こんにちは!
今回は…
キックとベースの話です!
キックとベースの処理というか、
キックを常に最優先でクリアに聴かせる為のこまか〜〜い話です。
別にそこまで気にしない人は気にしなくていいです!
耳で全体像で聴いてかっこよかったらそれでいいやん!っていうのは真実なので。
でも僕は異常にサウンドの鳴りを気にしてしまうタイプの人間なので、
そういう物好きなオタクには少しは参考になる記事なのではないでしょうか。
今回例にあげるのはこのSpliceでDLしてきた適当なキックとベースの2サンプルです!
bassにはVolumeShaperのmidiトリガーでサイドチェインをかけてあります。
今回使用する2サンプルは両方低音がめちゃくちゃ含まれています。ローの塊みたいなサンプルですね。
これらを互いに邪魔させないように、かつさらにキックを安定してクリアに主張させようと思います。
前に一度fanboxに投稿しましたが、
サイドチェインのmidiトリガーはトラックディレイで-3msから-5msくらい(曲による)に設定してキックよりほんの一瞬だけ前にかかるように設定してあげるとキックの鳴りとグルーヴがまとまることが多いです。少なくとも僕は基本全ての曲でこの設定をしています。
まだ試していない方はぜひ!
(矢印で指してるDボタンをクリックするとトラックディレイが表示されるので、トリガートラックの数値を変更する)
ちなみにこれ他のDAWで再現する時も簡単で、とりあえずトリガーのmidiをほんの少しだけジャストタイミングより前にずらせばいいだけです!
変更後の音源
……
正直今回のサンプルじゃ全然違いわからん
キックをより強調させてくれるギミックとして、リバースキックがあります!
最近気づいたのですが、リバースキックのサンプルは市販のサンプルパックに入ってるリバースキックではなく
ちゃんと曲中で鳴っているキックを反転させて使うほうが断然音に芯が出て強いということを知りました。
今までspliceで適当にDLした"reverse kick 001"みたいなサンプルをずっと使ってきたので、結構後悔しています…
というわけでキックのサンプルをRキーで反転させてリバースキックを作っていきます
リバースキックを作るときの注意点が2つあります。
1. リバースさせたキックのアタック部分(最後)は削る
アタックが2回連続で鳴ることになって質感が変わって気持ち悪くなるから
2. フェード調整をしっかりやる
ゆっくりのリバースなのか、瞬時なリバースなのかでノリが全然変わります!
この2つに気をつければ大丈夫でしょう
今回伝えたかったことその1!
しっかりフェード処理させたリバースキックを、サチュレーターで歪ませます!
思ったより効果あります。
倍音を発生させリバースキックをfatにして聴き取りやすくすることで、
キック本体のインパクトをさらに増大させます。
聴き比べましょう (聴感上の音量は揃えてあります!)
リバースキックにサチュレーションをかけていない音源
リバースキックにサチュレーションをかけた音源
どうでしょうか。
今回はわかりやすく強めにサチュレーションをかけたので実際は調節が必要ですが、
サチュレーションをかけた音源はシンプルにfatになって、キックに吸い付くようなサウンドになりましたね。
最後はこれ!
リバースキックに限らず、低音がすごく多く含まれているサンプルを繋げて鳴らすときは、
ごくわずかな隙間を空けてあげるとお互いに干渉せずにクリアに鳴ってくれます。
よく、低音はすぐにごちゃごちゃしてしまうと言うけど
本当に、低音の扱い方は丁寧であればあるほど良いくらいです。
このtipsはその極地みたいなものかもしれないです。
今回の場合だと、このように
リバースキックとキックの間に、1/256くらいの小さな隙間をあえて作るように調節していきます。
これで、キックのアタックの瞬間を邪魔する者は物理的に誰もいません!
キックは完全に守られました。
思えば、サイドチェインのトリガーをマイナスディレイをかけるのもキックのアタックを守るため…。
キックのアタックはダンスミュージックで一番保護しなければいけないものかもしれません。
さて、こうしてキックが100%クリーンに鳴っているループが完成しました。
最初の音源と比べてキックが活き活きと鳴っているのがわかりますか?
わかりませんか?
よ〜〜く聴けばわかりますか?
やっぱりわかりませんか?
いいんです、わからなくても。
自分が少しでも前進したと思えればいいんです!
これでさらに俺は完璧に近づいたぞ!!
そう実感してくれたらうれしいです。
ではまた〜〜
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2023-02-10 19:16:19 +0000 UTCAlicemetix
2023-02-10 04:37:53 +0000 UTC