SamuKata
烏川
烏川

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チョロいお兄さんが好きです

とうとう夏休みに突入したての、土用の丑の日。 「土用」も「丑の日」も、なんのことやらよくわからないまま、母の手配した店屋物のうな丼で夕食を済ませた後、西川侑李(にしかわ ゆうり)は宿題をやるからと早々に自室に籠ってしまった。 宿題をやると言ったのは嘘ではないが、ちゃんときっちり日割りで終わらせる派の侑李の宿題にかける時間はせいぜい30分程度で、後は机の上でノートPCを開いて自由時間を過ごしていた。 少々型の古いPCの画面から発する青白い光に照らされている男児の顔は大人から見ても生意気そうな、それでいて形の良いアーモンドの瞳が彼の個性を彩っている。 侑李は今年で小学五年生になる。 男児という言葉が嵌るほど幼くもなければ、少年という呼び方がしっくりくるほど育ってもいない。 ただ、ついこの間まではもう少しぷにぷにと弾力のあったはずの腕は今やすらりと細く、頬杖として彼の不機嫌な顔を支えていた。 「あーあ、あともう少しなのに、足りないッ。」 そう独り言ちると、ぶすくれた顔のまま、その場で両腕だけで伸びをする侑李。 侑李はこう見えて優等生だ。彼に足りないものはそれほど多くはない。 学校の成績はいいし、体育だって苦手ではない。 ケンカはあえてしないだけで腕っぷしには自信があるし、女子との口喧嘩だって何度も論破して泣かせている。 強いて言うならそういう性格のせいで女子には嫌われがちだがそんなもの侑李には痛くも痒くもなかった。 今の彼に足りないもの、それはお金だけだ。 実は今年は夏休みをめいいっぱい豪勢に過ごそうと思って、何か月も前からそのための資金を貯めていたのだ。 自分で労働して稼ぐという事の出来ない子供にとっては主な収入源は大人から貰うお小遣いだ。 月々のお小遣いだけでなく、お父さんお母さんのお手伝いをマメにして、お母さんが風邪で倒れた時には良い子の笑顔で看病して普段の心証を良くすることを忘れず、そんな両親が時折くれるナイショのお小遣いは全て夏休み資金に回した。 お誕生日に祖父母をはじめ親戚から貰ったお小遣いも1円も手を付けずに夏休み資金にプール。 身の回りのいらなくなったものや古いゲームなども全て整理してネットオークションに回し、部屋も綺麗になって母に褒められて一石二鳥。 近所の公園で拾いに拾った大量のどんぐりが意外な値段で売れたことには驚いた。 児童館や老人ホームでの工作などに非常に役に立つらしい。何にでも需要があるものだ。 そんなこんなで、大人の一月分のお小遣いなどとうに超えた額の軍資金を手にした侑李だったが、それでも計画していた全てを叶えようと思うとあとほんの少しだけ足りないのだった。 ここまで頑張ったのだから、もう妥協して満足するというのも一つの考えだったが、ここまで頑張ったのだから100%の満足を得たいと考えるのが彼の性格だった。 欲しかったあのゲームやこのゲームを数日かけてやり込みまくり、といザらすで豪遊しまくり、B級グルメ食い歩きまくり。 カメラ付きドローン買って山の散策もしたいし、プールのフリーパス買っていつでも好きな時に泳ぎに行きたい。映画は公開日に観に行きたいし、花火大会の時は料亭で一番高い幕の内弁当注文して、一番いい席で花火を堪能するんだ。 西川家は共働きだし、母に至っては夏休みなんて関係の無い多忙な看護師である。 家族揃って旅行なんていう団欒に縁の無い反面、子供だけで好き勝手やれる自由はあった。 あれもやりたいこれもやりたい。 けれど、当初に計画した全てをこなそうとしたら時間もギリギリだが、何より資金があともう少しだけ足りないのだった。 「あと5千円くらいあればいいんだけどなぁ………。」 むぅ~~~っと頬を膨らませる様は、年相応のあどけなさを垣間見せた。 しばし、PCの画面に表示された自作の「計画表」とのにらめっこが続く。 もう夏休みは始まっているし、既に時間は無い。取れる手段は限られる。 「しょーがない、兄ちゃんに頼みに行くか。」 