ミニマンガの描き方 1 -シナリオのぶぶん-
こんにちはWADAです
せっかくブログ形式があるので普段マンガで考えてることを文字にしました
数秒の味わい
自分がツイッター漫画描くときは「数秒で楽しめる」ものを目指して描いてます。
大作漫画みたいな料理じゃない、駄菓子感覚のマンガです。
それは授業中こっそりスマホをスワイプして出てきたものを見て一瞬面白かったり、
仕事で疲れた帰りの電車内で数秒間だけみて現実を忘れる装置みたいな、一口サイズの楽しさが作れたら面白いから。特にツイッターの流し見には相性がバッチリです。
ほとんどの内容は、誰か(ライバー)の日常をちょっとだけ覗き見するような感じで始まって、多少余韻を残して終わります。
好きな、面白い人がいて、配信以外でも動いてる様子を考えることでなんか心が豊かになる、そしてそういうことを自分でコレクションするかのように描いていくのが趣味です。
キャラが動くまで
ミニマンガは普通の連作漫画と違って、簡単な仕組みとセリフ回しだけで作ります。
仕組みとしては最小限の「導入」と「爆発」の2つ
・「導入」は、登場人物とシチュエーションを提示して
・「爆発」は、オチてもオチなくてもいいから"なにか爆発"する部分です
状況がわかりそこに爆発があれば最小限のエンタメになります。
その仕掛けの上にのせる重要な要素が「キャラのセリフ回し」です。
ライバーが動いたり掛け合うのを、どれだけリアルに言いそうなものにするかを精査するのが大事なので、配信を見た後がベスト。
コラボ配信なんか見ると、ライバーは思ったより言葉を断片的に投げつけています。ただそれが大量で高速なので一瞬一瞬の機微が面白く、それを拾ってメモします。
そんな感じで漫画用に誇張したり色々考えてると、脳内でキャラが勝手に動き出すのでそれを見計らい、面白い掛け合いがあったら保存するようにネームを描きます。
図1 参考にならない参考画像
ラフシナリオの価値
ここでのコツは、「最初のラフで書いたシナリオ」が一番面白いことになるので、書き直した時にそれを消さないということです。
最初に書いたものは、一番やりたい方向のエッセンスが含まれてます。
なので辻褄が合ってなかったり整合性がなくても、勢いとエッセンスの参考用に取っておきます。
時間かけてこねくり回してると、見直した時大抵は、変にまわりくどくて勢いのない、ライブ感のないものになりがちです。
なので、常に初期衝動の参考が必要なのです。
(これは絵を描く時でも同じなので、勢いある初期ラフは参考用レイヤーで取っておくのがベスト)
つづく