌穴が名も知らぬ男たちに蹂躙されようとしている。  私はどうしてしまったのだろうか。なぜだかそれを意識するほどに、下腹部に籠もる熱がどこまでも高まって、腰砕けになってしまいそうだ。 「ほら、大事なものを忘れてるぞ」  ルイが背後から肩に腕を回し、手に持ったそれを私の顔に被せる。こうしてマスクとスーツに身を包むのはいつ以来だろうか。ロッカーの内側についた小さな鏡には、マスクの下で蕩けた表情を浮かべる男が映っている。  ルイの活動によっていつしかヒーローなどという子供じみた絵空事のイメージが付加されたその宇宙服だったが、家畜のような鼻輪を取り付けられ、だらしなく舌を垂れ下がらせた狼の顔を取り繕うことはできていない。  全身にピタリと張り付くスーツには、乳首や男根を淫らに飾り立てるピアスの形までくっきりと浮き出て、まるで私が淫乱なマゾ犬なのだ宣伝しているように感じられた。  そう考えるだけで、股ぐらに血液が流れ込んでゆく。固く勃起した肉棒の形に合わせてスーツは自動で変形し、私は自らの欲情を隠すことすら許されない。 「手は後ろにまわして、胸張ってろよ?」 「……ッ」  ルイからそう命令される。姦淫の快楽を嫌というほどに刻みつけられた桃色の頭では、もはや抗うという選択肢すら浮かばない。私はルイの言葉通りに、背筋を伸ばしてピアスの形が浮き出た胸板を見せつけ、固く勃起した肉棒を揺らしながら、ルイの後ろをついて歩く。  ロッカールームをうろつく男たちがすれ違いざまに私の尻を撫で上げ、いやらしい手つきで胸板を揉み上げ、「変態ヒーロー親子」と野次を飛ばす。私はそのたびに背筋を震わせながら甘い吐息を漏らしていた。  見知らぬ男たちに痴態を晒す自身を、今や私は愉しんでいる。恥辱に悶えながら興奮を強め、いきり立つ男根の先端から先走りの液体を滴らせる。  通路の奥の薄暗い広間から、男の喘ぎ声が響いていた。私は今からその淫蕩の坩堝の中に堕ちて、混ざり合うのだ。それは、ルイが教えてくれなければ、決して知ることのなかった悦び。この星にやってこなければ、想像すらしなかった快楽。  ああそうか。ルイは、私にこれを教えたかったのか。生きる悦びなど考えもしない、機械じみたつまらない男だった私を、救いたかったのか。  ……視界の全てが桃色に輝いて、以前とはまるで違って映っていた。……私はここにいる。求められ、繋がっている。その悦びを噛み締めながら、私たちは男たちが乱交に耽る広間へと入室した。  僅かばかりの灯りに照らされ、柔らかなマットレスの敷き詰められた部屋の中、私は犬が芸をするような姿勢でその場に座り込む。腰を打ち付け合う音が、愛液が飛び散る淫らな音が、下腹部にじんじんと響いて尻が疼いてたまらない。 「はっ、はっ、はっ……!」  私は犬のように舌を垂らし、熱の籠もった息を吐きながら部屋の中を見回す。ああ、誰でもいいから早くこの飢えを満たして欲しいと。  その視線が、部屋の端で壁を背もたれに休憩していた猪の男と重なる。筋肉と脂肪の両方がついた太い身体はじっとりと汗ばんでいて、すでにある程度楽しんだ後のようだったが、それでも私の姿に感じるものがあったらしく、重々しい動作で腰を上げのそりのそりとこちらへ歩み寄る。 「よくできたコスプレじゃねぇか」  猪がルイと私を見つめ、感心した様子そう言った。腸液と精液に塗れたまま、未だ乾いておらずぬらぬらと艶めかしい光沢を放つ肉棒がちょうど私の眼の前で垂れ下がり、匂いを嗅ぐだけで唾液が溢れて止まらない。  物欲しそうに肉棒を見つめ、ムズムズと腰を揺らす私の姿に、猪は小さく鼻を鳴らし、萎えていてもなおそれなりの大きさを持つそれを右手で掴み、小さく揺らしてみせる。 