【F/M】闇のあそびば
Added 2025-11-09 09:42:34 +0000 UTC闇のあそびば (F/M) "ユナ"と言えば、とあるガールズグループの大人気メンバーである。 166cmの高身長に見合った抜群のスタイルを誇り、少しダークでミステリアスな雰囲気が多くのファンを魅了している。 ファンが彼女と触れ合うことが出来るのはせいぜい握手会のみ。 そんなユナと肉体関係を持つ機会が、"彩人"に回ってきたのはまさに千載一遇のチャンスだった。 この世界には、芸能人だけが利用する性的サービスを展開する組織がいる。というのは、都市伝説的に聞いたことがあったのだけれど、まさか実在すると彩人は思っていなかった。 彩人は苦労の末、知人のつてで、その組織の仕事にありついた。 まず最初にチェックされたのは容姿のレベルである。彩人は幸い、女に困ったことのないほどのルックスなので容姿レベルは難なくパスした。 次に審査されたのは身体の敏感度合いだ。 これは、面接の際、スタッフの女たちに素肌を触られて測定された。彩人は元々、敏感なたちでスタッフの触り方がくすぐったくて悶えてしまった。 いわゆる性的快楽を感じる演技をするべきだったのではないかと反省したのだが、以外にも彩人の反応は面接の合格点をはるかに越えるほど高得点だった。 組織に最後に確認されたのは、親族との関係だった。 彩人に親はもういない。それだけ告げると、面接官の女たちは合格を告げた。 こうして彩人は、芸能人と性的関係を持つ仕事にありつき、初仕事として"ユナ"とのプレイに挑むことになったのだった。 初出勤当日は、日を跨いだ午前1時から始まる。 0時には事務所に真っ黒い車が彩人を迎えにきて、最上級のホテルへ連れて行かれた。 彩人の目的は、単に有名人と性行為をしたいから、ではない。 そもそも彩人は性欲がそれほど強いわけでもない。周囲の年頃の男と変わらない。 彩人には野望があった。 まずはこの秘密の組織の実情をある程度調べる。それから、組織を抜け──そのあとは…。 全ての情報を週刊誌に売って"私は組織に道具のように使われた"と被害者ヅラをし、がっぽり稼ごうというのが真の目的だった。 週刊誌に売るだけでは大して稼げないから、他にももっとたくさんの被害者ビジネスを計画していた。 今回の相手はユナだ。初っ端からかなりの大物…すなわち使える獲物である。 初の仕事場は、彩人のような庶民には手も足も出せない最上級のホテル──その最上階にある一室であった。 部屋のドアを開けると、ふんわりとした華やかな香りが鼻腔をくすぐった。 「初めましてかな」 薄暗い部屋に女の声が響いた。 同時に、部屋は妖しいピンク色の照明に照らされる。 照明の下に、女が一人立っている。真っ黒い髪。色白。女は美麗でありながらも妖しさを含んだその目で彩人を見ている。 ──ユナだ。 写真や動画で見るより顔はずっと小さいし、脚は長い。 「ど、どうも」 彩人はゆっくりと部屋に入り、妙に分厚いドアを閉めると、ユナの前に進んだ。 「よろしくお願いします」 ユナは有名人である上に彩人よりも二つ歳上である。にも関わらず、丁寧な口調で彩人に挨拶をして頭を下げ、手を差し出した。 彩人も恐る恐る手を出すと、ユナの手が彩人の手を握る。 途端に、彩人は何故か背筋に冷たいものを感じた。 男子である彩人よりも大きく、指も長いユナの手に触れているだけで何故か──腰のあたりがむずむずした。 「よろしく」 彩人は平静を装って挨拶をする。 ピンク色の部屋を見渡す。 奇妙な部屋だ。 確かに高級ホテルらしく大きなベッドはあるし、ジャグジーもある。 だが──罪人を磔にするような台とか、人の形をした檻、壁に掛けられた鞭や黒い革ベルトのようなものはおよそ高級ホテルらしくない。 「俺、こういうのに詳しくないから分かんないんだけど…なんか…すごい部屋…だな…」 ここはいわゆるラブホテルではない。だからこういうものが並んでいるのに違和感を感じる。 それも、かなり本格的な道具が揃っているように思う。 「SMっていうんだっけ…こういうの」 「そう。SM。サディストがマゾヒストを可愛がるあれだよ」 ユナはそう言ってくるりと背を向けると、奥へ歩き出す。 「サドとマゾってやつか…」 彩人は恐る恐るユナに着いていく。 まさか、ユナはこう見えてSMプレイが好きなのか。 意外なようにも思うし、普段醸し出している雰囲気からすると意外でもないように思う。 ユナは、四つの大きくて太い柱のちょうど真ん中あたりで立ち止まった。 「服を全部脱いでここに仰向けになってくれる?」 「えっ…ここ!?」 ベッドで横になることはもう諦めていたが、まさか拘束台や磔台の上ですらないとは思ってもいなかった。 「大丈夫。痛いことはしないからね」 ユナはそう言ってにっこりと微笑む。 そのの言葉を信じて良いのか分からなかったが、彩人は言われるがままに服を脱いだ。 