本当のことを言うと、もうそれぐらいしか道は無い事は分かっていたので、さくっと立ち上がると部屋を出て、兄の元へと向かう。 兄の自室は、侑李のいる2階の角部屋から真反対の、もう一方の角部屋だった。 「兄ちゃん~~~入るよ~~~?」 こんこんこん、と形ばかりのノックをして豪快にドアを開けると、兄は机について何やら忙しなく書類を広げていた。 「お、お、お?なんだ?どうした?宿題でわかんないことでもあんのか?」 10歳以上年の違う、既に社会人の兄、群司。 クーラーがよく効いているというのに妙に汗ばんでいる群司の顔は、侑李とはあまり似ていない。 どちらかと言えば母親似の侑李に対して、涼し気な一重瞼にやや大きめの高い鼻の端正な面立ちをした兄は父親似だった。 雄々しい響きの名前なのも父親が名付けたからで、侑李の可愛らしい響きの名前は母親の名付けだ。 そんな対照的な兄弟だったが、年の離れているせいか兄弟仲はそれなりに良かった。 「そんなわけないじゃん。」 「あぁ………だろうなぁ。」 小学校の勉強くらいで侑李が躓くはずも無い事は群司だって知っている。 兄が分かり切った質問で場を濁そうとした理由は侑李には既にわかっていたが、あえて気にせず傍のベッドの上にお尻を乗っける。 「ね~兄ちゃ~ん、おこづかいちょーだい?たった一人の可愛い弟に~。」 調子よくかつストレートにおねだりを始める侑李に、なんだそんな事かと安堵しつつも呆れた顔をする。 「お前な~~、こないだいくらかやったばっかりだろうが。小学生がそんなに小遣い貰って何に使うんだよ?」 「そりゃ~~~色々あるんだって、今どきの小学生にはさー」 群司が一番危惧していたのは、ゲームへの課金なんかにつぎ込んでいるのではということだったが、侑李はそういう愚は決して犯さない。 それを伝える意味も込めて、侑李は小遣いの用途である、自分の夏休み豪遊計画の野望について正直に話すことにした。 「あと、もうちょっとだけ足りないんだ。だから、兄ちゃん、協力してよ~?」 両手を前に組んで上目遣いでお願いする弟が、可愛くなくもなかったがそんだけ貯めこんでるんだからもう十分だろうと肩を竦める兄。 「折角それだけ貯金できたんだからそんな豪遊とかに使わずに置いといたほうがいいんじゃねーか?後ですっからかんになって後悔しても知らねーぞ?」 年上だけあって群司の意見は真っ当だった。 が、侑李はキョトンとした後、淡桃色の唇を尖らせた。 「ちゃんと貯金も別にあるに決まってるじゃん。でも、将来の為の貯金にまで手を付けたくないもん。」 「…………ヤなガキだなぁ~……お前。」 実弟の子供離れした盤石な人生計画に舌を巻きつつ、我が物顔でベッドで寛ぐ弟にしかめっ面を浮かべて。 「そんだけ金持ちならわざわざ俺がカンパせんでもいいだろ。さっさと巣に帰れ。」 「も~~~そんなイジワル言わないでよ~。兄ちゃん、「えりーと」なんだからいっぱい稼いでるんだろ~?。えりーとでイケメンの、おれの自慢のおにいさまー」 「うっせー、帰れ守銭奴っ!」 ベッドからはね起きると、侑李は兄の大きな背中に後ろから抱き着いてあからさまに媚びを売り始める。 むすっとした顔をしながら、けれどまんざらでもなさそうなのは兄の大きな耳ったぶがほんのり赤く色づいているのからも見て取れた。 あともう一押し、と小さな唇をそんな耳たぶに寄せて囁く。 「お小遣いくれるんなら、今すぐおしゃぶりしたげるよ?とりあえず、3千円でどう?」 「うっ………。」 侑李の一言に、あからさまに固まる兄の体。 兄は確かに、エリートだ。 「きゅーてーだい」とかいうなんかすごい大学を卒業し、そのままエンジニアとかいう知らないけど難しい仕事に就いているらしい。 けれど、外の兄を知らない侑李から見ると粗忽で抜けた、単純おバカな兄ちゃんというイメージが強い。 どうせ今もキモチイイ事がしたいという素直な本心と、兄としてのプライドや威厳とやらがぶつかり合ってる、そんな逡巡が侑李には見てとれるようだった。 「何言ってんだ、今は仕事中でそんな気分じゃないっつーの!」 上ずった声で澄まし顔を作ったつもりでいる兄に、侑李はふーんと余裕顔。 