「ティッシュ切れちまってなぁ、代わりに掃除してくれよ」  眼の前の男根を求めて唾液を垂らす私を嘲るように小さく笑いながら、猪がそう言う。やはり私達の姿はよほどの変態に見えるらしく、遠慮の欠片もない物言いだった。……だが、そんなこちらを軽んじた態度すら、今の私には興奮を掻き立てる材料に感じられてならない。まして、求められれば我慢などできるはずなかった。 「こら、がっつくなよ。……見かけ通りの変態だな」 「はふっ、ん……ッ、じゅる……、んっ」  ぬらりと肉棒を覆う精液と腸液の混ざりあった液体を、舌先で丹念に舐め取ってゆく。その雄臭で鼻腔を満たされれば、嬉しさのあまり尻尾がブンブン揺れるのを止められない。  尿道に残った精液を啜り上げ、口の中に広がる青臭い味わいが何故だかとても心地よく感じられてならなかった。  口腔の中で少しずつ大きさを取り戻してゆく猪の肉棒に長い舌を巻き付けながら、自ら尻に手を伸ばして、疼いてたまらない淫らな雌穴へと指を突き入れる。  くちゅくちゅと粘液にまみれた腸壁を擦り上げながら、すっかり固くなった猪の肉棒から溢れ出す先走りを飲み込んだ。  熱に浮かされて頭がボーっとする。準備はできているのだから、早く本物を突き入れて欲しい。 「……ッ」  そんな願いが通じたのか、背後からがっしりと腰を掴まれるのを感じた。ロッカールームですれ違った男たちの一人らしい、たくましく若い虎の獣人が、私の尻尾を掴んで腰を上げさせる。  猪の腰に腕を回して身体を支えながら、準備万端の雌穴を虎へと向けて、前座など要らないと腰をくねらせてちんぽを催促する。  さあ、早く。早く。……ケツの穴が疼いてたまらない。そこはもうちんぽを入れるための穴なのだから、頼むから早くしてくれ。 「おぉ……ッ」 「どんだけ我慢できねぇんだよオッサン」  挿入ってくる。ルイのようなイボイボはついていないが、それでも本物のちんぽだ。熱い熱い塊が腸壁を擦り上げ、S字結腸を小突いているのが分かる。  生ハメセックスを繰り返すたびに、尻の感度が上がってる気さえした。キュッと力を込めて締め上げてやるたびに、チンポの形が脳裏に浮かび上がる。カリ首が直腸をこすってゆくのがはっきりと感じられる。  ちんぽを内側から押されてゴシゴシされてるみたいで、スーツに浮かび上がったピアス付き雌犬ペニスから先走りが溢れ出す。 「はっ、あっ、ひっ、あひぃンッ、ん……!」 「ン……ッ、楽しめてるみたいだな、城二……っ」  そんな私を見下ろしながらルイが上ずった声で話しかけてくる。ちんぽをしゃぶり続けながら視線だけをそちらに向けると、ルイもまた複数の男たちと抱き合い、立ったまま背後から突かれつつ、大柄な熊獣人がその股ぐらに顔を埋めてルイのペニスをしゃぶっている。  気づけば、幾人もの男たちが私達を取り囲み始めていた。濃厚な情事に加わろうと手を伸ばしてくる者や、私達を見つめながらチンポを扱き出すものまでいる始末だ。……なんてもったいない。少し順番を待てば私の雌穴にいくらでも生中出しして良いのに。 「はっ、ヒーローってちんぽに勝てねぇんだな……ッ」 「んっ、んひっ、いぃっ、んん……ッ」  背後で若い虎がそう言い放ち、力強く腰を打ち付けてくる。……ああ、反論の余地もなくその通りだ。ヒーローなどというごっこ遊び以前に、この快楽に勝てる者などいるはずがない。  知ってしまえばもう抗えるはずがないのだ。虎のちんぽが雄膣をガツガツと突き上げる。肉壁にちんぽの形がくっきりと刻みつけられるのが分かる。これだ。これが幸せの形なのだ。  気持ちいい。気持ちいい。口を一杯に開いて喉で猪のチンポを扱き上げながら、腰を揺すって虎のチンポがより深く挿入ってくるように導く。