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【リクエスト大会作品】マウント 前編


読者の皆様、日頃のご支援ありがとうございます。

導入部分ではありますが、楽しんで貰えたらと思います!

サムネイルの2人が今回の主役になります。

左が愛で、右が真希になります。

それではお楽しみ下さい。
























「まだ来ないのー?」


とあるホテルの一室で、浴室から聞こえる男の声。

それはベッドルームにいる2人の女性に向けた言葉だった。


「「もうすぐイクから待っててー」」


2人の女性の声が重なる。

何も起きていない、至って普通の声色で発せられたその言葉は男に対するものでもあったが目の前の女に対するアピールでもあった。



ベッドルームでは2人の女が服も脱がずに立ったままイカせ合っていた。

相手の肩に顎を乗せ、右手はスカートの中、左手は相手の頭を抱きかかえる様にしている。


中指を相手の秘貝に突き刺し、まさぐり合っている。


激しい手マンに声を一切漏らさずやり合い、男の問いかけに応えた2人。

何の変哲もない様子のその声色は、目の前の女に対する余裕であることのアピールでもあった。


しかしそれは殆ど意味をなさなかった。

トロトロに熱くなった秘貝、とめどなく溢れる愛液、指を動かすたびに発するいやらしい音、押し付け合った強張った頬。

その全てが、自分も相手も本気でヤリ合っている事を証明していた。


吐息すら漏らさない2人とは対照的に、秘貝からはグチュグチュと激しい音を鳴らしている。


この2人はどちらがより良い女なのかを決めるため

学生時代からの親友と本気のイカせ合いを始めたのだった。






【愛と真希】



愛(アイ)と真希(マキ)は大学で知り合った同級生だった。

大学入学時、慣れない環境で不安な中に出会った最初の友達。


2人はすぐに意気投合し

勉強も遊びも、何をするにしても常に一緒に過ごした。


唯一無二の親友。

愛も真希も互いにそう思っていた。


出会って数年経ってもそれは変わらず、たくさんの思い出を作った。


大学3年の頃、居酒屋バイトの募集を見つけ、

真希が愛を誘い同じ店で同時にバイトとして働きだした。



2人はバイトを始めてすぐに店の看板娘になった。

それもそのはず愛も真希も周囲に抜きんでて美人だった。


だからと言って周囲に高飛車な態度をとる訳でもなく、愛嬌も良いため

客のみならずバイトの同僚達すらも魅了してしまう状況だった。




店の売り上げも上がり、愛も真希も楽しく過ごせる。

そんな日々が半年程すぎた頃


愛と真希はバイトが終わり歩いて帰りながら他愛もない話をしていた。


「今日も疲れたー」

愛は茶色がかった髪をかき上げながら言う。


「お客さん多かったもんね」

結んでいた綺麗な黒髪をほどきながら真希が応える。


愛「今日もお客さんに連絡先渡されたの。今月でもう6人だよ?」

真希「正直反応に困るよね。タイプだったらいいけど」

笑いながら話す。


愛「真希、今月何人に聞かれた?」


真希「、、、今月は5人だったかなぁ」


ほんの少し、真希の心にモヤッとした感覚が生じる。

私に聞く必要あるのか

そんな思いが微かに湧き上がった。

が、特に気に留めなかった。



愛「真希も大変だね」

真希「うん。そうだね」

笑顔で言葉を交わす。


しばらく雑談を続けながら帰っていると

愛が彼氏の家に行くからと言い2人は別れた。



真希は1人歩きながら

私も彼氏の家に行こうかなと考える。


そこでレズバトル専用アカウントを持つSNSで

最近自分に喧嘩を売ってきた女がいた事を思い出し連絡を取る。

今から近くのホテルで会えないか、

そう連絡するとすぐに返信がきて会うことになった。



ほどなくしてホテルで真希ともう一人の女は出会うなりすぐさま犯し合う。

しかしあまりにも実力差があり、犯し合いとは名ばかりの一方的なものだった。


降伏している女の顔に跨り、自身の秘貝を何度も叩きつけている真希。

これだけ攻めているのに満足しない。

何故かモヤモヤとしたものが脳を支配し落ち着いた気分にならない。

真希はその理由については気付かないふりをしていた。


真希の脳内に浮かぶもの

それは自分の下にいる女では無く、

帰り道で連絡先を聞いてきた男の数を確認してきた愛の勝ち誇った笑顔だった。





同刻 愛の彼氏の部屋




「うッ、、もうイキそうッ」


「だめ、まだ我慢して」

嬉しそうに、楽しそうな声色で彼氏に跨り腰を振る愛。


男がよがる程にその腰の動きは激しくなる。

耐え切れずに男は絶頂を迎える。


その様を見て愛は満足気に男に覆い被さる。


恋人同士、愛を確かめる様に舌を絡める。


「なんかいい事あったの?」

「別に?なんで?」


「今日の愛すごく激しかったから」

無意識に帰り道の真希の顔が思い浮かんだ愛。

「いい事ね、、あったのかも」


真希の顔が浮かんだ理由には気付いていなかった。

愛は男にキスをし眠りに落ちた。








翌日

この日も2人はバイトに入っていた。

バイト終わり、昨日と同じように雑談しながら帰っていた。



真希「今日は連絡先聞かれなかった?」

愛「そうだね。真希は聞かれた?」


真希「聞かれた。2人だったから今月7人目だよー」

うんざりする様にしているが何処か誇らしげな真希

愛「大変だよね」


真希「愛は今月何人て言ってたっけ?」


ほんの少し、愛の心にモヤッとした感覚が生じる。

昨日話してたんだから知ってるでしょ?

