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探偵サークル物語AnotherRoute【第2話】

あの強盗事件から早くも数週間がたち、大学生活も慣れてきたそんなある日のこと。 私、春風椿(はるかぜつばき)と秋山かすみ(あきやまかすみ)は『探偵サークル』の部室で談笑をしていた。 「それにしても暇だね~」 「あまり知名度ないからね、このサークル」 私たちの探偵サークルは、小さな部室と微々たる活動資金をもらうことができた。 だが、どうも最近はこのサークルの本来の目的である『推理』というものができていない。 このサークルの方針として、依頼が来たらそれを解決するという受け身の形を取っていたからだ。 というのも…かすみが「探偵というものは依頼がなければ動かないものなんだよ!」と訳のわからない持論をもってきたことに起因する。 「(街の平和のために自主的に動くことも必要なんじゃないかしら…)」 なんて思ったがまた厄介ごとに巻き込まれるのも嫌なので、かすみの方針に従うことにした。 まぁ案の定私たちのサークルは知名度も低く、全くもって依頼が来ない日々が続いた。 〈ガチャリ〉 扉が開く。 「あっ、依頼人?」 「今日も誰もきてないのかの、ほれ、差し入れじゃ」 現れたのは見慣れた老人だった。 「なんだー田中のおじいちゃんか~」 「こら!失礼でしょ!田中さん、いつもすみません」 「いいんじゃよ、今日は依頼が来るといいのぉ…それじゃぁ、また。」 そう言って部室を後にしたのは大学の清掃員の田中さん。 部室の前に探偵事務所と書かれているにもかかわらず数日間も誰も出入りしないことを不審に思い部室を確認しに来てくれたことをきっかけに知り合った。 それ以来毎日差し入れのジュースを持ってきてくれる。 そのジュースを飲みながらかすみと談笑をするのが毎日の日課になっていった。 「貴女も次はちゃんと田中さんにお礼するのよ」 「いいじゃん、ツバキが言ってくれれば」 「そういうことじゃなくてね…」 はぁ…と嘆息しつつ、私は渡されたジュースに口をつける。 「(あら、美味しいわねコレ)」 普段飲まないメロン味の飲み物だったが意外に美味しい。 今度買ってみようかしら。 「ツバキってさ、美味しいもの食べる時って顔にでるよね」 「そう?」 「うん。すっごい嬉しそう」 「ふーん。でも私的には貴女の縛られている時の顔の方がよっぽど幸せに見えるけど」 「しばっ…!ツバキ!!そのことは大学では言わないでって言ってるでしょ…」 「あ、そうだったわね。でもいいじゃない、部室の中なんだし、誰も聞いてないわよ」 「そうだけどさ…」 「(この子、このいじりをするとほんといい反応するわね…またやってやりましょ♩)」 「何ニヤニヤしてんのさ…」 どう弄ってあげようか悩んでいると、部室のドアが開いた。 〈ガチャリ〉 「あの~かすみちゃん、ちょっと相談があるんですけど…」 『初めての依頼人だ!』 あまりの嬉しさに私たちは声を揃えて叫んだ。 やってきたのは、かすみの友人の高橋みかんさんと、高橋さんの友達の有働佳奈さんだった。 二人の姿を確認するや否や、かすみは椅子に深く腰掛け足を組み、格好つけて口を開いた。 「それでお二人とも相談というのは?」 大人びた探偵を演じているのかしら…。 その小さな胸がより一層虚しく映った。 「それが……今朝、こんなのがアパートのポストに入ってて…」 そういうと有働佳奈さんはポケットの中からメッセージカードを取り出した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 有働佳奈 殿 本日、貴女を誘拐しに伺います。 その際、身体を緊縛させていただきます。 ご所望の縛り方があればこのカードの裏面に記載してポケットの中に入れておくこと。 では本日また会いましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「なによ、これ…」 「佳奈ちゃん、警察には?」 「うん。ボクは誰かのイタズラだから別にいいって言ったんだけど、みかんが行けってうるさいから警察には相談に行ったよ」 「どうだったの…?」 「でも警察の人は、誰かのイタズラだろっていうことで真剣に取り合ってもらえなかったたんだ。」 「だからかすみちゃんたちの探偵サークルに依頼しにきたんです。」 「なるほど…。」 事の成り行きを有働さんたちから説明されて、私は考え込んだ。 「(確かにこれはイタズラかもしれないけど、本当だったら…)」 私は決心し、有働さん達に告げる。 「わかりました、この依頼受けましょう。」 「本当ですか!ありがとうございます!」 「ちょっ、部長の意見も聞かずに!」 かすみの戯言は無視して続ける。 「それじゃ、今の状況を整理していこうかしら。」 私は有働さん達に缶コーヒーを手渡し、気分を変えるために部室の外へ出た。 私たちは昼下がりのキャンパスの中を歩きながら、現在の状況について整理していった。 かすみが我先にとメモ帳を手に持ちながら高橋さんと有働さんに質問を投げかけている。 「今朝、みかんちゃんがポストの中を確認したところ、このカードが入っていた…。」 