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【リクエスト】目覚め -続劇ー




Gold会員の皆様、御支援ありがとうございます。

本作は読者様より頂きましたリクエスト作品になります。

Pixivにて公開している『目覚め』の続編になりますので、

前作を読まれてない方は、そちらの方もおお読み頂けたらと思います。

それでは、お楽しみ下さい。













【翌朝】



んちゅ、、、、じゅるっっ、、、


ベットの上に寝転がり抱き合う2人の女

朝日が差し込む部屋で熱いキスを交わす。


女たちは足を相手の股間に差し込み、太ももを小刻みに震わせ秘貝を刺激し合っている。

キスをやめ、頭を互い違いに相手の肩にうずめ、より強く抱きしめる。

差し込み合った足の動きが徐々に早く、強くなってくる。


「んぁっ、、熱くなってるよ」

「あんっ、、そっちもね」

陰核と陰唇を太ももですり潰しながら耳元で囁き合う。


「そろそろ、、する?」

「うん、、我慢できない」


互いを拘束し合っているかの様な強さで抱き合っていたが

それを解き、ゆっくりと体を起こす。




女達の名は美久と麻美。

付き合いだして半年近くなる。

互いに自分がバリタチであること隠しながら付き合っていたが

双方がその事を察していた。

2人の情事は日を追う毎に激しくなっていき、

遂に昨夜、互いの意地が衝突した。



主導権を奪い合う激しいイカせ合いの末、ダブルノックアウト。

決着はつかないまま迎えた翌朝。






ベッドの上でМ字に足を開き向き合う。

2つの秘貝は、爽やかな朝に似つかわしくない妖しい光を放っている。


「今まで”ちゃんと”貝合わせしたことなかったよね」

「うん。お互い”ちゃんと”しよっか。昨日みたいにね。」


視線がぶつかり、朝起きた時に交わした会話が2人の脳裏をよぎる。


2人は後ろに手をつきながら、ジリジリと秘貝を近づける。



そして2枚の貝が重なるその瞬間、













ピンポーン!



