SamuKata
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Beat Of The Drumのドロップ構成解説

こんにちは!



最近Disney+に加入し始めました。

Prime VideoやNetflixよりかなり画質が良く、MARVELやディズニー映画が全部揃っているので

正直めちゃくちゃ良いです。

ぜひ一ヶ月だけでも登録してみることをオススメします!



今回は早速の楽曲解説!


秋M3でリリースする主催コンピレーション

"WE DIE YOUNG vol.1"より

Tr.1

rejection - Beat Of The Drumのドロップの解説をしていきます


まだ聴いてない人は解説の前に是非一度聴いてみてください!




ボーカルサンプルを除く、Drums, Bass, Synthの1st Dropの各パートを提示して説明していきます!




Drums


BOTD_Drums

まずはドラム。

僕のクセみたいなものなんですが、

ドラム類はDropになるとキックとスネア、そしてシンバルやハイハットループ、ホワイトノイズをたくさん鳴って全周波数に訴えかけるようなサウンドになります。


僕がずっと言ってきた「まずはドラムで曲の雰囲気をリードさせろ」ってやつですね。


ですが今回はDrumsに関してはそこまで言うことは無いです。

ここからです!



Synth

今回はBassについてはすっ飛ばします。

Synth類のサウンドを聴いてみましょう!


BOTD_synth


この曲、ドロップの構成はわかりやすいものになっていますが

こうしてsynthパートのみで聴いてみると、いろんな音が重なって鳴っていることがわかると思います。





おそらく、曲を聴いた時に皆さんに聴こえるシンセの音はこんな感じだと思います

BOTD_synth_main





これは曲の主役としての音です。

「どんな曲か?」を一発で表現する為の映画の主人公のような華やかな役割を担っています。

ですが



映画がたくさんの現場スタッフや裏方のチームワークによって一つの作品となっているように、

この主役のサウンドもたくさんの裏方によって支えられています。


BOTD_synth_backup




同人音ゲーコアみたいなたくさんの強そうなサウンドが節操なく飛び出す曲よりも僕は

確固たる主役の音があり、それを裏方の音によって支えるスタイルの方が個人的に合っています。

(あくまで曲を作るなら、という話です!どちらも聴く分には好きです)



この主役を支えるサウンドですが、大きく分けて3つのバックアップ要素があります


- トランジェントの補強

- 足りない帯域の補強

- 足りない空間の補強(fill的なサウンド)



トランジェントの補強


まず、トランジェントの補強ですが

特にめちゃくちゃ音量を突っ込みたい!!!でかい音にしたい!!

っていう人なら一番大事かもしれません。



前提としてマキシマイザーやリミッターで音量を過剰に突っ込むと

トランジェントはどんどん無くなり、音量と引き換えに平坦でつまらない、おまけに各トラックの音量バランスが崩れてぐちゃぐちゃした音になります。


よくダイナミクスを保ったまま音圧をあげる…みたいなプラグインの謳い文句がありますが

それはあくまであの手この手で耳を騙すようなアルゴリズムを作っているからであって、

データ上ではダイナミクスとラウドネスは等価交換だと断言できます。



なのでバカでかい音量かつダイナミクスが広く聴こえる曲というのは

実際にはガッツリピークを潰してデータ上は平坦極まりないサウンドと言えるのですが

ダイナミクスが広い「ように聴こえる」工夫をあれこれしているのです。



その一つがトランジェントの補強です。

こちらのピッチの高いパーカッションあるいはハイハットのようなサウンドをメインメロディにレイヤーさせることで、高音域のトランジェントを補強しています。


BOTD_synth_backup_transient


特に低音をガッツリ聴かせたベースミュージックにおいては

当然オーディオデータの比重がローミッドとローにガッツリ偏るので

こうした高音トランジェントの補強がとても重要になります。


この補強があることによって、メインメロディが低音に負けないようなアタック感で主張されるようになり

音量を突っ込んだとしても構成のバランスが崩されにくくなります。




足りない帯域の補強


こちらも大事な要素で、

この曲に関しては主にローミッドの補強に使われたサウンドが該当します。


いわゆるサブベースが担当する低音をブーストしても曲の質量感にはあまり貢献しません。

聴感上一番曲の低音としての質量を得られるのは100-500hzくらいまでのローミッドです。


この帯域が足りていないと、意図しないスカスカな印象を与えてしまうことがあります。

(逆に、この帯域はとてもマスキングしやすく、処理を間違えるとモコモコしてクリアに聴こえない恐れもあるので、非常に慎重に扱うべき帯域でもあります)



今回の楽曲だと足りない帯域の補強にあたるサウンドはこんな感じです!

BOTD_synth_backup_filltheempty




足りない空間の補強(fill的なサウンド)

これはウワモノのfillですね。

だいたいどういうやつかわかると思います。


BOTD_synth_backup_fills



実際はこれにさらにボーカルサンプルをペタペタ貼り付けたりして、

さらに空間を埋めていきます。




というわけで

Beat Of The Drumのドロップ部分についてでした!


他にも解説してほしいところがあれば何でも教えて下さい。

そして、"WE DIE YOUNG vol.1"を買ってください(宣伝)







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