なぜ私はこの星にやってきてから、この悦びを知らぬまま無為に十数年も過ごしていたのか。本当なら、私からルイに教えてやるべきことだったのに。 「おらっ、腰上げろ!」 「んんんッ!」  虎の手が私の尻を平手で打ち、バチンと派手な音が響く。スーツの防御機能はオフにしてあるため、この格好は本当にただのコスプレも同然で、じんと疼くような痛みが尻に広がる。  繰り返される平手打ちを受けるたびに、尻に熱が籠もって燻るような疼痛があとに残る。それが私に、ルイとそう変わらぬ歳の若者から、子供を躾けるように尻を叩かれているという事実を深く意識させた。  ……我慢もできない、はしたない雌犬なのだから、体罰で躾ける必要があるのも当然なのかもしれない。何より、軽いものとは言え暴力によって従わせられていると考えるたび、奇妙な興奮が胸に芽生えてしまうのだ。 「ケツ叩くたびに締め上げやがって、そんなに種付けされてぇかドマゾ」 「は、はい……ッ! マゾ犬の淫乱けつまんこに、種付けしてください……っ!」  乱交部屋に響くような勢いで、吠えるように叫ぶ。奇妙な高揚感があった。身体に巻き付いた鎖が砕け散るような、決定的な一歩を踏み出したかのような感覚。  じゅぱん、じゅぱん、と勢いよく腰が打ち付けられる。再び口に含んだ猪のペニスがビクビクと震えている。前も後ろも、今にも爆発しそうだった。……もちろん、私自身も。 「んんっ、ん゛ッ、ふぅ……ッ!?」  口をふさがれた私のうめき声と重なって、頭上から二頭の雄の咆哮が重なる。そして……。 ――ビュルっ、びゅくぅうう!!びゅるる!  腹の中に、若さが弾けるような勢いで精液が流れ込んでくる。それと同時に喉の奥へと猪のちんぽを突き入れられ、どくどくと熱い液体が流れ込んでくる。  息苦しさに悶えながら、口の中に広がる精の味に意識が昂ぶっていくのを感じた。これだけでは足りない。もっと、もっとと、唾液が溢れ出す。興奮がそうさせるのか、雄の精液が美味に感じて仕方なかった。  肛門を締め上げて虎の男根に残る精液を最後の一滴まで絞り上げるよう注力しながら、猪の肉棒へと丹念に舌を這わせてきれいに掃除する。  その濃厚なやり取りは周囲の男たちの興奮も高めたのだろう。すぐに新たな相手が私の頭を掴んで、口元へと男根を押し付けてくる。  背後も同様だった。虎の肉棒が引き抜かれたかと思えば、すぐさま新たな相手が私の腰を鷲掴みにする。柔らかに床に寝そべった雄牛の股間からは使い込まれた色合いのちんぽがそそり立ち、私はその上に跨って腰を下ろす。 「おおっ、ほぉ……ッ、ふとっ、いぃ……ッ!」  さっきの虎よりも、ルイのちんぽよりも太い。まるでケツの中に子供の腕を突っ込まれたみたいだ。精液にまみれた雄穴がギチギチ拡げられる。ルイにも触れられたことがないような奥をごんごん小突かれている。 「口がお留守だぞ変態ヒーロー」 「は、はい、申し訳ありません……っ」  気づけば目の前には3人の男が立って肉棒を私に向けている。両手で扱き上げ、順番に舐め上げ、体中で精一杯の奉仕をしながら腰を上下に動かし続けた。  視線を動かして、ちらりとルイの方を見る。黒豹の男に背後から突かれながら、自分もまた熊の男を正常位で犯している。その周りにも数人の男たちが立って、命を守るための宇宙服であったスーツは、今や白濁色に彩られた淫らなコスプレに堕ちていた。  ああ、腹が熱い。こんなに太く大きなものを挿入されたのは初めてだ。これもこれで、病みつきになりそうなほど気持ちがいい……!  むんむんと雄クセェ匂いに包まれて、シラフではとても言えないような淫らな言葉が口から溢れてくる。  