こんばんわ。受井でございます。
ご支援賜り本当にありがとうございます!!
だいぶ空いてしまいましたが、また新しい作品が出来上がりましたので、お披露目とさせていただきます。
*English version will be available at a later date.
今回の作品は、一応シリーズとなる予定です。そして前とは違い、えっちなエピローグノベルもご用意しました。毎回書けるかはわかりませんが、えっちな読み物として、あるいは世界観の深堀として、いろいろと楽しんでいただけるとすごく嬉しいです。
それではどうぞお楽しみください!
(エピローグノベルは、本記事の差分イラストの直後、拡大バージョン前に掲載しております)
pixiv,twitter宣伝用 (3ページ)
本編(全裸バージョン)
1週間後…
さらに1週間後…
エピローグ
暗闇の一角に、僅かな光の射す室内。 完全な暗闇でないのは、一角のデスク上で青白く光るモニターのせいだ。 カタタタタとキーボードを操作する音のみが室内に響いている。打鍵はとても早い。 モニターの前には、人と思しき者の姿。 しかし、その十本の指の第二関節以降は幾重にも分かれ、注射針のような極細の鋼の指が、目で追えない程の高速で打鍵している。生身の人間でないことは明らかだ。 その者が操作するキーボードは、モニター横の大きな筐体に繋がっていた。その筐体はその者の胴体よりも大きく、稼働音もなかなかのものだ。さぞ高性能なことだろう。 筐体には大小さまざまなコードが接続され、その反対側の先には、人間が4人ほど寝転べる広さのスペースに積み上がった鉄クズが接続されていた。 ただ、鉄クズと称すには少々そぐわないものも混じっている。 足と腕手のない、女性の腰から上。 何も、衣類さえも、身につけていない。 一見、肌色のそれは鉄クズの中に入っているにはあまりに不自然で。ただよく見れば、肌はモニターから発せられるブルーライトを反射しているが、人肌と呼ぶにはやや硬質な反射率だった。また、肌は汚れ、ギザギザに割れ、金属製のパーツや配線が表に露出し、生身の人間ではありえないことを示していた。 間違えようもなく、女性型アンドロイドの一部分だった。 キューティクルの豊かな黒い髪を左肩あたりで三編みにして垂らした、童顔の女の子。その目は光なく見開かれ、全く動く素振りも見せない。 女性器に当たる部分には金属製の円柱状の装具が突き刺さっていて、その境目からは黄色い液体が滴っている。その装具は、バイオマス発電のために使用する汚水をホスト機体から誘引するための搾液プラグだった。滴る汚水は腐臭を発し、室内は徐々にその臭気に満たされつつあった。 その女性型アンドロイドは、太ももの根本あたりから、四足の黒色ベースの機械であったろう鉄クズに繋がっていた。 つまりはこの者が、それら鉄クズを解析していた。 「ふーん。大体は設計どおり動いたみたいね。博士も私がここまで書けると思ってメカニックに任命したのかしら」 そんな臭気を感じないかのように、何気なくメカニックを名乗るアンドロイドが呟く。 「駆動データは、と…」 モニターの右上に目線が移る。 「あ、間違えた」 ウィィィ…グジュッ、ガポッ、ぐちゅっ、ずぐっ! 突然、女性型アンドロイドの性器に突き刺さっていた搾液プラグがピストン運動を始めた。誤って動作を指示してしまったようだった。 「あ"…ジジ…あ"…ぐ…」 女性アンドロイドの表情は固まったままだったが、その唇の奥からノイズ混じりの声が漏れる。 「あれ、微量に残存電力残ってたか〜」 メカニックは意外そうに目を丸くして、プラグの動作を止めずに全身の駆動データログを確認する。 「んー…ホストと搭乗機の電力運用が噛み合ってない…?」 ログからメカニックはそう推論する。 「ジ…あ"…あ"…ぎも…ぎもぢい……です」 グジュグジュっ、ぐちゅ、ずぶ、ジュ…。 メカニックの後ろでは、依然、搾液プラグが上下運動を繰り返し、ホスト機体に人工体液を排出させるよう動作していた。 後ろで起こっている事象には目もくれず、データだけに執心するメカニックの姿は、部屋の中心に置かれた鉄クズと倒錯的な肢体がただの『物』であると物語る。そこで行われている事象は、本来有機的な交わりであるはずなのに。 不意に、優雅なピアノの音が鳴る。 「あらあら?」 メカニックは声を弾ませて、意図的にキーボードのエンターボタンを押した。 画面上に、黒いポップアップが開く。
先程のピアノ音は、通話の呼び出し音だったらしい。 「博士!」 メカニックは高い声音で通話の主を呼ぶ。 「やあ。君に開発を任せた機体の試験運行はどうだったかい?」 間髪入れずに、メカニックは滔々と報告を始める。 「無補給状況で2週間生存、しかし最後の数日は作戦行動不可の状況でしたね。通常廃棄物として自然界に放置できない、機体の汚水を使った偵察用戦術機体という設計思想は良いと思いますが、アンドロイドの汚水排出量の個体差や、バイオマス発電効率の問題が壁になってます。うーん個人的には60点てとこですかね〜」 メカニックは腕を組んで言葉を切る。 「うん、メカニックを君に任せてよかった」 素直に零れ出たような、毒のない言葉が博士から届く。 メカニックは顔をほころばせた。 グジュルっ、ちゅぐ、ずぶぶ、ジュく…。 その後ろで、虚ろ目で表情のない腰から上の裸の女の子が、延々と性器にプラグを出し入れされている。 「あ"…ジジ……あ"…も…でない…ジ…出なジい…」 構わず博士は続ける。 「時間は少ないが、初回でこの出来は上々だ。この島の大きな欠点はやはり火力と物量。小回りが利いて火力のある機体が理想だ。引き続きお願いしたい」 博士は手放しで称賛していた。 「はい、お任せください。創造主たる博士のご命令とあらば、必ず達成してみせましょう。そのあかつきには…」 メカニックは、艶やかに人差し指で唇を弄る。我慢できない、と表情で訴える。 「あ"ッジあ"ッぐジジん"ッもっでないッて…ジッ出ないジっのに出るッあ"…」 その後ろで嬌声の間隔が短くなっていく。 オーガズムが近いのだ。 「わかっている。望み通り、いくらでも抱いてやる」 「あ"あ"あ"ジあ"あ"でるうジジうううウアッ!!」 ただの業務報告が行われている後ろで、女性アンドロイドは低い声で、叫びながら絶頂に達した。叫びながら、とはいえ顔に表情はなく、体もピクリともしなかった。 「ああ…ありがとうございます、ご島主さま…。あなたの声を聞くだけで、私の女性器ユニットが熱くてあつくて…」 メカニックはそんな状況も無視して、右頬に手を当て、うっとりした声で答えた。ミミズのような細い鉄指が右頬の上でうねうねと踊り狂う。 「フン、あまり休憩を取りすぎて効率を落とすんじゃないぞ。次の試作機体のテストが終わったら、また話を聞こう。それじゃあな」 「はあい、ご島主さま…」 ブツリと通信が切れ、モニター上の通話ウィンドウが閉じる。 ぐちゅ、ごちゅ、ジュグン、びぢゃ。 絶頂に達してもなお、搾液プラグの動作は止まらない。 「あ"…あ"…まだ…あッ…」 「んーっ!」 メカニックは嬉しそうに伸びをした。 「さーて、今日はもう少しデータ解析がんばりますか〜」 呑気に呟いて、再びキーボードに両手を置く。 後ろの嬌声は止まらず、しばらく続いた。
おまけ
差分イラストのホスト機体拡大バージョン
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