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POPS的ボーカルエフェクト:mainvocal編

こんにちは!



最初に宣伝をば…



新曲が2つ公開されました!パチパチ


MEGAREXリリース「encore -Emotional Vocal Pop 03-」より

a wound feat.mikanzil



Lilium Recordsリリース「LILIUM XX」より

Existence


この二曲です!


どちらもお気に入りなので是非聴いてください〜。



というわけで、今回はボーカルエフェクトについてです!

自然でありながらも広がりがあり、存在感がぐっと増すエフェクト類について話していくよ。

収録素材、サンプルパック素材どちらでも使えるし、リードシンセ等にも応用が効くので是非試してみてね。


こちらのボーカル素材をつかっていきまつ。

vocal_dry


(ちなみに今回はコンプとかEQとかの話はしないよ。その後の処理ね)



1.シンプルに音をワイドにする

こちら、僕がずーっと使い続けているプラグイン、Sidewidenerです



(frame embed)



とりあえずこれを挿します。

これによってmonoの音を自然に左右に広げることができるんだけど、やりすぎるとさすがに不自然になるから毎回Width20-30%くらいで使ってるよ。


vocal_process1



いい感じにステレオ感が足されたね。

とはいえ、曲によってボーカルに合うステレオ感って違くて、ワイドであればあるほど良いというわけでもないから曲によって調節してね。


2. 軽くOverdriveをかける

歪みはその素材に倍音を付加し、さらにダイナミクスを小さくするコンプレッサーに近い効果も得られることができるよ。

バリバリに歪ませるわけじゃないから、あくまでほんの少しだけかけるのがポイント!




今回はLiveのOverdriveをかけるんだけど、Dry/Wetはいつも5%くらい、そしてDynamicsでどのくらいダイナミクスを維持するかを調節しているよ。(0%に近くなるほどダイナミクスが平坦に近くなる)


vocal_process2


倍音付加によって中高音の抜けがよくなったね。



3. Slapback Delayでトラックにボーカルをなじませる!

Slapback Delayという言葉、馴染みがない人もいるかもしれないけど

ディレイなんだけど、普通に使われるようなディレイではなく

反響速度がかなり速いディレイをうすーくかける」ことによってボーカルに自然に奥行きを追加し、トラックが馴染みやすくなるというものです!



Live付属のディレイを使うよ。

反響速度速め、Feedbackは1,2回でいい(今回は11%)、そしてDry/Wetも控えめにしたほうがいい。(思いっきりDelayとして聴かせるわけじゃないからね。)


そして一番重要なのが、ピンポンディレイにしないということ!

理由は2つあって、一つはボーカル素材にそのまま重ねるような反響にしたいからということと、後から別でピンポンディレイを重ねるからです。


vocal_process3



奥行きがプラスされた感じがするね。

ボーカルがドライすぎるな〜と思った時、デカいリバーブを挿す前に是非このSlapback Delayを試してみてね。


4. ピンポンディレイでリッチにしよう!


きました!ピンポンディレイ。大好きなエフェクトです。

最近はLive付属でも普通のDelayじゃなくて、Echoというプラグインを使ってます




付点16部音符のシンプルなピンポンディレイ。

これ一つでまとめてReverbもかけられちゃう(画像右上)も魅力の一つです。

僕はボーカルのリバーブについては基本あまりがっつりかけたくないタイプ(ドライ寄りの音が好き)なので、ドライ寄りにしたい時はEchoのReverbを軽くかけて済ませちゃいます。



なぜDelayではなくEchoなのか?

理由はもう一つあります!それは…




Characterタブの中に、Duckingという機能があり

Thresholdを下げるだけで元ボーカルへのサイドチェインがかけられるからです!!!



便利すぎ!!



というのも、DelayやReverbといった空間系プラグインは反響をプラスしてくれる反面、

主役であるボーカルそのものがクリアに聞こえなくなってしまうという問題があるね。


そこで、風呂場の反響みたいに埋もれてしまわないよう、

普通はパラレル(並列処理)で元のボーカルが発音したタイミングで

リバーブにサイドチェインコンプがかかって抑えてくれるように準備する必要があるんだけど、

それをこのEchoというプラグインはボタン一発でやってくれるというわけです!!


Abletonさん、ありがとう…。


vocal_process4



というわけでEchoによって、クリアさを極力損なわずにピンポンディレイが入りリッチなサウンドになりました!


5.番外編: それでもデカいリバーブを使いたい!


とはいえ、楽曲によってはワイドなリバーブを使いたい!って時もあるはず。

そんな時におすすめしたいプラグインがこちら!



(frame embed)


こちら、無料プラグインなんだけど今まで使った中で一番「これ無料でいいのか!?」と驚愕したDelay/Reberbプラグインです。


とにかくプリセットを聴いていくだけでもそのクオリティに圧倒されるはず。

リバーブが変わるとこんなに良くなるのか〜〜!と是非びっくりしてください。





今回は80s Space Verbというプリセットを使います。お気に入り。


Effect Rack機能を使って、並列処理でサイドチェインコンプをかけていくよ。(さっき言ってたやつね)



↑ちなみに僕はDelayとReverbをそれぞれ別処理として加えていきたい派なので、さっきのEchoもReverbを切ってdelayチェーンとして並列処理に加えています。



vocal_process5


元のボーカルの迫力を極力損なわずに、かなりwetなリバーブがつけられました!

特にボーカル等の生音素材はリバーブやディレイの質でかなり印象が変わる…きがする!




というわけで、メインボーカルで基本的に僕が行っている処理について紹介していきました。

次回はハモリ、ダブラーボーカル、その他エフェクトについて紹介していこうかなと思ってます!


ではまた〜〜

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