カルデアは敗北した――――
増殖と進化を繰り返すラフムの軍勢の前に、サーヴァントたちは次々と倒され、女性英霊はその全てが苗床とされた。
かつて人理の最終防壁となっていたその施設はラフムの巣と化し、肉の壁とでも呼ぶべきその一部にジャンヌ・ダルクを始めとしたサーヴァントたちが拘束されていた。
「くっ……なんてことを……! 我々を消滅させるのでも、従えさせるのでもなく……苗床にしようとは……!」
「キキキ、オ前タチノ体、トテモ良イ。仲間増ヤスノニ使エル」
「ッ……!」
敗北したカルデアの惨状を、ジャンヌは後悔と屈辱を浮かべて受け止める。
もはや勝機は一切も残されていない。
それどころか、この先に待つのは掛け値なしの絶望……正真正銘の破滅だった。
「わ、私のことは良い……ですが他の方たちは解放しなさい! このような辱め……英霊への侮辱……彼女たちの魂も肉体も、汚すことはこの私が許しません!」
「ナラ、オ前カラ使ッテヤル。耐エタラ他ノ奴ラ、解放シテヤッテモ良イ」
「くっ……!」
ジャンヌは歯を食いしばる。
これより訪れるのは、おそらくは誰もが経験したことのない、化け物による陵辱行為。
奇怪なそれら肉の触手がざわめき、少女へとゆっくり伸びていく。
その動き、目的が分からないほど鈍感ではない。
ジャンヌは警戒心を最大にし、その瞬間に備えた。
だが一瞬。その刹那――
「んぐうッ、ふっううううウゥッ♥♥♥」
「はっは、はっ……おぉぉ……っ♥(なんて衝撃……これがこの怪物、ラフムの……っ♥ こんなものを、受け続けては――――)」
「マダ始マッタバカリ。デモスグ終ワル」
「あ゛ッ♥ ン゛ッ、はあっ♥ なにを、ッ……こんなことをされても、私は……ッ♥」
「キキキッ……!!」
「ン゛ッおぉおおおおオ゛ッッ♥♥♥」
(ずぷっ、ぢゅぷんっ!)
「んひぃっ♥ おっお、ン゛んんッ♥ ぁへっ……やめ、ッ……んあっ、そんな、ッ……ナカを、激しくっ……んぐゔぅぅぅッッッ♥♥♥」
ラフムによる触手の抽送が始まった途端、変わり果てたカルデアの内部、その空間を少女の嬌声が響き渡った。
覚悟をしていたはずの衝撃。恥辱。それでも耐えられるとそう思っていた――そんな自信を木端に砕く、桁違いの快楽。
「オ゛ッ♥ おごぉッ……♥ こんな、凄まじぃッ……んっぐ、お゛お゛ッ……♥ ラフムたちのチンポが、これほど、だったなんて……ッ♥ おおっ、オ゛ッ――っ♥♥♥」
化け物じみたその快感に、ジャンヌはただただ震え・叫ぶことしかできない。
自らの秘所を呆気なく食い破られ、最奥へ易々と到達されようと、もはやその身に怪物を阻むだけの余力は残されていなかった。
「オ前ハ苗床ノ素質アル。諦メテサッサト堕チロ。孕メ」
「うっ、ぐううっ……ふううッ……♥」
「抵抗シテモ無駄ダ。コレヲ見テミロ」
飛びかける意識のまま、ジャンヌは彼らの言う通り視線を下げた。
自らの腹部に浮かび上がった奇妙な紋様。
令呪のようでいて、絶対的に異なる。
だがそれはハッキリと彼女の体に定着していた。
「これ、はっ……♥」
「コレガアルッテコトハ、モウ苗床ノ準備デキタ。オ前ハモウ終ワリだ。モウ守ルモノ何モ無イ」
「そん、な、っ……♥」
「んんんんうッッ♥♥♥ あっあ、本当に……っ、このままだと、私は……っ♥」
(分かる、分かってしまいますっ♥ もう子宮を魔力で防御することもできていない……っ♥ これほどの雄を前にして、完全に無防備にされてしまった自分がいる……♥ 彼らの言う通り、私はもう……っ♥)
「おおぉぉおおオ゛ッ♥♥♥ ムリです、ムリっ♥ こんなチンポに勝てるはずが……っ♥ 苗床確定っ♥ 孕む、孕まされてイっくううううッ♥♥♥」
「キキキ、終ワリダ! 苗床! 苗床!」
「オ゛ッ♥ おっ♥ イクイクっ♥ イ゛ッッく……♥ すみませんマスターっ♥ 私はもう、ダメっ……♥ このまま孕んで終わるッ♥ 子宮で降参しますっ♥ ラフムに全てを捧げて完全敗北しますっ♥ こんな私をどうかお許しくださいっ♥ ジャンヌダルクは……貴方のサーヴァントは……何も守れず終わってしまいましたぁッ♥」
決定的な降伏宣言。
全ての守りは解かれ、少女は心から怪物を受け入れる。
それすなわち苗床としての末路を受け入れたことに他ならない。
子宮は熱く脈動し、英霊であるはずの彼女らにあり得ざる排卵活動が開始。
そうして排出されたサーヴァントの特別な卵子めがけて、狙い澄ましたかのように触手が膨張し――――
(ずびゅうう、ぶぴっ! ビュルゥゥゥッッッ!!! ビュル! どぴゅんッッ! ぶびゅるるッッ!)
「ん゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛――――っ♥♥♥♥♥♥ これがラフムの、ッ……すごい、すごすぎますっ……♥ おっほおっ♥ んおおおオ゛んっ♥ 私の卵子……一瞬で捕まって……ッ♥ あっ、これが……こんなにも気持ち良く、解放的な……これが、苗床にされる快感ッ……♥」
ジャンヌはそれを嫌悪ではなく、恍惚とした様子で味わった。
呼吸さえままならぬ程の衝撃。
全身を駆け抜けた快楽は、今までの比ではない。
そして同時に自覚する。
霊基の掌握。雌堕ち。苗床としての覚醒。
ジャンヌはその瞬間、自らの破滅を理解した。。。
その後――サーヴァントたちの抵抗も虚しく、彼女たちは皆一様に孕まされ、苗床として運用されていた。
ジャンヌのみならず、他のサーヴァントも……
そこに並んでいたのは、異形の生命をお腹に宿した……変わり果てた英霊たちの姿だった。
「オ゛ッ♥ おっ♥ お゛お゛ッ……♥ また、産まれそうに……っ♥ んおっ、おごぉッ……♥ もう、何体目か……分かりませんっ……♥ あっはぁ、でも……ッ♥」
光さえ見えない状況にあって、ジャンヌダルクはそれでも歓喜の表情を見せる。
今の彼女たちにとって、ラフムの子を孕み、産み落とし続けることこそ使命であり至福。
ただそれだけが彼女たちに残された、最後の人格だった。
bourbon
2025-01-06 13:22:27 +0000 UTC