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マンガの描き方の本を読んで

ふんぼチャンです

皆様が見守っていただいたおかげで無事原稿が終わりまして

編集さんに受領いただきました。これよりツイ漫画をばりばり描いていきたいと思います

ナチュじょ6巻もそろそろ作らなきゃというところなんですが

まずはすっきりするまで色々描きたいと思います笑


それはそれとして、今回は最近読んで勉強した本についてお話したいと思います。

「描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方」です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4087900223/ref=cm_sw_r_tw_dp_602H07K3WCZQQRX6ZRT8

マンガ家になりたい人向けなイメージの本ですが、技法書というわけではなく

なりたい人がどういう心構えで取り組めばよいのかといった事が記されています。

読んだ感想としては、なにより「描きたい物を描こう!」という当たり前ながらも一番大事な事が記されていました。

もうほんとうにその通りなのですが、そんなの描きたいものがあるから漫画描いてるだろう!というのが当然の感想かと思われます。

ですが、この本はそれだけでなく

「描きたい物を描く」とはどういうことなのかを実際に絵で示してくれています。

実際の超大御所漫画家さん何名かに、お題を与えて2pの漫画ネームを切らせて

その漫画家さんがどのような考えでそのようなネームを切ったのかも解説してくれています。大変面白い結果になっただけでなく、清書されないネームが見れるという貴重さは凄いと思います。


私はネームの勉強も兼ね、いくつかトレースしましたので勉強の跡を残す為お見せしたいと思います。

1つ目のお題は「下校中の男子二人組がひったくり犯を捕まえる」です。

「白井カイウ」先生のネーム↓

力士風の大男が犯人のバイクを跳ね飛ばし、スマートな相方がバッグをキャッチするというものです。2p目の迫力のあるシーンを「描きたいもの」とし、それまでのコマでしっかり物語を進めながら説明を加えています。

ちいさなことなんですが、バイクが跳ね飛ばされた直後の2p2コマ目、バイクのタイヤがコマを超えている表現に関心しました。ほかにも1コマ目の右側 横線で学校の遠くから声が響いてくる感じというんでしょうか、シーンの動きが感じられるこの表現 私はあまり使えてないのでこういう事なんだな~って思いながらトレースしていました。

また先生いわく、2p目の大ゴマを大きく見せるために1p目の最上部は余白として描かなかったそうです。すごい。


「筒井大志」先生のネーム↓

剣道部のふたりがひったくりにあった女性が美人であることに魅せられ競い合いながらも犯人を捕まえる。でもその美人さんは子持ちでした!というお話。

躍動感ある剣道部員二人のコマももちろんですが、1コマ目で竹刀を持っていることや、2p目の大ゴマで甲冑(?)を見せることで「剣道部」を説明できているところがさりげないながらも凄く大事な事だと感じました。



2つ目のお題

「会社をクビになった人が公園で落ち込んでいると、公園にいた子供が励ますために捕まえたクワガタをプレゼントし、元気づけられる」

「白井カイウ」先生のネーム↓

クビになった男性、子供の「あげる」という声にはっとなるだけでなく「生きてりゃ何とかなる」という子供ながら純粋な言葉とクワガタについ笑みがこぼれる。

「解雇通知書」をコマで魅せるだけでクビになったことを説明するが、子供にはそのことはよく分かってないだろうけど、ブランコで頭を抱える光景だけでも落ち込んでいるだろうということはよくわかるような2コマ目の哀愁ある様子が状況を説明するには十分でした。2p目1コマ目は本当に凄いと思っていて、大きなふきだし、両端の余白にも重みがあるように思えますよね。

あとはとても些細なのかもしれませんが、1コマ目のセミの声 2コマ目にも被らせることでセミの声が2コマ目の風景のなかですこしだけ聞こえているように見える所 とっても感心しました。

この時の「描きたかった事」とは、「生きてりゃ何とかなる」という子供の無邪気ながらも重みのある発言に心を打たれるための布石?である「あげる」のコマだったのかなと思います。


「筒井大志」先生のネーム↓

OLさんがクビになるも、無邪気に虫取りしていた子供にいきなりクワガタを渡される。

OLさんに不思議と笑みがこぼれる。


1コマ目に遠景で公園を、ブランコに誰かいることを説明し、主人公が誰かを抜きで表現。そのあとの2コマでクビになったことを説明し、デフォルメ気味のOLさんでちょっとコミカルに落ち込んでいるところまでの流れ 本当に自然に読めちゃうんですよね

また2p目の1コマ目にいきなりクワガタをドンと出す事でいきなり目の前に何かをよこされたという主人公の視界をうまく表現できていてなるほどと思いました。

また2p目の下半分という限りあるスペースでクワガタをよこされた驚きからの笑みへの展開を詰め込んでいるところ、詰め込むことをあまりできていないと思う私にとって凄く参考になる構成でした。

この時の「描きたかった事」はやっぱりそのクワガタの所と、元気がでるOLさんの心情の変化なのかもです。


※繰り返しですが、いずれも私が本をスキャナで通してトレースしたものです。

※白井カイウ先生…代表作:約束のネバーランド

※筒井大志先生…代表作:ぼくたちは勉強ができない


お二方ともネームの密度はそれぞれですけども、どのシーンを見せたいのかを大きなコマやコマの線を越えたキャラクターの描写によって主張しながら、周りの小さなコマやその中で説明を加えることができていました

それだけでなく、作家さん特有のセンスといいますか、お題は共通なのにキャラクターデザイン自体にも味があって単純なお題から凄く面白そうな漫画に昇華させることができていて、ただただ関心しました。



他にもこの本には、週刊ジャンプで連載されている大手の漫画家さんにいくつかの質問をして連載漫画を描く上でどのような事をしているか、19p描くのにどのくらいかかっているかなど面白い解答がたくさんありました。

その中である作者さんが、漫画や映画を日頃から見るだけでなく、言語化して人と話したり感想を記すことが大事だと言ってました。だから私も見習ってこうやって長文垂れ流してる所です(?)


漫画家を目指す人だけでなく、ジャンプ漫画が好きな人でも興味深く読める内容なのかもと思いました。


来週からまたツイ漫画やナチュじょの更新をしたいと思っています。

少しずつこの本で読んだことを実践できていけるよう、やる気出していきたいと思います!


そりでわ。

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Comments

ありがとうございます! まだまだ未熟ですが、未熟だからこそがんばりまくります!!!!!

ふんぼ

ふんぼちん勉強して偉いですね これからも頑張って下さい、一番応援してますね

relent


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