その際、彩人は"真の目的"のため、こっそりとボイスレコーダーの録音機能をオンにしておいた。 四つの柱にはそれぞれ金具が埋め込まれている。その金具に長くて太いゴム製のチューブが繋がれ、さらにそのチューブが彩人の両手首と両足首にはめられた枷に繋がっている。 四本の太いゴムチューブにより、彩人は大の字に四肢を開いたままの格好を強制された。 ある程度、動くことは出来るが、基本的には四肢は大の字に開かれたままであり、身体を丸めるためには太いゴムチューブを強く引っ張らないといけないため、難易度は高い。 こんなふうに拘束されるのは初めてのことだった。しかも、全裸で。 ユナは先ほど、痛いことはしないと言った。つまりに壁に掛けられているようなお仕置きグッズみたいなものの出番はないとそういうことのはずだ。 「さて…気分はどうかな」 ユナは屈み込み、彩人の拘束された細身の身体を舐め回すように眺める。 「ど、どうって…動けないし…それなりに怖いっていうか…」 「この状態で何されると思う?」 ユナはそう言って何故か、自分の手指をぐっぱぁっと曲げ伸ばしした。 「えっちな悪戯…とか」 「それもいいね。でも、それって君が気持ち良いだけだから私は楽しくないね」 ユナは明らかに無理やり作った笑顔で言った。 「あっ…。はぁ…」 「君は、この状態で何をされたら嫌かな」 「それは、痛いやつとか…」 「痛いだけ?」 「えっ」 「じゃあこれは?」 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!! 「ぎゃっ!?わっ!?ちょっ!?うわぁぁぁぁはははははははははっ!!?」 突然、彩人の腹筋にユナのツルツルとした長い爪が食らいつき、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと這い回り、彩人は訳もわからないまま笑声を吐き出した。 彩人が、自分はいまユナにくすぐられたのだと理解した時にはもう、こしょぐったい爪は撤退していた。 「こういうのは…好き?」 ユナは、状況を理解出来ていないまま笑わされ困惑している彩人を満足げに見つめていた。 「はぁはぁっ!!な、なにやって…」 「こちょこちょ」 ユナは宙で長い指をこちょぉこちょぉっとうねらせた。 その動きを見るだけで、さっきの腹部へのくすぐったさが甦る。 「君、くすぐったがりやさんだね。良かった。私ね…君みたいな男の子を捕まえて縛り付けてこちょこちょして搾り取るの大好きだから」 「えっ…!?あぁっ…。笑える!それは…」 ユナの言うことが意味不明だったから彩人はユナが冗談を言っているに違いないと思った。 しかし、ユナの表情は変わらない。 「ねぇ見てこれ」 ユナはスマートフォンを取り出してその画面を彩人に見せた。 画面には、ユナの撮影したと思われる動画がいくつも並んでいる。 「なんだ…これ…」 ユナが細くて長い指で動画の一つを選択し、再生ボタンをタップした。 直後。 "ぎぃぁぁぁああああああああああはははははははははははは!!?降参"っ!!こうざんっ!!こうざんじまずぅぅぅぅっ!!" 耳を塞ぎたくなるような絶叫がスマートフォンから響いた。 男とは思えない、メスのような情けなくも悲痛な声。 「こ、これは…」 動画には、裸体に剥かれた細身の少年が、身体を拘束されてユナらしき女にめちゃくちゃにくすぐられている様子が映し出されている。 少年の肉体はオイルでも塗られているのかヌルヌルと照り輝いており、そのヌルヌルの素肌の上をユナの爪や指が滑らかにこちょこちょこちょこちょこちょこちょと這い回っている。 見ているだけで、こそばゆくなる。 「これ。私のこちょこちょ地獄プレイ動画コレクションだよ。この動画は確か…逃げようとした子を捕まえてもう一回縛り付けて…お仕置きした時のやつかな」 ユナは愉しそうな笑みを浮かべた。 なんだか。 なんだかとても。 嫌な予感がした。 「君はさぁ…何分耐えられるかな。私のこちょこちょ地獄に」 ユナはそう言って、手のひらでふわりと彩人のお腹を撫でた。 「ぬぅっ!?」 ただ撫でられただけなのに、神経に寒気に似たざらついた刺激を感じ、彩人はぴくんと腰を浮かせた。 咄嗟に、彩人の身体はユナの手から離れようとした。だが、ゴムチューブがそれを許してはくれない。 「せ、せっかくだからさぁ…もっと面白いことしようよ」 くすぐりは嫌いだ。すごく嫌いなわけでもないけれど、こんなふうに全裸で縛られた状態でされても良いものではない。 「うん?」 ユナはとぼけたように首を傾げ、両手を彩人の下腹部のあたりに置く。 「うっ!!?」 長い爪が下腹部の表皮に触れていて、それだけでくすぐったい。 「こっちはもう君を買収してるの…分かってる?」 「えっ…い、いやそうだけど…」 「だったら口答えはなし。 それに…私、昔からこちょこちょ好きでさ。学校とかでも気に入った子を見つけたら、難癖つけて 追いかけて捕まえて…こちょこちょ地獄に落としてた。