愛は親友相手にそんな考えがよぎってしまう。

が、特に深い意味の無いただの世間話だと言い聞かす。


愛「、、、私は6人だったかな」


真希「お互い大変だね」

愛「そだね」

笑顔で言葉を交わす。


しばらくして

真希「今日彼氏の家寄ってくから、またね!」

愛「じゃあねー!」





愛は一人歩きながら自分も彼氏の家に行くか考える。

ふと思い出したのは、SNSで最近自分に喧嘩を売ってきた女がいた事。

暇だしあの女を潰してやろうと思い連絡を取る。


昨日の真希同様、愛もまたストレスが溜まるとイカせ合いで発散する事が多々あった。

ストレスの正体に気付かないのは愛もまた真希と同様だった。



都合もよく会うことになる愛と女。

愛はその女とホテルで出会うなり、すぐさまイカせあう。

しかしあまりにも実力差があり一方的なものだった。


許しを請う女に覆い被さり、自分の秘貝を相手の秘貝に叩き込む。

どれだけ攻め尽くしても満足しない。

愛の脳裏に、帰り道の真希の勝ち誇った表情が浮かぶ。

その度により重く、より激しく自分の秘貝を叩きつける愛であった。




同刻 真希の彼氏の部屋




「まだイカないでね」

真希は楽しそうな声色で彼氏に跨り腰を振る。

帰り道の愛の顔、ばつの悪そうなどこか悔しそうな表情を思い出す真希。


その度により興奮し激しく男を攻め立てる。


耐え切れずに男は絶頂を迎える。



真希は満足気に男に覆い被さる。

恋人同士、愛を確かめる様に舌を絡める。


「今日いい事あった?」

「別に?なんで?」


「なんかすごく嬉しそうだったから」

帰り道の愛の表情を思い出す真希。

「いい事ね、、あったのかも」


真希は男にキスをし眠りに落ちた。







この夜初めて2人はしっかりと自覚した。

自分は真希に・自分は愛に、負けたくないんだ、と。


仲の良い親友だからと目を背けていた、

気付かないようにしていた感情を意識した瞬間だった。



負けたくない、

マウントを取られるなんて許せない、

女として格上なのは自分だ。

押し殺していた感情がジクジクと疼き出す2人だった。







それからも2人は変わらぬ友人関係を続けていた。

気が合うのも、楽しいのも事実だった。

しかしたまにマウントの取り合う様な会話をすることも増えていった。


少しずつ2人の友情が歪なものへと変わっていく。





一度だけ衝突しそうになった事がある。

大学卒業間際、2人で飲みに行った夜。

泥酔した2人は肩を支え合う様に真希のアパートに帰った。


玄関を開け、明りのついていない暗い部屋に入る。

ドアがガチャリと音を立てて閉まると同時に抱きしめ合った。

付き合っていた彼氏と別れ性欲の溜まっていた2人は酒の勢いにまかせ濃厚に舌を絡ませる。


電気もつけず、靴も脱がずに玄関先で濃密に交わる2人。

真希が壁に押さえつけると、愛もやり返す様に押し返す。


2人は乱雑に靴を脱ぎ捨て、抱きしめ合いキスをしたまま部屋へ向かう。


真っ暗な上に、酒に酔い足元がおぼつかない2人は床に倒れ込み、尚もキスを止めなかった。

互いに知っていたが、どちらもバリタチのため床をゴロゴロと転がり何度も上を取り合うようにキスをした。


んちゅっ、、んじゅぅっ、、、じゅぶっ、、

舌をバチバチとぶつけ、相手を先にイかせる本気の舌戦。

2人は舌を絡ませ、同時に絶頂を迎える。


そして酒の酔いが加速し、ぐったりと抱き合い寝てしまう。