もう私は、この星の人々の営みを遠巻きに眺めるのみではない。この場所では私こそが中心だった。幾人もの男たちが私を求めて群がっている。そう思うだけで自然と笑いがこぼれ、何かが充足されていく思いだった。 「あっ、そんな激しくされたら……ッ」  雄牛がそういななくのが聞こえた。立派なモノを持ってるくせにだらしない。我慢できなければさっさと出してしまえ。  腰を上下に揺らして奥深く巨根を受け止め、下腹部に力を込めてぎちぎちと締め上げる。それだけで雄牛はあっさりと絶頂に達し、巨体に相応しい爆ぜるような勢いの射精が腸内へと叩きつけられる。 「あぁっ、あぁ……ッ!」  すごい。すごい。私自身のチンポもビクビク震えて射精が止まらない。右手でしごいていた肉棒から精液がほとばしってマスクを濡らす。毎日でも通ってしまいそうだ。何人分モノ欲望が私というはけ口に叩きつけられるこの快感、決して忘れることなどできない。 「おお゛お゛お゛……ッ!」  ゆっくりと腰を上げてゆくと、雄牛の巨根に拡げられた肛門から、精液まみれの淫肉が溢れ出してしまいそうだった。中出しされた精液をゴポゴポ音を立てて垂れ流しながら、私は次の相手を求めていやらしく尻尾を振る。我先にと私の身体へと群がる男たちを見るほどに身悶えそうなほどの優越感に首筋がゾクゾクする。  口内にあふれる精液を嚥下しながら、私は艶かしく腰をくねらせながら、次の相手となる男に腰を向け、快楽の坩堝の中に身を投げだした。 「うぅっ、わぅ……ッ」  その男は、まるで犬のように唸りながら、床に落ちたコンドームに牙を立てていた。  かつて、何を考えているか分からない仏頂面を浮かべるばかりだった顔は、家族にだって一度も見せたことがないほどに緩みきって、まるで本当の犬のような仕草で精液の詰まったコンドームにじゃれついている。 『やめてくれ……。お願いだ……』  震える声で絞り出した言葉は、誰にも届くことなく消えていく。喉が枯れるほどに叫んでも、懇願しても、俺の声が届くことはなかった。  仮面の狼はコンドームの裂け目に口をつけてジュルジュルと精液を啜り上げながら、尻尾を嬉しそうに振るっている。まるで美味しいおやつを味わうかのように無邪気に、楽しげに、物静かな物腰に宿していた知性など根こそぎ捨ててしまったかのように。  床に散らばったコンドームをかき集めてその中に鼻先を突き入れては鼻を鳴らして匂いを嗅いで、幸せそうにするその姿を見ているだけで、俺は……。 『ほら、目をそらしちゃだめでしょー。パパがこんな幸せそうにしている姿、他じゃ見れないよ?』  震えながらうつむいた瞬間、背後から耳障りな声が響く。泣き腫らした瞳で、白い狐を睨みつけるが、目障りなにやけ面が崩れることはない。  狐の手が俺の頬へと添えられる。抵抗はできない。コンドームを摘み上げ、恍惚の表情でその中身を味わう狼へと、視線を向けさせられる。  鼻水のように鼻から精液を垂らして、疲れ切った身体を柔らかな床に横たえながら、仮面の狼は――変わり果てた父親は、寂しげにきゅんきゅんと鼻を鳴らしていた。  狐たちがスーツを弄って放出させたフェロモンも手伝って、乱交はそれこそ一晩中行われ、空も白みだした今になってようやく落ち着いたところだ。  幾人もの男たちの欲望を叩きつけられた父さんは、今まで見せたこともないほどに蕩け、淫れて、見ているだけで頭がおかしくなりそうだった。  お願いだから、それが狐たちを騙す演技だと言って欲しい。本当は全てを見抜いていると言って欲しい。それだけが俺の願いだ。もう馬鹿げたヒーローごっこなどしない。俺は間違っていた。全部俺が悪い。俺のせいだ。  瞳から涙が溢れて止まらない。