曲作りたいんだけど何買えばいいの?【スピーカー編】
Added 2021-03-27 07:30:39 +0000 UTCこんにちは!
今回は機材選び編、第二弾!
スピーカーとオーディオインターフェイス編。
「DTMの作業部屋」とか「ホームスタジオ」って言葉で何を連想する?
やっぱり、真ん中にモニターが置いてあって、その両隣には…そう、スピーカーがあるよね!
やっぱり作曲といえばスピーカーだし、曲作れるように早くスピーカー買わなきゃ!という気持ちもわかるけど、
実際ただ曲を作るだけならヘッドホンだけでも出来ちゃうんだよね。
僕の知り合いの中でも、多数の音ゲーに楽曲提供している人でヘッドホンだけで曲を完結させている方がいるよ。
え、じゃあスピーカーって別に無くてもいいの?て言い方だけど、これにはっきり答えるなら
絶対必要条件では無いけど、間違い無くあった方がいい
かな。
「あった方がいい」というか、まあ真剣に音楽家として上を目指していきたいなら必須と言っていいくらい。
なんでスピーカーを買った方がいいのか?
①「スピーカー鳴り」はヘッドホンとは別ものだから
クラブで流れると無条件に身体が動いてしまう、「必殺技」みたいなすごいグルーヴの曲あるよね。そういう曲はほぼ100%、スピーカー鳴りがめちゃくちゃ良い。(クラブ内での鳴りがいいことを『箱鳴りがいい』とも言ったりする。)
この「鳴りが良い」っていうのは、いわゆる「音圧」とは別もの。サウンドデザインやミックスの差で決まる。
スピーカーで音が「スパーン」と抜ける音っていうのは、スピーカーで鳴らさないと作れない。
②スピーカー鳴り>>>ヘッドホン鳴りだから
これは経験上で得た考えだけど、
ヘッドホンで音がいい感じでも、スピーカーで聴くとイマイチ…ってことは結構あるけど、
スピーカーで音鳴りが良いけど、ヘッドホンで聴くとイマイチ…ってことはほとんど無いんだよね。
(もちろん、ある程度以上の品質のスピーカーで作業した場合ね)
だから、俺は基本最後の最後の細かいチェックの段階以外はほぼスピーカーで作業してるよ。
そもそも、ダンスミュージックはでっかいスピーカーから鳴らす為の音楽。ジャンルとしての"在り方"的にも、スピーカー鳴りを優先するべきだよね。
③ヘッドホンのみで作業していると、細かいところがすぐに気になってしまうから
例えば、絵を描く場合を想像してみて。
おおまかな構図をまず決めて、そこからざっくり下書きを始めないといけないのに、その段階でいちいち超拡大してちまちま修正してたら完成までキリがないよね。精神的にも疲れてしまう。
ヘッドホンで作業するのってある意味同じ状態になりやすいんだよね。
曲作り序盤の、一番「クリエイティブ」に想像力を掻き立てないといけない段階なのに、キックとベースのEQを2時間くらい弄ってしまう。今そんなことに時間かけてる場合じゃないんだ。わかってるんだけど気になってしまうんだよね。
対してスピーカーから鳴る音を聴くというのは、例えるなら「美術館で絵を見ている」感覚。細かい部分はわからないけど、全体の印象はすぐに掴める。まずその印象、曲としての一番大事な価値を高めていくことが大事。
④耳を傷つけにくいから
以前も「小さい音量で作業してね!」という記事を書いたけど、
それは耳が傷つくのを守るという目的もある。
どうしてもヘッドホン作業の方が耳にとって負担がかかってしまう。
住宅事情もあるから、自分もさすがに夜中はヘッドホンだけど、日中だったらなるべくスピーカーで作業しようね!
あと、耳を傷つけにくいということは、耳のバランスも保たれやすいというメリットもあるよ。
ずっとヘッドホンで作業していたら、何がミックスの正解なのか分からなくなる時ってあるよね?
常にフラットな耳で俯瞰して曲を聴くことができる、っていうのはスピーカーの大きな恩恵だね。
じゃあ次に、スピーカーを買うとしてどれを選べばいいか?っていう話をするよ。
スピーカーの選び方
スピーカーもヘッドホンと同じように、「モニタースピーカー」って呼ばれる種類がある。これも基本的に音をチェックするために設計されているスピーカーだから、曲を作る用途ならモニタースピーカーを買ってほしいかな。
基本的に、モニタースピーカーは割とかけた金のぶんだけ音が良くなる(と同時にどんどんサイズがでかくなる)よ。
この「音が良くなる」って具体的にどういう意味かと言うと、
1つ目に「中音域から低域の表現力が上がる」。
低い音を「正確に出す」のはある程度の性能とパワーが要るということだね。
2つ目に、「音の質感とダイナミクスが手に取るようにわかるようになる。」
どんな音で、どんな硬さで、どんな音量なのかがはっきりと「見える」、ということだね。
次に、スピーカーもヘッドホンと同じように、絶対自分の耳で聴いてから買おうね。
評価やレビューじゃなく、自分にとって一番「知りたかった鳴り方をしている」スピーカーを選ぼう。
そして…、今日一番伝えたかったこと。
素晴らしい曲が素晴らしく聴こえ、しょぼい音がしょぼく聴こえるスピーカーを選ぼう。
僕は数年前に今のスピーカーを買う時、一番「憧れの人の曲と自分の曲の圧倒的な差」を感じられたスピーカーを買ったんだよね。
そしてその選択は正しかったと思う。
なんでかって、まず自分がいかに未熟かを思い知るのが大事だったから。だからこのスピーカーで素晴らしい鳴り方をしたら成長できるなって思ったんだよね。
ちなみに、そのスピーカーはGenelecの8020DPM。
別にGenelecの回し者じゃないけど、店頭で色んなスピーカーを聴いてみて、一番素直に鳴ってくれた気がした。
それでいて、小さいのにまるで空間に包み込まれるような余裕のある音。
同じく少し小さいGenelecの8010もよかったなあ。
というわけで、スピーカー編はひとまずこれで終わり。
また何かいいたかったことがあれば今度話すね。
てか、今日オーディオインターフェイス編も一緒に書くつもりだったんだけど、予想以上に長くなってしまった…😭
というわけで、オーディオインターフェイス+α編ということで、また来週!
ではまた!