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⑥ しばりしばられ 12

ガチャ……


再び部屋のドアが閉ざされた。

そこには2人の女子高生と泥棒の男。男は包丁を突きつけながら沙希と咲椋に命じた。


「脱げ。」


「え……」


「なんて……?」


「服を脱げ…!」


「「っ……!?」」


怒号混じりにナイフを突きつける。

目の前に迫る危険を前に、沙希と咲椋は大人しく従うしかなかった。


「センパイ…」


咲椋は不安を纏った視線を沙希に向けた。もちろん沙希は咲椋の真意を読み取り精一杯の優しい笑顔で返した。


「今はあの人の言う通りに服を脱ごう。大丈夫、絶対に助かるから。」


沙希の言葉は不思議と咲椋を平常心へと誘った。たくさん縛られてきた経験からくる安心感を咲椋は感じ取っていた。


「分かりました…。私、脱ぎます…!」


「二人で脱げば恥ずかしさは半減だよ」


沙希と咲椋は男の命令に従い、服を脱ぎ捨てた。


_____________


「脱ぎましたよ…」


下着姿になった咲椋は頬を紅潮させながらも男を睨みつけながら言った。


「言われたとおりに大人しく服を脱ぐとは随分と従順なんだな」


「それは貴方がナイフで脅したからで…」


沙希は強く言い換えそうにも下着姿の恥ずかしさからか言い淀んでしまった。


「そっちの髪の長い方はスパッツとは色気がないな」


「朝練したから仕方ないでしょ……」


咲椋はブラジャーとスパッツを両手で隠しながら言い返した。


「まぁ良い…。これから逃げようと画策したお前たちには罰を与える。」


「罰…?」


咲椋は怯えた表情で返した。


「もちろん“緊縛”だ」


男は麻縄の束を沙希と咲椋の足元に投げた。


「だが、もっと屈辱的に…お前らを心から縛ってやる。」


男は畳み掛けるように続けた。


「お互いに“股縄”をしろ」


「「ッ…!?」」


自縛をしたことがある二人にはその意味を理解するのは容易だった。仲の良い友人同士で縛り合うことになる。

男の責めはさらに続く。


「コイツも股に挟めろよ。」


男は遠隔操作タイプのローターの“卵”を沙希たちに投げた。

急かすようにナイフをちらつかせる男の前に、沙希たちは抵抗することもなく縄とローターを手に取っていた。


「センパイ、まずは私に股縄をしてください。」


「でも…」


「遅かれ早かれ縛られるんです。スパッツがあるのでセンパイよりは苦しくないと思いますし」


「分かった…。縛るね…。」


「お願いします……」


沙希は麻縄を咲椋の細い腰に巻きつけ、そこから縄を股間に通し、股を締めた。


「ん……」


服を脱がされていることにより、スパッツと下着の薄い布越しに股縄の刺激が直に秘部へと伝わる。


「食い込むまで引っ張れよ」


男の命令に一瞬躊躇した沙希だったが、咲椋を守るため、男を刺激させないように股縄をキツく締め上げた。


「ぁ…!」


思わず甘い声が漏れ出る。咲椋は両手で口を覆い、必死に声を殺した。


「ごめん……」


沙希は咲椋の正面へと周り、ローターを手に持った。


「だい…丈夫です……」


「挟むね。」


沙希は咲椋の秘部にローターが当たるように、股縄で固定した。


「ひゃぁ…!?」


「だ、大丈夫!?」


「は、はい…思ったよりも冷たくてビックリしちゃっただけです…」


「そっか、手のひらで温めてあげればよかったね、えへへ」


沙希の優しさを咲椋は確かに受け取った。沙希は咲椋の表情が柔らかくなったのを確認すると両手を横に広げて、言葉を続けた。


「私の股縄もお願い…!」


「……分かりました。」


咲椋は麻縄の束を手に取ると沙希の腰に巻きつけた。


「いきます…」


咲椋は一言だけ告げて股縄を締めた。


「ん……」


股縄が秘部に強く食い込み、沙希の口から甘い声が漏れた。


「ローターはしっかりと温めます。」


咲椋は両手でローターを包み込み、しっかりと温めてから股縄に挟めた。


「大丈夫ですか?」


「咲椋ちゃんのおかげでビクッってしなくて済んだよ、ありがとう」


「どういたしましてです…!」


咲椋と沙希の会話を遮るように男は口を開いた。


「あとはオレが縛ってやる。」


男は麻縄の束を解き縄を引っ張りながら沙希たちに言いやった。


「「ッ……」」


沙希たちは唇を一文字に噛み締めた。


「ほら縛ってやるんだから言うことがあるだろ?」


「…センパイ……」


「…ここは大人しく言うことを聞こう……」


「…はい」


そう言うと沙希と咲椋は両手を後ろで組み、男に後ろ手を見せるように向き直り、口を開いた。


「「私を縛ってください…」」


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