と、静寂を切り裂くようにインターホンの音が部屋に響く。


急な音に驚く2人だったが、玄関の外から聞こえる 宅配便です の言葉を聞き

美久がハッとした表情になる。

「通販頼んだの忘れてた」

美久はそう言い急いで服を着て玄関に向かう。


宅配便を受け取り、急いで寝室に戻った美久だったが

寝室には、美久と同じく着替え終わった麻美がいた。


「しないの?続き。」

美久が問う。

「うーん。なんか邪魔は入っちゃったし」



「たしかに。なんか、ごめんね」

「ううん、美久のせいじゃないよ。また今度しよ」

2人は微笑み、優しく抱き合いキスをした。





それから1週間、2人が体を重ねる事は無かった。












【麻美サイド】



散々イカせ合ったあの夜から1週間が経った。

あの日以降、麻美と美久の夜の営みは無い。

毎晩激しく求めあっていた2人には異常な事だった。


あの夜、いつもと変わらないセックスをしていたが

水面下で挑発し合い、遂に主導権の奪い合いになった。


ただの喧嘩なら互いに謝り、許し合い、仲直りで丸く収まるはず。

しかし今回の2人は分かりやすく喧嘩をした訳でもなければ、決着もつかなかった。

今ではあの夜の事は無かったことのように2人とも触れずにいる。


夜の営み以外は何も変わらず仲良く過ごしているが

それ故に性行為をしないことの違和感が強まる。

なんとなく気まずい、互いがそう思っていた。





あの夜以降、麻美はレズバトルの動画や小説、

ネットの掲示板やSNSで女性同士のイカせ合いの体験談を散々見てきた。

どうやらイカせ合い専用のホテル等もあるらしく、美久と行く妄想をしてしまう。


1週間もの間、美久と行為をしていないため

麻美は美久のいない間に自慰行為に耽るのが最近の日課になっていた。

レズバトルの動画や小説、体験談を散々見ても

最後は美久とのイカせ合いを妄想して自分の体を弄る麻美。


今夜も寝室で一人、美久が風呂に入っている事を確認して自分を慰める。

どちらも引かず煽り合い、徹底的に攻め合ったあの夜を思い出す麻美。


自分も美久も相当なバリタチで、同等のテクニックの持ち主であり

そしてお互いかなりの負けず嫌いである事を痛感した麻美。



次、もう一回したら勝てるのに、その感情があの夜の続きを妄想させる。


美久との激しいイカせ合いを想像し火照る体をまさぐる麻美。

グチュグチュと卑猥な音を寝室に響かせながら激しく自分の貝を掻き乱す。

脳内で美久を絶頂させると同時に、麻美は体を震わせ絶頂を迎えた。


少しだけ汗ばんだ体を起こし、リビング向かう。

ソファに座り、冷たいお茶を飲み体を冷ます麻美。

先程、自慰で絶頂を迎えたばかりだが、

麻美の脳内は美久とのイカせ合いに益々支配されていくばかりだった。



美久も私と同じように、もう一度したら勝てると思っているのだろうか。

美久も負けず嫌いだから思ってるだろう。

ふと、脳裏をよぎる。


負けたくない、徹底的にヤり合ってどちらが女として上か分からせたい、、

麻美の中のどす黒い感情が増幅していく。




しかし、

決着をつけよう、なんて提案は麻美にできる訳なかった。

それをしてしまうと美久との関係が終わってしまう。


大好きな恋人である美久との関係は続けたい

しかし、女と女の格付けは譲れない。


解消できない矛盾を抱え、麻美は悶々とするばかりであった。




ガチャッとドアが開く音がして、美久が風呂から出てくる。

風呂上がりの艶やかな美久の肢体をまじまじと見て

先程の黒い感情がさらに刺激される。


「どうかした?」

麻美の視線に気付いたのか美久と目が合い、優しく微笑みながら問いかける美久


「ううん、なんでもないよ。私もお風呂入るね」

微笑みながら答える麻美。


優しい空気の中、穏やかな会話を交わす2人。


麻美はソファから立ち上がり、風呂に向かった。



















【美久サイド】 



散々イカせ合った夜から1週間が経ったが、

あの夜の事が頭にこびりついて離れないのは美久も同じだった。


あの夜以降、美久もイカせ合いの世界に憑りつかれたように

レズバトルの動画や小説、体験談などを読み漁り自慰に耽っていた。



しかしどんな作品でも、麻美とのイカせ合いに勝る興奮は無かった。

したがって美久も麻美と犯し合う妄想で激しい自慰行為をするのがここ最近の日課になっていた。




今夜も風呂でシャワーを浴びながら麻美との激しいイカせ合いを想像する。

左手で自分の胸を揉みしだき、右手でシャワーを自分の秘貝に押し当てる。

脳内で麻美をイカせると同時に、絶頂を迎える美久。

冷水を浴び、火照りを冷まし風呂を出る。


脱衣所で身支度をしながらも麻美とのイカせ合いが脳裏から離れない美久。



もう一度麻美とヤリ合いたい。

次は勝てるのに。どちらが女として上か教えて上げれるのに。


美久の中のどす黒い感情も騒めきだす。



そんな事を考えながら、脱衣所を出てリビングに戻る。

視線を感じて横を見ると麻美と目が合う。


「どうかした?」

「ううん、なんでもないよ。私もお風呂入るね」

優し気に、平穏な会話をすると麻美は風呂に向かった。

美久はパジャマを取りに寝室に向かう。





寝室に入った美久はすぐに気付いた。


雌の香りがする。



ベッドに寝転ぶとその淫靡な香りはより濃くなり確信する。


私がお風呂でシてる時、麻美も一人でシてたんだ。

今頃、麻美もお風呂で私がシてた事に気付いてるかも。



ベッドに残る麻美の香りで、再度淫らな気分が高まる美久。

熱くなった秘貝に手を伸ばすといやらしい音が鳴る。




どんな妄想でシてたの?

あの夜?その続き?


指の動きが早くなる。


その妄想で勝ったのは麻美?

