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吉田誠治
吉田誠治

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新型 Wacom Intuos Pro 試用レポート


Wacomより発売前の最新型IntuosProを1週間ほどお借りできたので、使用した感想をまとめてみます。こういうレポートには慣れていないのでかなり主観的なレポートになりますがご容赦ください。具体的なスペックの変化などは公式サイトが詳しいので、そちらをご覧ください。

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なお、メディア向け発表会の出演料はいただいてますし、PRタグもつけましたが、この記事自体は頼まれたわけではなく完全に僕の自発的な意思で書いている100%素直な感想ですのでご安心ください。

待望のProPen3対応モデル

とうとうIntuosProもProPen3に対応します。CintiqやMovinkには既に対応済みなので期待はしていましたが、実際に使ってみると非常に快適でした。


中でも気に入ったのがペン先の遊びの少なさです。これまでProPen2ではペン先が僅かに沈み込む感覚がありましたが、ProPen3ではほぼ無くなり、狙ったポイントに正確に描けるようになっています。非常に僅かな差ですが、細かい作業が必要な背景作画ではこの違いがしっかり感じられました。また、少し触っただけでも分かるぐらいセンサーの感度も強化されていて、全体的な描き心地は非常に向上していると感じました。


ProPen3はカスタマイズ性も高く、スリムなグリップにしたり、重しを外して軽くすることも可能です。僕は比較的長いストロークで描くのでデフォルトの太め&重い状態が良いのですが、スリム&軽いペンでサクサク描きたいという要望にも対応しています。


また細かい部分ですが、旧IntuosProはオーバーレイシートがザラザラしていたのもあってペン先の消耗が速く、買った直後は1日でペン先を使い切ることすらあってすぐシートを買い替えたのですが、今回は1週間かなりハードに使ったのにペン先がほとんど減っていなくて驚きました。これは単純にシートやペン先の性能向上があっただけでなく、タブレット自体が若干傾斜していることで筆圧が抑えられ、結果的にペン先の消耗が抑えられているということもあるようです。


ちなみにパイロットやLAMY、ステッドラーなどのコラボペンも利用可能になりました。多少感度は落ちるようですが、握り心地でそちらが良いという方は是非。

とにかく薄くて軽くて小さい

写真を見れば一目瞭然ですが、これまでより明らかに小さくなり、重さもほぼ半分程度になりました。一方でセンサー面のサイズは若干広くなったので、描き心地は全く損なわれていません。細かい部分だと、これまでは画面とセンサー面のアスペクト比が微妙に違っていましたが、今回はセンサー面が16:9になったので、より自然な描き心地になっていると感じました。


更に厚みが半分の最薄約4mmになったので、手を移動させるときのストレスが格段に減っています。これまでは作業の内容によってはこの段差がかなり気になることがあり、横に薄い本を置いてそれを解消したりしていましたが、4mmの薄さだとほとんど存在を気にせず作業できるので有り難いです。


発表会ではMediumサイズをSmallサイズだと勘違いしていた人もいて、かなり小さくなっています。これまでLargeはとても持ち運べませんでしたが、新しいLargeは鞄にも入るサイズで、出先などに持って行けるようになりました。サイズ的にはLargeがこれまでのMediumぐらい、MediumがこれまでのSmallぐらいのサイズなので、これを期にワンサイズ大きなモデルに買い替えるのも良いのではと思います。大きいタブレットは大きなストロークで描くことができますし、細かい描き込みの精度


も上がります。この違いは使ってみると分かりやすいので、機会があればぜひ店頭などで試していただきたいです。

2つの物理ダイヤルが有り難い

機能的には、これまでサイドに設置されていたショートカットキーが上部に移動して、さらに静電容量式ではなく物理式になったのが最も大きな変更と言えます。個人的にはこれは大歓迎な変更でした。


これまではサイドにスイッチがあって、かつ一部のキーが静電容量式だったため、間違って触れただけで操作してしまい、操作ミスを防ぐためにキーの機能を全てOFFにしていましたが、今回は物理キーになって操作ミスがほとんど無くなりました。しかも左右で2つダイヤルがあり、それぞれに最大3種類の操作を割り当てられるようになったので、かなり便利に使えました。


難を言えば、キー類の位置が中央寄りなので左手でキーを触っていると右手のペン操作の邪魔になる場面があるかもしれません。僕は普段からキーボードを多用する関係から画面の中央寄りで作画する癖がついているのでほとんど気になりませんでしたが、念のため。


なお、僕は左のダイヤルに「ブラシサイズ」「レイヤー選択」、右のダイヤルに「拡大縮小」「回転」を割り当てました。さらに左右計10個あるエクスプレスキーを組み合わせて(うち2つはダイヤル機能切り替えに割当)、簡単な作画ならキーボードに一切触れずに完了することもありました。左手デバイスを既に持っているのであれば不要な機能かもしれませんが、キーボード操作と併用するのであれば、ほとんど手を移動させずに済むこの配置はなかなか便利だと思います。

液タブとの比較

発表会では何人かの絵描きの方々から、液タブと比較したらどうなのかについて聞かれましたが、これは新型の機能云々というよりは、個人の作画の方向性に依るので何とも言えません。板タブのメリットとしては、ストレートネックになりにくい、ペン先が手で隠れないので細かい作業がやりやすい、比較的安価、キーボード操作を併用しやすい、などがありますが、液タブの直感的な作画のしやすさと比較してどちらを取るかは個人の判断でしょう。僕は両方使ってみたうえで板タブを使用していますし、自分の作画スタイルに合ったものを選ぶのが良いのかなと思います。

とにかく早く発売してほしい

まとめると、描き心地や新しいダイヤル&エクスプレスキーが個人的に非常に快適でした。サイズも小さくなって机の上の圧迫感が減りましたし、全体的に使いやすくなった印象です。一方でプロ向けなので値段はお高めですし(廉価版のIntuosシリーズを是非!)、新しいショートカットキーの位置が人によっては合わないこともあると思うので、店頭などで一度試してからの購入をオススメします。


僕自身は、試用期間が終わってメディア発表会向けに製品を送り返し、旧モデルでの作画に戻ったら、こんなに不便なものを使っていたのかと驚きました。そしてメディア発表会で再び使ってみたら、やはり新モデルはあらゆる面で使い心地が快適だと再確認したので、今はとにかく早く発売してほしいという気持ちしかありません。お待ちしてます!

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※Amazonだと3/31発売とありますが、公式には発売日は未定です。

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Comments

判断が早い!

吉田誠治

買うことにしました!!🤩

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