翌朝2人は目覚めると、酔って記憶が無いと言い合った。


真希も愛も、その方がお互いの関係のために良いだろうと判断し嘘をついたのだった。


2人とも当然覚えている。

お互い酔っていたとは言え、本気でキスでのイカせ合いをし互角だったことを。


そのことが、より2人の互いに対する対抗意識を強くする。


元来、人一倍負けず嫌いな2人。

親友だった相手は、格下だと分からせる対象へと徐々に変わっていくのだった。






そして数年の時が経つ。











昼下がりのとあるカフェで

愛と真希が楽しそうに会話をしている。


大学を卒業し、社会人として数年が経ち

周りの男性客が見とれてしまう程に、2人はより洗練された女性になっていた。


大学を卒業後も休日には定期的に会って遊んでいる。




この日もカフェで楽しそうに話す2人。



楽しそうに見える2人。

実際には ”はたから見れば”、というだけであった。







愛「さっき店来る時、ナンパされちゃって。しかも二回も。どっちもしつこくて断るの大変だった」

愛は茶色がかった髪をかき上げながら言う。



真希「最悪だね。私もさっき芸能事務所の人から声かけれてね。その人もしつこくって、疲れちゃった。」

真希も綺麗な黒髪を愛同様にかき上げながら答える。



苦労話をするように笑顔で言葉を交わしているが、その奥で互いの意地が衝突している


ああ言えば、こう言う。

2人が話していると途中から必ずマウントの取り合いになる。


どんな話題でも最終的にそうなってしまうが、特に女としての魅力を相手が自慢してきた際にはお互い一歩も引かず笑顔の下で火花を散らすのであった。


もう学生時代の様な純粋な友人関係とは完全に変わってしまっていた。


相手が美人なのは理解しているが、自分より格下。

2人ともそう思っていた。




「会社の先輩が…」

「会社の上司が…」

「知り合いの社長が…」

「知り合いの芸能人が…」


「私なんて…」

「私だって…」


今日もそうやって互いに牽制し合い

自分より優位に立とうとすることを見逃さない2人の会話が行われていた。


真希も愛も

もちろんまだ一緒にいて楽しい瞬間もある。

しかし、相手への苛立ちに近い感情が湧きあがる事も多くなってきている。


それでも一緒に行動しているのは、相手にどちらが格上か分からせるため。

ただそれだけの理由だった。


遊びに誘わないのも、誘いを断るのも相手から逃げているような気がして癪な2人は、この歪な関係をずっと続けていた。




真希が話す

「この前ね、同期の女の子が私に文句言ってきてさ。男に色目使ってるなんて言われて、勘違いなのに最悪じゃない?」


「最悪だね。それでどうしたの?」


「その子には、ちゃんとお仕置きしたよ」

笑いながら真希が話すと、さすがと言いながら愛も笑う。



「私もこの前、彼氏に手を出す女の子がいてね。同い年だったんだけど、その子に徹底的に分からせてやったの」

愛が笑いながら言うと、いいねーと言いながら真希も笑う。




2人にとって生意気な女とのイカせ合いは当たり前の事であり、

レズバトルについても負けたことが無く絶対的な自信があった。


唯一引き分けだったのが目の前の女。

ただ酔ってたし、最後まで本気でヤり合えば当然自分が勝つとも思っていた。


愛と真希があの日以降衝突しなかったのは

イカせ合いをせずに相手に負けを認めさせたいという意地があったからであり、

