進みは遅いが、ちゃんと進めてるんだよ…?
という証明コマ切り抜き。
現在25pネーム。
このままだと30p超えそうね。
※以下駄文※
話題として遅すぎるけど、ちょっと所感を述べたいのですわ。
実はわたくし、一応ブレイクダンスをかじっていた過去有。
パワームーブの殆どができず、ライブも一回しか経験のないへっぽこダンサーですが、情熱だけは一人前って感じのダンサーでした。
だもんで、すっかり踊らなくなった今でもダンスについては画面の前でグチグチ言う、「昭和の野球観戦おじ」と似た意識を持っています。
で、何が話したいのかって色々あるんですが、複数の所感を語って、最後に全部融合させます。
オーストラリア代表のレイチェル・ガン選手。
この方のダンスが「カンガルーダンス」として悪い意味で有名になったみたいですな。
ワシもyoutubeで見てみました。
感想としては「すごくはない」「スピーディーではない」というのはワシも感じました。
だが、「これでいい」とも思いました。
次に、男子ブレイキンHIRO10(日本)さんと、VICTOR(アメリカ)さんの対決で、高難度の技を次々繰り出し成功させていたHIRO10さんが敗退した事で、ブーイングが巻き起こったとかなんとか。
色々調べましたが、ブーイングは「良い意味で」「HIRO10も良かったぞ!」という意味でのブーイングだったとか説明があった気もしますが、ブーイングはブーイング。
決して良い意味にはできませんよな。
件のHIRO10さんのダンスはyoutubeで見れたのですが、残念なことにVICTORさん側のダンスは見つけられませんでした。
代わりに、別の人とダンスバトルをしているVICTORさんのダンスは見れました。
これの感想は「恐らくVICTORさんの勝利は当然の結果だ」です。
この二つのダンスの感想の融合なんですが、ワシは常々最近のダンス、特にブレイキンについて感じている不満、懸念があるんです。
それは「技自慢、速さ至上主義」になっているという事。
いつの頃からかブレイキンの「フットワーク」という技術は、「高速フットワーク」と言いまして、如何に速く、ダバダバできるかがカッコよさに繋がると考えられ始め、それに憧れた後続がドンドン「速さ」を求め始めました。
それと同じように、ブレイキンが有名になるにつれ、ダンサー達は「技の難易度」を注視し始めます。
「速くて」「難易度が高い技」を繰り出す事がカッコよく、最高で、目指すべき目標だと思っているんでしょうね。
ここまで書けば何が言いたいかわかってもらえると思いますが、
逆にダサいと思っています。
ダンスは表現です。
ダンスは踊る自分と、相手と、見てくれている皆の心を躍らせてこそダンスです。
その為に、自分がダンスで表現したい事の為に初めて「技」と「スピード」が必要になる「場合」がある。
ダンスに何が必要なのかは、表現したい内容によるんです。
確かに難易度が高いとされる技や、それに更に一工夫施した高い水準のムーブは見応えがありますし、本人の凄まじい努力も伺えます。
実際凄い事してるわけだから、観客としても「スゲー!!」ってなりますわな。
でも、大事な事は「なんでその高難度の技を繰り出す必要があるのか」って事なんです。
「高難度な技を連続で繰り出す俺を見てくれ」ってコンセプトなら、まぁそうなんでしょうね。
「俺スゲー事してるぜ!ほらスゲーだろ!?」って表現したいのなら、わかります。
そういうのを「技自慢」って言うんです。
正直な話、HIRO10さんのダンスは私の眼にはその「技自慢」に映りました。
それに比べてVICTORさんの踊りは、「まるで無重力」。
速さや難易度に拘るのではなく、「遅さ」の表現でまるでフワフワと浮いているかのような、無重力を感じさせる実に見事な表現でした。
流麗で、それでいて緩急がしっかりとしたワクワクするダンスです。
HIRO10さんも凄い。
でも凄いだけなんです。
HIRO10さんの踊りは高難度の踊りを更に難度を上げる為に無理を重ねるダンス。
VICTORさんのダンスから聞こえる音が「フワッ スワッ」と柔らかく滑る音なら、
HIRO10さんのダンスからは「ゴッ!ゴリッ!」とぶつかり合い、痛そうな音ばかり。
もしVICTORさんがHIRO10さんとの対決でも同じように踊っていたのなら、それはVICTORさんの勝利で間違いないでしょう。
カンガルーダンスのレイチェルさんもこれと同じです。
「速くない」「すごくない」だからレイチェルさんのダンスは0点だ、なんて。
繰り返します。
ダンスは「表現」です。
何を表現したいのか、その表現の結果、心躍る事が大切なんです。
日本のダンサーは最近その辺りを忘れている気がします。
勿論「日本人全員そう!」なんて極論は言っちゃいません。
でも、海外のダンサーと比べて実に余裕がない。
海外のダンサー達の表現は余裕があり、余白があり、遊び心があり、「くー、たまんねー!」と叫びたくなる程のセンスがある。
日本のダンサーは難しさと速さばかり求めて、上記の良い点が無い事が多い。
モンハンで言えば太刀ばっかり?みたいな?ちょっと違うかも。
とにかく、凄いだけがダンスじゃないって事と、
今後の日本ダンス業界は「技自慢、スピード至上主義」からの脱却を目指して欲しいっていう、オッサンの愚痴でした。
tamuhi
2024-10-02 15:21:26 +0000 UTCuser-88-21635
2024-10-02 15:08:37 +0000 UTC