「そうなんだ、おれはてっきりさぁ、兄ちゃんさっきまでここでエッチな動画見ながらチンチン弄ってたのかと思ったけど。」 まるで見てきたかのような侑李の口ぶりに、兄は今度こそ狼狽した。 「はっ…へっ…?はっ…そんな…わけ…っ……。」 そんなわけないこともない事は群司本人が一番わかっていた。 侑李がそう察した理由は一つではなかった。 まず、今寝転がっているベッドは侑李が飛び込んだ時点で既に何者かの体温で暖かったし、部屋に入った瞬間からあからさまに焦っていた兄の様子は、悠々と仕事をしていたという雰囲気では到底なかった。 彼女にもフラれたばっかりで、今頃せーよくを持て余してるんじゃないかという予想もどうやら当たっていた様子だ。 お世辞を抜いても兄は弟から見てもそこそこイケメンだし、一応えりーとだ。よくモテるが、しかしよくフラれる。 「ね~、3千円でいいから~。兄ちゃん。しよ~?ね~?」 したり顔で小さな花びらの舌をれろれろとこれ見よがしに見せつける侑李に、もう何も言えなかった。 群司の兄としてのプライドや威厳とやらが膝をついた瞬間だった。 ─── 「うわぁ~~、がちがち。」 デスクチェアに座ったまま、兄がスウェットと下着を脱ぐと、そこからにょっきりと伸びた兄の肉竿のはしたないほどの逞しさに軽く引いてしまい。 「声がでけぇよ、バカ。」 「え、いいじゃん。誰もいないし~。」 父は今日は飲み会で遅くなるし、母も夜勤で明日の朝まで帰らない。念のために部屋の鍵も閉めている。誰もこの兄弟の秘め事を知れる者はいない。 成熟した逞しい大人のペニスは、今や持て余した精力を示すように雄々しく反り返って、たっぷり精を貯め込んだ大きな陰嚢。 びっしりと生え茂った陰毛の茂み。 大人である兄の性の象徴も、その全ては今や弟の玩具のような扱いを受けていた。 まるで弄ぶように、自分の肉棒や陰嚢をやんわりと揉みしだく弟に、もうこうなったらとりあえず楽しんでやろうと自分から両脚を開いて突き出すようにする。 「おしゃぶり一回、3千円だな?それ以上は払わねーぞ?」 「うん、いいよ~………はむ……ンー……ッ…ちゅるる………。」 「ぐお…っ…!……」 侑李はゆっくりと皮を剥いて、露出しきった兄のバカでかい亀頭をあーんと開いた口を窄めて咥え込んでしまう。 子供の高い体温をよく示してくれる熱々の口内に含まれるだけで、刺激としては十分すぎるが、竿を扱かれ、ざらついた舌で無遠慮に亀頭の傘のあたりや、尿道の近くまでを無遠慮に舐めまわされ、味わわれるのだからたまらなかった。 くぷ、くぷ、とひと際スナップの聞いた水音が立ち始めたかと思えば、こんな行為には不似合いな弟の幼い顔が窄めたお口で、竿を咥えられるだけ咥えて、吸い付いてきて、思わずその頭に手をかけてしまったが、ろくに力も入らずにされるままになってしまう。 当たり前だが、実の弟とそれほど頻繁にこんな行為をしているわけではない。 その割にはこの利発な弟は、その恐るべき学習能力で兄を喜ばせる術をしっかりと習得済だった。 「ん…ぷっ………れろ、れろれろれろ…っ……。」 やっと解放されたかと思えば、既に自身の先走りと弟の唾液に塗れた竿を、今度は根元から先っぽまで裏筋を何度も舐めあげられる。 それも、ただすんなりと舐めあげられるだけじゃない。 まるで丹念にモップでも掛けるように、裏筋に宛てられた舌先はうりうりと左右して嬲ってきた。その間にも、陰嚢は休まず揉まれ続けて。 先走りが後からとろとろと漏れてくるのを自分では止める事が出来なかった。 「ふへへっ…………きもちいいだろぉー……兄ちゃんキンタマぐにぐにされんの、好きだもんな。」 悔しいが、侑李の言う通りだった。 今まで付き合ってきた女性の中でそんな事まで察してきた相手なんていやしない。 そしてワルガキの切れ長の目で見上げられてそんな自分のみっともない姿を嘲笑されると、腹が立つどころか、勃起も硬度も倍にも跳ね上がりそうだった。 群司はまだ幼い実の弟に妙な性癖を開発されていた。 先走りが白みがかってくるまで舐め尽くされてから、再び兄の竿は侑李の喉奥まで呑み込まれていく。 「じゅぷっ…じゅぷっ…じゅぷっ…んんっ……ぐぷっ…。」 