前回記事でご紹介した尾道取材のあと、岡山周辺にも滞在していました。岡山は真庭市に父の実家や先祖代々の墓があり、子供の頃は毎年夏休みに1週間ほど滞在していたので第二の故郷と思っています。成人してから改めて訪れたとき、実は観光資源が多く背景屋としても見どころが豊富であるという魅力に気付きました。岡山県は真庭以外にも倉敷をはじめとして見どころが豊富なので、ぜひ訪れていただきたいです。
今回はまず倉敷に宿泊し、香川に少し立ち寄ってから真庭市に向かってあちこち訪問しました。その中から特に資料になりそうな写真を公開します。ZIPファイルは記事の最後で公開しています。
倉敷は岡山駅から電車で20分ほどの近くにある街で、古い町並みが保存された美観地区が有名です。美観地区にはエル・グレコの「受胎告知」を所蔵する大原美術館があり、またジーンズのメッカにちなんで関連の店舗が軒を連ねています。30年以上ぶりに訪れた大原美術館では内容の充実ぶりに圧倒されました。
美観地区の建物群。古い建築好きには想像以上に見応えのある街並み。
高台にある阿智神社から倉敷駅方面を望む。えびす通商店街の屋根が見える。
倉敷はぶっかけうどんでも有名です。これはその元祖といわれている「ふるいち」のぶっかけと鶏天。
日帰りで立ち寄った香川では、うどんをいただいて金比羅さん(金刀比羅宮)にお参りしました。うどんは最初行こうとしたところが混んでいて時間がかかりそうだったので、こがね製麺所丸亀本店で肉ぶっかけを注文。金毘羅さんも物凄い混みようでしたがいい運動になりました。
岡山に戻って真庭市へ。目的の一つが「お食事処 西蔵」でした。辻本店という酒造が運営しているレストランで、酒粕など酒造ならではのアレンジを効かせた料理が売り。古い蔵を改装した建物も魅力的です。ここの西蔵ステーキ丼は、レアな仕上がりの牛肉とバター醤油味のご飯の組み合わせが絶妙で、子供の頃に初めて食べたときから今に至るまで、あらゆる料理の中で一番のお気に入りです。マジで!美味いから!食べて!!!!
酒造らしくお酒のお土産も買いましたが、関連オリジナル商品もあれこれあってたくさん買い物してしまいました。真庭に来る際には絶対にまた来たいと思います。
西蔵(辻本店)のある勝山には町並み保存地区もあり、武家屋敷を見学したりと観光も楽しめます。また勝山は木材の産地としても有名で、勝山木材ふれあい会館では木材林産物の展示販売も行っています。というと地味なのですが、例えばここの爪楊枝はびっくりするほど頑丈なので、是非試していただきたいです。
真庭に滞在中は、近くにある湯原温泉に宿泊しました。岡山県を代表する温泉街で、オオサンショウウオ(現地の言葉では「はんざき」)の生息地としても有名です。谷あいに立ち並ぶ建物は風情がありますし、街のあちこちにはんざきをモチーフにした人形や足湯などの施設があって楽しめます。
近くにはオオサンショウウオを飼育しているはんざきセンターがあり、入場無料で大小さまざまなオオサンショウウオを生きたまま見学できます。
なお、宿泊したのは八景というホテルで、ちょっといい部屋を予約したら何故か飲み放題のビールサーバーが置かれているというバグった部屋でした。お食事も美味しかったですし眺めも最高で、何より女将さんがとても親しみやすい人で楽しい滞在になりました。ぜひまた宿泊したいです。
車で少し行くと神庭の滝があります。高さ110m、幅20mの中国地方随一のスケールの滝で、周辺の遊歩道とあわせて一見の価値があります。敷地内には「鬼の穴」と呼ばれる洞窟がありますが、こちらは時間がなく立ち寄れませんでした。他にも真庭は数多くの洞窟や鍾乳洞があるので是非訪れていただきたいです。
最後に父の実家に立ち寄った際の写真も載せておきます。もともとは江戸時代に建てられた山奥の一軒家で、いまは定年退職した伯父夫婦が住んでおり、漫画に出てくるような田舎暮らしをしています。今回はたまたま生えていた筍をもいで、その場でゆでていただきました。新鮮な筍は驚くほど柔らかくて美味しかったです。他にも家のすぐ裏手に自生しているワサビを見せてもらったり、ハゼノキからロウが取れることを教わったり、たまたま来ていた従兄一家とバーベキューをしたりして楽しく過ごしました。
掲載した写真にいくつか加えたものを以下で配布中です(実家の写真は除外)。
※これらの写真については、個人利用の範囲内で使用したり、模写やトレス用素材として利用することは可能です。特に僕の許可を取る必要もありませんし、クレジットの有無も問いません。ただし無加工、もしくは単純な加工のみで再配布することは禁止します。