SamuKata
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「マスタリング」という幻想からの脱却

こんにちは!!

長い間記事公開できなくてごめんね。

最近ひどい風邪が続いて更新する気力がなかったんだよね。

これからしばらくはいつもより間隔短めにどんどん投稿していきます。



今回は、誰もが一度は悩むであろうマスタリングについての記事!

DTMについて勉強していくと、マスタリングは避けては通れない課題だよね。

特に音圧上げるっていうところでね。



で、本題なんだけど、結論からいうと僕は「マスタリング」にほとんど期待しないくらいが正解だと思っているよ。「マスタリング」はほとんどやってません。


挿しているのはちょっとだけ気になる帯域を削ったEQと、ほんのちょっとだけ軽く潰したコンプ、ステレオイメージャー、そしてリミッター。これだけ。ぶっちゃけ2mixと音はごくわずかしか変わらない。


さらに言うと、リミッターですらゲイン全く上げてない。ただデフォルトのまま最後に置いてるだけ。



じゃあどうやって音量上げてるの?って思うかもしれないけど、ここがポイント。


マスタリングで音量上げてるんじゃなくて、爆音の2mixにリミッターで蓋をしてるんだよね。

手順としては、曲作る時に予めマスターチャンネルにリミッターだけとりあえず挿しておいて、あとはリファレンス曲と同じ音量になるようにまずキックをフェーダーぶち上げる!次にスネアも上げる!ベースもシンセも全部同じ音量になるようにフェーダーで上げる!!

このやり方を「爆音2mix法」と名付けます!


なんか文字に起こすとバカみたいだけど、これちゃんと根拠があるんだよ!!!



メリット① ノイズが少なくなる

例えばアナログ系の音源やエフェクトを使っていると、うっすらホワイトノイズが持続的に鳴ってたりするんだよね。もし曲全体でトラックの音量がすごく小さいとしたら、最後にコンプやマキシマイザーで音量ガン上げするわけだけど、その際にノイズも一緒に上がっちゃうわけ。静かな雰囲気出したいときにずっと「サー…」って聴こえてたら嫌じゃない?



メリット② マキシマイザーやコンプ掛けた時の余計な潰れ方を回避できる

今の時代、ずっと音量が詰め込まれたままの音源ってダサいよね。

コンプやマキシマイザーで無理に潰した時のあののっぺりした感じ。


音はでかいかもしれないけど、そんなダサい音源みんな大音量で聴きたくないから全員音量下げてるよ。結果一番ショボい音を聴かせてるわけなんだよね。(前も書いたけど、小さい音量で聴いてもかっこいい曲が一番かっこいいよ。)


これを回避するためには、まずコンプをマスターに極力掛けない。

かけてもレシオを2:1くらいの軽めに設定して、ちょっとだけピークを抑える程度に留めるのが大事。


そして、最初にマスターにリミッターだけ挿して、「リミッターがささった状態でメリハリのついた迫力を出す」ことを意識してミックスを行うことが大事。

特にボリュームオートメーションは、このメリハリをつけるために一番重要なテクニックだよ。



メリット③ マスタリングを極力行わないミックスをすることで、外部にマスタリングを頼む時に事故が極めて起こりにくい


例えばMEGAREXから依頼された曲は全部DJ Norikenさんがマスタリングをしてくださっていて(毎回すごくきれいなマスタリングをしてもらってとても感謝しています)、このように特にコンピレーション・アルバムなんかは一人マスタリング担当の方がいて、その方が全曲マスタリングするってやり方もあるのね。


で、マスタリング済み音源を聴いて「僕のイメージしている音と変わってる!」っていう事故を限りなく0にするのがこの方法!!


なぜなら曲作ってる時のマスターチャンネルはほぼリミッターだけだから、トラック単位で細かい調整をして綺麗なサウンドを作っていくしかないじゃん?

で、2mixを提出するときはリミッターを外してゲインプラグインを代わりに挿して、ピークがクリップしない-10dbくらいまでガッと下げて提出する!


こうすると、マスタリングしてる側からすると、「ただ音量を上げるだけで完璧に近い音」だと判断してくれるわけ!!だから変な処理をしなくても済むし、提出した側も極端にサウンドを変えられることもない!winwinだね。



メリット④ 余計なことを一切考えず、シンプルに頭が整理される

僕がそうだったんだけど、2mixを小さい音量でミックスすると、リファレンス曲も小さい音量にしないといけないし、そういう時に息抜きにyoutubeとかクリックしちゃったら爆音で大変なことになるんだよね。

いちいち音量変えないといけない。でも爆音2mix法は最初から音でかいからそんな心配一切しなくていい笑


あと、爆音2mix法でやってると「音量出したいなら、フェーダーぶち上げればいいじゃん」という超単純な思考回路でミックスできるのね。

もちろん全部ぶち上げたらミックスとして破綻するけど、一気に思考がシンプルになって作業に集中できる。


よく古い本で書かれてる

「キックは-10dbに留めて…」とか

「2mix全体で-3dbまでに留めて…」とか一切気にしなくていい!

今は2020年だからそんなの気にしなくていいんだよ。耳で聴いてかっこよくて0db超えてなかったらなんでもオッケーなんだよ。



ちなみに今第一線で活躍しているトラックメイカーさんでこの爆音2mix法で作業してる人を何人も知ってるし、それでいてあんまりネットには出回ってない情報だから、結構貴重な記事(自称)だと思ってるよ。


よかったら試してみてね!

Comments

遅くなりました! そうですね、 重要なのはリミッターorクリッパーを最後段に挿しっぱなしの状態で、そのまんまリファレンスと同じ音像に近づけるということです! もちろんEQやコンプもエフェクト類は必要であれば何でも使っていきます。

rejection

この記事を読んで初めて爆音2mixを試しているのですが、基本的なEQやコンプ処理をした上でリファレンス楽曲の音量に各トラックをあわせていく、みたいな認識でいいのでしょうか。。 お時間ある時で大丈夫ですので、お返事頂ければ嬉しいです!

keiek

参考になってもらえてとても嬉しいです😭 ありがとうございます!! 制作で困ったことあればなんでも聴いてくださいね

rejection

ミックス、マスタリングどちらも知識が無く勉強していたので参考になりました! お体にお気をつけて自分のペースで投稿頑張ってください!!

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