「はい…。」 「ルームシェアしている佳奈ちゃんが標的になっていたから心配になり佳奈ちゃんに尋ねたところ、佳奈ちゃんは誰かに恨まれるようなことをした心当たりがないという事だね?」 「はい、佳奈もなにも心当たりはないんだよね?」 「うん。」  『……』 早速、推理が行き止まってしまった。 かすみはだらだらと汗を流している。 それを見かねた有働さんが口を開いた。 「大丈夫!ボク、誰かに襲われてもやっつけられるからさ」 有働さんは自身の上腕をペシペシ叩き、自慢の肉体をアピールする。 「ごめんなさい…何の手がかりもないからこちらとしても何もできないのよね…」 現状を分析しても探偵サークルとしてできることは限りなく少なかった。 「だ、か、ら、ボクがやっつけるから大丈夫だよ~」 「でも一応今晩はみかんちゃんと一緒に居てね。二人はルームシェアしてるみたいだからさ。」 「うん。相談に乗ってくれてありがと。さぁ練習に行きますか」 そう言って立ち上がると有働さんは空き缶をぽいっと草むらに捨て、部活動の練習へと向かう。 「こら!佳奈、ちゃんとゴミ箱に捨てなさい!」 「いいじゃん!大学生にもなって良い子ぶるなよ~。あ、みかんちゃんは良い子ちゃんですから仕方ないですか〜」 有働さんはあからさまに挑発していた。 「むっ、別にいい子じゃないもん!」 高橋さんはコーヒーの空き缶を道端に置く。 投げ捨てるのではなくてその場に缶を置くのが優等生の高橋さんらしい。 普段優等生の高橋さんでも、有働さんとやり合うときは対抗心を燃やしてしまうらしい。 「最後に1つ聞いていいか?」 有働さんが私たちに向かって尋ねる 「このカードに書いてある『緊縛』ってなに?」 「あ、私も気になってました。う〜ん…縛るってことかな?」 高橋さんも首を傾げる。 「それに、縛り方ってなんなんだろう、縛るって縄を身体にぐるぐる巻きにするだけじゃないの?」 その質問に、食いつくように答えるド変態がいた。 「佳奈ちゃん、緊縛っていうのはね色々種類があってだね…」    かすみは有働さんにレクチャーを始める。 「ふむふむ…」 有働さんはかすみの話に聞き入る。 そんな様子に疑問を持った高橋さんが口を開いた。 「えっ、かすみちゃんって『緊縛…?』に詳しいの?」 高橋さんのクリティカルな質問に対してかすみは動揺を隠せないでいた。 「あっいや…そのね、ドラマとかの縛り方ってドラマによってそれぞれ違ったりするじゃん、だからたくさんあるのかなーって、」 かすみは動揺を隠すように有働さんの手からカードを奪い、ビリビリに破いた。 「はい、今日のところはこれでお開き、多分いたずらだから大丈夫だよ!」 そういうとビリビリに破いたカードを空中に投げ捨てた。 「おっし、じゃあ練習行ってくる!うまいご飯作っておいてくれよ、みかん!」 「はいはい。」 そう言って私たちは解散した。 四月の夕暮れの夕焼け空に破いたカードが桜とともに宙を舞っていた。 〈翌日〉 私はかすみの家でくつろいでいた。 この日は大学の記念日か何かで学校は休みだったのだ。 それを良いことに朝一番からかすみの家にお邪魔している。 「ツバキ、よくそんな早起きできるよね…」 「かすみが遅いだけでしょ」  私が家に着いた時にはまだかすみは寝ぼけていて、1時間経った現在でも目をこすりながらウトウトしている。 「ふぁ~…新聞取ってくりゅね」 かすみは少々寝ぼけながら新聞を取りに向かった。 どうやら新聞の押し売りを断りきれなかったらしい。 かすみの優しい性格からして断る事をしなそうだから仕方がない。 〈ドタドタドタ〉 新聞を取りに行ったかすみが大慌てで戻ってきた。 「ツバキ!!これ見て!!」 「もーどうしたのよ、血相変えて…なに、自縛好きってのが友達にバレた?」 「いや、それはそれで一大事だけど、これ!」 かすみはとある一枚のカードを私に見せてきた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 秋山霞 殿 本日、貴女を誘拐しに伺います。 その際、身体を緊縛させていただきます。 ご所望の縛り方があればこのカードの裏面に記載してポケットの中に入れておくこと。 では本日また会いましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「これって、有働さんの持ってたものと同じやつ…またイタズラなのかしら」 「うーん。どうなんだろう?でも、とにかくこれでわかったことはこのイタズラの犯人は大学関係者ってことだね」 「そうね、有働さんだけならともかく、同じものがかすみのところに届いたのだからね」 推理小説好きということもあってこの程度の推理をいとも簡単にやってのけたかすみに少し感心して彼女の方を見やる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 後手縛り(股縄有りで) かすみはニヤニヤしながらカードに記入する。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「かすみ、あなた…」 さっきの関心を返してほしい。 「いや、違うんだよ!