今回のご依頼内容は以下でした。 ・勝負服のフリオーソ ・絵は全身図 ・船橋名物のソースラーメンを持っている ・背景には「船橋最強」の筆で描かれた大きな文字や船橋名産の人参や梨 ・勝負服のマフラーの先端に、ぶら下がる小さなふなっしーを付け足す ・手に持ったラーメンを食べずに、こちらにキリッとした表情を向ける これ、公式イラストの後ろ姿のフリオーソを見てのイメージだと思うんですよね。 少し煽り気味の背を向けたかっこいい構図なんですよ。 そこに追加でソースラーメン持たせる感じ。 でも、この追加の「ソースラーメン」がすごい難敵でw ラーメンには丼があるので、煽りや水平構図だと丼しか見えなくなるんですよ。 丼から海苔や卵をはみ出させて、かろうじてラーメンに見えるようにはできるんですが、 表面が見えないので、これがラーメンに見えても「ソースラーメン」とは分からないんですよね。 なら丼に「ソースラーメン」と書いて説明するか? それはドラえもんの落書きで、出来に自信が無い人がドラえもんの額に「ド」と書くのと同じ行為です。 自分のプライドとして、それはできないw 「船橋推しのフリオーソが持ってるラーメンなんだから、それはソースラーメンだろう」 これで逃げることも可能ですが、依頼主はちょっと残念に思うだろうなと却下。 依頼主にはできるだけ喜んで貰いたいですからね。 そうなると表面を見せるために傾けるか。 そこでまた問題になるのはラーメンという物体。 ラーメンは「汁物」なんですよね。傾けると溢れるんですよw 躍動感があるイラストだと、傾けてラーメンが溢れそうになってる一瞬を描くことは可能ですが、 今回のご依頼は静止の方向性です。 躍動感のイラストって時間の流れが止まってるイメージなんですが、 静止のイラストは時間がそのまま流れてるイメージなんですよね。 なので、傾いてるラーメンがそのまま静止してるのは違和感に映るんですよ。 そうなると構図は俯瞰の1択ですね。 上から見るしかありません。 ということで、ご依頼内容をすべて入れるとこういう構図になりました。 ソースラーメンで決まったと言っても過言ではないw