麻美負けず嫌いだもんね


グチュグチュ!と音を鳴らし自分の蜜壺を激しくかき回す。



勝つのは私。



「んん”ん”っっ!!」

声を噛み殺しながら絶頂し、大の字で寝転がる。



どちらが上か分からせたい。

その思いが日を追う毎に強くなる。


ただ、美久もまた麻美に決着をつけようなど言えようもなかった。

冷戦状態のような最近の関係で、それを言ってしまうと、すべて終わってしまう。


相容れない想いに麻美同様、美久も悩まされていた。




美久はパジャマに着替えてリビングに行くと、

ちょうど麻美も風呂から出てリビングに来た所だった。


目が合う。

麻美の顔を見ると、風呂でのぼせたのか、頬が紅潮していた。

























【合意】




2人はその後、ソファーに並んで座り

冷たいお茶を飲みながら談笑していた。



先程まで互いが互いを犯す妄想をし、

激しい自慰をしてたとは思えぬ程に仲睦まじく話している。




職場での出来事、ニュースの話題、行きたいお店、

他愛の無い話で和やかな時間を過ごす。






「そういえば、来週の土曜日は何の日か分かる?」

美久が問いかける

「もちろん。私たちの付き合って半年記念日でしょ」

麻美が得意気に答える。



「何か欲しいものとかある?」


「うーん、、美久は何かある?」


「うーん、、、私もすぐには思いつかないなぁ。じゃあやりたい事とかは?」


「やりたい事ねぇ、、」


2人はしばらく考えた後、



「決まってたら麻美から先に言っていいよ」


「えー、美久が先に言ってよ」


「なんか恥ずかしいじゃん」


「私だって恥ずかしいよ」



美久から、麻美から、と譲り合い話が先に進まない。

結局それぞれが自分の願望を紙に書いて、同時に見るという結論に至った。



「欲しいものか、やりたいことね」


「うん」


そう言い、メモ用紙にペンを走らせる。

書き終えると、2人はメモ用紙を伏せたまま交換する。



「「せーのっ!」」

掛け声と同時に相手の書いた内容を見る。



美久はメモに書かれた内容を見て、視線を麻美に移す。

麻美も同様に美久に視線を移す。

2人の視線が交錯する。














【たくさん攻めたい】

両者共にメモにそう書いていた。













驚きと困惑が入り混じった表情が浮かぶ2人、

気まずさを誤魔化すように苦笑いで見つめ合う。



「一緒になるとは思ってなかったね」


「別のにしないとだね」


「そうだね。また今度考えよっか」


「うん。時間も遅いしそろそろ寝よっか」


穏やかだった空気を壊さぬよう作り笑いを浮かべ、

2人は寝室に向かった。





一つのベッドの上で背中を向け合って横になる。

あの夜から一週間、毎晩この状態だった。



この一週間、恋人とイカせ合い屈服させる妄想をしていた2人。

先程のメモの答えは2人の再戦の欲求をあまりにも強く刺激するものだった。


美久はもう一度ヤり合ってどちらが上か分からせたいという欲求が

脳内をグルグルと支配し全く寝付けずにいた。



真っ暗な寝室。

ベッドに2人が潜り込んで20分程経った頃、美久が口を開く。


「麻美、起きてる?」

「うん、起きてるよ」

すぐに返事が来る。


「さっきのやりたい事の件だけどね」

「うん」


「麻美がしたい事をしてもいいよ。記念日だし、麻美のしたい事させてあげたいし」

美久が言う。


しかしこの言葉には美久の狙いがあった。

攻める権利をただ譲ったのではなく、ある種の挑発を込めた賭けだった。

麻美が自分と同じことを考えているなら返答は決まっている。


しばしの沈黙の後、麻美が答える。

「私だけじゃずるいよ。私だって美久のしたい事をさせてあげたいから、美久もして。」

美久が欲しかった回答をする麻美。


「私もいいの?」

「もちろん」


「ありがとう。麻美もたくさんしてね」

「ありがとう。美久もね」



恋人のやりたい事をやらせてあげる、という大義名分の下

2人は記念日に本気でイカせ合い、犯し合う事に合意した。



「せっかくだし、ホテルでも行く?」

麻美が提案する。

「いいね。何処かいいとこある?」


「ネットで最近知ったんだけど、女郎館(じょろうかん)ってとこが女性専用でいいらしいよ。知ってる?」



その名前を美久も最近知った。

レズバトルの体験談等をネットで検索していくと辿り着いた、イカせ合いに最適という事で界隈でおすすめされているホテルだった。

知らないフリをしてもよかったが、麻美への対抗心が抑えきれず

つい漏れてしまう。



「私も最近ネットで見たよ。麻美と行ってみたかったの」


「知ってたんだね。私も美久と行ってみたいと思ってた」


言葉に少し煽りが入る2人。



「たくさん出来る様に体調整えないと」

「そうだね、たくさんしたい。」


「楽しみだね」

「うん、すごく楽しみ」


そして互いに牽制し合うようなピリピリとした会話は終わった。


やっとあの夜の続きができる、そう考えると美久の感情が昂る

興奮で体中の血の巡りが早くなり体が熱を帯びる。

麻美とピタリとくっつけた背中が焼ける様に熱く感じられた。








それから2人は、記念日まで自慰行為はもちろんキスすらもしなかった。


しかし、わざと露出の多い薄着で過ごし相手を挑発した。

ボディタッチを増やし肌と肌を触れ合わせ、焦らし、誘い合う。

互いの性欲を限界まで高め引き出し合った。



人並み外れた性欲を持つ2人。

気を抜けば襲い掛かりそうになる衝動を抑え、

記念日までの1週間を自分の性欲に抗い過ごした。




我慢の限界、

そんなタイミングで半年記念日を迎える。




暴発寸前で迎えた土曜日。


2人は体力温存のためか、いつもより遅く目覚める。

その後は終始和やかな空気の中、恋人同士らしい時間を過ごした。

しかしそれは表面上の話であり、実際は2人とも夜のイカせ合いの事で頭の中は埋め尽くされていた。


じれったい時間がようやく進み、夕刻になる。

「もうすぐ時間だね」

「うん。そろそろ行く?」