泣くまでやって、一旦は許してあげるフリをして仲間を呼んでもう一回…最後にやばいこちょこちょを浴びせてあげる。そうするとお漏らしするのが可愛かった。まぁ、そんなことずっと続けてたから私のクラスではこちょこちょ禁止になっちゃったんだけど」 ユナはぶつぶつと愉しげに思い出話を語ったのだが、彩人の耳にはそれは悍ましく残酷な話にしか聞こえない。 この女は──ヤバい。 「お、俺、別にくすぐりは大して効かないし、くすぐっても面白くないと思うっていうか…」 「そうかな?」 こしょこしょこしょこしょっ!! 「はぅっ!?わっ!?ちょっ!?」 ユナが長い指をふわふわと動かし、爪の先で腹部を掻くと、勝手に笑い声を絞り出され、ふつふつと鳥肌が立つ。 「嘘…ついたね」 ユナがピタリと指を止め、目を細めて彩人を見た。 「えっ…」 「嘘つきには──お仕置きだ」 ユナはとんっと爪を腹部に突き立て、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょーっ!!っと腹筋のあたりをこしょぐり回した。 「はぇっ!!?ちょっ!!?ぎゃっ!!?ぎゃははははははははははははは!!?あああああああああはははははははははははははははははははははははーっ!!?」 逃げようとするが、太いゴムチューブがそれを許さない。 頑張ってチューブを引き、身体を丸めようとしても、ゴムチューブはすぐに元に戻って四肢も伸びてしまう。 そうなるとまた、ユナの爪の餌食だ。 「嘘ついてごめんなさいは?」 ユナは大きな手に生え揃う長い指を異常なほど器用に踊らせ、爪の先で腹筋を仕置きしていく。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…!! 「ふはははははははははははははははははっ!!?べ、別にっっ!!いひひひひ!?う、嘘じゃっっ!!ははははははははははははははは!!」 自分がくすぐりに弱いわけではないと言うのは本当の認識だった。 「言えないんだ?」 ユナは指の関節を曲げてさらにしっかりと爪を腹筋に立て、ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャーっ!!っと腹を掻き回した。 「くぁっ!!?っっっ!!?っっっはは!?ははははっ!!?っっはははははははははははははははははははははははははははははーっ!!?くるしっ!?くるじぃぃぃぃぃーっ!!!」 ツルツルで硬い爪の感触をよりくっきりと感じる。 爪はワシャワシャこちょこちょと腹筋の神経を掻き、強制的に笑い声を腹の底から引っ張り上げていく。 「もういいっ!!もうギブっ!!降参っ!!降参っっ!!っっはははははははははははははは!?かはっっはははははははははははははははは!!!」 呼吸が追いつかないばかりではなく、無防備なまま爪の先だけをこちょこちょこちょこちょと這わされ続ける苦しみで気がどうにかなりそうだった。 「何言ってるの。これ…お仕置きだから降参とかないよ。まずは謝ってもらわないとね」 ユナは下腹部に爪を密集させると、モジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョーっとこしょぐりまくった。 「ああああああああああああああああっ!!?っっははは!?わかっだ!!わかっだからっっ!!!わかったからぁぁぁぁぁぁあーっ!!!っっはははははははははははははーっ!!?」 腹筋部とは違ってゾクゾクするくすぐったさが下腹部に刻まれ、彩人は大きな声と共に多量の酸素を吐き出してしまう。 「わかった?なにが?」 ユナはとぼけたような顔をしながら細くて長い指をうねらせ、爪の先で下腹部を処していく。 モジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョ!!! 「っっっ!!?っっはは!?ははははははははははははははははははは!!!嘘っっ!!嘘ついてたっっことぉっ!!っっははははははははは!?っっははははははははははははははーっ!!?」 嘘をついたつもりなどなかったが今はそんなことはどうでも良い。 この爪の感触とくすぐったさを延々と味わされる地獄から抜け出せれば、どうでも良かった。 「もう一回ちゃんと言ってみようか」 ユナは目を細め、愉しげにこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと下腹部を削ぐようにくすぐる。 「だっっひゃははははははははははははは!!!だ、だからっっ!!嘘をっ──ぎゃっ!!?」 彩人が言いかけた時、骨盤の辺りに鈍くて重いくすぐったい一撃が打ち込まれた。 脇腹の下、骨盤のあたりにある窪んだところにユナの両手の親指が押し当てられている。 