シンプルな後手縛りが縛り手を評価するのに1番良いから書いたんだよ!股縄は趣味なだけだよ!」 かすみは隠すようにポケットの中へカードをしまった。 「かすみ、なんの弁明にもなってない。」 改めて彼女の変態性に驚愕する。 本当に縛られたらどうするのだろう。 私がかすみに失望していると… 〈プルルルル〉 かすみのスマホが鳴り出した。 「もしもし…みかんちゃん!?どうしたの?うん。とりあえず落ち着いて、今から向かうから!」 「どうしたの?」 「佳奈ちゃんが昨日から帰ってこないんだって!急いでみかんちゃんのアパートに向かおう!」 「何ですって!」 私たちは急いで高橋さんと有働さんの住むアパートに向かった。 「うぅ…佳奈ぁ」 「とりあえず落ち着こう。なにがあったか、ゆっくり話して」 私たちがアパートに到着すると高橋さんは泣きじゃくっていた。 「…昨日、大学で別れてから連絡がなくて、心配だなぁって思ってたけど、バイトもあるし夜遅く帰ってくるのかなぁって思って、昨日は早めに寝たんです。そして朝起きたら佳奈がいなくて、ポストを確認しに切ったらこれがあって…」 彼女は写真を取り出した。 『っ!?』 その写真を見た私たちは言葉を失った。 その写真には全裸で縛られている有働さんの姿があった。 後ろ手に縛られ胸の上下にも縄をかけられている。 その縄は有働さんの小さめな乳房を強調していた。 どうやら眠らされているようでピンク色の乳首と股間が無防備に露出されていた。 「これもポストに入ってました。」 高橋さんはカードを取り出す。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 高橋みかん 殿 本日、貴女を誘拐しに伺います。 その際、身体を緊縛させていただきます。 ご所望の縛り方があればこのカードの裏面に記載してポケットの中に入れておくこと。 では本日また会いましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「これって…」 私は驚嘆した。 みかんさんにもかすみと同様のカードが届いていた。 そして誘拐され、縛られてしまっている有働さんの写真。 一連の騒動は、ただのイタズラではないことがわかった。 「高橋さん。警察に言いましたか?」 「写真の裏を見てください…。」 私は写真を裏返す。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 なお、警察に通報するのは勝手だが、もし通報した場合、この娘の命がないと思った方が良い 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「これじゃあ手の出しようがないじゃない…」 私の心は折れかけていた。 〈パァン〉 一瞬なにが起こったのか飲み込めなかった。 かすみが私の頬を叩いたのである。 「なに諦めてるの、私たちは探偵でしょ?依頼された事件は解決しなきゃ!目の前で困ってる人がいたら助ける、それが探偵でしょ!」 「そうね…かすみに気づかされるとは私もまだまだね」 「それってどういう意味さ!」 「ふふっ、かすみちゃんたちってほんと、二人で一人前ですよね」 『………////』 少し恥ずかしかった。 かすみも同様に頬を赤らめていた。 確かに、かすみの行動や言動にはいつも助けられてばかりだ。 「それじゃぁ、キャンパス内を捜索しましょ、昨日のかすみの推理が正しければ犯人は大学関係者、有働さんはおそらく大学内に監禁されているはずよ」 私たちは足早に大学へ向かった。  〈その夜〉 「くそっ、どこにいるのさ!」 「推理は間違ってないはずなのに…」 結局、1日探したが有働さんは見つからなかった。 夜も探したかったが、かすみと高橋さんは誘拐予告をされているため、夜中に外を出歩くのは危険だと判断し高橋さんと有働さんの住むアパートへ帰宅した。 「明日の朝からまた探しましょう。佳奈は強い子だから、大丈夫です…」 みかんさんが私たちを励ましてくれる。 友達が拐われているというのになんで強い人なんだろう。 「そうね…明日、絶対見つけましょう…!」 そうして自分たちを鼓舞する。 〈ピンポーン〉 インターホンが鳴る。 「私たちを拐いにきたんでしょうか…?」 「そんな…こんなに堂々と来るはずは…」 「私が行くわ、私なら拐われる対象じゃないから。」 「ツバキ、気をつけて…」 私は玄関へ向かう。 「すみませーん、宅配便でーす。」 どうやら配達員のようだ。 「宅配便ですって」 私は安心してドアを開ける。 そこには年配の配達員の姿があった。 「すまんな、探偵さん…」 〈プシューーー〉  「えっ……」 刹那、私は何かを吹きかけられた。 私の意識は深い闇へと誘われた。 〈かすみ視点〉 「宅配便だって~」 そのツバキの声で私たちは安心した。 「よかったね、みかんちゃん」  「うん。怖かったです〜」 「流石にみかんちゃん怖がりすぎだったよ~」 「いや、かすみちゃんも相当だったよ」 〈キィィィ〉 部屋の扉が開く。 「えっあなた…誰ですか…!?」 みかんちゃんが怯えたように私の後ろの扉、つまりツバキがいるであろう方向を困惑した顔で眺めている。 