ホテル側からの迎えが来てくれることになっていたので、

指定した近所のコンビニに向かう。



手を繋いで歩いているが、会話は無い。

互いがこれから起こる事を意識しすぎていて徐々に空気が重く冷たくなっていく。


コンビニに着きしばらく待っていると、送迎の車が到着し乗り込む2人。

互いに窓の外の景色に目を向け、車内でも一切会話は無かった。


都会を離れ、人気もなくなった山奥へ進んでいく。

1時間以上車に揺られすっかり陽は落ちていた。


さらに山道を30分程進んだ頃、2人はようやくホテルについた。




駐車場に降り、エントランスまで並んで歩く2人。

手を繋ぐことも、目を合わすことも、言葉を交わすこともない。


恋人のやりたい事をさせる、という建前を言い訳に

今から女同士の格付けをする。


徹底的に犯し合い、決着をつける。

互いに同じ思いである事も分かっている以上、言葉も愛想も不要であった。



エントランスに着くと受付の女性が2人おり深々と頭を下げ出迎える。


受付を済ますと

「ここからは別行動になりまして、後ほど”寝室”にてお会いする流れになります。」

受付の女性がそう言う。



ここで別れるんだ、そう思いながら

美久は目線だけ隣にいる麻美に向けると、麻美も同じタイミングで見てきた。

冷たい視線が絡み合う。



「よろしいでしょうか?」

受付が声をかけ

美久様はこちらへ、麻美様はこちらへ、と受付の女性2人がそれぞれに案内として付く形となる。


美久は玄関から向かって右方向へ、麻美は左方向にそれぞれ反対方向へ案内される。



女性の後ろを付いていく美久。

エレベーターで別のフロアに移動する。

そして部屋の前へ着く。



「当ホテルのご利用は初めてでしょうか?」

女性が振り返り美久に問う。

はい、と頷く美久。


「”寝室”の入り口は21時に開きますので、21時前にはドアの前で待機して下さい」


・寝室に入る際は衣類をすべて脱ぐこと。

・照明が落ちるので怪我防止のため寝室内では目が慣れるまでは動かずにいること。


女性は利用上の注意をする。


「分かりました」

美久がそう答えると、女性は部屋のドアノブに手を伸ばし、扉を開く

「どうぞ、ごゆっくり」


そうして美久は部屋に入った。












【目覚め -続劇-】


部屋に入った美久。

右手にバスルームがある。正面には取っ手のないドアがあり、この向こうが寝室だと察する。


スマホを見ると20:30と表示されている。


シャワーを浴び身支度を済ませる。


再度時間を確認すると20:50になっていた。


美久は羽織っていたバスローブを脱ぎ一糸纏わぬ姿となり

寝室のドアの前に立つ。



時間の経過が遅く感じられる。


しばらくするとブツンッというブレーカーが落ちるような音とともに照明が消える。


急に真っ暗になり少し驚いたが、

それが開始時間が迫っている合図であり心臓の鼓動が早くなる。


早くヤりたい、麻美を犯したい、、、、

美久の中の黒い感情が増幅していく。



21:00

目の前のドアがズズッと音を立て横にスライドしていく。

美久は暗闇の中、手を前に伸ばしドアが無い事を確認すると1歩進む。


寝室に入ると、ドアが自動で閉まった。

奥の方でもドアが閉まった音が聞こえ、麻美も同様に入室したことが分かった。


両者共に目が慣れるまで、その場から動かずにいた。

美久は両手を広げると両サイドの壁に当たり、部屋が極めて狭い事に気付く。


この寝室と呼ばれる部屋は、たたみ1畳程度の広さしかない。

怪我防止のため床と四方をマットレス素材で囲まれた、

謂わば2匹の獣を競わせる檻のような空間であった。



少し暗闇に目が慣れ

完全な暗闇ではないため、うっすらと見えてくるようになる。

美久はゆっくりと足を出し、1歩進む。


自分が動いた事を音で気付いたのか、反対側からも1歩進んだ音がする。

近づいたことで暗闇の中、麻美のシルエットが見える。


互いにあと1歩ずつ進めばぶつかる距離。

次は麻美がゆっくりと歩を進める。



そして、美久も襲いたくなる衝動を抑えながらゆっくりと1歩進む。



2人の体が触れ合う。


無意識のうちに互いが相手を見下すように、

胸を張り顎を少し上にあげている。



つま先、膝、そしてガチガチに硬くなった乳首がぶつかる。


互いに動かず睨み合う。





好きだけど負けたくない、

好きだから負けたくない。

同じくらいの実力のバリタチ同士だからこそ、

どちらがより優れた女なのかはっきりさせたい。

2人の感情が激しくぶつかり合う







どちらともなく、つま先を少し開き腰を前に出す。

上半身を少し反らし

女の象徴である秘貝をゆっくり、ぴったりと押し付け合う。




互いに退かないため、貝と貝が離れることなく密着したまま押し合う。



ズリッズリッと陰毛の擦れる乾いた音が部屋に響く。

次第にその音は水気を増していき、ヌチュッヌチャッと粘っこい音に変わる。

混じり合った2人の愛液が2人の中央にボトボトと落ちていく。



十分に興奮を高め合い、濡れた秘貝での押し合いをやめると

相手の尻に手を回し、ゆっくりと撫で始める。



動きをシンクロさせるようにゆっくりと撫でまわす様に触る。



次第にその動きは速く荒々しくなっていく。

そして、同時にムチィイ!と指の間から尻肉がこぼれる程に強く尻を握る。


”徹底的に犯すから”



自分の意志を伝えあった2人は

背中に手を回し全力で抱きしめる。


胸が張り裂けんばかりにパンパンに広がり、

固くなった乳首は正面から押し合う。


痛いほどに強く抱き合い、足から顔まで体の全てを密着させる。

鼻先がつぶれる程の至近距離で睨み合う。

唇は触れているが、一切開かずまだキスはしない。



相手を煽る様に額で押し合い、相手への対抗心が爆発的に増加する。

荒くなった鼻息が唸り声のようになる。

2人の理性は消し飛び、どす黒い感情がぶつかり合う



”早くヤりましょう”



本能の限界を迎えた2匹の獣は

同時にゆっくり腰を引く。





そして思い切り腰を突き出し秘部を叩きつける。


バチイイィッ!