「ほら、言ってごらん」 ユナはその長い親指を骨盤の窪みに捩じ込み、指の腹でグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリッ!!っとこちょばゆいツボをほじくった。 「ぐぁっっっ!!?っっっはははははははははははははははははははははははははははははっ!!?はっ!!?っっっはははははははははははははははははははーっ!!?」 腰が砕けそうなくすぐったさがグリグリと捩じ込まれる。 彩人の細い身体が、必死に身体を丸めようとジタバタと暴れるが、結局、ゴムチューブに大の字に引き伸ばされてしまう。 ゴムチューブによって伸ばされた上半身のスジ──腋の下から横っ腹にかけてのラインに、ユナの両手が伸びる。 「暴れ過ぎ。お仕置きね」 ユナは長い爪を横っ腹のあたりに吸い付かせると、そのままこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょー!!!っと横っ腹から腋の下のラインを爪で歩き始めた。 「ちょっ!?わっ!?っっはははははははははははははははははははは!!?いひひっ!!?いひひひひひひひははははははははははははははははははははーっ!!?」 指の腹による指圧くすぐりに悶えていたところに襲いかかってきた爪によるくすぐり。 次々に襲い来るくすぐったさに脳が追いつかない。 「ほら。ごめんなさいは?ぜんぜん聞こえないよ」 顔を赤くして悶え暴れている彩人に対し、ユナは涼しい顔のまま長い指を踊らせている。 ユナの爪は一番くすぐったい触れ方で表皮と神経をこちょこちょと掻いてくる。 「だ、だからっっ!!!っっはははははははははははははははははは!?っっ!!?っっかはははははははは!?ごめんなさっっ──ぐぁぁぁぁあああああはははははははははっ!?またそごっっ!!?」 彩人が謝罪しようとすると、また骨盤のツボに親指が移動して素早くこちょぐったい神経の塊をグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリと指圧した。 「反省してるなら笑わないはずなんだけど」 ユナは親指で骨盤のツボをえぐりながら、他の指の爪の先で横っ腹をカリカリこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと高速で引っ掻く。 「はっ!?にょははははははははははははははははは!?ははっ!!?はひゃははははははははははははははははははは!?うぎぃぁぁぁあああはははははははははははははは!?」 爪によるくすぐりと親指による指圧くすぐりが同時に注がれ、彩人はいよいよ気が狂いそうになっていた。 逃げたいのに逃げられない。満足に暴れることすら叶わない。 彩人は舌を垂らし、下品な声をあげて腰を跳ねさせる。 ユナの親指は骨盤のあたりの筋肉をやわらかくほぐし、指をさらに奥深くへ捩じ込ませ、敏感な神経の塊であるツボを容赦なくマッサージする。 そして同時に、長い爪で横っ腹を素早くくすぐったいリズムでカリカリこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐって彩人の腰回りを溶かしていく。 「うははははははははははははははははははは!?こっっこんなんっっじゃっっ!!!あやまれっっなぃぃぃっ!!っっひひひははははははははは!?はっっ!?はぁはぁはぁっ!!」 突然、ユナの爪や指の感触がくすぐったさと共に消えた。 彩人の身体から力が抜けてびたんと床に倒れる。 身体からもわもわと熱気が上がっている。 どれだけの間くすぐられ続けたのか分からないが、体感では一時間ほどに感じていた。 流石にもうおしまいだろう。 彩人がそう思った時。 「反省の色が見えないから…ちょっと本気…出そうか」 ユナは信じられないようなことを言って、その大きな手に揃う長い指をワキワキッと曲げ伸ばしした。 「はっ!?」 「たっぷり反省してね」 ユナの大きな手がずいっと伸びてきたかと思った次の瞬間。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょーっ!!っと長い十本の指が彩人のワキ、胸、乳首にお腹、脇腹を縦横無尽に這い回った。 「──はっ!!?」 まるで複数人に同時に複数部位をくすぐられているかのような地獄のこちょぐったさが彩人を襲う。 「やめっっ!?はっ!!?ははっ!?はははははははは!?ははははははははははははははははははははは!!?は はははははははははははははは!?やばっ!?くるじっっ!!?息っっ!!息がっっ!!がぁぁぁぁぁはははははははははははははははーっ!!?」 怖気とくすぐったさと爪や指の感触がゾゾゾゾッと上半身のウィークポイントに同時に這い回り、彩人の身体は勝手に腹の底から笑い声を放出させる。 もはや制御は効かない。 横隔膜が震えて勝手に笑い声が溢れ出して止まらない。 「腋の下は爪の先で細かくこちょこちょ。胸は爪で撫でるようにこしょこしょ。