こんにちは、ほしです。
今回もイラストの製作工程まとめていきます!
ちなみに、制作した3D背景、「restroom(トイレ)」「corridor(廊下)」はこちらにアップロードしました。使用しているソフトはBlender 3.0です。
なお、3Dデータには以下のサイトのテクスチャが含まれています。また、配布不可なテクスチャに関しては別のものに置き換えていますので、ご了承ください。
embed: www.textures.com前回は日常っぽいシーンを描いたので、今回は怖めの場面を描こうと思いました。
具体的にどういうシーンにするか、まずは妄想していきます。
登場するキャラは、以前イラストで描いていた白髪の女の子。
常に単独行動をしていて主人公とも距離を置いている設定なのですが、怪異をなんとかする上で協力し合わなければならなくなる、という流れです。
描きたいシーンと、それぞれのシーンでこだわりたい点を描き起こします。
この時点では、任務を確認するメニュー画面を作る予定でした。
が、文字を並べすぎるとイラストのテンポが悪くなりそうだなと途中で思い、今回は省いています。
学校の廊下とトイレの背景を作ることは決まったので、次に画像検索で資料を集めます。
それから、トイレの便器やドアのサイズなども調べておきます。
3Dで背景を作る上で最初に物の大きさを把握しておくと、あとでキャラを描き入れるのがかなりスムーズになります。
ここからはBlenderでの作業です。
要となるシーンで使う洋式便器から作り始めました。
作るうえでたくさんトイレの資料を探すわけですが、当然汚い画像も出てくるので結構きつかったです…
肉のテクスチャを混ぜて気持ち悪い感じに。
次に床や壁を作っていきます。
今回役に立ったのが、Blenderに標準で入っている「IvyGen」というアドオンです。
これは蔦を自動生成してくれるものなのですが、それを使って床を這う血管を作ってみました。
太さなども変えることができます。
↓こちらの動画を参考にさせていただきました
照明を置いて雰囲気の確認。
最初は主人公がライトを当てている感じだったのですが、部屋の照明がぼんやりついているほうが怖い感じになりそうだったので変更しました。
壁を作っていきます。
先ほど作った血管をコピーして、シュリンクラップモディファイアを使って便器の表面に這わせます。
洗面台。
壁のタイル。
レンガテクスチャでマスクを作り、タイルごとに質感を変えています。
床も同様に質感を作ります。
大体の雰囲気ができました。
学校の廊下を作っていきます。
直線的な形が多かったり汚しがそこまでなかったりシンプルな作りです。なので、画面を持たせるために小物を作っていきます。
クリスタで校内掲示物のテクスチャを描いていきます。参考画像と同じにならないよう、文字等を細かく変えます。
避難経路。
消火器。
天井のパイプ。
最新のBlenderで強化された、ジオメトリノードというものを試してみました。
ひとまず背景ができました。
ここからはクリスタでの作業です。
キャラクターのアタリをざっくりと置いていきます。
色を塗って、その上から線を整えていきます。
髪ー線ー顔ー線…というように、 細かく位置調整をしたい部位は線画単位でレイヤーを分けています。
背景パースと合うように、位置や影を調整します。
グラデーションマップを使って全体の雰囲気と色合いを整えます。
いちどBlenderに戻り、主人公の装備品やドローンを追加します。
より禍々しさが出るように、オーバーレイレイヤー等を重ねて調整します。
選択肢を間違えると死にそうな雰囲気にできたと思います。
それぞれの画像にドット調の処理をかけて、ゲーム感を上げます。
以上で完成です!
怖さと気持ち悪さのバランスを上手くとるためにバイオ7を参考にしていたのですが、改めて遊んでみると自分のイラストが可愛く思えるぐらいエグかったです…。
次回も新キャラを出しつつ別の場面を描いていきたいと思いますので、また読んでいただければ嬉しいです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!