肉同士がぶつかる激しい音が鳴る。

それと同時に大きな嬌声を浴びせ合う。


遂に、女と女のプライドを賭けたイカせ合いが始まる。














バチンバチンッと激しい音を鳴らしながら

立ったまま腰を引いては突き出し、秘部をぶつけ合う。


「んんっっ!」

「うっっん!」


美久が押せば、麻美がそれ以上に押し返す。

互いに一歩も譲らず、主導権を握ろうとぶつかり合う。


目の前の女が退かない事に苛立つ2人。

「「んんっ!!んんん”っっ!!!」」

腰の動きはより荒々しくなり、肉のぶつかる音も加速する。


そんな中、しびれを切らした麻美が美久の肩を力任せに突き飛ばす。


美久は反応しきれず、後ろによろめく。

体勢を整える間もなく麻美が距離を詰め

自分の体と壁で美久をがっちりと抑え込む。



麻美は美久の片足を持ち上げ、

美久の秘貝に自分のそれを叩きつける。


「んんッ、、んはあッッ!!」

大きな喘ぎ声が漏れる美久。


美久の喘ぎ声を聞く毎により強く秘貝を打ち付ける麻美。


淫らな音を響かせながら一方的に攻められる未久。

押し寄せる快感に苦悶の表情を浮かべる。

美久の瞳にうっすらと映るのは、よがる自分を見て嬉しそうに攻め立てる麻美。


美久は怒りに身を任せ、

先程自分がされたように麻美の両肩を突き飛ばした。


よろけた麻美を勢いよく壁際まで押し、

お返しとばかりに自分の体と壁で麻美をがっちりと抑え込む。


美久は左手で麻美の髪を掴み頭を壁に押し付ける

そして右手で麻美の片足を持ち上げ、自分がされた様に秘貝を叩きつけた。



「んッ、んんッ、、んああッ!!」


ヌチュ!ヌチャッ!!と音が鳴るたびに麻美が喘ぎ声を漏らし、

恍惚の笑みを浮かべながら攻め続ける美久。


しかし

「んんッッ!」


麻美が美久の乳首を捻じり上げることによって美久の攻めは止まり、麻美はその隙に片足を下ろし、すぐに美久を拘束するように抱き着いた。


互いの肩に顎を預け、首相撲の様に頭を抱き込み合い密着する。


荒い呼吸をしながら、相手を壁に抑え込もうと体で押し合う。


1畳程度の長方形の狭い空間。

1方が壁に押さえつけると、もう一方が後ろ足で壁を蹴り押し返す。


ドンッ!、、ドンッ!!


何度も壁にぶつかる鈍い音が響く。

マットレス素材のため痛みは無かったが、それ故、戦意が削がれず相手への対抗心が余計に掻き立てられる2人。


部屋の中央で横壁に押し付けては押し返されを何度も繰り返す。

そんな中、美久が押し合いをやめ、抱きしめていた手を離す。

それに呼応するように麻美も同様に手を離す。


はあっ、、はあっ、、、、

息を整えながら、部屋の中央で睨み合う。


美久はゆっくりと右足を上げる。

そして、正面にいる麻美の後ろの壁に足を掛ける様な体制となる。


美久は誘うように秘部を無防備にさらけ出す。


麻美は美久の誘いを察し、それに乗る。

自分も右足を上げ、正面の壁に掛ける。


狭い空間でしかできない変則的な、片足立ちの貝合わせ。


2人はドクドクと愛液の溢れる秘貝をゆっくりと近づける。


「「んんんっ、、」」

ヌチュ、、、という音とともに、2人に快感が走り喘ぎ声が漏れる。


バチュッ!!ヌチュッ!!!

徐々に音が激しくなる。

「うんっ、、あぁぁっ!!」

「あんっ!、、んんあっ!!」


絶頂すれば間違いなく立っていられない片足立ちの貝合わせ。

言い訳の出来ない真っ向勝負で雌を競い合う。



2週間ぶりのSEX

互いが始めからイカセ合うと認識している本気の犯し合い

2人の意地のぶつかり合いは過熱していく。




「「うんっ!!んんあっ!!んん”ん”ん”っっ!!!!」

汗と愛液を振りまきながら秘貝をぶつけ合う。


「んっっ、、くぅっんんんっっ!!」

「やっっ、んんはぁっ!!」


絶頂が近づき、2人の足がブルブルと震えてくる。


美久はこれまで以上に重く、深く、麻美のそれに秘貝をぶつけに行く。

対する麻美も自分の秘貝ねじ込むを様にぶつけ返す。


「「あっ、、ん”ん”ん”っ!!ああっ、、、、、、っんんんあぁぁあ!!!」」

バチュッッ!!とひと際大きい音を立て

2人は堪え切れず同時に絶頂を迎えた。


片足では立っておられず、互い違いの向きで床に倒れ込む。







目の前にあるのは、主導権の奪い合いをする雌の濡れた秘貝。

んじゅゅうう!!

と卑猥な音を立て絶頂し間もない2人は休まず69で犯し合う。

尻を鷲掴みにし秘部を舐め犯す。



麻美の得意とする舐め合いの勝負。

じゅぽじゅぽといやらしい水音を響かせながら舌を挿入し中をかき回す。


ゴロゴロと転がり上下が入れ替わる。

麻美が上を取れば、美久を舐めながら自分の秘貝を美久の顔面に振り下ろし、

また美久が上になれば、同じように秘貝を麻美の顔面に叩き込んだ。

威嚇するように屈辱を与え合う。


2人は何度もイカせ、イカされた。


そして今、横向き69でイカせ合っている。

相手の頭の後ろに足を回し、自分の秘貝を押し付ける。


2人は一心不乱にむしゃぶりつく。

何度も絶頂するが終わらない、2人は体勢を変えず舐め犯し合う。



「「んんっ、んんん”っ!!」」


秘貝を丸呑みするかの如く、隙間なく口を被せる2人。

相手の秘貝の中で喘ぎ声を響かせながら舌で掻きまわす。


「ん”ん”ん”っ!、、、っっんはぁっ!!、、ああんんっっ!!!!」


互角の攻め合いであったが遂に均衡が崩れる。

あまりの快感に美久が口を離し大きな喘ぎ声をあげる。


イキたくない、負けたくない、その思いが強くなればなる程に快感が美久を襲う。

腰を引こうとすると麻美が尻を張り裂けんばかりに強く握りしめる。


んじゅぅうううう!!!