「はぁっ……あっ…ああぁ~~~っ…あぁっ……はぁ、はあっ…たまんね……キモチイ……もっと、吸って…舐めて…あぁーーーー…っ…。」 かろうじて我慢していた声も、ここまでくるともう思いっきり出したいだけ漏らしてしまっていた。 その方が気持ちいいから。 もう兄の威厳もプライドも、その形すら保てなくなっていた。 「んっ…じゅる…んぷっ……。」 そろそろ派手に絶頂を迎える。そんな頃になって、何を思ったか、侑李は口を止めて竿から離すと、体液まみれの口元を軽く啜って、見上げてきた。 「ふーっ…ふーっ…へへ……にーちゃんっ…このままおれのクチに出すんなら、5千円な。そーじゃなかったら、3千円でいーよ……。」 突然のお預けと、あまりにも足元を見た不意打ちの要求に、快感に浸っていた群司を目を剥き、絶頂寸前のペニスを揺らした。 「はっ……はっ…てめ…っ……この状況で……よくも、そんな…っ……!」 「……別に、ダメならいいよ。じゃ~3千円で、このまま出していいよ。」 そう言って、侑李の指は痛々しい程真っ赤な亀頭に触れ、手のひらを宛がい、射精を促すための摩擦を再開しようとする。 「だ、ダメとは言ってねーだろっ!!」 「じゃあ、5千円。」 予想通りの兄の返答に侑李はニヤりと笑うと、敗北を噛みしめる兄をよそに再び咥えて、めいいっぱいに吸い付いてやる。 「くっ…ああぁっ…!!!ぐっ…うぅぅっ…でる~…っ!!!」 程なくして、侑李の口内を熱くてこってりと生臭い兄の子種汁が満たしていった。 侑李はそれをすぐには呑み込まず、口内でビクつく兄が全てを出し終えるまで、頬を膨らませて受け止めていく。 弟の口内を孕ませてしまいそうな量の体液を群司が何度もかけて放ちきると、何本もの液の筋を引きながら侑李はようやく兄のペニスを解放した。 「はぁぁっ…………すげぇ、出た………わりぃ………。」 久々の大量射精は、その倦怠感もまたすごく、下半身をだらしなく晒したまま荒い息を吐く。 「うえぇ…………にいひゃ……っ……みひぇ〜?…。」 自分を見上げる侑李が、今しがた注がれたばかりの兄のミルクで満たされた口の中をあ〜んと見せつけてくるもので、群司はちょっと面食らった。 「おま………どこで覚えてくんだ?そういうの……。」 そう言いながらも、その背徳的な光景に釘付けになって、弟が自分の精液を大きな音を立ててごっくんと呑み込むのに目を逸らせずに見入っていた。 「んっ…ぷふ……ぅ…ふー…兄ちゃんのせーし……おいしぃ………。」  「え、マジで………?」 「うん、うそだよ。」 「ウソかいっ!!」 侑李がまだネバつきの残った舌でべーっとやると、散々翻弄され尽くした兄はもはや言葉も出ない様子だった。 本当においしいわけないじゃん。兄ちゃんってやっぱアホだなぁ。 栗の花臭くて、生ぬるくって、どろどろで、兄ちゃんのでもなきゃ、とても呑み込める気がしない。 兄がどんなエッチが好きかなんて、留守中に彼のPCに保存されたデータを見れば知ることが出来る。 5千円もの大金をもらう以上、侑李の商人気質は適当に終わらせてサヨナラなんてそんな半端な仕事は許さなかった。 ちゃんとそれに見合うクオリティで兄ちゃんを満足させたい。 けれど、そんな侑李のお仕事は想像していたよりも兄のナニを刺激したらしく、さっさと5千円貰って帰ろうと思っていた侑李を群司は軽々と抱き上げて、ベッドにごろんと乗せてしまう。 そしてそのまま弟の体にのしかかると、群司はわざとらしく咳ばらいをして続けた。 「あーー…侑李くん、そのー……今日は、いくら出せば最後までヤラしてくれる?」 父も母も、まだ当分は帰ってこない。 続きを堪能する時間はいくらでもあった。 侑李の脳は兄の言葉にすぐに計算を始めていた。 「うーーーーーん。1万円。」 その答えに兄はすぐに返事を返さなかった。 「………それは、トータルでってことか?」 「ううん。プラス1万円。」  「1万って、お前なあ………銭ゲバすぎるだろ、ガキのくせに…。」 ややかぶせ気味にぶつけてきた弟の返答に兄の中で再び逡巡が始まる。 合わせて1万5千円は大人の兄にとっても結構な出費だ。 けれど、よそでそういう店に行くよりは安い。小学生に中出しし放題。実弟とはいえ。 