狐たちがくすくすと笑いながら身体を寄せてきて、俺の頬を伝う涙を美味しそうに舐めあげてゆく。 「城二、そんなザーメン欲しいなら、俺が腹を壊す前に掻き出してくれよ」  かき集めたコンドームを抱え込みながら横になる父さんへと、見慣れた姿の男が歩み寄る。もうひとりの仮面の狼。見間違うはずもない俺自身の姿。  奴は、頭を抱え涙を流す俺へとウィンクを一つ投げかけると、父さんの目の前に座り込んで足を開く。幾人もの雄を受け止め緩みきり、精液の滴る肛門を父さんへ見せつける。  ……ああ、くそ。やめろ。やめてくれ……。狐の悪趣味な思考を察して、俺はただ嗚咽をこぼす。父親が狐たちの手に堕ちてゆく姿を特等席で見せつけられ続け、いつしか怒りは枯れ果てていた。  救いなどないと心の何処かで理解し、絶望の中で感情が薄れてゆく。 「はっ、あぁ……ッ、ルイぃ……っ」  父さんが床を這いながら、狐に支配された俺の身体へと近づいていく。犬科の長い舌で緩んだ肛門を舐め上げて精液の味を堪能し、大きく口を開けてむしゃぶりつく。 「んっ、ふっ、そうだ……ッ、上手いぞ城二……ッ」  この、意識だけの俺へと見せつけるように、俺の身体はわざとらしく父さんの名を読んで、よしよしと頭を撫でる。その愛撫に答えて尻尾を振りながら、腸内に溜まった大量の精液を舌で掻き出して嚥下してゆく父さんの姿を見ていると、気が狂ってしまいそうだった。  はは、と乾いた笑いが漏れる。これも全て報いだろうか。父さんの制止も無視して、感情に任せて行動してきた罰だろうか。 「じゅぷっ、ふ……ッ、じゅる……、ごく……ッ」  口元を白濁色で汚しながら精液を飲み下してゆく下品な音は、耳を塞いでも頭の中に響いてくる。  やめてくれ、やめてくれとうわ言のように繰り返す俺を、狐たちがくすくすと笑いながら見つめていた。 『ほら見て、狼さん』  そのうちの一匹が、楽しそうに父さんの身体を指差す。これ以上何を見せつけるつもりなのだ。もはや自ら視線を動かす気力も湧かなかったが、狐の望む通りに身体が勝手に動き出していた。 『……っ』  見せつけられた光景に息を呑む。狐たちがその手を父さんへと伸ばして、身を包むスーツへと触れる。父さんは変わらず精液を啜り続けながら、まるで本当に身体を愛撫されたかのように悶え、甘い声を漏らす。  幻影でしかないはずの狐たちをスーツを通して認識し始めているのだ。……そして、それがなんの前触れであるか、俺は知っている。 『やめろ……!』  絞り出すような悲痛な叫びも、本当に伝えたい相手には届かない。父さんは狐たちの愛撫に身悶えながら、まるでその事に疑問を抱いている様子すらなかった。  スーツに刻印された発光するラインが明滅する。システムの中枢までウイルスの侵入を許し、機能に異常が出ているのだ。  狐たちの悪意を反映するような桃色の発光が、父さんのスーツを染めていく。身体の感度も増しているのか、父さんの身体の痙攣も激しくなっていた。  桃色のラインがスーツに刻印されてゆく。俺のときとは別の形でスーツの侵食率が表れていた。……止める手段などない。俺は狐たちから命じられるままに、それを見つめるしかできない。  顔を覆って嗚咽を漏らす俺の目の前で、父さんは身悶え、嬌声を上げ、狐たちに支配されてゆく。  狐たちの耳障りな笑い声に囲まれながら、俺は目を背けることも、意識を失うことも許されない。  父さんがビクビクと震えながら絶頂へ達して、室内に響くような悲鳴をあげる。桃色に染まった父親を見つめながら、俺はただ、呆然と立ち尽くすのみだった。      


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