麻美は美久の愛液をすべて吸い取るように秘貝に吸い付き

顔を左右に振り激しく攻め立てる。


「ああっ!、、やめっ、、、んっっっんんはぁぁああ!!!」


美久が体を震わせ盛大に絶頂した。

横向き69の体勢から仰向けにぐったりと倒れる美久。





麻美は美久を休ませることはせず、

そのまま上に乗り再度69の体勢になり美久の秘貝を舐め上げる。


「美久もたくさん攻めて」

麻美が優しい声で言うが、

その声色とは裏腹に

煽る様に、屈辱を与える様に何度も自分の秘部を美久の顔面に叩き込む。


そして美久を数度絶頂させた後、

麻美は69の体勢をやめ立ち上がり、そのまま美久の上に顔面騎乗する。



美久の頭を両手でかきむしる様に掴み床に押さえつける。

そしてグッショリと濡れた自分の秘貝を美久の顔に押し付ける。



美久は抵抗するも麻美の勢いは止まらず、

自分の愛液を塗りたくるように激しく前後にグラインドする。


そして麻美は恍惚の表情を浮かべながら、美久の上で絶頂を迎える。




ゆっくりと美久の上から降りる麻美。

2人の荒い呼吸が部屋に響く。



麻美はゆっくりと美久に顔を寄せ、額に優しくキスをする。

わざとらしく音を立て、可愛かったよと伝えるように。





その瞬間、屈辱に震える美久の怒りが爆発する。

麻美を力任せに押しのけ立ち上がる。

倒れた麻美の手を取り引っ張り起こす。



美久はそのまま狭い部屋の角に行き、

立った状態で互いに背中を壁に預けながら向き合う。


麻美は美久の意図を理解する。

美久は手マン勝負を仕掛けたのだった。

互いに左手を相手の首に回し、額がぶつかるまで引き寄せ睨み合う。


右手を相手の体に添えシンクロする様にゆっくりと同じ動きをする。


胸から腹、腹から腰、じわじわと2人の右手が目的地に向かう。

そして、濡れた秘貝の割れ目に指が添えられる。


「「っっっんんっあぁぁ!!」」


同時に指を挿入すると大きな声を張り喘げる。

グチュグチュグチュ!!!!!

大きな音を鳴らしながら激しく攻め立てる。

「ああんっ!!」

「んんぁっ!!」



2人は何度も絶頂したが、どちらかが立てなくなるまで一切手を止めず犯し合う。

相手の肩に頭を乗せ、体を密着させる。

2人の意地の張り合いはより過熱する。


指で蜜壺の中をグチュグチュとかき回し、手のひらで陰核をすり潰し合う。

両者喘ぎ声を挙げながらボタボタと潮と愛液をまき散らす。


「あっ、、、、っくっうう!!」


何度か同時絶頂を迎えたころ、麻美が限界が近づいてくる。


麻美の攻めの手が遅くなり、ここぞとばかりに美久の手マンは加速する。


グチュグチュグチュグチュ!!!!!