そんな事を考えてるんだろうなぁ、と兄の悩む姿を悠長に見守っていた。 侑李としては目標の額はゲットしていたのだからどっちでもよかった。 貰えなければ仕方ない、しかし貰えるんならこれぐらいふっかけてもいいか。 「………1万だな?その代わり、一回1万じゃなくて、一晩1万な?」 「うん、いいよ。」 結局、ここまで高ぶった性衝動を思いっきり気持ちよく発散したいという欲望には勝てなかった様子だ。 侑李としては本当にどちらでもよかった。 けれど、久々の兄とのエッチには流石の侑李もちょっぴり不安があった。 兄とこういう関係になって以来、自分でお尻の穴を弄るのは侑李もたまにこっそりしていたが、兄の物ほど大きなものを入れたことは無い。 流石に群司もそういうことは察していてか、弟にローションを手渡すと、鼻の穴を膨らませて言った。 「自分で慣らしてるとこ、見してくれよ。1万も払うんだから、それぐらいいいだろ?」 「えーーーーーー………いーけど……。」 そんな妙に正当性のある兄の主張に、侑李は軽く顔をしかめる。 いくら侑李でもお尻の穴を他人にじっくりと見られるのは恥ずかしい。 憮然としつつも侑李はシャツを脱ぎ、パンツとブリーフをベッドの外に捨てると、体だけは年相応であどけないおちんちんをぷりぷり揺らしながら、言われるまま兄の見ている前で脚を開き、色素の薄い後ろの肉孔を眼前に晒す。 そんな弟の痴態をオカズにするかのように、わざとよく見えるように自身の収まらない勃起を群司は見せつけるように扱きたてていた。 「今からそこにコイツが入るんだからな?ちゃんと慣らしとかねーと、いてぇぞ~?」 もはやこの場は吹っ切れて、にやら笑いを浮かべて見下ろす兄に、侑李はむっとしつつもちゃんとやる事はこなしていく。 少し冷たいローションを纏った指が、侑李の細い窄まりに触れ、くちゅりとぬめった音と共にその秘部を侵していく。 「んっ……ふぅ…んっ…んっ…んっ………。」 大人である兄の指ならまだしも、自分の指の数本なんてもはや大して慣らさなくても容易く咥えて、呑み込んでしまえる。 大きな刺激は無い代わりに、浅いところを擦ったり、肛門を軽く拡げたりを繰り返すだけでも自分の意思で適度な刺激を得られた。 あえて兄の視線を考えないことにして、いつも自分がしているようにアナルを弄りながら、元気になってきたオチンチンをごしごしと扱く。 「はふ…っ…んっ…ひゃっ……はぁ…はぁ……はぁ…んっ……。」 侑李としてはただいつもより激しめのオナニーをしているに過ぎなかった。 小学生にしてアナルの快感に目覚めるのは少々早熟すぎとはいえ。 侑李の指ではお腹の裏のいいところに、届きそうで全然届かない。 そのもどかしさを楽しんだりもして。 お尻の穴をくちゅくちゅしながら、扱いているおちんちんの先っぽが濡れてくるのが自分でも分かってくる。 「んっ…んふっ…んっ…ふーーっ……ふーーーっ…ふぇ……にいちゃ…?」 「やっぱ、手伝ってやるよ………。」 すっかり血潮の上った顔で、群司は侑李の手を取り、その指をどかせると、弟の恥ずかしい穴に今度は自分の指を宛がっていく。 侑李にマウントを取ろうとやらせた公開オナニーで、兄は逆に自分が煽られる結果になっていた。 自分のものより数段太くて長い指で、それも自分の意思では止めることの無い抜き差しに、侑李はさっきとは逆に兄に啼かされていた。 「やっ……にいちゃ…っ…ひゃふっ……あっ…あぅっ…。」 1人ではお預け状態の前立腺への刺激も兄の指ならなんとか到達してしまう。 それよりも、大人の男性特有のごつごつした指の関節の節がお尻の穴をごりごりと拡げてくるのがたまらなかった。 何度目かのローションの追加で、すっかりよだれまみれのようになった侑李の後ろの穴は、指を引き抜かれた後もぽっかりと小さな口をあけてもっとおいしい物を欲しがっているように兄には見えた。 健康的な色の肌をすっかり色づかせて気だるげな弟の両の太ももを左右で掴み上げシーツに押し付けるように前倒しにしてやると、知哉の体はまるで群司に対して自分の入り口を掲げて差し出しているような体勢にされる。 