乳首は爪でカリカリ。お腹はモジョモジョ。横っ腹と脇腹は高速でこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…」 ユナの長い指はまるで高度なくすぐりテクニックをプログラムされた高精度のくすぐりマニピュレーターのように計算し尽くされた指さばきで彩人の上半身をこちょばしていく。 ただひたすらに、無抵抗な白い肉体を──。 「ぎゃはははははははははははははははははははははははははは!!?こうさんっっ!!降参っっっ!!!!降参させでぇぇぇぇぇ!!!死ぬっ!!死ぬぅぅぅぅーっっ!!!」 酸欠で死にそう、というよりは、身体に刻まれるくすぐったさと指や爪の感触に耐えきれず、気が狂って死んでしまいそうだった。 涙で視界が滲む。 「反省、してる?」 ユナは腋の下に爪の先を集め、細かく素早くこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと神経を貪りながら問う。 「ぐはははははははははははははははははははははははははははははは!!?しでるっっ!!しでまずっっっ!!はんぜぃっっっ!!しでまずぅぅぅぅっ!!!」 羅列もまともに回らない中、彩人は必死に叫び、大きく首を縦に振る。 「そっか」 ユナはそこでようやく手を止めた。 「はぁはぁっ!!けほっ!!けほっ!!!」 ようやく爪と指が身体から離れたが、まだ腋の下や腹部などにはユナの手や指、爪の感触が遺っている。 笑い過ぎて腹筋が痛い。 耳鳴りがする。 死にそうだ。 ユナの愛するくすぐりプレイがこれほど苦しいとは思いもしなかった。 ユナは立ち上がり、彩人に背を向け、彩人の荷物のある方へ歩き出した。 ユナはあれだけ激しく指を動かし続けていたのに、息の一つも上がっていない。 「ねえ君。これは何かな」 疲労感でユナの声がよく聞こえなかったから彩人は返事をしなかった。 そもそも返事をするような体力が残っていない。 このまま眠りに落ちてしまいそうだった。 「ねぇ」 ユナが再び視界に入ってきた。 そして彩人は、彼女が持っている物を見て、一気に目が覚めた。 ユナの大きな手には、銀色の細くて長い長方形のデバイス──ボイスレコーダーが握られていたのだ。 彩人の視界がくっきりとクリアになり、決してユナには見つかってはならなかった"それ"を捉える。 「なんか…録音中みたいだけど」 ユナは散々彩人をこしょばした長い爪でとんとんとボイスレコーダーを叩く。 「あ、あれ!?な、なんだろうな…!?誤作動…かも…」 ここでバレたらおしまいだ。かなりの苦労をしたのに。 「正直に言って。でないと…またお仕置き…しないといけなくなるから」 ユナは脅すようにこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと長い指を蠢かせる。 「ひっ!!?だ、だからっ…誤作動だって…」 「そっか。じゃあ仕方ないね」 ユナはニコリと微笑み、ボイスレコーダーをぽいと放り投げた。 なんとか誤魔化せたか。 彩人はほっと息を吐く。 しかしその安堵は、ぱちん、という乾いた音によってかき消された。 ユナがヌルヌルとした液体の入ったボトルの蓋を開けたのだ。 あの液体は。 さっき見せられた動画の中の男たちが塗り込まれていたものではないか。 そう思った時、彩人の背筋に一気に寒気が駆け抜けた。 ──ユナを誤魔化せてなどいない。 ユナはその大きな手のひらにとろとろとボトルの中からローションを垂らす。 「ここからはこちょこちょ地獄プレイじゃなくて…くすぐり拷問タイムになるかな」 ユナはローションを両手に塗り込む。 ぬちゅっと音を立て、その長い指がローションでコーティングされた。 「ちょっ!?ま、まだやんのっ!?それにっ…それは本当に誤作動なんだって!!」 「君みたいな子。いるんだよね。ここで遊んだこと…あとから外部に漏らそうとする悪い子。無駄だとも知らずに」 ユナはヌルヌルの手を伸ばし、彩人の剥き出しの竿を握る。 「んぉっ!?な、なにやって…!?」 竿に、ユナの生温かくて厚みのある手の感触がじんわりと染みてくる。 それだけで、わずかに竿に熱がこもった。 「君の口を割るために…地獄の苦しみを味わわせるんだよ。そのためにまず…射精させる」 「そ、そんなの…するわけっ…」 「するんだよ」 ユナはぐりんっと手首を捻り、ズリリッとペニスをシゴキ上げる。 「ぬお"っ!!?」 滑らかに手のひらや指の腹が竿や裏スジを擦り、濃厚な快楽の刺激がペニスに刷り込まれる。 彩人のペニスが早くもむくりと膨らむ。 「データ通りの敏感さだね」 ユナはリズミカルに手首をスナップさせ、ズリッズリッズリッと己の掌や指の感触をペニスに刷り込むように裏スジを扱いている。 「ぬぅっ!?うっ!!?う、うるさぃっっ!!こんなのっっ!!」 「どんなのって?」 