激しく音を立てながら攻め立てる

麻美の腰が波打ち出す。


「ん”ん”ん”っ!、、、だめッ!、、、んんっっくううぅぅぅ!!!!」


麻美が盛大にイき、立っていられず倒れそうになる。

が、倒れそうな麻美を美久が支える。




ぐったりとした麻美を自分の体で壁に押しつけ無理やり立たせる。

自分のガチガチに勃起した乳首を、同じくガチガチの麻美の乳首にぶつける。

快感に囚われ抵抗出来ずにいる麻美を壁と自分の体で挟みながら再度手マンで攻め立てる。



「どうしたの?遠慮しないでたくさん攻めて」


抵抗できないのを分かった上で、ぐったりとした麻美の耳元で優しく呟く。

しかし美久の手マンは容赦なく何度も麻美を絶頂させ、拘束を解く。



そして麻美はズルズルと滑るように壁際に座り込んだ。

座る麻美を立って見下す美久。

美久は麻美の前に立ち、そのまま両手で麻美の頭を掴み壁に押さえつける。


そして秘貝を思い切り麻美の顔面に叩き込む


ドンッ!ドンッ!と音を響かせ、先程69で受けた屈辱を返す。



美久も絶頂が近づき秘貝を麻美の顔に押し付ける

自分の愛液を顔中に塗り付ける様に淫靡に腰を動かす。

そして、先程の麻美同様、美久も恍惚の表情を浮かべ絶頂した。



美久はゆっくりと座り麻美の額にキスをする。

格下の女を愛でる様に、わざとらしく音をたてた。





その瞬間、麻美は美久に体当たりする様に飛び掛かる。

2人は抱き合いながら横に倒れ込む。


汗と愛液でローションのようにヌルヌルになった体を密着させ締め上げる。

互いに太ももで秘部を蹴り上げながら

ゴロゴロと上を取り合う。


麻美が上を取り、美久の拘束を強引に振りほどく。

二の腕を床に押し付け、正常位の体勢になる。


何度も何度も秘部を打ち付ける。

下に組み伏せられている美久も腰を突き返すように動かすも、

その度に強く叩き潰す麻美。


「ああっ!んんんあッ!!」


「んんっ!、、イってっ、、んアッ、いいっよッッ!!」

喘ぎ声が漏れ出す美久に先にイけと告げる麻美

そして高く振り上げ美久のそれに叩き込む。


「んんんッッ!!、、、んっはああ!!!」

美久が麻美にイカせれるも、

美久は即座に麻美を蹴り飛ばし立場を逆転させる。




麻美を下に組み敷き、麻美の片足を持ち上げ自分の肩にかける美久。


松葉崩しの体勢を取り、露わになった麻美の秘貝に自分の秘貝を打ち付ける。


麻美は反撃できずに一歩的に攻められる。

美久は麻美の勃起した乳首を捻じり上げ更に攻め立てる。

大きな喘ぎ声をあげ、よがる麻美。


「んっ、あッ!、、、我慢んッ、、しないでぇッ!!」

美久は麻美に早くイけと告げ何度も何度も秘貝を打ち付ける


「ん”ッッ、、、んあぁぁあ!!」

大きな声を張りあげ麻美は美久にイかされる。




そこから2人はまさに泥沼の犯し合いを繰り広げた。




ヤられたらヤり返す。

相手より有利な立場になれるのであれば

殴る蹴るの痛みを与える事にも躊躇しなくなった。


1人の女として目の前の女に絶対に負けたくない。

2匹の獣は本能剥き出しでぶつかり合い、雌を競い合った。



















この部屋に入って何時間犯し合ったか分からない。

もう何度絶頂を迎えたかも分からない。

どちらかが気絶するまで終わらない戦い。


2人は部屋の中央で向かい合っている。

足を大きく広げ、秘貝を隙間無くビッチリと合わせ

左手を後ろに付き、右手で相手の陰核を高速で弄る。


体を震わせ何度も絶頂する2人。

自分の蜜壺から溢れる蜜を相手に注ぎ合う。


再度絶頂を迎え、目の前の女に潮をぶちまける2人。


手が止まり、荒い呼吸を整える。

一切休まず何時間も犯し合い、体力の限界を迎えようとしていた。


2人はどちらともなく右手を前に伸ばし

手首をがっちりと掴み合う。

逃がさないようにミシミシと力が入る。


これで決める、互いがそう思いながら最後の貝合わせを始める。


押し付け合っていた貝をさらに押し込む。

2枚の貝はグチョと音を立て口を開き、飲み込むかのように喰らい合う。


卑猥な音を立てながら、ジリジリと拮抗する力で押し合う。

限界まで押し付け合った後、美久と麻美はゆっくりと腰を引き2枚の貝は糸を引きながら離れる。


そして、

バチィィン!!

と音を立て激しくぶつける。


それを合図に2人は激しく秘貝を打ち付け合う。


「「っあッ!!んんッッ!!!!」」


叩き込むたびに大きな声を張りあげる。


「「んんッ!!んん”ん”ん”ッッ!」」


2人の感度が高まる。


グチュ!グチュッ!!グプッッ!!

愛液まき散らしながら秘貝をぶつけ合う。


小細工なしの正面からの貝合わせ。

女の象徴である、秘貝と秘貝の殴り合い。

2人の意地が激しくぶつかる



「ああッ!!はんっ!、イッッ、、、ッてぇぇ!!!」

「んはッ!!あんッ!、、、イって、、、よぉぉぉ!!!」


快感の波が押し寄せ、全身がブルブルと震えだす

2人は何とか相手を先にイかそうと腰の動きを加速する


「んんっ!うぅん!んんはぁあ!」

「あんっ!あっ!んあぁぁ!」


2人は渾身の力で秘貝を叩き込む。


「「っぁあ、、イっっくぅぅっ!!

ん”ん”ん”っ、、んんっんあああああ!!!!!」」




腰が大きく脈打ち2人は今までで一番の快感に飲み込まれた。


意識はギリギリ保てており、

握り合った手首は相手を逃がさないようにまだ力を籠め合っている。


しかし座ったまま動けずにいた。

つながった貝からは大量の愛液がドクドクとこぼれている。



2人の荒い呼吸がうるさいほどに部屋に響く。




そんな中、







ブンッ!と音を立て電気がつく。


そして2つの入り口が音をたてながらゆっくり開く。

続けて

”お時間になりました。ご退出おねがいします”

と、AIのような音声で放送が流れる。




しかしその放送は2人の耳にはほとんど届いていなかった。

明るくなったことではっきりと見える、自分と犯し合った女。

額にへばりついた髪の毛の隙間から見える、敵意剥き出しの視線。


火花を散らす睨み合いは2人の感情を爆発させた。


つかみ合っていた手首を離し、怒号をあげ飛び掛かる

背中に手を回し、骨がきしむほどに締め上げ合う。

額と額、鼻と鼻、乳首と乳首、胸と胸、

体のいたるところを隙間なく密着させる。

しかし秘部だけは別の生き物の如く、激しく打ち付け合う。


何度犯しても一歩も引かない目の前の女に、

自分の優位性を分からせるかのように

陰核と陰核、秘貝と秘貝を狂ったように打ち付け合う。


”ビーーーーーー!!”