「えっ」 私が振り向くと 〈プシューーー〉 私はスプレーを吹きつけられた。 睡眠薬でも混ざっていたのか、意識が遠のいていく。 遠のく意識の中、侵入者の手に縄が握られているのを確認した。 「…ちゃん、…すみちゃん、かすみちゃん!」 「ん?」 何者かの語りかけにより、私は目を覚ます。暗闇で周囲の様子が見えない。 「(確か、家にいたところを誰かに襲われて…)」 私は体を起こそうとする。 〈ギチ…ギチ…〉 「え…!?なにこれ…縛られてる…?」 私は体の自由がきかないことを知る。 次第に暗闇に目が慣れてきて、自分の体が見えてくる。 「ちょ…なんで裸に…!?」 そこで自分の身体を纏う布が剥がされていることに気づく。 白い肌が露出している。 ピンク色の突起や股間のワレメも全て… その上私は後ろ手に縛られ、胸の上下にも縄をかけられ、しかも首からV字になるように胸に縄をかけられていた。 こうすることによってより縄が解けにくくして、胸を強調させているのだ。 しかも縄がきつく巻かれているため、私の小さな胸でも胸の形がわかる。 形どころではない…乳首の突起の先端まで丸見えだった。 また、腰にも縄を巻かれそこから自分の股間に縄がかけられている。 いわゆる『股縄』というやつだ。 股縄が直に食い込む。 「ん…」 布地を挟まないが故に麻縄のザラザラ感が調節股間に伝わる。 (そっか、私が縛り方の希望を書いたから希望通りになってるのか…それにしてもこの緊縛…) 「きっつい…」 ふと弱音が漏れてしまう。 ここまできつく縛られたのは久しぶりかもしれない。 あの強盗犯は縛りの技術がなかったから、きつくなかったし、自分で縛る時は加減ができる。 ここまで身動きができなくなる縛りは初めてかもしれない。 そして全裸という羞恥……全てが初体験だった。 「かすみちゃん大丈夫?」 「かすみ、大丈夫か?」 聞き慣れた声が聞こえる。 「みかんちゃん、佳奈ちゃん!」 そこには同じように後手縛りで股縄を施されたみかんちゃんと佳奈ちゃんがいた。 案の定、二人とも全裸に剥かれていた。 みかんちゃんは胸が私よりあるため胸の大きさがより強調されている。 みかんちゃんの胸は大きく動くたびに乳房が揺れていた。 佳奈ちゃんの胸はぺったんこだと思っていたけれど裸にもなると女の子らしい膨らみが確認できた。 「うん。私は大丈夫!2人も大丈夫?」 「ちょっと股がむずむずするけど大丈夫だぞ!」 「こら!女の子が『股』なんて言わないの」 「(ん?)」 私はそこである違和感に気づいた。 「佳奈ちゃん、昨日と縛り方が違くない?」 「あぁ確かにそうだけど、よくわかったな」 「みかんちゃんの家に送られてきた佳奈ちゃんの写真の縛り方と違ったからさ」 「そうなんだよ。昨日、お前らが縛られて連れて連れてこられた時、誘拐犯が『お前もお友達と同じように縛ってやるからな』っていって縛り直されたんだ。」 「えっ!!じゃあその時誘拐犯の顔を見たの!?」 「いや、マスクとサングラスをつけていてわからなかったな」 「そっか…」 「(何か手がかりになると思ったのに…)」 「そういえば…」 みかんちゃんが思い出したかのように発言する。 「かすみちゃんが眠らされた時、『甘いな探偵さん』って犯人が言ってたような気がします。私もすぐに眠らされたからよく覚えていないですけど…。」 「『甘いな探偵さん』か…」 犯人に関してはまだよくわからないことを知り私は落胆してしまう。 「とりあえずここから脱出する方法を考えよう」 佳奈ちゃんが提案する。 「そうだね、ここを抜け出して早く警察に助けてもらおう。」 私たちはまずこの現状についてわかっていることを話し合った。 そこでわかったのは、ここはどこかの倉庫の中で、犯人が外から鍵をかけているため出入りすることはできない。 また、周りの音が聞こえないことから防音がなされているのか人の通らないところにこの建物があることがかわった。 「そういえばスマホはどこにあるんでしょう?」 みかんちゃんが問いかける 「スマホと服は縛られるときに脱がされてあそこにまとめておいてあるぞ。」 佳奈ちゃんの視線の先には私たちのスマホと衣服がが乱雑に置かれている。 自分が寝ている間、知らない男に服を脱がされていたと考えるとゾッとする。 「そういえば…私たちの身体は無事なのかな…」 自分の貞操が気になる。 裸に剥かれたのだから…もしかしたら…。 私の中に不安がよぎる。 「服を脱がされただけでセックスはされてないから大丈夫だぞ」 「せっ……!こら佳奈!!」 「う、うん。ありがと、佳奈ちゃん…。」 ストレートに言われて驚いたが自分の身体が無事だったことに胸を撫で下ろす。 「ということはおそこにあるスマホで電話かければ万事解決ね!」 幸いにも足は縛られてなかったため、私は立ち上がりスマホを拾いに行く。 「あっ、かすみちゃん、ストップ!」 「へ?」 〈ギュゥゥゥ〉 突然私の股縄がワレメに直に食い込む。 「はぅぅ!」 「見ての通りボク達は柱につながれていてスマホまで届かないんだ」 「ギリギリ届きそうなところまでは行くんだけど、とちょっとのところで、その…食い込んで…」 そう言われてよく見てみると、私たちの股縄にはもう一本縄がつながれておりその縄は太い柱へとつながれている。 