ユナの手がピタリと止まったかと思うと── ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ!!っと湿った音を立てて竿からカリ、そして亀頭までを素早く滑らかにシゴキ抜いた。 「んおあ"っ!!?あっ!?ああああああああああああああああっ!!くそっ!?おっ!?おおおおああああああっ!!」 裏スジ、カリ、亀頭その三つの弱点を一気に扱くその神業に彩人は唇を尖らせ悶える。 「"こんなの"…耐えられるんだよね」 ユナは妖しく微笑みながら、凶悪な手つきでズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ!!っとペニスを扱く。 「くあああああああああああああああっ!?くそっ!?なんでこんなっっ!!?こんなっっやばいんだぁぁぁっ!?」 ユナの手はくすぐりにも特化していたが、手コキにも特化しているようで、触れられているだけで勃起が止まらない。 そんな手がペニスを扱き、彩人には堪らない猛烈な刺激が炸裂する。 「もう我慢汁出てるね」 カウパー液まみれになった亀頭を指の腹で擦る。 「うぎゃぁぁあああっ!?やめっっ…」 「これ…嫌かな」 ユナは亀頭にそっと手のひらを触れさせ、そのまま指を丸めて亀頭を包み込む。 「んぁぁぁあああああああああああああっ!!?」 ユナの厚みのある手のひらの表皮が敏感な亀頭にみっちりと密着し、叫ばずにはいられない快楽の刺激が走る。 「今、白状するならここでやめてあげるけど…どうかな」 「はぁはぁっ…!!ふっっ…ふざけるなっ…そんな濡れ衣…!!」 「そっか」 ユナは、ぱんぱんに膨らんだ亀頭を手のひらで包み込み、クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュとコネ回した。 「あわぁぁぁぁぁああああああああああああっ!!?ちょっ!?お"っ!?おおおおおおおおおおっっ!!?」 彩人は腰を引き、逃げようとするがゴムチューブのせいで動きが制限され、暴れても結局、ユナの手からは逃げられない。 「カリのとこ、弱いね」 ユナは、手のひらで亀頭をコネ回しながら、親指でカリのところをクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュといじくり回す。 「うあああああああああああああああああ"っ!!?やっっやめっっ!!?あっ!?」 ぐんぐんと精液が竿に登ってくるのを感じる。 ペニスはもう完全に最大にまで勃起していた。 それでもお構いなしにユナの手は亀頭をコネコネと磨き、クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュとカリをいじくり回す。 おおおおおおお"っ!?くそっ!?くっっ!?おおおおおおお!!? 快楽の大波が彩人に押し寄せる。 ここまでか。 覚悟を決めた時、ユナの手が離れた。 「はぁはぁっ!!」 「さて…さっさと仕上げてこちょこちょ地獄にいこっか」 ユナはたっぷりのローションを再び両手に塗り込み、さらにペニスにも再度、ぶっかけた。 「ううっ!!?」 ローションが触れるだけで、イキそうになる。 「くっっ!!」 彩人は歯を食いしばる。 我慢する最後のチャンスを無駄にしないように。 「こら。力抜いて」 ユナの両手がずいっと横っ腹に伸びたかと思うと、突然、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!っと横っ腹を爪で引っ掻いた。 「はわっ!!?あわははははははははははははははははは!?あぅっ!!?」 横っ腹こちょこちょで強制的に脱力させられ、その隙にユナの手が再度、ペニスに伸びる。 「しまっ──」 ユナのヌルヌルの大きな手がペニスを掴み、ぎゅう、と細くて長い指が竿を締め付ける。 「捕まえた」 ぬるぬるぬるぬるっと手が竿の上方へ移動し、亀頭とカリを飲み込む。 「くぁっ!?」 「いくよ?」 ユナの手が、クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!っとカリと亀頭を同時に擦る。 「んぉ"ぉぉぉぁぁぁあああああああああっ!!?ちょぉぉぉおおおお"っ!!?んぁっ!?おっ!!?おおおおおおおおおお"っ!!?」 狂気の弱点同時責めに、竿まで込み上がってきていた精液が亀頭までグングンと一気に登ってくる。 「そろそろかな」 ユナは激しくも計算し尽くされたテクニカルな手つきで亀頭とカリをクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュっ!!!っと扱き続ける。 「おおおおおおっ!!?やめっっ!!?やばっっ!!?あっっ!!?」 「せっかくだから沢山出せるようにしようか」 ユナが、片手で収縮したタマをモニュモニュと揉む。 「にょおっ!!?」 タマ揉みにより、さらに沢山の精液が昇ってくる。 