雑賀孫一。三代目雑賀衆棟梁、蛍。
カルデアに召喚された彼女には野望とも呼ぶべき願いがあった。
それは雑賀を継承する者……つまり跡継ぎ探しだった。場合によっては「自分が産んでもいい」とさえ思っている。
無論、それは己が心に決めた相手……マスターを置いて他にはいないと思っていたのだが。
(ッ……なに、これ……このサイズ……っ♥ マスターのと全然違うっ……♥)
「ハハハ、驚かせてしまったかイ? でもまあ、すぐに気に入ってくれると思うヨ」
蛍の前にいる男は、見るも屈強な……マスターとは体格も性格も国籍も、何もかもが違うような雄の中の雄だった。
マスターとの跡継ぎ探しが難航していた折、優しく声を掛けられたのがきっかけ。
生前から騙されやすかった少女はまんまと話に乗せられてしまった。
「マスター君と子作りが上手くいかなくて困ってるんだよネ。サーヴァントだから、それも仕方ないんだけド」
「うん……」
「だったら私が協力してあげるヨ。蛍ちゃんの跡継ぎ探しが上手くいくよう、全力でお手伝いするネ」
「ほ、ほんと……? 嘘、じゃないよね……? 騙してたら許さない……」
蛍は若干の警戒感を露わにしながらも、男に自らの体を委ねた。
あくまでこれは跡継ぎを探すための、マスターとの生殖行為の成功を祈ってのこと。
その点において、男は嘘は付いていなかった。
子作りには協力する。だが君が産むのは、マスターの子とは限らない……ただそれだけの本音を隠していただけで。
(ずぶぅッ……!!)
「く、ッ……んんっ、はああッ……♥(っ、やっぱり大きい……ッ♥)」
「まだだヨ。まだ半分も入ってないからネ」
(なっ……♥ これで、半分も――――)
(どちゅんんんんッ!)
「オ゛ッッ……♥ んおぉおおおッ……!!」
「はっ、はっ、はへっ……♥ あっ、ン゛……なに、これ……っ♥ こんなの、雑賀は知らない……っ♥」
「よく頑張りましタ。この調子で最後まで子作りしちゃいますネ」
(ズンッ! ズンッ! どちゅンン゛ッッッ!)
「ンオッ♥ ほおっ♥ おっ、オ゛ッ♥ しゅごッ……んんっ、ぐっ……ほおっん、ン゛ッお♥」
男の激しい抽挿運動が開始される。
自身の膣内を埋め尽くし、圧迫してあまりある巨大な異物。それが何度も子宮をノックし、その未知なる快感に蛍は出したこともない声で鳴き始めた。
(こ、これっ……本当に、マスターのと全然違うっ……♥ マスターのじゃここまで届かないし……っ♥ こんな気持ち良くなったこと、無いっ♥)
「気持ち良いかナ? どうだい、これが本当のセックスだヨ」
「はっ♥ あ゛ッ♥ それ、どういう……ッ♥」
「君がマスター君とやってたのは所詮ままごとみたいなものサ。本当に跡継ぎ作りたいなら、これくらいじゃないとネ」
(パンパンパンッッ!)
「んおぉぉおおお゛お゛ッ♥♥♥」
(違うっ♥ ぜんぜん違うっ♥ わたしが今までしてきたのって……マスターとしてたの、あれって……子作りじゃ、なかった……ッ?)
男に膣奥を責められながら、蛍は漠然とそんなことを考える。
快感に満たされ、快楽に狂わせれられるこの感覚。
マスターとの間では決して感じることのなかった、これが本当のセックス……子作りだというのなら。
(だ、だから赤ちゃん……できなかったの……っ♥ これがセックス、これが子作りっ……♥ すごい、すごいっ♥ 跡継ぎ作るのって、こんなに気持ちいい行為だったなんてっ♥)
「準備は良いかナ? そろそろナカに出して孕ませてあげるヨ」
「はっあ、孕ませッ……♥」
「もちろん君がマスター君とのおままごとセックス続けて、いつまで経っても跡継ぎできなくても良いって言うならやめておくけど……」
「ン゛ッ、あ……いや、っ……♥」
「だしてっ♥ 孕ませてっ♥ わたしと子作り……っ、跡継ぎつくって♥♥♥」
「いいのかイ? マスター君のじゃなくって」
「イイっ♥ どうでもいいからっ♥ 早くほしいっ♥ 貴方のが欲しいッ♥ 雑賀のこと孕ませてほしいっ♥ 貴方と跡継ぎつくるっ♥♥♥」
ついに心までもを男に許した蛍は、既に準備万端整っていた子宮を彼に捧げた。
もう戻れない。そう理解して尚、少女に後悔は無かった。
自身の雑賀としての運命は、彼と巡り会うためにあったのだと……心の底から思うようになってしまっていた。
(どぴゅっ! びゅるる! どぷ、どぷ……っ!びゅっ、びゅーッッ! どびゅっ! ビュルぅううう!!)
「ンオッ♥ お゛お゛ッ♥ オ゛ほォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッッ…………♥♥!!! オ゛ッ♥ んおっ♥ しゅご、イッ……んあっ、はぁあ、おぉおぉお〜〜〜〜ッ♥♥!!」
「はっ、はっ……すごい、これならきっと……♥」
「安心して良いヨ。私の種はマスター君のような貧弱なのとは格が違うからネ。サーヴァントだろうと一発で孕ませてみせるサ」
「うん、っ……マスター、ごめんね……♥ マスターより、よっぽど良い跡継ぎ探し相手……見つかっちゃった……♥」
蛍は今まで感じたことのない幸福感に包まれながら、子宮に宿る新たな気配に満足を味わっていた。
もうマスターは必要ない。本物の雄と巡り会えた少女。彼女が辿り着いた結論がそれだった。
最近、蛍に避けられるようになったマスター。
いつもは跡継ぎを求めてぐいぐい来ていたのがサッパリとなり、寂しさを覚えていた頃にとある映像がマイルームに届けられた。
それはカルデア職員の男と彼女の愛し合う姿を映したもので……
『マスター、元気……だった……? 最近姿も見せられなくってごめんね。実は今、こんな体だったから……』
「えっ……な、蛍……そのお腹は……!!」
『うん、赤ちゃん……妊娠してる♥ この人の……彼、本当に凄いから。わたし一発で孕まされちゃった♥』
「う、嘘だ……!」
『んっ……だからマスターはもう必要無い。跡継ぎはもう見つかったから♥ 今までしつこく誘ってごめんね。もう貴方とセックスすることは無いから安心して♥』
『わたしが一番好きなのはこの真っ黒でバキバキな雄デカちんぽだけ♥ マスターの粗チンとじゃ比べるのも失礼♥ 今日もこのつよつよチンポとボテ腹セックスするつもりだから、よかったらマスターも見てってね♥』
「あ、あぁあっ……!」
自身のお腹を怪しく摩り、男専用の雌奴隷と化した少女は発情した様子で微笑む。
雑賀の跡継ぎ。最早それは建前となり、少女は今日もただ快楽のための生殖行為に耽るのだろう。
自分のサーヴァントが寝取られてしまっていたことにも気付かず、こうして雄の違いを知らされたマスターは、妊娠した彼女の痴態に興奮を隠せずにいるのだった……
31日
2025-03-24 00:52:48 +0000 UTCカオネク
2025-03-23 18:01:46 +0000 UTC白衣沽酒
2025-03-11 07:44:51 +0000 UTC