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探偵サークルの非日常 囚われの姫君(佳奈)

「ふぅ…疲れた〜」

有働佳奈はアルバイトから帰宅するとベッドの上にリュックを乱雑に置いた。

「今日も働いたな〜」

「スポドリ飲もーっと」

佳奈はグビグビとスポーツドリンクを飲み干した。そして首に巻いたタオルで汗を拭い、姿見の前に立った。

「(うーん…)」

佳奈の表情が少しばかり曇る。

脳裏に繰り返されるのはバイト先でかけられた言葉だった。

『佳奈ちゃんは力持ちだね、女の子とは思えないよ』

「(ボクって…女の子っぽくないのかな…)」

平らな胸をさすりながら佳奈はため息をついた。

汗でピッタリと肌にくっついたジーンズに黒のTシャツという出立ち。佳奈自身がショートヘアということも相待って男の子と間違われても不思議ではなかった。

「(可愛くないのかな?)」

がっくりと肩を落とし視線を下げる。

「(今度みかんにお化粧でも教わってみるかな…)」

頭をブンブンと振って顔を上げると姿見に見知らぬ男の姿が映っていた。

「っ…!?」

気づいた時にはもう遅かった。

「ちっ…男かよ」

とだけ呟くとその男は佳奈の口に布を詰め込んだ。

「はむぅ…!(くそ…猿轡をする気か…!)」

そして口に封をするように布を新たに噛ませる。

「んぅーーー!!!」

佳奈の叫びはくぐもった声に変換されてしまう。

「むぅ…!んぅー!(くそ…!離せよ!)」

佳奈は必死に抵抗しようとするものの男は佳奈の両腕をがっちりと掴み抵抗を許さない。

〈シュルリ…〉

「っむぅ!?(縄…!?)」

ザラザラとした麻縄の感触が両手首から伝わってくる。

「むぅー!!!(縛るな!!!)」

緊縛に興味があるとはいえ知らぬ男に縛られるのには抵抗があった。後ろ手に組まされた両腕を動かそうとするものの、男の力の前では無力だった。

〈ギュゥ…〉

麻縄が佳奈の両手を縛り上げる。

「むぐぅ…(キツイって…)」

佳奈は抵抗することを諦めた。

縛りに精通しているからこそ両手を後手に縛られてしまったことの絶望感は理解していた。

たとえ隙を突いて逃げ出したとしても両腕を後ろ手に縛られたままでは扉を開けることすらままならない。下手に抵抗して拘束を増やされるくらいなら大人しく最低限の縛りを受け入れた方がマシだ。