今すぐにでもそんな子供の柔孔にブチこんで、即物的な快感に浸りたかったが、そこをなんとか制して、どろどろのアナルに熱棒の裏筋を擦り付けながら思わずニヤつく。 「侑李~~?そろそろ兄ちゃんのチンポ、欲しいか?ん?」 他人からすれば「クソ」の付くレベルで生意気なこの弟に、たまには小遣いせびりではなく、可愛くエッチなおねだりもさせてみたい。 そんなマウント取る気満々の兄に対して、当の侑李はといえば、自分からも足を拡げ、物欲しそうに細められた瞳で兄の逞しい体を見上げていた。 多少早熟でも侑李だってやっぱり小学生の元気な男の子だ。 気持ちいい事は好きだし、気持ちいい事には弱い。 「うん………欲しい…にいちゃん………おれンなか…はやくきてぇ………」 群司としてはこまっしゃくれた弟に、ちょっとくらい悔しい顔をさせられたら、それでよかったのだが。 「おま…ぇ…なぁ………こんな時だけ…っ…!…」 予想外のはしたなくも素直なおねだりに調子を外されつつ、そんな侑李のおねだりの効果は群司の勃起に直撃していた。 「あっ……あぁぁっ……ン…っ……!」 既に興奮に耐えかねた群司の肉棒はそれから数秒もかからずに弟の肉孔を貫いていた。 入り口から小さく細っこい肉孔を健気に兄の太さまで拡げられながら、それでいてたっぷりのよだれを滲ませ受け入れていく。 華奢な弟の腰をしっかりと掴んで、体重をしっかりと使って大人げなく突き上げて、群司の太い先端はしっかりと男の子の弱点を責め立てた。 男にも、ケツの中に女と同じように弱いスイッチがある、という漠然とした知識だけで小学生の侑李にしっかりアナルの味を教え込めたのは、ひとえに群司のセンスだろうか。野生の勘と言わざるを得ない。 「あっ……あぅぅっ!……それ、やだっ…やっ…あっ…あっ…あぁ~~~っ…!」 「おーおー、ほんとに、ヤだったら、やめてやるけど…なっ…!」 大人による過剰なまでの前立腺への責め立ては、利発とはいえまだ発達途上の弟の脳みその働きをさぞかし搔き乱していることだろう。 勿論、群司に途中でやめてやるつもりなどなく、侑李自身に今自分が感じているのがただただ強烈な快感なのだと身に染みて理解させるまで、責めを止める事など無かった。 「ふぉっ……ぉお゛う~~…っ………にいひゃっ…は…っ…あ゛ンっ…ンっ…!!!」 「やめてほしくないだろぉ?ん?」 「ふーーっ…ふーーっ…はぁ…あんっ…あん、あん、アン…っ…やン……」 太い根元も使って、何度も何度も肛門を割り拡げ、蹂躙してやりながら、次第に快感に従属していく弟の声を心地よい音楽のように楽しむ。 とはいえ弟への攻めの激しさはそのまま自分にも返ってくる諸刃の剣だ。 実際興奮と刺激で勃起しつくしている今の自分の竿は、既に何度か絶頂寸前までイきかけたのをなんとか堪えてここまできている。 気が付けば、腰にしっかりと絡んでいる弟の脚。 もっともっととせがんで抱き着いてくる小さな腕に、ようやく何かの満足を得ると、涙やよだれ、鼻水でぐちゃぐちゃの弟のほっぺたに吐息がかかる距離でむしゃぶりついて。 「はーっ…はーっ…おい?キスはいくらだ?教えろよ。」 そんな兄の問いかけに、強烈な性感による混濁の中でも侑李の脳はしっかりと計算を完了させた。 「はーっ…はぁっ…そんなの………さーびすでいいよぉっ………。」 聞くが早いか、まるで言葉にかぶせるように弟の幼い舌を捉えるように食んで、深々と口づけたと思えば、弟の唾液の味を楽しみ、自身も唾液を飲ませ、兄弟同士で大小の舌を互いに擦り付け合う。 兄から弟への只の愛撫というだけでなく、上の口の粘膜への刺激が、より性器やアナルからの刺激をも増幅して、その刺激がまたキスから得られる快楽を、と無限にループする兄弟相姦の甘い味。 群司はおろか、子供の侑李にはひとたまりもなかった。 「にーちゃっ……おれ……もぉ………あっ…ああぁっ…ひゃっ…!!」 侑李がもはや絶頂しかけと見るや、見た目にも残酷な程の膂力で弟の体をシーツに押し付け、いよいよもって兄の根元から先端の太さ長さ、熱さ、逞しさ、全てを刻み付けるようにピストンを開始する。 余りの仕打ちに身も世もなく泣き叫ぶ侑李の姿に妙な愉悦を感じながら、群司も理性を捨てて弟の肉孔の味を楽しむ事だけに腐心した。 