きっかけさえあれば、泥沼の犯し合いに発展する事は2人とも分かっていた。






マウントの取り合いを続けている2人


愛「真希は良いよねー、彼氏いなくって。下らない争いもないし」

笑顔を浮かべ言う。


真希「そういう面倒ごとが嫌だから作ってないもんね」


愛「彼氏いない人って羨ましい」


真希も笑顔で対応するが、心が少し波打つ。


応えた内容に嘘は無く、男を落とすことなど今すぐにでも可能である

彼氏がいないことに対する劣等感などは微塵も無かった。


しかし、会う度に毎回彼氏の事でマウントを取りニヤニヤと笑う愛を見るのは当然気分が良いものではなかった。


彼氏は今はいらない。それ以上に言うことが特に無いため言い返すことも無い。

格下相手に露骨にムキになるのもいい気はしない。


真希がそう思っているのを察している愛は、

言い返せなくて悔しいでしょ、と毎回嬉しそうに彼氏の話をするのだった。



毎回この話題は意外にもあっさりと終わるが、今日の愛はしつこく言い続けた。

イライラしたら負けだと言い聞かすが、徐々に怒りが湧いてくる真希。

その空気を感じ、尚も煽るように続ける愛。






私がこの女の彼氏を寝取ったらどんな顔するかな。



今まで考えたことも無かったが、ふと真希の脳裏に浮かぶ。

愛の彼氏には男としての興味は一切無いが、大きな屈辱を与える道具になる。

そして、一度その考えが浮かぶと、もうそれしか考えられなくなる。




「今度さ、愛と愛の彼氏の優太君と3人で飲み行こうよ」

真希が提案する


「うーん、まあタイミングが合えば行きたいね。」


「愛って私と優太君会わせないようにしてない?もしかして優太君が私の事好きになっちゃうの心配してる?」

おどけた口調で話すが、私にビビってる?と挑発するには十分な言葉だった。



「そんな心配してないよ。だって"私が"彼女なんだから。」

真希の挑発を察し、あなたが誘惑したところで私には勝てないよと煽り返す愛。


「じゃあ飲み会決定だね。優太君と私が仲良くしても怒らないでね」


「もちろん。真希が何しても問題ないよ」


「何してもいいんだ」

「うん。何してもいいよ」


とげとげしい会話とは裏腹に、優しい笑顔を携え見つめ合う。

格下相手に笑顔を崩すことすら気に食わない、2人はそう思っていた。


あんたの男、寝取ってあげる。と仄めかした真希

あんたは所詮、私の下だから。と仄めかした愛

笑顔の仮面の下で、女たちのプライドが激しく火花を散らしていた。






















数日後

居酒屋で愛と真希、そして愛の彼氏である優太の3人で飲んでいる。

掘りごたつ式の個室で、片側に愛と優太のカップルが座り、対面に真希が座っている。



3人はお酒を酌み交わし仲良く話している。

スタートから2時間ほど経っており、それぞれ酔いが回ってきている。



「あっ!」


愛が驚いた声をあげる。

飲んでいた酒をこぼし着ている服にかかってしまったのだ。


「お気に入りなのにー。ちょっとトイレで洗ってくる」

そう言うと、愛が席を離れ

真希と優太が2人きりになった。






真希が机越しに、優太に顔を近づけ小声で話しかける


「優太君、私の胸ずっと見てたでしょ。」

いじわるそうな笑顔を浮かべる真希。


「そ、そんなことないよ」

焦って否定する。


「ほんとに?結構分かりやすかったけど」

笑いながら問い詰める真希


「うっ、、ごめん」