アラームが鳴り、AIの音声が再度退出を促す。


2人は犯し合いをやめ、部屋の中央で立ち上がる。


犯し合いをやめたが、感情の抑えられない2人。

両者1歩も引かず体の押し付け合いになる。

胸はパンパンに広がり、秘部も陰毛が絡まる程に押し付け合っている。

額は鈍い音を立てながらぶつけ、

言葉を発せば唇が触れる距離で激しく睨み合う。


「まだ、できるから」

「私も、できるから」


まっすぐ見据えながらそう告げる。

そして、2人は目を反らすことなく後ずさりし入り口の外に出る。

ゆっくりと入り口が閉まるその瞬間まで睨み合っていた。








【エピローグ】


美久は寝室を出ると、バスルームに向かう。

時刻を確認すると07:10を示しており、

昨夜21時から10時間もイカせ合ったことに少し驚く。


疲れているはずなのに、極度の興奮状態にあるためか足取りは軽かった。

シャワーを軽く浴び、体液にまみれた体を洗い流す。


身支度を済ませ、部屋を出ると廊下には

来た時に案内してくれた女性が柔和な笑顔を携え迎えてくれる。


待合室に連れていかれ、しばらく待つようにと告げられる。


どうやら帰りの送迎車は2台用意しているらしく

ホテル側のサービスでイカせ合った利用者が鉢合わせないための配慮だった。



先に麻美が出発し、時間をずらし美久が出発する流れとの事だった。


帰る場所は同じなんだけどね、そう思いながらも

ほんの数十分前まで犯し合っていた麻美とすぐに会わないで済むことに少し安堵する美久。


15分程経った頃、美久が呼ばれ車に乗り込み帰路につく。

そうして美久もホテルを後にした。


車の中で流れる景色を見ながら麻美の事を考える。

頭が冷え興奮状態から覚めた美久は

麻美との関係も今日までだなと諦めた様に悟る。

ただでさえ冷戦状態だったのに、

本能剥き出しで雌を競い、死に物狂いで犯し合ったのだ。


これまでの関係に戻れる訳が無いと悲しい気持ちになる。



物思いに耽っている間に美久を乗せた車はアパートに到着する。

麻美はもう着いてるんだろうな、そう思いながら重い足取りで自室に向かう。



ガチャッと玄関のドアを開けるも中からは何も音がしない。

ゆっくりリビングに入ると麻美はソファに座り静かにスマホを弄っていた。

互いに見向きもせず会話もない。

重過ぎる空気が2人を包む。





美久はホテルのシャワーで流しきれなかったのか、肌がべたついていたため

再びシャワーを浴びにバスルームに向かう。


シャワーを浴びていると、ガチャッと音を立てドアが開く。

振り返ると服を脱いだ麻美が立っている


何も言わずじっと見つめ合う。


「…一緒に浴びる?」

「…うん。」


2人は1つのシャワーを浴びながら、

お互い下を向いて俯きながら優しく撫で合い体を清めていく。

自分の体と麻美の体を隅々まで見比べる美久。


2人の体は傷だらけだった。


何度もぶつけ合った胸や秘部の周りは赤く腫れており

押さえつけるために握った腕や尻には指の痕がくっきりと残っている。

体中の至る所に痣やひっかき傷、歯形がついていた。


自分と麻美が本気でぶつかり合えばこうなることは分かっていたが、

2人の体に残る生傷を改めて見ると

大事な恋人と激しく争ったことの罪悪感や悲しみの感情が湧いてくる。


麻美がシャワーを止め、2人は体を洗い合う手を止める。

美久がゆっくりと顔を上げると麻美も同じタイミングで顔を上げる。


目が合う。

互いが悲しみや不安を浮かべた表情で見つめ合う。


吸い寄せられるように2人は近づき優しく抱きしめ合う。


「…好き、、だから」

「…うん。私も、、大好きだよ」


耳元で囁き合う2人。

相手の表情、その言葉で互いが同じ気持ちである事を察した2人。


2人は何度も何度も愛の言葉を投げ掛けながら熱い接吻を交わす。

互いの想いを理解し合い、許し合うように。


抱き合い、キスをしたままバスルームを出る。

体も拭かず寝室のベッドに倒れ込み互いの愛情を確かめる様にキスを続ける。


唾液を一滴もこぼさないようにビッチリと口をつけ、

混じり合った唾液を奪い合うかのように飲み干し続ける。


ホテルでの犯し合いの際、

一回も舌を絡ませるキスをしなかった分を取り返すように

情熱的に絡み合い、深く濃密な接吻を続ける。


愛を伝えあう接吻を2時間ほど続け、2人は同時に果てた。


ベットの上に寝転がり、向き合う。

「唇、腫れてるよ」

「美久も腫れてるよ」

人差し指で互いの唇を触りながら微笑み合う。


「私達、似てるのかな」

「そうかもね。似た者同士ならお似合いカップルなんじゃない?」

「うん。そうだよね」


優しく微笑み抱き寄せ合う。

そして、壮絶な犯し合いの疲れが襲いかかったのか2人は深い眠りについた。




















半年後



2人の関係は良好のまま継続している。

初めてイカせあったあの日以前のように、

2人ともバリタチの本性を抑えながらではあったが概ね満足のいく性生活も送れている。



しかし最近になってお互い我慢の限界なのか、

互いに競い、試し合うようにSEXが激しさを増してくる。

バリタチとしての2人のどす黒い願望が、無意識のうちに水面下でぶつかり始めている。




リビングのソファでくつろぐ美久に、麻美が楽しそうに声をかけてくる。

「来週の土曜日、何の日か分かる?」

「もちろん。付き合って1年記念日でしょ」


はいっ、と言い麻美は美久にメモ用紙とペンを渡す。


「欲しいものか、したい事を書いて見せっこしよ」

「おっけー」

和やかな空気に包まれ、楽しそうに会話する。


2人は既に決まっていたかのように、迷いなくサラサラとペンを進める。


「書いた?」

「うん」


メモ用紙を伏せたまま交換する。


「「せーのっ!!」」


そうして2人は、同時に相手の書いた内容を見るのであった。





目覚め -続劇-  完


















あとがき


初めてのリクエスト作品、楽しんで頂けたでしょうか。

私の一番のお気に入り作品の『目覚め』の続編のリクエストを頂き、

蛇足になるかもと不安もありましたが書かせてもらいました。


美久と麻美どちらも好きな人物で、

負けて欲しくなかったので決着がつけれませんでした。

2人の決着は皆様の素敵な妄想にお任せします。


感想コメント頂けたら大変嬉しく思います。


またGold会員様限定でリクエスト対応も可能な範囲で行っておりますので

コメント欄やDM等で、気兼ねなくお伝え下さい。






以下、美久・麻美の犯し合いイメージになります。


茶髪:美久

黒髪:麻美








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