「はっ…はっ!…はっ…はっ!!!オラ、イけ!!!ガキのくせに兄貴のチンポで思いっきり派手にイッちまえ!!」 「ひゅっ…ひうっ…うううぅぅううぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!」 侑李が後ろだけでもバッチリとイけてしまった事は、ろくに触れられてもいなかったおちんちんからしっかりとミルクを吹いてしまった事からも、見ために知ることが出来た。 そして、群司も侑李の中にしっかりと種付けし、それこそ弟を孕ませてしまうのではないかと思えるほどの営みをこの1時間程度の間にこなしていた。 「はーっ……はぁ……つ…かれた……もぉ…おわり…ぃ……っ………。」 長い女日照りで欲求不満を抱えていた兄の性欲とその威力を完全に侮っていた侑李は、兄との繋がりが解かれてもなお、刻み込まれた悦楽から中々解き放たれず、小さく痙攣を繰り返していた。 ぷりゅ、と小さく音を立てては窄まりから兄の精液をはしたなく垂らし、カエルのように仰向けのまま力なく脚を開いた侑李に、けれど群司は非情な宣告を発する。 「はぁ?何言ってんだよっ?……一晩1万だろ?まだまだ夜はこれからだろーがっ…!」 「ふぇ…っ………や、…だ、だってぇ…もぉ……っ…。」 侑李が涙の浮かんだ双眸でそんな兄を見上げると、あれだけ大量の射精を終えた直後とは思えない程彼のそこは未だ衰えを知ることなく、傍で見て分かるほど立派な脈動を維持していた。 「覚悟しろよ?ちゃんと言い出したことは守るのが、お前のいいとこだろ?一晩俺のチンポに付き合ってもらうからな?」 「うわぁん…っ……もぉむりぃ………ごめん…ってぇ……!!!」 ちょうど中出ししたての精液がいい感じにローション代わりになりそうだ。 呑気にそんなことを言う兄の声が、侑李にはだんだん遠くに感じて聞こえていた。 ─── 「や……はぁ……もぉ……ほんと……む…ぃ…りゃめ…ぇっ……………。」 計5回の中出し生ハメを経て、侑李がようやく解放されたころにはもうすぐ日付が変わろうかという時刻に入っていた。 健全な小学生ならとっくに就寝してるはずの時間帯、兄のベッドの上で最後にぶっかけられた兄の不健全な体液に塗れ、侑李は息も絶え絶えでいた。 「わりぃわりぃ…つい夢中で………でも…やっぱ中出しエッチ、サイコーッ…!」 そんな弟とは対照的に、この数時間で欲求不満を一挙に解消した群司の顔は疲労はあれど肌ツヤは見違えるように輝いて見えた。 「あ、そうだ。小遣いだったな、ちょっと待ってろよ………現金持ってたかな…。げ、細かいのねーや。」 鞄から財布を取り出した兄は、その中身を探ってああだこうだと頭を捻った末、戻ってきたベッドに上がって、弟に紙幣を突き出す。 「ほらよ。」 その指に挟まれた諭吉さん3枚を目にするや、一気に疲労の色が消え、輝きだす侑李の目。 「………えーーー、いいの?こんなに~。」 「おう、夏休み、豪遊するんだろ?ただし、母さん達にはナイショだからな?」 ケケケッと、自身も小学生男児を思わせるいたずらな笑みを浮かべると、汗だく汁だくの弟が飛びついてきて、互いに裸のまま密着する。 「にーちゃん、だいすきー。」 文字通り現金なことを口にしながらぎゅうっと抱き着き、頬に吸い付いてくる弟に郡司は再びムラつきながらも、大分入り込んできた賢者モードに制止されてなんとか煩悩を振り払う。 「と、とりあえず、父さん達が帰ってくる前に、風呂でも入っとくか!」 「うん、久しぶりに一緒に入ろ。」 抱きつかれて軽く頬ずりなんてされると、すっかり気を良くした兄は計3万円の痛い出費の後とは思えない上機嫌な様子で、碌に何も纏わず自室を後にする。 侑李の兄活は、行為後のアフターサービスまでしっかりと行き届いていた。 ─── 兄の援助の甲斐もあって、侑李の夏休みはほぼ完ぺきに計画通りに進んだ。 欲しいゲームやおもちゃは全部網羅して、美味しいものをたっぷり食べて摂取したカロリーを散策やプールで消費して、おかげでくっきりと綺麗な日焼け跡が付いてしまった。 兄にはエッチだと鼻の下を伸ばされたけれど、侑李には何のことやらよくわからない。 