観念したように優太が謝る


「ううん、謝らないで。もっと見ていいよ」


そう言うと真希は服を少しはだけさせ、自慢の大きな胸を見せつける。


「愛とどっちが大きいと思う?」


その問いに対し答えが詰まり

同じくらいかな、と真希にとっては嬉しくない返事をする。


「ふーん、そっか。」

真希は不満気にそう言う。



「私ね、愛よりすごいと思うよ」


「すごいって、何が?」


「、、、全部」

真希は少し間をおいて答えると、掘りごたつの下で足を延ばす。

その細く綺麗な足はまっすぐに男の秘部をめがけて伸びていく。



優太は驚きビクッと反応してしまう。

彼女の親友、しかも彼女と甲乙つけがたいほど美女が妖艶な笑みを浮かべ

ズボン越しに自分のモノを刺激してくるのだ。



「ま、真希ちゃん、、」


「なあに?」

焦る男をよそに楽しそうな表情で見つめながら攻め続け

固くなってるよ、と小声で囁く。


「愛ってエッチのとき激しい?」

真希は頬杖をつき、少し首を傾げながら問う。


「んっ、、まあそうだね」



「どのくらい?」

真希はそう言うと足で擦るスピードを上げる。


「このくらいかな?」 

更にスピードを上げ刺激が強くなる。


「もっと?」

ズリズリと机の下でズボン越しに擦る音が聞こえてくる程に強く激しくなる。



優太の我慢する顔をみて嬉しそうに攻め立てる。


「真希ちゃん、、ヤバイって、、」


「もっとヤバくしてあげる」

そう言うと擦り上げるのを止める。


そして足の指を器用に動かし、優太のズボンのファスナーを下げる。

開いた所から足を入れ、下着越しに肉棒の形に沿わすように指を動かし始める。


「それは流石にまずいって」

小声ながら焦るように言う。


「嫌なら私の足どければいいんじゃない?」

ダメと言いながらも拒みはしない優太に対し

いじわるな笑みを浮かべ足で攻め続ける。



ガチガチになった男のソレを根本から先端まで舐め上げる様にゆっくりと愛撫する。

先端部分が濡れている事に気付き嬉しそうに微笑む。


「このままイカせてあげるね」

そう言うと、下着の隙間から指をねじ込もうとする。



布越しでなく、直接触れるその瞬間、


ガラッと個室の扉が開き、愛が戻ってきた。




優太は慌ててズボンを直し、真希も残念そうな表情を浮かべながら足を戻す。


愛はその様子を見逃さず、

自分の彼氏と真希が何かをしていたのかと疑う。


愛は席に座る際、優太の股間が膨らんでいる事を目にし、真希が何か手を出した事を確信した。


その視線の動きで、愛が気付いたことに真希も感づく。



2人の視線がぶつかる。

頬杖をついたまま余裕な笑みを浮かべる真希に、少し睨みをきかす愛。


しかし、愛も怒りを悟られたくない為かすぐに笑顔を作る。

だが、目線は一切外さない。


愛も頬杖をつき、机の上でぐっと真希に顔を近寄せ微笑みかける。

笑顔の下で睨み合う。



愛は空いた手を優太の股間に忍ばせる。

微笑み合っている真希に見せつける様に、露骨に、分かりやすく手を動かす。

優太は先程まで真希から攻められていたこともあり、我慢する様に下を向いている。



女2人は頬杖をつき至近距離で微笑み合い、男は下を向いている。

居酒屋の個室の空間で、誰も言葉を発さずに

ズリズリとズボンの上から肉棒を擦る音だけが響いている。


その音が徐々に激しくなってくる。

愛は優太をイカせる瞬間を真希に見せつけるつもりだった。




