このお話は昨年7月に頒布した小説「こんなお仕事聞いてない!!散々!かけざんな日々」の続きです。
少しすつ更新していきますので、よろしくお願いします。
いいねを押していただけると励みになります!
かけざんキッズとは。。
子どもから大人まで幅広い層に親しまれている人気の3人組ジュニアアイドルグループ。衣装は体操服に、首の後ろにゴム紐で下げた赤白帽子が特徴的。学校をテーマにした歌やダンスを中心に活動しており、テレビやイベントなどでも活躍中。
しかし、時には芸能界の悪い大人から年齢にそぐわない仕事や、恥ずかしい思いをさせられることも多々ある。
▼キャラクター紹介
△野崎 優心(のざき ゆうしん)/中学1年生
グループのリーダーで、至って普通の男の子。もともと芸能界に興味があったわけではなく、お母さんが勝手に応募したことがきっかけで事務所入り。歌やダンスに対しては元々興味があり、素直さと努力で急成長し、わずか数ヶ月で子役デビュー。その後、「かけざんキッズ」のリーダーとして活躍している。膀胱がとても弱い。
性格は優しく温厚で礼儀正しい。充宏からは「優ちゃん」と呼ばれている。
△柏木 充宏(かしわぎ みつひろ)/中学1年生
3人の中で最も子役歴が長く、芸能界での経験が豊富。真面目な性格で、少し融通が利かない面もある。
素直で優しいが、その真面目さゆえ学校では一部の男子からいじめを受けている。母親は学業に厳しく、塾にも通わせており、勉強との両立に悩みがち。芸能の仕事や「かけざん」のメンバーといる時間が何よりの心の支えとなっている。
優心には強い好意を抱いていて、その好意は単なる友情の枠を超えどこか特別な目で見てしまうこともある。過去には優心のパンツを盗んでしまったことも。
△馬渕 太陽(まぶち たいよう)/小学6年生
グループ最年少で、サッカークラブにも所属している活発な男の子。サッカーは大好きだが、協調性があまりなく、時々チームやグループでトラブルを起こすこともある。性格は生意気でやんちゃ。充宏にはやや軽んじた態度を取るがリーダーの優心には先輩のように懐いている。普段はタメ口が多いものの、ときどき語尾に「ス」をつけて話す癖がある。
▼ ~波乱!湯煙、かけざん日和~ その①
三人とも、ここ最近の仕事が普通ではないということには薄々気づいていた。
「うーん、表情固いね。なんだか動きもイマイチなんだよなあ…。」
グリーンバックを背に、野崎優心は様々なポージングでカメラに向かって笑顔を向けていた。
「…ごめんなさい。」
「なんかさ、もっと前のインタビュー記事の写真みたいな明るくて純粋な顔っていうか、子供らしさ?みたいなのが欲しいんだよね。
なんていうか、今日はちょっと暗いというか…。大人びたせいかなあ?」
「はあ…。」
求められているのは子供らしさ。
本当は芸能界に入りたての頃の彼なら、もっと自然に引き出せたはずだ。けれど、良くも悪くもいろんな経験を重ねてきたせいで今はもう以前のような純真無垢な気持ちで仕事に向き合えなくなっている。
「もう少しリラックスしよっか。ほら、肩の力抜いて。」
そう言いながらスタッフが優心の肩に両手を置いて、直に揉んできた。そう、直に。
今回、優心たちが引き受けたのは水着モデルの仕事だった。それぞれにいろいろな種類の水着が用意されていて、今、彼が身につけているのは股下の短い、いわゆる競泳水着と呼ばれるタイプだ。
スタジオの空調はかなり強く効いていて、いや、効きすぎているような気がした。撮影が進むうちに優心はだんだんと肌寒さを感じ始めていて、そのせいか動きもますますぎこちなくなっていった。