遠くまで行こうとすると縄が張って股間を締め付けるという仕組みだ。 「これじゃあ、スマホまで届かないじゃん…」 「そうなんだよな、なんかこう股に食い込んで変な感じになるんだよ」 「なんか『きゅぅぅぅ』ってなって、身体がいうことを聞かないっていうか…」 確かに股縄が初経験であろう2人には初めての感覚かもしれない。 「でも諦められないよ!」 私はスマホを取ろうと必死になって歩く。 「ん…!く…ハァ……ハァ…、キツイ…」 あと少しのところで崩れてしまう。 縄の食い込みに身体が耐えられない。 「ボクが行くよ!距離的には一番近いと思うし!」 そういうと佳奈ちゃんは立ち上がりスマホを取ろうと歩き出した。 徐々に股縄が食い込み始める。 「ん……!!あ…ん!!!」 いつもボーイッシュな佳奈ちゃんが女の子の悲鳴を上げている。 「あ…あと、もう…少し…」 〈クチュリ…〉 佳奈ちゃんの股間の縄は愛液で湿っていたが本人はそれに気付いてはいなかった。 「よし!取れたよ!!」 佳奈ちゃんは股縄の締め付けに耐え、スマホを手に入れた。 すかさず電源を入れ、警察に電話をしようとする。 「縛られてるから、操作が難しい…」 後ろ手でのスマホの操作に悪戦苦闘している。 佳奈ちゃんが操作に手間取っていると 〈キィィィ〉 倉庫のドアが開く。 マスクをつけ、顔を隠した男が倉庫の中に入ってくる。 おそらくこいつが犯人なのだろう。 「(はっ!佳奈ちゃん、バレないように持ってて!)」 「(おう…)」 ここでスマホを持っていることがバレたら佳奈ちゃんの苦労が水の泡になってしまう。 「大人しくしてるか?」 男の声は変成器を使っているのかどこか機械的な声であった。 これでは、正体を特定することはできない。 「ん…」 私たちは身体を隠そうとするものの縛りあげられているため大事な部分が丸出しになっていた。 「うぅ…」 見知らぬ男に裸を見られるのが無性に恥ずかしい。 身体を隠そうにも麻縄がそれを許さない。 身体を隠そうともがくたびに縄がギチギチと鳴いていた。 「誰にも言いませんから私たちを解放してください!」 みかんちゃんが懇願する。 「ダメだ」 「ならせめてこの拘束を緩めてください。きつくてもう耐えられません!」 縛られることに慣れていないみかんちゃんたちにとって、長時間の縛りは耐え難い苦痛となっていた。 「ダメだ、お前らがした罪を償うまで許すことはできない!」 「罪?そんなの知らないね、ボクたちが何をしたっていうのさ?」 「そんなのもわかってないのか!!」 そういうと男は佳奈ちゃんを突き飛ばす。 「うっ!」 佳奈ちゃんは突き飛ばされる。 後ろ手に縛られているため、受け身も取れずに床に倒れる。 〈ガシャン〉 佳奈ちゃんの後ろ手からスマホが落ちてしまう。 「なんだこれは?スマホじゃないか!お前ら、逃げようと企んでたな!」 倒れた拍子にスマホが見つかってしまう。 「これは、さらなる罰を与えねばいかんな。キツく縛りなおしてやる!」 男は手に新しい麻縄を持って私たちに近づいてくる。 「いや…やめて…ごめんなさい…」 「もう、縛るのはやめて、お股が痛い…」 みかんちゃんたちは怯えてお互い肩を近づけ震えている。 「(みかんちゃんたちをキツく縛られているのは私の責任だ。しかもこのまま縛られていたら2人は、私のくだらない性癖のせいで…)」 私は意を決した。 「ちょっと待ってください。その2人は私に縛らせてください」 『えっ?』 「は?」   みかんちゃんたちだけではなく誘拐犯までキョトンとしている。 「あなたの縛りは危険すぎる。素人の縛りは危うく命を落とすことだってあるのだから。」 「かすみ、お前、何言って…?」 「だからってお前に縛らせたら、緩く縛って隙をついて逃げるかもしれない。まして、お前さんも素人なんじゃないのか」 「確かに、私もまだまだ素人かもしれない。でも確実に貴方よりは緊縛に対する知識がある。縛りが甘かったら貴方が縛り直せばいい。でも、ちゃんと拘束されていたら二人に手を出さないで。」 「お前は逃げたりしないのか」 「私が逃げるのか怪しむのなら、私の股縄は柱に結んでいたままでもいい。だから、お願いします。私に、縛り直させてください。」 「……そこまでいうならわかった。ただし、お前は柱に繋がったままにさせてもらうぞ」 「……ありがとう。」 そういうと男は私の上半身の拘束を解いた。私は股縄を施された状態ではあるが自由を手に入れたことになる。 「縛り直すのは1人ずつだ。まずはそのスマホを持っていたやつからだ。」 誘拐犯は佳奈ちゃんの方を指差す。 「分かりました。」 私は佳奈ちゃんのところへ向かう。 「辛かったでしょ、これで…どう?」 佳奈ちゃんの縄を解く。 「あ、ありがとう…苦しかった…」 佳奈ちゃんは安堵の息を漏らす。 「さっさと縛れ!」 誘拐犯は急かすように怒鳴る。 「手を後ろに組んで…」 「うん…」 佳奈ちゃんは大人しく手を後ろに組んだ。 佳奈ちゃんの白い肌には縄の跡がくっきりと残っていた。 私はそんな佳奈ちゃんの身体に再び縄をかけた。 「っ……!」 「大丈夫、力を抜いて…。」 佳奈ちゃんの耳元で囁く。 