「ごっ、ごめん。俺もちょっとトイレ行ってくる」

我慢の限界に達する寸前、逃げる様に優太が静寂を破る。



優太が部屋から出ていき2人きりになる。

笑顔を絶やしていないが、ピリピリとした空気が2人を包んでいる。



「私がいない時、何してたの?」


「別に何もしてないよ。ただ、優太君が愛とのSEXに満足してないて言うから少し遊んだだけ。もしかして愛ってエッチ下手なの?」

ニッコリと微笑みながら、強烈な煽り文句を口にする


「さすがに真希よりかは上手いと思うよ。何もかも。」

愛も笑顔を絶やさず、言い返す。



「なら、今から試してみる?」

真希が提案する

「いいよ。優太と3人でホテルいこっか?」



「優太君寝取っちゃうけど、ごめんね」

「ううん。私こそ真希に恥かかせてしまうけど、ごめんね」


沈黙が訪れる。

いつの間にか笑顔が消えており、冷たい視線がバチバチとぶつかっている。





2人の会話が終わった頃、タイミングよく優太が戻って来た。


「優太君そろそろお店でよっか」


「優太、これから真希と3人でホテル行こ」


突然の話に男は面食らうが、

まあ2人がいいなら、と2人の圧に流される。

3人は居酒屋を出ると、まっすぐに近場にあるラブホテルへ向かった。














ホテルの部屋に入ると優太が汗を流したいと言い

すぐ行くから先にお風呂で待っててと愛が伝える。


優太をバスルームに行かせ、寝室で2人きりになる愛と真希。


何も言葉を発さず睨み合う。

一歩、また一歩、じりじりと近づき胸と胸を押し付け合う。

互いに顎を少し上げ見下すように睨みつける。



「ずっと愛としたかったの」

「私も。ずっと真希としたかった」


「覚えてる?学生時代酔ってシタこと。」

「もちろん。やっと続きができるね」


言葉を発する度に、煽り合うように2人の顔が近づく。


「いい加減ハッキリさせないとね」

「そうね、お互い面倒だもんね」


そしてついに額と額でグリグリと押し合い始める。

鼻がぶつかる距離で睨み合い、


「本当は2人きりで犯したかったんだけどね」

「私も。でも今なら2人きりだよ」


真希はそう言うとゆっくりと右手を愛のスカートの中に入れる。

愛も同様に真希のスカートの中に手をいれる。


シンクロする様に同じタイミングで下着に手を入れ、秘貝の割れ目に指を添える2人。


真希は愛の肩に顎を乗せ、愛の耳元で囁く。

「可愛がってあげる」


愛も同様に真希の耳元で囁く。

「あなたには無理よ」



そう告げると2人は秘貝に添えた指を思い切り突き刺した。


互いに格下だとマウントを取り合う2人の女。

かつての親友との犯し合いが幕を開ける。

















雑記


以上でリクエスト大会作品の導入編になります。

リクエスト内容を読み返したら

親友感を強めにするよりマウントを取り合う感を強めにした方が良いのかなと思い、

前回の記事では「親友が男を奪い合う話」と書いていたのですが「マウントを取り合う2人が男を理由にして衝突する話」の方が近いイメージなのかなと思い途中で作品の流れも方向転換してしまいました。

バトル編も近いうちに公開できるよう頑張ります!

お楽しみに!




【リクエスト大会作品】マウント 前編 【リクエスト大会作品】マウント 前編

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