「からの…」 ユナの、タマを揉んでいた指の関節が曲がり、爪の先がぎらりとタマを捉える。 「トドメの……こちょこちょこちょこちょ〜!」 「ひゃうっっ!!?あっ!?」 感じたことのない鮮明過ぎるくすぐったさがタマに走ったかと思うと、ひゅん、と腰から下の力が抜け、その勢いで──精液が飛び出した。 これまで感じたことのないようなレベルの快楽が一気に全身を支配し、彩人の頭が真っ白になる。 しかし。その白にすぐにとある刺激が刻み込まれた。 「ひゃぎゃっっっ!!?」 それは鋭くて、濃厚で、一撃で気が狂いそうなくすぐったさだった。 「はぁはぁっ!!な、なに…ひゃうっっ!!?」 また、ユナの爪がこちょっとタマを引っ掻いた。 一度、引っ掻かれるたびにきめの細かい鳥肌が彩人の表皮にふつふつと立つ。 「今からタマを本気でくすぐり回すけど…どうかな…白状するなら…見逃しても良いけど」 ユナの両手の長い指がパッと開いてから指関節がぐにゃっと曲がって、爪の先がタマに向けられる。 「はぁはぁっっ!!くっ…!?」 爪ひとつで引っ掻かれただけで飛び上がるほどくすぐったかったのだ。 それを、指十本で本気でやられたらどうなるかは彩人にも分かる。 恐らく、正気ではいられない。 そうなれば、真の計画のことも全て──喋ることになるだろう。 つまり、もう彩人が勝つルートは残されていない。 「はぁはぁっ…くっ…分かった」 このまま心身を破壊するような責苦を受けて再起不能に陥れば元も子もない。 彩人は全ての計画を打ち明けた。 ただし、"自分は命令を受けただけだ"という嘘を付け加えておいた。 「そっかそっか。その、指示役は誰なのかな」 「そ、それは言えない…」 言えるはずがない。存在しないのだから。 「言わないとくすぐり地獄だって言っても?」 ユナはヌルヌルの長い指をウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョウニョと蠢かせる。 「ひっ!?」 「まさか…嘘だったりしないよね」 イキたてほやほやの縮こまったタマに、ユナのくすぐったぁいネイルが迫ってくる。 「ち、違うっ!そんなことないっ!けどっ…言ったら俺の身が…」 「君さぁ…自分の身が今まさに危ないの分かってないのかな」 ぴと、ぴと、ぴと、ぴと…と、ユナの長い爪の先がタマに着地する。 「ひぃぁぁぁああああああああああああああっ!!?」 敏感で堪らないタマに、こそばゆいネイルの先端が吸い付き、それだけでヤバいくすぐったさが走った。 「指示役の名前を──言え」 僅かにユナの指先に力がこもる。 「うひぃっ!!?そ、それはっっ…!!」 「言え」 カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! 「はっ!!?うわぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああっ!!?だめっっ!?ちょっ!?それはっっ!!!!それだけはぁぁぁぁぁあああああああああああああーっ!!!」 十本の細長い指が触手のように柔らかくうにょり、爪の先がカリカリカリカリカリカリカリカリこちょこちょこちょこちょと滑らかにタマの表面を掻き回した。 彩人の顔が、ぐっちゃぐちゃに歪む。 「言わないとずっと睾丸こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょし続けるよ?」 ユナはタマの裏にまで指を這わせ、逃げ場のないタマ全面をこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐり回す。 「ぎぃぁぁぁあああああははははははらららはははははははははははははははははははは!!?嘘ですっ!!嘘っ!!!指示っ役っっとかっっ!!いまぜんっっ!!!ごめんなさいごめんなさぃぃぃぃぃっ!!!いひひひはははははははははーっ!!?」 彩人の意思を無視し、彩人の口は勝手にぺらぺらと真実を吐いていく。 これは、彩人の本能の仕業であった。殺人級の睾丸くすぐりにより生存本能が"真実を吐け"と命じているのだ。 「君は本当に嘘つきだね。悪い子にはこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょー」 ユナはタマ裏に爪を密集させ、そこを重点的に爪の先で細かくくすぐり仕置きする。 「んぎゃぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ"っ!!?やめっ!?やめ"ぇっ!!!ごめんっっっなざぃぃぃぃっっ!!!」 涙と鼻水でぐちょぐちょになった顔で彩人は叫ぶ。 くすぐったさでおちんちんがおかしくなったのか、先っぽからどろどろと出し切っていたはずの精液が噴き出し、竿を伝って落ちていく。 