一気に流し込まれた淫らな力は、その抗体を持たない初夏の体を凄まじい勢いで侵食した。
しまった──と後悔を抱く暇さえなかった。与えてもらえなかったと言うべきか。弱点部位への強烈な一撃に、脳が認識を追いつけることができなかったのだ。体だけが、最初にガクンと硬直した。一体何が、と思ってしまったことで対応が遅れてしまった。
そうして生まれた隙を淫魔たちは見逃すはずもなければ、もう一つの弱点である胸へ針を突きたて媚毒を注ぐ。
先にそれを済ませていた触手は、媚毒によって性感が壊されより鋭敏になった肉の豆を徹底的にしゃぶり倒す。
肉イボまみれで媚毒粘液を溢れこぼしながら、汚らしい音を立てて食み尽くす。それでなくとも敏感で淫らな肉の豆への責めに初夏の視界は極彩色の光を明滅させるほどに許容量を超えた快感となって脳を刺激し、体を狂わせる。
何とかしようなんて甘い考えさえも巡らせることができないまま、ただただ生まれる人外の手管による快楽責めに、たまらず初夏はおとがいをそらしながら乱れ果てる。
しかし一度果てたからと言って、普段では絶対にありつけないほどの極上の食事を味わった雑魚淫魔たちが責め手を止めるはずもなければ、初夏の体などお構いなしと恥ずかしげもなくもっと快楽を求めるためにと媚びて腫れ勃ちより敏感になって初夏を追い詰める。
いたるところに突き立てられた淫魔の針からは、今も絶えずに媚毒を注がれ、性感を狂わされ続けている。
快楽のとどまる気配はまるでないままに、責められる部位も増えるたびに辺りに淫らな汁とミルクを撒き散らし、雌の臭いを立ち上らせていく。
それによって興奮を増したのか淫魔たちはより初夏へと殺到し──
無数の触手によって初夏の顔を覆い尽くしてしまった。
これがただの生物であれば問題などなかったのだが、行ったのは淫魔である。体表は媚毒粘液にまみれ、触れるだけで、漂う臭いを吸い込むだけで、人の体を狂わせてしまう。
だと言うのに、それに加えて淫魔は淫気を音波のように発生させてきた。
脳を蝕む淫らな力を、包みこんだ頭に向かって四方八方から時にはリズミカルに、時には一斉に照射する。
ただでさえ淫気への耐性はほとんどないところへの直接的な責め苦に加えての手管は、あまりにも初夏には特攻すぎた。
恥も外聞もなければ体裁など一切保つこともできないまま、無様に体を痙攣させながら汁を撒き散らしながら、くぐもった嬌声を上げながらひたすらに絶頂する。
しかしどれだけイキ果てようとも淫魔たちは責める手を止めることはない。
なぜならば初夏の力と淫らな気配に充てられて押し寄せてきた木っ端な淫魔が我先にと敗北したヒロインをより深い淫獄へと引きずり降ろそうと殺到してくるのだ。
今いるすべての淫魔を満足させる頃にはまた新たな淫魔が現れ堕ちた戦姫を穢し、乱し、狂いイキ果てさせるだろう。
↓文字なし
びんかんargento
2025-08-23 06:42:34 +0000 UTCびんかんargento
2025-08-21 14:04:38 +0000 UTC毬藻
2025-08-21 12:10:06 +0000 UTCakito
2025-08-21 09:33:38 +0000 UTC