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山本四角
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プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編

お世話になっております!

ひきつづきネームの作成について

記していこうと思います。


前回の図を引き続き使うと、このSTEP2~3の部分になります。

「キャラ設定を複数作ったら、

彼らの描きたいシーンを羅列し、

そのシーンを核に漫画は描ける」


これが山本の主張になりますが、

あまりに適当な説明すぎるので、

具体例をもとにもう少し掘り下げてみましょう。

プロットの作成


まず山本は以下の三組のキャラクター設定を作り、

描いてみたいことを羅列しました。

大まかなことから具体的なシーンまで大小あります。


これをもう少し整理して、

具体的なゴールを定めてそこに行くまでに

必要なイベントをピックアップし、時系列を想像しつつソートしました。



実際描いた著作「BEASTRINGS」では概ね上図の段取りを

なぞっていけたかと思います。


お気づきの方もおられるかもしれませんが、

これはいわゆるプロットの作成にあたります。


当時は無意識でやっていたことですが、

ゴールに行くためにこなすべきイベントを段取りする

これがプロット作成に相当するということですね。


そしてそもそものゴールは

複数のキャラクターを作り、彼らを分類して

かけあわせることで生まれたプロットです。


もしかけあわせる対象がキャラではなく

事象、事件、問題、無機物などであっても、

それぞれの要素の性格がある程度定まっていたら

自然と何通りかのプロットができるはずと信じています。


彼らが出会った時何が起こるのか?

対立なのか?愛情なのか?友情なのか?

その過程でどんな事件が起こるのが望ましいか?


あるいはとある事象と出会った時、彼らはどういう反応を見せるのか?

例えば通りの激しい道を渡ろうとしているおばあさんを

見かけた時、彼らはどういう態度をとるのか?(by Wizardry)

わざわざ向かいの通りから助けに行く?

同じ道なら助けに行く?見て見ぬふりををする?


つまりまとめると、

「プロットは『要素のかけあわせ』から生まれる」!


これは現在描いている「喫茶新魔王城」でも

適用しているルールになります。


プロットを細分化して起承転結(ストーリー)を作る


上図では全体のプロット(大プロット)について説明しましたが、

各話のプロット(小プロット)についても同じ手法が使えます。


例えば上図 少女と竜人の「出会う」の項では、

ゴールへの段取りを

このように起承転結に分けました。



(説明しそびれましたが、

プロットやゴールの説明はすべて、

なるべく短い文章で簡潔に表現できるのが望ましいです。

これは一言で説明できるものでなければ、

他人に伝わるものを描くのが(山本には)難しいからです。)


ここでは大プロットを細分化する過程で

「竜人が暴の力をふるう」「少女の歌で竜人が涙を流す」

といったシーンを描きたくなったようなので

そこがお話に盛り込まれています。


できあがった話は4Pの漫画なので、

これだけのプロットでも十分ということになります。

(というか当時は頭の中だけで考えて、

いちいち文字に起こしていませんでした)



起承転結、すなわち

起承の部分でキャラや状況の説明を行い、

転結の部分でなにか面白いことやインパクトのあること、

ギャップを感じることが起きるといいなあと思いながら

話を組み立てることが多いですね。


とくに「転」ではそのまま要素を「逆転」させる展開を

初期は多用していました。(「赤ずきんが狗を食べちゃう」とか)


テーマや世界観も見えてくる…?


ということで今回は


キャラクターを複数作り、それぞれの要素のかけあわせにより

大プロット(ゴールまでの段取り)を作る。

各話をさらに細分化してプロット(ストーリー)を作成する


というお話をさせていただきました。


これらのプロット作業の中で

同時に見えてくると感じるものがあります。

それはテーマであり、世界観ということになります。


描きたいこと、伝えたいことを考えるうちに

自然に必要十分なものが相互作用として固まってくる、

それがテーマや世界観だと山本は感じています。


逆にいうと、描きたいことや伝えたいことが

十分に固まらない=今回で言うと要素のかけあわせや

ゴールの設定が不十分だと、テーマや世界観もあやふやになってしまう

ということですが…


ということで、まだまだネームの話が続くのですが

次回はまずテーマや世界観の部分から触れていきたいと思います!

次は実作業に入れるはず!


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それではここまでお読みいただき、ありがとうございました。

次回も何卒よろしくお願いいたします。

プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編 プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編 プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編 プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編 プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編 プロットとはXXのXXX!【山本四角の漫画の描きかた 第4回】ネーム作成・プロット編

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