「あの、少しエアコンの温度上げて貰えませんか?さっきから寒くて…。」
「いやいや、ダメでしょそういうことを言い訳にしちゃ。」
「いや、でも…本当に寒くて…。」
「本当は水着が恥ずかしくて緊張してるんでしょ。リラックスさせてあげるから。」
「…??」
カメラマンがゆっくり近づいてきて、突然動画を回し始めた。優心の身体を、足元からゆっくり舐め回すように映していく。
「はい、優心くん、もうちょっとリラックスして。深呼吸してみようか。」
そう言いながら二人のスタッフが近づいてきた。
優心は小さくうなずき、大きく息を吸い込んでから、ゆっくりと吐き出した。
それでもピタッとした水着の感触やまぶしい照明、周りの視線が気になって、どうしても体がこわばってしまう。腕はぎゅっと体に張り付いたままで、指先まで緊張が伝わっていた。
「じゃあ…」
後ろから一人のスタッフがそっと近づき、優心の両手首をふわりと掴んだ。
「ほら、バンザイしてみて。」
無理やりではないけど、やんわりと力強く両腕を上げられ、優心の脇の下がむき出しになる。
「? あ、あの…。」
「いいよ、そのまま動かないで。」
すぐそばにいたもう一人のスタッフが、少ししゃがんだ体勢で優心の正面に回る。そしてためらいもなく、指先で脇をくすぐりはじめた。
「や、やだっ、ははっ……!」
反射的に肩がすくみ、腰が小さくよじれる。けれど両手をしっかり支えられているせいで、腕は上げたまま動かせない。肩や背中に余計な力が入り、脇や脇腹をつつかれるたびに優心の体はビクッと小さく震えた。
「我慢しないで、もっと大きく笑って~‼︎」
「む、無理…無理ぃ!やめてください、あはっ、あははっ…!」
体にうまく力が入らず、優心の膝はガクガクと震え始める。両腕は頭の横で上げたまま、バランスを崩し、ふらふらとその場にしゃがみ込んでしまった。
「おっと、座っちゃった。」
「そのまま続けちゃうよ~。」
床にしゃがんだ優心の脇腹に、スタッフの指がまた滑り込んでいく。今度は大きく体をねじるようにして抵抗するが、脇腹や脇の下を次々とくすぐられ、思わず転がるように横に倒れてしまう。
「や、やめて、ほんとに、あははっ…!はぁ、はぁ……」
笑いと吐息が混じるみっともない声をあげながら、優心は床の上で手足をばたつかせる。自分でも情けないくらい無防備な姿勢になってしまい、どこか恥ずかしさも込み上げてくる。
「あれれ、なんかちょっと…。」
「おっ、ココどうしちゃったのかな。」
くすぐりは止まり、今度は大事なところを水着の上から指でなぞられた。
ビクッと体がこわばり、思わず足を閉じようとしたが膝を掴まれてカパッと大きく開かれてしまう。スタッフたちに激しく体を触られ、恥ずかしさと緊張が重なって、まったくそんな気持ちはないのに優心の水着は知らないうちに膨らんでしまっていた。
「や、やめ…………ちっ、違います、これは…っ。」
「体触られて、こんなに大きく足開かれちゃって、恥ずかしいところ全部見られちゃったね。」
カメラマンがレンズ越しに向けてくる視線とどこか不気味に感じられる笑みが気になり、優心はどうにも落ち着かなかった。
「落ち着いたらまた撮影再開しようね。」
スタッフがそう声をかけると、優心を押さえていた手がゆっくりと離れていった。
優心もそっと立ち上がり、前を隠すようにしながら自分の荷物を置いた机まで歩いた。タオルを手に取り、汗をそっと拭う。
なんとなく、周りの大人の視線が身体にまとわりつくようで、心の奥に嫌なざわつきが残った。
(これ……まさか、さっきの動画も使われたりしないよね?)
