好きな作家さん方が同人誌の裏話をされていたり、アニメやゲームの設定資料集で解説されているのを見るのが好きなので、自分でも試しにやってみようと思った次第です。
ファンボックスはまとまった文章が書けるブログとして使ってる側面も強いので、今後一次・二次創作問わずに創作の小話をする時はこちらに書こうと思ってます。
描いた時の心情とかその辺りのお話が多いので、もちろん読まなくても漫画単品で楽しんで頂けます!!
人が悶絶した記録を見るのがお好きな方は暇潰しにどうぞといったテイストです。
※以下同人誌のネタバレが含まれます。まだ見てない人は良ければ↓から読んでね。
▼メロンブックス(紙の本):https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1197471
▼DLsite(電子書籍):https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ370133.html
▼BOOTH(電子書籍):https://panda1.booth.pm/items/3605848
描き下ろしのショートごとにちょこっとずつ話していきますね。
【飽和する境界線】とタイトルや表紙のこと
最後の話とリンクするように出てきた話です。
読み終わった後に最初のこれってこういう意味だったの!?みたいな仕掛けが好きなので意図して入れてみました。
タキオンは紅茶を飲んでるのか砂糖を飲んでるのかよく分かんないねって思った時に、実験と感情の狭間を測ってるタキオンにぴったりだなぁと思って出来たのが今回の本の主題でした。タイトルは【恋】と書いて【実験】とルビをふっているのもその辺りから来ています。
少女と科学者の二面性が好きという点はタキオンと付き合っていく中で一生言い続けるくらいサビの好きなところなので、最初の本だしデザインでも表現したい!と思いデザイナーさんにお願いしたのでした。抽象的なお願いだったのに意図を汲んでデザインして頂いてありがたかったです。
デザイナー:allelopathy.様
https://allelopathylogo.wixsite.com/arumu
https://twitter.com/p1zm/status/1488024787285069825
【モルモット君】
実は本を描き始めてから突然生えてきた話で最初はありませんでした。でもこれがあって良かったなと思います。イメージ的には南くんの恋人でした。
1P漫画の方に描きましたがトレーナー君は柔軟剤の匂いだそうです。
お話って決着させる事を考えるとどうしてもギミックとか話の収まり、美しさに囚われるところがあるのですが、このお話のタキオンは終始『本人がなんとなくやりたいからやった』で進んでいて、自分が読者として読んだ時に可愛らしい感じに映ったので「なるほど、自分はタキオンとトレーナー君でこういう事がしたいんだ」という確信を得たりしていました。
意外と描いてみないと分からない事も多くて、完成した後に自分が読者になってみて初めて気付く事もあるなぁと日々驚きの連続です。
【矜持と居場所】
自分にとってタキオンとトレーナーはモルモットであり助手でありトレーナーであるといういろんな関係の集大成である事が大事だったので、『恋人だから好き』っていう結論を簡単に出したくないな~と思いモルモットであることに着眼した話を描いてみました。
あと単純にドレスが可愛かったからまた何か可愛いお洋服を着せてあげたいな。
【アグネスタキオンは恋したい】
最初は地下バ道からターフにタキオンを送り出して2人の関係は続いていきます、おしまいみたいな短い話だったのですが、気付いたら16ページくらいつらつらと描いてしまってました。
モルモット君がモルモットになる話でもそうだったのですが、キャラが勝手に動いて続いてしまったので私もよく分かってないお話かもしれません。ただそうしたかった、が詰まってるというか…。この辺りはもう『おっ!同人誌らしくなってきたな!』とひいひい言いながら楽しくなっちゃってました。でも28ページの本を描くスケジュールで44ページを描いてはいけないという戒めにもなりました。ギリギリ良くないよ!
この辺とかも丸ごと無かったのでした。キャラが動いていく内に二人が感情をちゃんとやり取りするところがどうしても欲しくなっちゃったんですよね。
トレーナーがタキオンを抱き締めるところとかギリッギリで追加したのでうわーーもう終わっちゃうのになーーー!??ってめちゃくちゃ困りました…
最後まで入れるか本当に悩んでて、ペン入れした後に消す選択肢もあったのですが、ここを消したら自分はタキオンを抱き締めるのに何年も掛かる羽目になる…と感じたのでそのままGOとなりました。自分に正直じゃない二次創作は自分もいらないなと思ったので今思うと残しておいて本当に良かったです。
ウマ娘の二次創作に関しては終始プラトニックな関係として描くのも選択としては有る…とずーーっとずーーーーっと考え続けていて、その結果本を描くのに一年かかったのですが、自分ちのタキオンにちゃんと向き合おうと決心して正面から挑んだ結果がちゃんと自分が望んだ方向に向かえていたので、考えたのもチャレンジしたのも良かったんだと思えました。
ウマ娘の子達に関しては絵に見えなくとも全部ちゃんと人生として進んでいくものとして見守っていきたいです。
最後に
関係性って言葉で説明するのが難しいんですが、タキオンとトレーナーの二人を描く時に自分はこの曲をよくかけていて、自分が感じている二人の関係性って大体この歌詞に集約されているのでうお~ありがて~~という感じです。天気の子のEDですね。セカイ系だと思っている節はあるのかもしれません。
タキオンもトレーナーもどちらも恋心が未熟な存在で愛おしいな~と感じていて、凸凹したりラブコメったりしてるのを楽しんでいるところなのでしばらくはそういうのをメインに描こうかなと思ってます。
一冊描いてみて本当にプロローグだったなぁと思ったので、もっと二人の関係性の好きなとことか楽しいことをいっぱい伝えられるよう、深いところに潜っていってキラキラ光る宝物を見つけて描いていきたいな~。
lk
2022-02-27 11:01:44 +0000 UTC