「う、うん…」 佳奈ちゃんの後ろ手を縛り終えると胸の上下に縄をかけていく。 「佳奈ちゃんのおっぱいちっちゃくてかわいいよ。」 「っ…!何言ってるんだ…!かすみも大して変わらないだろ…! 「ふふ、でもね縄の力を借りれば…ほら。」 胸の上下に縄をかけ、首からV字になるように縄を這わせる。 そして胸を強調させるためにキュッと引っ張り上げる。 「ん…!」 「ちっちゃいおっぱいも縄にかかればこんな風になるんだよ。」 佳奈ちゃんのおっぱいは縄によって強調されていた。 周りの縄が肌と密着しているからこそ胸の膨らみが強調されていた。 「うぅ…なんか変な気分だ…」 「具合悪い?」 「いや、むしろどこか気持ちいいというか…ボクの身体が変になっちゃったのかな…」 佳奈ちゃんを縛り終えると男はみかんちゃんの方を指差し命じてくる。 「よし次のやつだ」 私はみかんちゃんのところへ移動する。 「まずは縄を解くね。」 みかんちゃんの縄を解き、縄を整理する。 「お、お願いします…!」 みかんさんは両手を後ろに組んで私からの縛りを待っていた。 「そんな緊張しなくて大丈夫だよ。」 「でも、ちょっと怖くて…」 「大丈夫、縄は怖いものじゃないからね。」 みかんちゃんの後ろ手に縄をかけていく。 みかんちゃんの身体にも縄の跡がくっきりとついていた。 「みかんちゃんのおっぱいは形も良くて大きくて羨ましいよ。」 「ひぅ…そ、そうですか…?」 「うん、とっても綺麗。」 胸に縄をかけていくとその豊満さがさらに強調される。 「ぁん…!」 「どこか痛かった?」 「いえ…佳奈と同じでちょっと変な気持ちになっちゃって…」 「安心して身を委ねてね。」 みかんちゃんも縛り終えると男は二人の拘束をチェックした。 「どれどれ?確かに緩くなく縛られている。これなら大丈夫だ」 「(当然だよ!)」 「それじゃあ最後にこれをつけろ」 男は私に『とあるもの』を手渡す。 「っ…!?」 それは2本の『ディルド』だった。 「それをあいつらの股間に挿れろ」 「そんな……」 「スマホを使おうとした罰だ。」 「そんなことできるわけ…」 「嫌ならオレが挿れるだけだ」 「く…分かったよ。」 私はディルドを受け取ると二人の元へ向かう。 「ごめん……」 改めて謝罪をする。 「かすみちゃん顔をあげて…」 「みかんちゃん…?」 「私は大丈夫……みんなで耐えて絶対に逃げよう。」 「みかんちゃん…。」 「うん、ボクも頑張って耐えて見せるから!」 「佳奈ちゃんも…」 「お願い…!」 みかんちゃんは脚を開く。 「ごめん…」 みかんちゃんの股縄を少し緩め、穴を確認する。 「うぁ……」 みかんちゃんの顔は真っ赤になっていた。 私はディルドをみかんちゃんの中にゆっくりと挿れる。 〈ズプリ…〉 「んぁ…!」 〈ズプ…ズプ…〉 「あ…あひ…」 ディルドを挿れ終えると落ちてこないように股縄で固定する。 「ぁ…ん!」 みかんちゃんは身体をクネクネさせて対抗しているものの効果はないようだった。 「佳奈ちゃんもごめん。」 〈ズプリ…〉 「ぁ…なんだ…これぇ…!」 〈ズプ…ズプ…〉 「入ってくるぅ…!」 同じように股縄で固定をする。 佳奈ちゃんも太腿を擦り合わせながら抵抗していたが固定されたディルドが弱まることはなかった。 「最後はお前がつけるんだな。」 男は私に極太のディルドを手渡す。 「こんな大きいのを…」 「早くつけろ。」 「分かってるよ!」 私は足を広げ、股縄を緩ませる。 そしてディルドを穴に押しつける。 「ん…大きい……!」 ゆっくり力強く押し付ける。 〈ズプリ…〉 「はぅ…!」 〈ズプ…ズプ…〉 「んぁ…ぁ…」 挿れ終えると股縄で固定する。 「ん…終わったよ……。」 「よし、なら大人しく縛られろ。」 「分かったよ…」 私は抵抗せず手を後ろに組んだ。 男は私に縄をかける。 「お前はギッチリ縛ってやるからな。」 「あう…!」 男はさっきとは比べものにならないくらいキツく縛り上げる。 「そんな、かすみはカンケーねーだろ!」 「お前ら知らないのか?」 男は続ける。 「お前らの縛りは全部こいつからのリクエストだったんだぞ」 『えっ?』 「この股縄もなぁ!!」 男は私の股縄を掴み、思いっきり引っ張り上げる。 「あぁぁん!!!!」 ディルドがより深くまで挿入される。 太いものが身体の中に入ってきているのが分かった。 「大人しくしてろよ」 男はそう言い残して倉庫から出て行った。 『……』 沈黙が続く。 いや、当然のことだ。 友人の変態趣味のせいで辱めを受けていたのだから。 「かすみ…」 「かすみちゃん…」   私が悪いんだ。 どんなに嫌われても仕方がない。   『ありがとう!』 「え?」 私は事態を飲み込めない。 「かすみの縛りは全然痛くないぞ!」 「うん!さっきまではキツかったけどかすみちゃんのはあったかい感じがして大丈夫!」 「私を恨んでるんじゃないの?」 私は自分の中の疑問を投げかける。 「恨むも何も、縛ったのは誘拐犯の方ですし、かすみちゃんは私たちを守ってくれました。むしろ感謝したい方ですよ。」 「その通り!まぁこのディルドは予想外だったけどな…」 「確かに…」 「でも、かすみは悪くないぞ。自分を責めるな。」 「そうだよ、悪いのは誘拐犯なんですから!」 