そんな擬問が、頭の中で何度も繰り返された。
「——じゃあ、充宏くんは元々子役をしててかけざんキッズに入ったんだね。」
「そうです。お父さんに勧められて子役を始めて、しばらく続けていたら声がかかって……。」
優心が撮影をしている傍らで、同じスタジオ内で柏木充宏はスタッフと撮影前の雑談をしていた。テーブルで向かい合い、二人の男性スタッフからの質問に背筋を伸ばして真剣に答えている。
「最近はあまりメディア露出少ないけれど、学業が忙しかったりするのかな。」
「優ちゃ…優心くんの喉の不調で、しばらく3人で歌う活動はお休みしてます。変声期かもしれないから、喉に負担をかけたら良くないって聞きました。」
「成長期かあ、身体も大きくなるだろうね。
「そうですね、僕は身長伸ばしたいなって思います。」
「身長ねえ。充宏くんは精通してるの?」
「…?」
「精通だよ。もうしてる?」
「え?」
突然卑わいな質問をされて戸惑う充宏だったが、真剣な眼差しで問いかける二人の重圧に耐えられず、正直に回答をした。
「し、してます。」
「へえ〜、1日何回シコってるの?」
「えっ……と……。」
「あ、へえ〜シコるの意味も分かるんだ?見かけによらずエロいこと知ってんだね。
好きな子とかいるの?こういう子の検索履歴とか気になっちゃうなぁ。」
「分かる、充宏くんって意外とムッツリだったりする?」
(…なんか、さっきの話よりもずっと楽しそうだな、この人たち…。)
知らないふりをしておけばよかったと後悔しながらも、会話は「どんなタイプの女の子が好きか」や「女優さんの中で誰が好きか」といった話題に広がっていき、次第に少しきわどい話へと発展していった。
「……。」
「そんな真面目にしなくていいって。ただの雑談なんだからさ。」
スタッフたちはケラケラと笑いながら、手元の紙に「精通済み」と書き込んでいるのを、充宏はふと目にした。
(なんでそんなことをメモするんだろう…。)
スタッフの一人が書類をトントンと揃えてから咳払いをし、話題は徐々に本題へと移っていった。
「じゃあそろそろ始めようか。
水着のモデルなんだけど、学校用の水着を履いて、授業前っていうシチュエーションを想定してそこに立って欲しいんだよね。」
気を取り直した充宏は、きちんと返答した。
「はい。えっと…準備体操とか、何かポーズつけた方がいいですか?腕を伸ばしたり…。」
彼の真面目な様子を見たスタッフは笑いながら、「そうそう、そういう感じ。水泳が得意そうな子が、ちょっと体をほぐすようなイメージかな。」と返す。
充宏は真剣にうなずきながら、頭の中でさまざまなポーズを思い浮かべた。腕を回したり、背伸びをしてみたり――どんな表情なら自然に見えるだろうか、と考えるうちに、さっきまでの戸惑いは消え、すっかり仕事モードに切り替わっていた。
「じゃあ、まずどの水着から撮影しようか?」
スタッフが立ち上がり、スタジオの隅の段ボール箱から何枚かの水着を取り出して机に並べた。一般的な紺色のボックス型、少し丈の長いタイプ、色付きのラインが入ったスポーティなもの――いくつかの種類が目の前に並ぶ。その中からスタッフがボックス型の水着を手に取り、充宏に声をかけた。
「これ、さっきの撮影で優心くんが履いてたやつだから、新しい方にするね。今、競泳水着の撮影中かな。」
優心が履いた、という言葉を聞いた瞬間に充宏は少し前のめりになった。
「あの…そのままで大丈夫です。それ使って撮影します。」
自分でも驚くほどはっきりと言ってしまい、慌てて言葉を添える。
「あ、えっと…新品をまた開けるのはもったいないですし、僕は全然気にならないので……‼︎」
スタッフが「本当に?」と念のため確認すると、充宏は軽く笑って、できるだけ自然な調子でうなずいた。
「はい、大丈夫です。」
内心の高揚を悟られないよう、強く主張しすぎないようできるだけ自然に答えた。
スタジオに用意された簡易個室に入り、充宏は静かにカーテンを閉めた。照明の下、手元にあるボックス型の水着をもう一度見つめる。さっきまで優心が穿いていた。そのことを意識すると、不思議と胸が高鳴った。
シャツのボタンを外し、ズボンを丁寧にたたむ。
パンツをそっと脱いで裸になると、少し肌寒さを感じた。充宏はふと壁に取り付けられていた全身鏡で自分を見つめた。下着を何も身につけていない自分の姿はいつもよりずっと無防備で、どこか頼りなく見えた。中学生らしい体つきになりかけているものの、まだ子どもっぽさが残る細い腕や脚。胸元からお腹、太ももにかけて、白い照明がやわらかく肌を照らしていた。
