カルデアからサーヴァントたち――それも女性英霊たちが次々に消失する事件が発生した。
原因とされる特異点。
そこにあったのは英霊を専門とした奴隷娼館で――。
消えた仲間たちを助けに編成を組んでレイシフトしたカルデアだが、それこそが敵の罠だった。
特異点にやって来たカルデアのサーヴァントの一体。ポルクスもまた敵の手に堕ちて――
(くっ……なんてこと……! この私がこうもあっさり……! マスターには兄様が付いていますから無事だとは思いますが……いえ、それよりも今は私ね)
敵の組織に捕まり、力を封じられたポルクス。
おそらくはこの拘束具がサーヴァントの力を封じているのだろう。
英霊を専門としているだけあって、双神であるポルクスでさえ抜け出すことはデキなかった。
「さてさて……たっぷり調教してお前も商品にしてやるぞ。英霊は高く売れるのでな。誰とも知れない男に飼われるその時を、楽しみに待っておれ」
「ッ……!」
「…………と思ってたが、やめにしよう。気に入った。お前は売るのではなく儂専用の奴隷として残してやろう。感謝しろよ?」
「なっ……!」
(感謝しろ、って……どちらもお断りよ! こんな男に弄ばれるくらいなら――――)
自滅覚悟で魔力を全開に解放するポルクス。
だがその瞬間――――
(びくびくびくッ!!)
「きゃあ、あ゛ッ、ああああああっ♥♥♥」
「あ、へっ……な、ひゃに……ひまの……っ♥」
「言い忘れておったが、そうやってムリに抜け出そうとすると魔力が逆流して危険だぞ。おまけに快感が数百倍に置換されて襲うからやめておけ――と、もう聞こえていないか」
「おっ……お、っ……おっ……♥」
突如全身を襲った経験したことのない快楽。
数百倍と言った男の言葉に嘘偽りはなく、ポルクスでさえ一瞬で意識が沸騰するほどだった。
「くくく……これで分かったろう。もうお前は儂の奴隷となる以外に道は無いのだ。諦めて儂専用の雌奴隷となれ」
「いや、あっ……マスター……兄様……っ♥」
「くぅぅううううッ♥ あっあ、あぁあああ゛あ゛ッ♥♥♥」
「ははは、どうだ! 極上の味わいだろう、ふんッ!」
「ア゛ッひぃいいいいいッッ♥♥♥ あ゛ッあ、やめッ……んんっうゥ゛ッ♥ あっ♥ あはぁッ♥ おっ、んおっ……それ、ナカッ……ん、やめてッ♥」
有無を言わさず男がペニスを挿入する。
重量ののった激しい腰振りが少女の膣奥を刺激し、ポルクスは弱々しい悲鳴を叫び始めた。
「どうだぁ? 儂のモノになりたくなったろ」
「だ、誰が……ぁんッ♥ こんな、ことで……っ♥ なるわけ、ないですっ……♥♥♥」
「ふんっ……まだ心が折れてないようだな。無駄だと言うのが分からんのか」
「ッ……んん、はうッ……♥ あっあ、あ゛ッ……♥」
(だ、大丈夫……っ♥ このまま耐えていれば……か、必ず兄様とマスターが……助けに来てくれて――)
一縷の希望。でもポルクスにとっては絶対的な信頼だった。
耐えていれば、と。
ただそれだけを夢見て――――
「んんっ、んくっ♥ あ゛ッあ、あっ、はあっ♥」
(びくびく、びく、びくッ)
「んひぃいイ゛ッッ♥ おっ♥ オ゛ッ♥ おほぉっ♥ んおっ、オ゛ッ、ンんん゛ん゛ンンッ――――♥♥♥」
(ムリっ♥ こんなのムリですっ♥ 耐えるなんて絶対ムリっ♥ 兄様たちが助けに来るまで我慢なんてできるはずないっ♥♥♥)
だが理解したのは絶望的な事実だった。
押し寄せる快感は今すぐにでも自分の理性を砕いてもおかしくない。
いつ来るかも分からない希望に縋るほどの余裕は無かった。
「くくく、理解したかね。そら、いま壊してやるぞ。もはや英霊などとは呼べぬ、性処理奴隷にしてやるから安心してイケ!」
「いやっ♥ イヤあっ♥ い、イ゛ぎたくないっ♥ い、イ゛ぎッ……いぐっ♥ んおっお、イ゛ッッちゃう♥ イグッ♥ 終わるっ♥ 兄様、マスターっ♥ ごめんなさいっ♥」
(ビュビュッ! びゅるッ! びゅっびゅ――――ッ!)
「ん゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛――――っ♥♥♥♥♥」
(ビュル! びゅるぅぅッッッッ!)
「オ゛ほぉッッ! ン゛ッお、おごっ……お、イ゛ッッ……いぐっ、イ゛ッぐゥゥゥッッッ!!!」
「はぁ、はぁ……あへっ……♥ ぇへへ……はへ……っ♥」
「他愛ないのう。英霊といっても所詮は雌か。まあいい、これからもっと可愛がってやるからな」
ポルクスは堕ちた。
快楽に屈し、英霊としての矜持を投げ捨てた。
その後の末路は考えるまでもない――――
その後。
「おっ♥ オ゛ッ♥ おおっ、んおっ♥」
「……そういえば、お前の仲間たち……マスターとかいうのも捕まったぞ。人質を見せたらあっさりと捕まってな」
「んおぉ、おぉおおッ……♥」
「中継を繋いでやるから伝えるといい。今のお前が何者かを」
「ぇへっ、あっ……マスター……それに、兄様も……っ♥」
「わたしは、ポルクスは……この人の、性処理専用奴隷サーヴァントです♥ もうこの人のオチンポが無いと生きていけません♥ だから二人とも私のことは忘れてください♥ 私、これ以上ないくらい幸せですから♥」
愛すべき半身と敬愛する主人。何処かでこれを聞いているのだろう彼らに向かって、ポルクスは何の後悔もなく語る。
散々調教され、快楽に身も心も屈してしまった神霊の成れの果てが、今のポルクス、彼女だった