けれど、もしかしたら追加で稼ぐチャンスなのかもしれない、なんて思いながら、大分揃ってきたポケモンカードのファイルを同じクラスの友人、東海斗(あずま かいと)と公園で広げて悦に入っていた。 「すげ~~キラカードいっぱいじゃん。よくこんなに揃ったなぁ~。」 自分と違って海斗が白くモチモチしたほっぺを揺らして感心していると、侑李はえへんと胸を張る。 「まーーー軍資金がちげーからな!」 子供なのに大人買いを可能にしている侑李の財力は、まさに彼の努力の賜物であった。 けれど、そんなことばかりに無考えに使っていたらすぐに底をついてしまう。 まだ縁日や花火大会といったお金のいるイベントはわんさと控えているし、もうすぐ発売日の欲しいグッズも控えている。観たい映画もいっぱいあった。 「いーなー、おれも侑李みたいにもっとお小遣い欲しー。」 指を咥えて自分を羨ましがるしかない海斗に、侑李はぽんと肩を叩いて。 「だから言ってんじゃん。「たくちゃん」?だっけ?仲良しの兄ちゃんからさぁ、エッチの時におねだりすれば小遣いくらい貰えんじゃねーの?」 侑李と違って海斗自身は一人っ子だが、海斗にも侑李にとっての群司のような、仲が良くてエッチもしている年上の兄貴分がいる、ということは侑李も海斗自身から聞いて知っていた。 「おれ達今『ぴちぴちの小学生』なんだぜ?大人なのに、小学生とエッチ出来るんだから、ちょっとくらいお小遣い貰ってもいいじゃん。」 いかにも自分の武器を有効活用していると言わんばかりの侑李の口ぶりだったが、海斗はうーんと唸るばかりであまり賛同の雰囲気ではない。 「だって~、侑李とお兄ちゃんは兄弟だけど、おれとたくちゃんは他人だし…お金で繋がっちゃうみたいなの、なんかやだ。」 「え~?そーゆーもんかなぁ………。」 言われてみれば、お小遣いのやり取り以前に、自分と兄ちゃんには血を分けた二人きりの兄弟という絆が初めからオプションとしてついている。 「そーゆーのしてたら、理由無いとエッチ出来なくなっちゃいそうだし。おれ、たくちゃん好きだし、たくちゃんとエッチするのも好きだから。普通にするのがいいなぁ。」 いつもぽやんとしている友人の、意外と人間関係考えてる風な意見に、侑李はじわっと相手の「たくちゃん」に興味が湧く、と同時に自分と兄の関係こそお金繋がりと言われてるような気がして、それは少々心外だった。 確かにお小遣いはせびってるけど、自分だってそういうの抜きでも兄の事は嫌いじゃない。 兄ちゃんはアホだけど、そういうところが可愛いと思わなくもないし。 兄ちゃんはアホだけど、顔と体と収入だけはいいから、悪い女にすぐコロッと騙されそうになる。 その度に自分がわざわざ手を尽くして性悪女の本心をそれとなく暴露したり、こっそり二股を暴いてあげたりしていたのだ。 そんな女達と付き合ったり結婚して、みすみす収入や精を搾取されるぐらいだったら、自分と気持ちよくエッチしてお小遣いでもくれてた方が兄も幸せだと思う。 おれも、そのうち絶対高給取りになってやるから、二人分の稼ぎで充分楽しく豊かに暮らしていける。 「なぁなぁ、そのたくちゃんってさー。ちんちんどんな感じ?でかい?」 非情に子供らしい無邪気な好奇心で侑李が問うと、海斗は長年の友人の侑李も見たことの無い深刻な表情で何度も首を縦に振った。 「うん、でっかいよ。おれ、いっつも死にそうになるもん。」 「へーー…でも、うちの兄ちゃんも負けてねーけどな!でっかいし、元気だし!」 「たくちゃんだって、でっかいだけじゃないよ!いっぱいおれのキモチイイとこズンズンしてくるんだよ!」 いちいち自分のいけないところをごりごりに擦りたててくる実兄のあの形を思い出して、すんすんと鼻息を荒くする侑李に、海斗も決して大きさだけじゃないたくちゃんの腰遣いの凄さを力説する。 「「そんなに言うなら、今度こっそり撮って、見せっこしようぜ!!」」 まるでカードゲームにでも興じるかのようにそんな約束をして、その日の男児達の談合はお開きになった。 夏休みはまだ、半分以上残っていた。


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