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青の中心命題

今回はMIB2nd contact の読切、〔青の中心命題〕の記事です。

全体公開となります。どうぞよろしくお願いいたします。


■今回、書いてる時に聴いていた曲

この曲大好き~!


【・】青の中心命題について

既存の公開済み読切「レディオロッド」と、イーシャの過去話を統合させたものになります。「レディオロッド」は友情ものとして「正義の味方 ミラクルサンダー!」とカブるので支援者様限定で公開しようと思っておりましたが、せっかくなので改稿した次第です。

ゴキブリの話を書こうと思ってましたが頓挫しました。よくよく考えたらそこまでゴキブリ好きじゃありませんでした


(↓)レディオロッド編の絵

〔レディオロッド〕は、〔青の中心命題〕の骨のような物語で、

MIBの未来の創作「PSI(ピーエスアイ)」の伏線となる物語でした。

改稿にあたりおおまかな流れはそのままですが、レディオの正体が異なります。

なろうではアップしたことはありませんが、過去の〔レディオロッド〕をご存知の方にも影響がないように話を組んでいます。


〔レディオロッド〕のレディオは、新人類(フェザーチャイルドやゴッドチャイルド、ネオなど)の開発過程で、特殊能力に目覚めた少年でした。過去から未来に干渉する予測反射能力の持ち主で、未来の少年アレッサンドロと友達になります。

しかし能力の暴走でシナプスが焼き切れ、北条栞の手により廃棄処分となってしまった存在です。エレナ達がたどり着いた時には、レディオはとっくの昔に死んでいて、ぼろぼろの骸骨だけがありました。


〔青の中心命題〕のレディオは、20万年前に神として崇められた存在の生体基盤です。裏設定ですが、玉座から動けぬレディオはネズミなどの動物を操って、ロッドを外界に放ったのです。レディオは生体基盤なので、ラジオを通じて念話でアレッサンドロと話していたわけです。

MIB1stの〔第2話 西の魔女編 (4P)〕でも、アンドロメダ星人のラエティーシャが念話を使います。パンいわく、「心を読む彼女らは不正や悪事を何より嫌う。計らずとも、エレナ・モーガンがイルミナの撒き餌かどうかわかるわけだ」。

つまり、レディオも心が読めるのです。

アンテナロッドがアレッサンドロの手に届くまで、数々の人の手にわたっていました。それをにおわすため、最初の台詞、『……おいオマエ、ヨの声が聞こえるか?』はあえて、「聞こえるのか?」にしていません。


【・】過去のイーシャの話。

これをご存知の方はたぶんもうここを見ていないので、軽く書きます。

占い師イーシャは、ジャンカルロと出会ってからその能力を失います。目も見えるようになり、口調も普通になります。処女じゃないと神通力が使えないのです。

イーシャの血族は太古より、神の予言書を司る存在でした。

(↓)作中の台詞の一部をピックアップします。

---------〔ここから〕----------

イーシャの姉「予言ではない。次はどう動くか……水面の波紋のように、運命は科学的に決まっているの。環境、心理、様々な要因で広大に複雑化しているだけで、すべてはただの現象よ。そんな絡み合った糸をほどき視るのが我ら、最後の人類の先守人。記録し、見届けるもの。政にも関与しない」


ロレンツォ「つまり、超複雑な計算機ってとこか。運命物理法則の枠組みというか、天気予報の凄いバージョンみたいだな……」


イーシャの姉「レンズで視てもいいですよ。この金属板は20万年前、ヒトならざる者の手で造られたもの。これは生体血液……常に流動する血にのみ反応する。かつては数万年先をも見通した血族だが、血は穢れ……はっきりした未来はほんの数年先までしか見通せなくなった。神に祝福されし血をもつのも、今や私のみ」


エレナ「未来は変えることができる?」

イーシャの姉「エレナ、あなたがここに来ることも、あなたが生まれる前から観ていたよ。そしてこれから起こることも」


イーシャ「未来はうっすら視えてました。今は真っ暗なトンネルを、目隠しして歩いている気分……。民衆は盲目だといった姉さんの言葉が、今ならわかるんです。今は目が見えるのに、本当になにも視えない。怖い」

ジャン「一緒に歩いて行こう。俺がイーシャの手を取る。隣にいるよ」

イーシャ「ありがとう、ジャン。あなたは私が最後に視た運命」


---------〔ここまで〕----------

イーシャの血族はバタフライエフェクトまでも観測する予報士だったのです。

でもまぁいらんかな……ってお蔵入りしてまして、それを今回レディオロッドと合体させて改稿しました。

「この金属板は20万年前、ヒトならざる者の手で造られたもの」とありますが、

MIB外伝Wingで北条栞博士は「20万年前、もっと重篤な事態があった。」と告げています。(2:DNAウィルス)

そういう伏線込みでしたが、要はかつて神と崇め奉られた存在が重要なので改稿ついでに全部一緒にしました。


20万前のある事件の方が、現在の〔全生命体の殲滅〕の危機よりずっと重篤でした。その当時に神として未来へ託されたレディオの「神としての任務」は何だったのか、エレナ達は訊けないままに終わります。


【↓】挿絵ボツ。アレッサンドロの自作ラジオ

この場面以外で出てこないからいらんよなあ……って思ってボツです。

【↓】挿絵ボツ。教会墓地跡

すぐに場面切り替わるし別にいらんかな……って思ってボツです。

【↓】挿絵ボツ。青の洞窟。

改稿に伴い不要になりました。


【↓】今回の依頼人、アレッサンドロ

身長はロレンツォよりもある設定です。

【↓】作中挿絵に文字を加えたもの

廊下でエレナ達がキャッキャしてますが、もしロレンツォに何かあってもすぐに殴り込みできるようスタンバってます。


(↓)写真部兼オカルト研究部の部室は、旧校舎の理科室です。

MIB1st contact の頃は、まだ理科室の名残が色濃くありましたが、

MIB2nd contact ではすっかり改造し尽くされていて、向かって右側の奥(黒金が初めて乱入してきた部分)は完全な武器庫となっています。

旧校舎なので、エレナの母ヘレナはここで勉強していたかもしれません。


【↓】エイリアン・データ

以上となります。


現時点での読切ネタは4つほどあります。とっても楽しいので、空き時間に書いていけたらと思っています。

〔青の中心命題〕は【こちら(クリックしてね)】から読めます。

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。

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