「グス…2人とも…ありがとう…」 私は嬉しさのあまり涙を浮かべる。 『ただ…』 『自縛が趣味っていうのは後でゆっくり話しましょう!』 「いやぁぁぁぁぁ」 2人はニヤニヤしながらこちらを見つめている。 ツバキだけでなく、みかんちゃんと佳奈ちゃんにも私の趣味を知られてしまった。 これからどんな追求が待っているのか。末恐ろしい。 「ともあれ、誰がこんなことをしたのか犯人を導き出さないとな!」 「そうね…何かヒントでもあれば良いんだけど…」 みかんちゃんと佳奈ちゃんは犯人について推理を始めていた。 こんな雰囲気の中発言するのは忍びないが、無駄なことをさせるわけにはいかない。 「あのね、私、犯人誰かもうわかっちゃったよ」 『え~!!』 「どうしてわかったんですか!?」 みかんちゃんは当然の疑問を私にぶつける。 「まぁ、2人の証言があったからかな?」 「でも、犯人がわかったからってボク達は縛られてて…どうすることも…」 「大丈夫。」 「ツバキなら必ず…」 私はツバキのことを思い浮かべた。 彼女なら必ず犯人にたどり着くはず。私たち2人に不可能なんて… 〈キィィィ〉 倉庫の扉が開く。 そこにはツバキの姿があった。 「ツバキ!助けに来てくれた…の…」 そこにあったのは全裸に剥かれ、後ろ手に縛られ、その縄尻を持たれ倉庫に入ってくるツバキの姿だった。 〈ツバキの視点〉 「ん…?」 私は寒さによって目を覚ました。 まだ春ではあるが流石に夜ともなると寒さは堪える。 どうやら私は眠っていたようだ。 「はっ!!かすみ!みかんちゃん!」 昨夜の出来事を思い出し、かすみ達のいた部屋に向かう。 「くそ…」 かすみ達の姿はもうなかった。 「(なんとかして、助けださないと…)」 これまでにあったことを整理し始めた。 その中で1つ気になったことがある。 『すまんな、探偵さん』 誘拐犯の放ったこの一言がひっかかる。 「!?まさか!!!」 私は1つの結論にたどり着き、急いで大学へと向かった。 私は大学へ着くと、かすみ達を探すためキャンパス内を探し歩く。 すると、前方から懐中電灯を片手に持った男性が近づいてくる。  「おや、まだいたのかのう。もう1人の方はどうした?」 田中さんだ。 「あ、田中さん。忘れ物をしまして」 「そうなのかい」 「田中さんは何を?」 「最終点検じゃよ、ゴミが落ちてないかを確認しての」 「そうですか、」 「じゃあ気をつけてのぉ」 そういうと田中さんは私と別れ、見回りに向かおうとした。 「本当に、ゴミの確認でこんな遅くまで大学にいるんですか?」 「どういうことじゃ…」 「単刀直入に伺います。かすみ達を誘拐したからこんな時間に大学にいるんじゃないんですか?」 「…」 沈黙が訪れる。 「なんでわしじゃとわかった…?」 「まずは、誘拐された人です。高橋さん、有働さん、かすみ、彼女ら全てはこの大学の学生です。この点からおそらく犯人は大学関係者ということがわかりました。」 「そして、1番の決め手は、あなたは私にスプレーをかけた時『すまんな、探偵さん』と言いました。私はこの時の言葉がすごく引っかかりました。なんで誘拐犯が私たちが探偵ということを知っていたのか。というより、私たちが探偵と知っているのはあなた以外ありえないんですよ。」 「私たちの知名度の低い探偵サークルに差し入れを持ってきてくれる田中さん以外は私たちが探偵ということを知るはずがないんですよ!」 私は田中さんもとい誘拐犯に自分の推理を伝える。 「正解じゃよ、わしが犯人じゃ」 「どうしてこんなこと…」 「……許せなかったんじゃ…ゴミをポイ捨てするやつらがな!」 「それだけの理由で…」 「それだけとはなんじゃ!ゴミは毎日拾っているのに毎日ぽいぽいと!」 「わしは許せんかった。だから、わしはゴミをポイ捨てしたやつらを誘拐して懲らしめようと思った。その初めてのターゲットが、お前のお友達だったというわけじゃ」 「それじゃあ、その事実を知った私はどうなるのかしら?」 「あいつらと同じように監禁するしかないわい」 そういうと田中さんは縄を持って近づいてくる。 「いいわ、捕まってあげる。かすみ達のところへ連れて行ってちょうだい。」 そう言って手を後ろに組んで背中を向ける。 「何をしておる…服を脱げ!」 誘拐犯は私に告げる。 「最低ね。」 誘拐犯を睨みながら服を脱いでいく。 下着だけの姿になった。 「これで良い…?」 「下着もとれ。」 「……っ!」 私はブラジャーを外す。 豊満なふくらみが露わになる。 慌てて左腕で乳房を隠す。 そして、パンツも下げる。 右手を使って下げ、器用に陰部を右手で隠す。 「これで良いの…」 「よし。」 誘拐犯は私に近づいてくる。 「きゃっ…!」 無理やり腕を後手に回され縄をかけられる。 手を縛り終わったら身体にも縄をかけてくる。 「女の子を裸にして…外で縛って…誰かに見つからないと良いわね…!」 「この時間はわし以外誰もおらんのじゃ。だから安心せい」 胸の上下に縄をかけられ、また、首から胸にV字になるように縄をかけられてしまった。 硬い麻縄が余計に胸の柔らかさを強調させる。 「ちょっと、まだ縛るの……!」 「お前の相方さんの趣味じゃ、みんな同じに縛ってやる」 「それは…!?」 