〈ギチギチ…ギチギチ…〉

男は縛る手を緩めることはない。

「ぁぐ…(やっぱり胸縄もかけるよな…)」

胸の上下に縄を這わせることにより上半身の自由を奪う。

「むぐぅ…(これ…かなりキツイ。縄抜けは厳しいかもな…)」

身体にギチギチと食い込む麻縄。

「暴れたりしたら拘束を増やすからな」

男はそういうと佳奈の縄尻をベッドの脚に結びつけた。

「しばらくここに居させてもらうからな。」

__________________________

佳奈が縛られてから数時間が経った。聞くところによると男は脱獄犯らしく警察が警戒を解くまで佳奈の家に籠城するつもりのようだ。

「むぐ…むぐぅ…(くそ…どうしよう…)」

ずっと縛られ続けていた佳奈には限界が近づいていた。

「(おしっこ…)」

尿意だ。

「むぐ…むぐ…!!」

「おい、静かにしろ。」

佳奈の意思表示に男は気にも留めない。

「もが…!」

猿轡を噛まされてるため言葉で伝えることもままならない。

「もがが…!」

「ったく仕方ねぇな。」

見かねた男は佳奈の猿轡を外した。

「っぺ…はぁ…はぁ…」

ぐちょりと唾液で濡れた詰め物が落ちる。

「おしっこ…行きたい…」

佳奈は太腿を擦り合わせながら男に告げた。

「ちっ…漏らされても面倒だ。行くぞ。」

男はベッドの脚に結びつけた縄尻を解き、佳奈を連れてトイレに向かった。

「ほら着いたぞ。」

「あの…このままじゃできない…」

「それもそうか。」

男は佳奈のジーンズのチャックを下ろした。

「っ…何を…!?」

「何ってここからブツを出せばできるだろ。」

「縄を解いてくれないの…?」

「当たり前だ、逃げられたら困る。」

男は佳奈のチャックを下ろすとそこに手を突っ込んだ。

「野郎のモノなんて掴みたくねぇんだけどな。」

「や…やめ…!」

男は佳奈のズボンの中をガサゴソと漁る。

「ん?」

「ひゃ…」

男は佳奈の股間に“着いていない”ことが分かった。

「お前…女だったのか…」

「悪いかよ…!この変態…!」

「ふふふ、むしろ好都合だ。」

そういうと男は佳奈のズボンをパンツごとずり下ろした。

「きゃ…!」

「可愛い声も出せるじゃねーか。」

佳奈の下半身が露わになる。切り揃えられた股間の茂み。秘部を隠そうとするものの縛られた佳奈にできることは太腿を擦り合わせることだけだった。

「だせ。」

「っ……!」

男の前でおしっこをしなければならない。それが男の命令だった。

「ヘンタイ…」

そう言いつつも佳奈は洋式のトイレに座った。下手に男を刺激すると危険だからここは羞恥を耐えるのが得策という判断だ。

〈チョロロ…〉

おしっこがトイレに流れる。

佳奈は羞恥で顔を覆いたいくらいだったが抵抗の意思を込めて男をキッと睨んでいた。

「おわったよ…」

「拭いてやる。」

男はトイレットペーパーを佳奈の股間に当てた。

「んっ…擦れるぅ…もっと優しく…」

男はゴシゴシと力を込めて佳奈の股間を拭いた。

「さぁ部屋に戻るぞ。」

「………。」

佳奈は縄尻を引かれながら部屋に戻った。

_______________________

「下着を履かせたやろう。」

下半身を剥かれたまま部屋に戻ってきた佳奈に男は告げた。

「…どうして縄を持ってるのさ…」

下着を履かせるとは言っているものの男の手にあったのは麻縄だった。

「こうするんだよ。」

男は佳奈の腰に縄を巻き付けていく。

「(股縄…!)」

男はその縄尻を佳奈の股間に噛ませる。

〈ギュゥ…〉

「ひゃぅ…!」

縄をキツく絞りあげ、留める。

刺激に耐えられなかった佳奈はその場にへたりと座り込んでしまう。

〈ギチギチ…ギチギチ…〉

男は先ほどと同様にベッドの脚に佳奈を括り付けた。

「へへ、そうしていると可愛いお姫様みたいだな。」

麻縄によって拘束され、かつ股縄を施された佳奈は頬を赤くさせて息を荒げていた。

その姿は囚われの姫のようだった。

「もっと遊んでやりたいところだが、そろそろ逃げねぇと警察も勘付きそうだしな。」

「に…逃げる前に縄を解いてよ…!」

「すぐに通報されたらたまったもんじゃねーしそのうち助けが来るのを待ってるんだな。」

「そんな…」

「あばよ、お姫様。」

__________________________

「佳奈…!佳奈!?大丈夫っ!?!?」

数時間後、アルバイトから帰ってきたみかんが佳奈を発見し縄は解かれた。

「あぁ…」

「変なことされてない?」

「男の前でおしっこさせられたくらいかな。」

「そんな…酷いこと…」

「まぁでも…えっちなことはされてないし…久しぶりに女の子扱いされて悪い気はしなかったな。」

「もう!そんなこと言って…私は佳奈のこと可愛い女の子だって思ってるんだからね!」

「ありがとな。みかん。」

そうして事件は幕を閉じた。

Comments

ありがとうございます! 縄ふんどし…良いですねぇ…! 執筆するのは楽しいのでこれからも続けていきたいです!

のべ

のべさんの探偵サークル物語がまた読めて嬉しいです!下着の代わりに股縄するの、縄ふんどしみたいで好きです! 楽しく執筆するのが一番だと思いますので、どうかご自愛なさって下さい!

セノジ

ご心配をおかけしてすみませんでした。 佳奈ちゃんもちゃんと女の子なんですよね〜恥じらいもあって好きです! 変態紳士ならば縛って様子を観察してニヤニヤするべきですね!

のべ

ご無事で何よりです。 ボーイッシュな子が不意に見せる女の子らしさっていいですよね~ 女の子とわかると否や股縄だけして逃亡する強盗が最高に変態チックで好きです♪

idun

ご心配をおかけしすみませんでした。 佳奈ちゃんは「可愛い」などと褒められると意外と簡単に縛らせてくれたりするので上手いこと利用しましょう(^ ^)

のべ

のべさんが無事で良かったです。 男にギチギチに縛られていく過程や、男の前でおしっこさせられる描写が良いですね。女の子も無事で良かったです。

ご心配をおかけしてすみませんでした。 いろいろと動いておりました。 近々ブログにて近況を報告させていただきます。 これからもどうぞよろしくお願い致します。

のべ

久しぶりの更新にまずのべさんが無事だという喜びがあります

チュール


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