乖離
Added 2025-07-14 16:45:48 +0000 UTCこんにちは!
他の記事のネタも少しあったけど、あえて後回しにして以下のテーマで書いてみます。
- 自分が作りたいジャンルと、自分に求められてるジャンルが乖離している。
- アーティストとして、自分がどのジャンルの人として認知されているかわからない。
という悩みについてです。
この悩みをX等で書いている人はとても多いように見えます。
ある程度活動が軌道に乗って作品もいくつか投稿するようになった人に陥りやすい悩みだと思います。
例えば、ずっとハウス系の曲を作ってきたけど、Bass系の曲を作りたい。でも今までのテイストと違うから皆聴いてくれるか心配…。とか
ずっと音ゲー系の曲を作ってきたけど、おしゃれなPOPS路線の曲も作りたいし、本当はいろんなジャンルに手を出してみたい…。みたいな感じです。
もしこんな悩みを持っているのであれば、僕が今日で解決させてみせます!
1. 誰も気にしてない
そんなこと誰も気にしてないです。
もし「自分が求められているジャンル」が嫌で、もうそのジャンルを作りたくないというのであれば、もう今後一切作らなくていいです。
他人の期待に応えようとしていやいや曲を作ろうとしないでください。
実際のところ、みんなそんなに期待してません。全ての音楽ジャンルの中で代わりはいくらでもいるのです。
リスナーが曲を聴いて気にするのは、「曲が良いかどうか」だけです。
曲がよければ評価されて、イマイチならスキップされるだけです。
再生して最初の10秒くらいは、「今までの感じと違うぞ」と思われるかもしれません。でもジャンルの壁は実際作る側が勝手に気にしてるだけで、
リスナーはそんなに境界を引いてないです。
僕のいとこも、EDMジャンルに全然詳しくないのでBigroomもDrum'n'BassもDubstepも同じ電子音楽として吸収していると言っていました。
とはいえ、作るのに慣れているジャンルと比べて、初めて作るジャンルは「いい曲」まで作り込むハードルが高くなります。
なぜなら、そのジャンルをちょっとしか知っていない状態の人は、ジャンルに詳しい人よりサウンドのボキャブラリーが貧弱になるし、頑張って作ったとしても「有名曲の二番煎じ」止まりになって終わるからです。
そういう意味で、たしかに初めて作るジャンルの曲というのは今までのあなたの曲と比べて評価されにくい傾向にあります。
でも、それは「期待に答えなかった」から評価されないわけではないんです。
単純に、曲が微妙だからスキップされただけです。
どの音楽ジャンルにおいても、長い試行錯誤の上に名曲は作り出されるのです。
2. 他人より自分の心配をしよう
他人の反応はコントロールできないので考えるだけ無駄です。
自分自身の未来について考えましょう。
あなたはアーティストとしてどうなりたいのでしょうか?
インターネットで活動するアーティストのプロデュースを数多く手掛ける同人音楽作家?
JPOPアーティストの楽曲を手掛ける商業作家?
唯一無二のサウンドで支持される独立した有名コンポーザー?
曲をリリースしながらナイトクラブで知名度を持つDJ?
どういう未来を描いていますか。
その未来から逆算してアクションを取りましょう。
今周りに何を求められているかではなく、将来自分が何を求められる存在になりたいかが大事なんです。
一つアドバイスをするなら、商業作家や裏方としてのプロデュース作家を目指しているなら色んなジャンルに手を出してポートフォリオを充実させたほうがいいです。
一つのジャンルだけ100点を出せるよりも、色んなジャンルで80点を取れる方がいいです。
ポートフォリオが完成したら、色んな事務所に売り込んだり、コンペに出したり、アイドル曲のプロデュースをしたりがその後の道筋になります。
逆に、自分の個性やブランドを軸として成功したいなら間違いなくジャンルを絞って唯一無二のスタイルを手に入れることが大事です。
これは他のジャンルを作るなということではなく、一つのジャンルを何十回も書き続けた先にしか掴めない感覚があるからです。
機材に一度大きくお金を投資してください。そうすれば誰でも一定のサウンドクオリティは手に入れることができます。
自分の好きな音をひたすら採集してください。
過去の自分の曲も全てStemを書き出し、お気に入りの音をいつでも鳴らせる状態にしてください。
そうしていくうちに個性が一音一音に凝縮され、自分にしか出せないサウンドになります。
もし今求められているであろうジャンルが嫌で、これから別のジャンルのアーティストとして有名になりたいというのであれば、今すぐに取り掛かってそのジャンルの曲を量産することです。
10曲作って見向きもされないなら、20曲作りましょう。僕が8年間数字を持ってなくても曲を作り続けたように、ひたすら自分の信念をもとに作り続けましょう。
リリースを重ねるごとにあなたの個性とジャンルとしての成熟が重なり唯一無二のサウンドが生まれるでしょう。それに、その頃にはリスナーもあなたの新しいサウンドを求めて聴きに来るようになります。
DJとして成功したいのであれば、まずはDJの場数をこなすことです。
そのためにまずはイベントへ行き、DJに声をかけることです。そしてもし友達になれたら、そのDJが出演する別のイベントへ足を運び、信頼を得て別のDJに紹介してもらうことです。
そうして出演を勝ち取り、あとは出演の度に失敗と改善を繰り返し上手くなることです。
その合間に曲を作り、DJの時に自分の曲を流して、それもSNS等でアピールをするのです。
そしてロゴを作ってもらい全身のアー写を取り、さらなる大きな会場でオファーされる準備をするのです。
全ての理想の自分は実現可能です。夢物語ではなく、細かく細分化すれば誰でもできるアクションを適切に取り続ければ充分に理想の自分になれるんです。
あなたはどうなりたいんですか。なりたい自分の為に、どんな曲を作って、誰にどんなアピールするんですか。
自分が何者になりたいかもよくわかってないのに、他人にどう思われているかを心配してるんですか。
自分の将来の心配をしてください!
どんなジャンルの、どんなスタイルのアーティストであっても、
あなたが確固たる信念を持って活動し続けていたら、それに共感するファンは必ず現れます。あとから付いてくるんです。
路線変更してファンが離れていったとしても、別にいいじゃないですか。
それ以上に多くの新規ファンをこれから獲得していく前提で活動してるんじゃないんですか。
あなたは未来の音楽業界の第一線で活躍するアーティストなんです。それを目指してアクションを取り続ければ、今は本当にそれが実現するんです。
自分の未来を描いて、自分主導でファンや周りのアーティスト全員を巻き込んでいくつもりで堂々と活動してください!
ではまた〜〜
Comments
リクエストありがとうございます!承知しました!
rejection
2025-07-19 08:28:55 +0000 UTCこんにちは。いつも勉強になる投稿、ありがとうございます。 fabfilterのマスタリングバンドルの中でも、pro MBが一番使い方が分かりづらいと良く聞きますし、私もそう思います。 もし良ければ、rejectionさんはどんな場面でMBを使うのか、ableton付属のマルチバンドダイナミクスとどう使い分けるのかお聞きしたいです。 よろしくお願いします。
Yuze
2025-07-18 23:01:56 +0000 UTC