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田村サブロウ@小説書き
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[R18]このすば_アクア4P二次創作_途中執筆過程5

 本記事は、「アクアだけキスしてはいけないハーレム4P(仮題)」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。


 その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。


 今回の二次創作の題材は、「この素晴らしい世界に祝福を!」という笑いあり冒険ありの異世界系ライトノベルです。


 その中に出てくるヒロイン3人、特にアクアという女神に着目します。


 カズマを異世界に引きずり込んだ発端であり、死後の失態を辱められたカズマが仕返しに無理やり異世界に道連れにした女神、それがアクアです。


 女神の神パワーとかでせいぜい俺を楽させてくれよ! というカズマの期待は早々に裏切られ、酒に酔うわゲロるわ空気が読めないわベソかくわの構ってちゃんなトラブルメーカー。ガワは完璧なのに性格に問題がありすぎて、二次創作する私としても取っ掛かりを見つけるのに苦労させられました。駄女神は伊達じゃない。


 それでは、ごゆるりと。


 前回の続きからです。








「さあ、もう十分待ちましたよ。アクア、ちゃんと口にしてください。他の男ではなく、カズマでないといけない理由を!」


「あ、あっ、あ……!」




 ずいっと、涙目のアクアにめぐみんは迫ってシンキングタイム終了を告げた。


 その様子を背後から見ていて……一瞬、ダクネスは胸がざわついた。なにか判断を誤ったような、得も言えぬ不安感。


 だけど何に対する予感かはわからず、アクアのカズマへの気持ちを聞きたいのはダクネスも同じである故に、違和感を素通りして――




「っ、特に無いわよ、そんなのっ!」


「――」




 勢いだけのいいアクアの返答に、絶句。


 ダクネスとめぐみんは、揃って目を丸くして固まってしまう。




「なんやかんやでカズマさんは私と一番付き合いが長いのに、私にこれっぽっちも手を出さないのが気に入らない……強いて言うなら、それだけよ」


「それに……そう、これは天罰なのよ。私の熟れた身体をダクネスやめぐみんの下位互換扱いしたカズマさんに、天罰を思い知らせるという、女神としての責務なのよ!」


「カズマに女神の抱き心地を思い知らせて……身も心もトロットロに蕩けさせて。メロメロの虜にして♡ アクシズ教に入信させてやるのよ!」




 最初のところのアクアは意固地に、ふて腐れたような表情で。


 天罰のくだりはその場の思いつきなのか、目線を泳がせながら。


 そしてカズマをメロメロにすると豪語するアクアは、顔を赤らめながら、嬉しそうに、新たな入信者について虎のたぬきの皮算用。


 そして。




「あ。でもめぐみんとダクネスは、カズマを私に取られる心配はしなくていいわ!」


「カズマさんが私に骨抜きになるならともかく、私がカズマさんに体はともかく心まで委ねるなんてこと……ぜーったいに、あり得ないんだから!」




 ピシッ、と。


 僅かに肩が跳ねためぐみんから、ダクネスはそんな音を幻聴した。


 最後にいらない配慮を交えて『体だけのカンケイ』に言及し、無駄に自信満々にカズマへの好意を否定したアクアに。


 可愛くウインクして、気遣いできるいい女を気取るこの駄女神に対して。


 めぐみんの中で、なにかがキレた。


 そう、ダクネスは感じた。




(ご、強引に行き過ぎた~……!)




 明らかに本心を言っていないアクアの態度に、ダクネスは失策を悟って天を仰ぐ。




 パーティーの中で誰よりも非常識な問題児のアクアを相手に、真面目な雰囲気の中で押し迫る手法は、悪手だったのだ。


 日頃から、カズマが真剣な場面でアクアの非常識さや察しの悪さに何度ズッコけさせられ、何度シリアスな空気を台無しにされたことか。




 この場にカズマがいたら、もっと上手くアクアの本心を聞き出せたかもしれない。


 渋い顔をするダクネスが、尋問に失敗しためぐみんを励まそうと、肩に手を置こうとしたとき――




「いいですよ」


「「え?」」


「カズマを襲うの、手伝います」




 まさかの色よい返事が、めぐみんの口から。




(な、え? さっきのアクアの返事の、一体どこにめぐみんを納得させる要素が!?)


「あ、ありがとう、ありがとうめぐみん! あ、一度受けたからには、後から取り消しなんてセコい事は言わないでね? ドタキャンもクーリングオフも無しで――」


「いや待てアクア! ……本当にいいのか、めぐみん?」




 二言を封じようとするアクアを手で制して、ダクネスはめぐみんに確認を取る。それで納得できるのかと。


 そんなダクネスに、めぐみんは一瞥して、目配せをした。


 めぐみんの横顔。表情は真顔だ。


 一瞬、彼女は指を唇に当ててダクネスに沈黙を促すと、アクアに目線を戻して、




「ただし、条件があります」


「……へ?」




 浮かれているアクアに、めぐみんは枷をつける。




「アクアだけは、カズマにキスしないでください」


◆To Be Continued

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