誘拐犯が取り出したのはディルドだった。 それを私の股間に挿れる。 〈ズプリ…〉 「いや…」 〈ズプ…ズプ…〉 「ん…ぁあ…!」 ディルドは私の中へと入ってくる。 そしてディルドを固定するように股縄を施された。 「ほれ、さっさと歩け!」 私は腰縄に通された縄尻を持たれ、田中さんの指示する方へ歩く。 歩くたびにディルドが揺れ気持ち悪い。 「もっとゆっくり…!」 「うるさい、早くしろ」 「ぁん…!」 こんな姿を知り合いに見られたらとんでもない変態プレイに勤しんでいると勘違いされそうだ。 「ここだ」 大学内のある倉庫の前で田中さんは私の縄尻を引っ張り、足を止めた。 そこはキャンパスでも外れにある倉庫だった。 「通りで見つからないわけね」 「そうじゃ、ここはわしくらいじゃないと普段は使わん。さぁ入るんじゃ」 〈キィィィィ〉 「ツバキ!助けに来てくれた…の…」 私が中に入ると、かすみが一瞬安堵したようだったが、私が縛られているのを見るとその表情は絶望へと変わった。 かすみ達3人は皆同様に縛られていた。 「やっぱりあなただったんだね、田中さん!」 かすみが田中さんに話しかける。 どうやらかすみも同じ真相にたどり着いていたようだ。 「あんたも気づいたのか。探偵サークルは優秀じゃの」 そういうと、私の縄尻をかすみ達と同じ柱に縛り付ける。 「こうなって仕舞えば楽なもんじゃわい。」 「絶対、あなたを捕まえてやるんだから!」 かすみは縛られたまま、誘拐犯に告げる。 「無駄じゃよ。そんなに縛られては文字通りでも足も出まい。おぬしらじゃわしを捕まえることは不可能じゃ」 そういうと田中さんは倉庫を出ようとする。 「そう、今の緊縛された私たちじゃあなたを捕まえることはできない。そう、私たちはね」 「負け犬の遠吠えか?」 そう言って田中さんは倉庫の扉を開け外に出ようとした。 「たぁぁぁ!!!」 「なっ!」 〈ドォォォォォン〉 『???』 開けた扉の先にいた若い女性警官は田中さんを柔道技で投げ飛ばす。 「田中勝さん!誘拐の容疑で逮捕します!」 若い警官は手錠を田中さんにはめる。 『?????』 「ふぅ…作戦どうりだったわね、カレンありがとう。」 「ほんとよ、いきなり呼び出して。でも、みんな無事でよかった。」 カレンは私たちの縄を解き、大きめのバスタオルを巻いてくれた。 「いつになっても慣れないわね、縛られるのって」 『?????????』 「ねぇ、ツバキ、これってどういうこと?」 事の次第を読み取れないかすみが私に半笑いで訪ねてくる。 「あっ、この人はね大空花憐。私の同級生で今は警察官なの。態度と同じで胸も大きくてね…」 「いや、そうじゃなくて、なんで警察官がここにいるの?警察呼んだらダメって脅されてたじゃん。」 「んー、カレンは警察官だけど私の友達だからさ、友達は助けに呼んじゃダメなんて言われてないわよね?」   「そんなとんちを…」 かすみたちは事態を飲み込めない様子だった。 「田中さんが犯人なのはわかったのだけれど、かすみ達がどこに監禁されているかわからなくって、私がわざと捕まって案内してもらおうと思ったのよ。でもそれじゃあ犯人を捕まえられないからカレンにお願いして手伝ってもらったのよ」 「もう、一般人を囮にするのはどうかと思ったけどツバキがどうしても友達を助けたいっていうから仕方なくね…みんなが無事でよかったわ…」 『ツバキ(春風さん)、カレンさん。ありがとう!!』 かすみ達は私に抱きついてきた。 みんな、手に縄の跡が付いていたがそんなことは御構い無しにお互いの無事を確認し、泣きあった。 その後、大学ではこのことはあまり話題にならなかった。 というのも、カレンが私たちに気を利かせてくれて一連の事件のことは伏せてくれたからだ。 私たちは部室の中であの事件のことを振り返っていた。 「ん~、でもさぁ、せっかく事件解決したのにこれじゃぁ私たちの知名度上がんないじゃん!」 「かすみちゃん達のサークルのことは私たちがみんなにオススメしますよ!」 「そうそう、ボクたちに任せといて!」 「だいたいあの誘拐事件を公表したらかすみの変態趣味までバレるかもしれないのよ」 「う…それは勘弁だよ…」 「さて、と、」 高橋さん達はおもむろに立ち上がった。 「じゃあ、また困ったことがあったらまた来るよ!」 「今回は助かりました~」  「ありがとな!」 そして2人は改めてお礼を声を揃えて言ってきた。  『名探偵春風椿さん、自縛探偵秋山かすみさん、今回は本当にありがとうございました!』 「ちょ!外では絶対に言わないでよ~!!!」

Comments

これからもえっちな感じで書いていくのでよろしくお願いします!!

のべ

えっちすぎて書いてるこっちが恥ずかしいです…!

のべ

続編待っていました! アナザーはよりエロい仕上がりなっているので楽しいです。もちろん本編も好きですよ! これからも頑張ってください!

謝りながら友達にディルドを入れるのはエッチ… アナザーになってお仕置きがとっても厳しくなってて素敵でした!これからも楽しみにしております!

idun


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