(やっぱり、もう少し筋肉つけたいな…。)
充宏はそんなことを思いながら、そっと両腕でお腹の肉をつまんだ。誰かに見られるわけでもないのに、自然と背中が丸まってしまう。
気を取り直し、優心が穿いたボックス型水着を充宏はそっと両手で広げた。
ぬくもりは感じないものの、柔らかな布の感触に、胸の高鳴りをどうしても抑えきれなかった。思わず手のひらがじんわり汗ばんでいるのに気づき、深呼吸して気持ちを落ち着かせる。
息を整えて、水着に足を通す。ゆっくりと引き上げていくと、太ももをなぞる布がぴたりと肌に吸いつき、心臓の鼓動がどんどん速くなっていくのが自分でもわかる。
慎重に腰まで引き上げると、お腹から腰回りにかけて水着がしっかりフィットした。鏡に映った自分の姿をちらりと見て、思わず少し息を飲んだ。
ふいに、少し前の生放送で優心が失敗してしまった時のパンツのことが頭をよぎる。あの盗んだパンツは今も大事に引き出しの奥にしまっていて、時々そっと取り出しては、胸がドキドキして落ち着かなくなる。
「………。」
心臓がバクバクと脈打つ中、充宏は思わず水着越しに股間に手を当て、優しくきゅっと握った。
(ここに、さっきまで優ちゃんのが―…)
誰にも見せない、触らせてはいけないはずのプライベートな部分を通じて、まるで彼と繋がっているような、くっつけ合っているような。不思議な一体感を想像し、胸の鼓動がますます高鳴った。
あそこを握りながら鏡に映る自分を見つめていると、突然、カーテンがシャーッと勢いよく開いた。
「うわーっ!」
充宏は思わず手を離し、慌ててしゃがみ込んだ。顔を上げると、そこには撮影を終えたばかりの優心が立っていた。
「えっ…ごめん、そんなに驚くとは思わなかった…。」
優心は少し困惑した顔で充宏に謝った。その姿を見ると、上はきちんと洋服を着ているのに、下は何も履いていないように見えて充宏の顔は一瞬で熱くなった。
「え、優、…優ちゃんパンツ穿いてないの…?」
動揺した充宏が小声でたずねると、優心ははっとした顔で少し拗ねたように、服の裾をつまみ上げて見せた。
「違うよ。ほら、ちゃんと競泳水着穿いてる…。」
つるんとした濃紺の水着が太ももにぴったりとフィットしている。
充宏はその場で固まった。自分が今まさに着替えたばかりのボックス型水着は、優心がその競泳水着の前に履いていたものだ。
(今、目の前の優ちゃんはこんなに短い水着を穿かされていて、僕はさっき優ちゃんが履いていたのを……)
うまく言い表せない緊張感と、ちょっとした罪悪感が胸の奥をチクリと刺した。
そんな時、ふといつもの賑やかな声が聞こえないことに気がつく。
「ねえ、太陽くんはどこ行ったの?」
優心は少し困ったように眉をひそめた。
「なんか、さっき撮影終わってから女のスタッフさんとトイレに行って、それから戻ってきてないって。荷物もそのまま。」
「具合でも悪いのかな。」
「いや、そんな感じじゃなかったと思うよ。さっき楽屋で宿題もやらずにゲームしてたし、スタジオ入る時もずっと元気そうだったし。」
充宏は簡易個室から出るとちらりとスタジオの時計を確認した。
「じゃあ、僕の撮影が終わったら一緒に探しに行こう。」
「うん、わかった。」
「すぐ終わるから待ってて。」
そう言って、充宏はグリーンバックの撮影スペースまで駆け足で向かった。
カメラマンから撮影の順番を告げられると、深呼吸をひとつ。すぐに表情を整え、ポーズをきびきびとこなしていく。
スタッフの指示にもはっきりと応え、視線や手足の角度を自分なりに工夫してみせる。短時間のうちにしっかりと自分の世界に入り込み、堂々とした振る舞いだった。
その様子を少し離れて見ていた優心は、つい感心して小さくつぶやいた。
「……みっくん、やっぱりプロだな…。」
撮影が終われば、またすぐに仲間のことを思い出す。そんな充宏の真面目さと集中力に、優心は改めてすごさを感じていた。
本当はこのグループのリーダーでもおかしくないほどの実力を持つ彼が――そんな憧れの存在である彼が、自分の下着を盗んだ犯人であり、連日連夜自分を想像しながら自慰をしているだなんて、優心は夢にも思っていなかった。
その②へつづく
|( ̄3 ̄)|
2025-05-19 10:34:12 +0000 UTC少年同人処オソウザイヤ🔞
2025-05-18 02:09:10 +0000 UTC元元卖汤圆
2025-05-17 13:13:48 +0000 UTC