最近考えていること
Added 2022-02-20 06:52:43 +0000 UTCこんにちは!
とある依頼曲を作っている時に色々悩んだり思ったりすることがあったので文字に起こしてみます。
前提として、これから書くことに正解とか不正解とかは無いと思うから
「こんなこと思ってるんだ〜〜」くらいで捉えてね。
1. ジャンルは自由です!という縛り
どこのレーベルとまでは言わないけど、最近ずっと春M3のMEGAREXじゃないところにリリースする曲を書いているんだけど
今は方向性は決まってきたけど、ここまでたどり着くのに結構悩みました。
というのも、
ジャンルは自由です
という旨の言葉が文面にあったからです。
自由というのは一見融通が効いてありがたいように感じるかもしれないけど、
個人的にはジャンルやテーマはあったほうがやりやすい。
(全く依頼に対して不満とかではなく、ただの率直な気持ちです)
特に僕は一点特化タイプではないので、
自由です!と言われると逆に結構悩んでしまう。
そのくせ変に完璧主義なところがあるので、
例えば「ハウスを作ってください!」と言われれば
spotifyで死ぬほどハウスを聴き込んで自分なりに100%を出そうと努力するし、「youtubeで受けそうな曲を作ってください!」と言われれば
永遠にYOASOBIやAdoをループ再生して考えればいい。
でも自由と言われた途端、無限の選択肢が脳内に浮かんでオーバーヒートしてしまうんです。
いや、僕にも作りたいジャンルはいくつかあるし、
機会があればSoundcloudとかでよく聴いてる未開拓のBass系ジャンルにどんどん挑戦していきたい。
しかし、今回は初めて呼ばれたレーベルから出す曲。
そういう実験は個人リリースで出すべきであって、
ギャラを貰う以上、あまり下手な滑りは絶対にしたくないのです…。
「じゃあ今まで作ってたFuture coreみたいなやつまた作ればいいじゃん?」って思うかもしれないけど、
実は僕はFuture coreのようなジャンルを自分から作りたいとは思わない。
なぜなら世に飽和しすぎて新しいパターンを生み出すのが難しすぎるし、
そもそも作り込むのにすげ〜〜時間がかかるから。
しかもちょっと前に春リリースの依頼でそういう曲を既に一曲作ったんよね。
実は元々速い曲はそんなに聴かないし、
Futurecoreみたいな速い曲は依頼があれば頑張って作るけど、
本当はもっとトラップビートやダブステップビートを使ったBass Musicっぽいやつがやりたいのです。(たま〜〜にツイッターでも言ってるやつ。)
というわけであーだこーだ悩んでいたわけなんですが、
最終的に何に重きを置いたかというと、
その依頼を頂いたレーベルの方が喜ぶ曲であること、かつ、
依頼曲が「コンピレーション・アルバム」であること、の2つでした。
下調べ:レーベルが喜ぶ曲ってなんだろう
とりあえず、そのレーベルの曲をざっくりと聴いてみました。
前から知ってる名前だったし、実はrejection名義になるずっと前の大昔(高1くらいの頃?)にリミックスを出したことあるところなんだけど
結構速い曲が多い!かつフリーダムな曲調もそこそこある!
ということがわかりました。
なるほどな。BPMは速めがベター、かつちょっとは自我を出しても許されるんだな。
じゃあちょっとは色々オリジナリティ出せそうかも!
と思いました。
しかも、今回コンピレーションアルバムということで、
そのレーベルのコンピを一通り聴きました。
聴いたところ遅くてもBPM140-150くらい、速いと180とか普通にあるくらい速い平均BPMだったので
なるほど、このレーベルのコンピに出すなら、ビートは何にしろ170くらいはあった方がアルバム全体のテンションを維持できるんだな。
と思ったのです。
こういう下調べは僕は必ずやります。
やらないと作っているうちにどんどん不安になってしまうので。
豆腐メンタルです。
最終的にリスナーやファンの方に届ける、とは言っても、
1番重要視すべきはまずレーベルに喜んでもらえる曲であることだと常に思っています。
そして、オリジナリティ要素を考えた時に、
そういえばここ1年くらいでSoundcloudでHardwaveの曲めっちゃ聴いてたなあ…。ということを思いました。
↑こういう系の。
じゃあ待てよ、例えば
速いBPM×Hardwaveっぽい音、とか結構アリかもなあ…。
とかぼんやり思いついて、
これいけそうじゃん!これにしよう!
ということで今回の依頼曲の方向性が決まったわけです!
2. アイデア出しの秘策
ここまで決まれば後は作るだけ!と言いたいところだけど
僕は作るのも何か「これだけで一曲を作る価値のあるサウンド」みたいなのを一つ自分で掴まないと、全然先に進めないタイプなんです。
なので、その「曲にする価値のある何か」を生み出していくのが曲作りで一番悩みます。
シャワーを浴びた時にメロディが閃いたとかよく聞く話だけど、
僕の場合はほとんどそんなことは無くて
ひたすらPCの前で悩んで悩んで、あーもう才能尽きたなとか絶望しつつ、
それでも手を動かし続けてやっと生まれる、そういうものです。
基本的にアイデアは0の状態から始めます。
とはいえ、今回締切ももう近いしそんなに試行錯誤ばかりもしていられません。
そこである行動に出ました。
これがめちゃくちゃ良いやり方だったんです!!
まず、ブートレグをつくるんです。
例えば今回はHardwave × 速いBPM、
ということをうっすら方向性として決めていたので
一番好きなHardwaveの曲(BPM150)を無理やり170にしてDAWに貼り付け、
ローカットを施し、ドロップ部分の上からその曲に合う音でHardcoreビートとベースを組み立てます。マジのブートレグを作ります。
これで、本当に楽曲の方向性が良い感じなのかが確認できるというわけです。
お、たしかにこれいけるぞ!!!という仕上がりだったので
これでHardwaveのHardcoreブートレグの完成です!
……。
もちろんそのまま提出するわけではなく、今度は元のHardwave曲の方を消して、
後はその雰囲気に近いようなサウンドを作って、オリジナリティのあるメロディやFillを組み立てていくんです。
これがかなりうまくいきました!
こうして最終的に全てオリジナルサウンドになるので著作権的には何ら問題は無くなります。
このやり方、もう既にやっている人もたくさんいるかも知れないけど
個人的にすごく良い発見だったので今回シェアしました!
というわけで、今作っている曲についての試行錯誤あれこれでした。
最終的にどんなサウンドになっているのか、多分3-4月にはリリースされると思うので是非期待していてください!
あ、言ってたのこれか〜〜。となると思います。
ではまた〜〜!