ユナの爪の先がカリッこちょっとタマをくすぐるたび、凶悪なくすぐったさが走って意識や精神といったものが壊れてゆく。 逃げ場など一切与えられていない中、タマはただひたすらにくすぐり爪の餌食となる。 カリカリカリカリカリカリカリカリ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! 「ぎゃははははははははははははははははははははははははは!!?くるじっ!!?いひひひひはははははははははははは!!きつい"っ!!!きつぃぃぃぃぃっっ!!!っひひひひひひひひはははははははは!!?」 自分の悶え声ばかりが響いていた彩人の耳に、ドアをノックする音が入り込んできた。 「あーあ。楽しかったのに」 突然、ユナはそう言ってうんざりしたようにタマから手を離した。 「どうぞ」 ユナが面倒そうにドアに向かって返事をすると、ドアがゆっくりと開いた。 ドアの向こうには、黒服の女たちがずらりと並んでいる。 女たちは、ぞろぞろと規則正しい足音を立てて部屋に入ってきた。 「なっ!?なんだっ…」 タマを死ぬほどくすぐられていた彩人はまだ状況が飲み込めない。 「君みたいなイタズラな子がどうなるか教えてなかったけど…まぁ大抵はもう二度と陽の光を浴びることはないってことだけ言っておくよ」 ユナはそう言って立ち上がった。 「はぁはぁっ…!!そ、それって…ど、どういう…」 「大丈夫。殺されはしないから。まぁ死ぬより辛いけど」 ユナは腕を組み、近くのベッドに腰を下ろした。 黒服の女たちがぐるりと彩人を取り囲む。 「待て!!なんだ!?なんなんだっ!?」 「君みたいな悪い子をお仕置きする人たちだよ。言っておくけどその人たち…普通にこちょこちょで人を殺せるレベルの人たちだからね」 黒服の女たちはボトルからローションを垂らし、両手の指に丁寧に塗り込み始める。 「ちょ、ちょっと待って…!!違う!!違うんだって!!」 ここに来てようやく彩人は状況を理解した。そして、戦慄した。 「反省してるっ!!してるって!!してるに決まってる!!もう二度とあんたたちとは関わらない!!約束するからっ!」 彩人は喚き、ゴムチューブを引っ張って暴れる。 しかし黒服たちは何も言わないまま、一人が彩人を羽交締めにし、もう二人が脚を押さえつけた。 「うわぁっ!?やめっ!?離せっ!!」 残る女たち──10人はいる──の指がふわふわこちょこちょと宙をくすぐりながら彩人の身体に近づいてくる。 射精させられて間もない彩人の身体はまだ敏感である。 「ちょっ!?タイムっ!!タイムっ!!待って!!ねぇほんとにっっ…!!」 恐怖に引き攣った彩人のその目から涙がぽろりとこぼれ落ちた時──。 ぬるぬるの百の指が一斉に彩人の上半身に襲い掛かった。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!! 「わっ!?ぎゃーっっっははははははははははははははははははははははははははははははっ!!?なざぃっ!!ごめんなさぃっ!!ごめんなさいごめんなさぃぃぃっっ!!!っっひははははははははははははははーっ!!?」 首を、腋の下を、胸を、乳首を、腹筋を、横っ腹を、脇腹を、下腹部を…100の指が容赦なく這い回る。 青ざめていた彩人の顔が一気に赤く染まり、喉から悲痛な笑い声が放出される。 ゴムチューブが千切れんばかりに伸びては縮んでを繰り返す。 彩人の細い肉体をこちょこちょと貪る女たちの指遣いには無駄がなく、ただ相手のオスをくすぐり苦しめるためだけの悍ましきムーブで神経を犯していく。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!! 「ぎははははははははははははははははははははははははははははは!?くるじっ!!くるじぃぃぃっ!!!やめでっ!!たすげっっ!!たすげでぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 腹筋が攣っても、呼吸出来なくても、女たちの指は止まることなくこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと滑らかに彩人の肉体をくすぐり、精神を破壊していく。 「イタズラしなかったら、最後まで私と遊べたのにね」 ユナはつまらなそうにそう言って、百の指にこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと捕食される少年を見つめている。 「っっっははははははは!!?はっ!!?はっっはははははははははははははははははははははははははははははは!!?もうやめっっ!!やめでっ!!誰かっっ助けでぇぇぇーっ!!」 ぶんぶんと小さな頭を振り、髪を乱し、もあもあと熱気を放つ少年。 腹斜筋をクニュクニュ揉まれたり、乳首をカリカリこちょこちょされたりするたび、その顔は魅力的に歪む。 その日以降、彩人少年を見た者はいない。