百合石化 イラスト添付バージョン
百合石化の挿絵付きバージョンです。 内容は他サイトで販売しているものと同一なので、支援者の方は購入の必要はありません。
2018-11-15 13:54:35 +0000 UTC View Post
百合石化の挿絵付きバージョンです。 内容は他サイトで販売しているものと同一なので、支援者の方は購入の必要はありません。
2018-11-15 13:54:35 +0000 UTC View Post最初に異変に気がついたのはママだった。朝、ジロジロと私を見て訝しんでいたので、気になって尋ねたのを覚えている。 「何? なんか変?」 「ああ、いや、ちょっと……ううん、なんでもないわ」 その日の朝はそれだけだった。夜、私はパジャマの袖が...
2018-11-06 12:58:52 +0000 UTC View Post日が落ちた遊園地の中心に伸びる大通りを、派手なイルミネーションを煌めかせながら進行する集団があった。この遊園地のマスコットキャラクターたちだ。人型タイプはお客さんたちに笑顔を向けて、大ぶりなモーションでアピールしている。動物型は愛ら...
2018-10-05 13:01:20 +0000 UTC View Post1月 年が明け、学校が始まり、彫谷さんとまた会話できるようになった。 「あの事」には、リアルではお互い一言も触れず、なかったことにしていた。 三年生がすっかり校舎から姿を消したころ、白崎さんにデッサンモデルを依頼された。 私は快く承諾し、...
2018-09-11 10:19:31 +0000 UTC View Post9月 「お願い! 放課後美術室来てモデルになって!」 二学期が始まってすぐ。彫谷さんに呼び出された私は、とんでもないお願いをされた。 彫刻のモデルをやってほしい、と頼まれたのだ。 「い、いや、何で私なんか、他にもっと」 「石田じゃないとダメ...
2018-09-11 10:19:21 +0000 UTC View Post4月 新しいクラスに、見知った顔はほとんどいない。徐々にグループの原型が形作られていく中、私は目線を落として俯いていた。 どうしよう。このままだとボッチになる。でも、声をかける勇気が出ない。人と目を合わせるのが苦手だから。ゴーグル越しな...
2018-09-11 10:19:08 +0000 UTC View Post翌日,シュウくんの部屋。私はピンクの髪を持つメイドフィギュアとして鎮座していた。昨日もらった服の中では一番まともな服だ。私はギーマくんのお腹に頭を預けながら,桃子ちゃんとシュウくんのやりとりを観察していた。桃子ちゃんは何か言うとき,...
2018-08-02 11:06:38 +0000 UTC View Post高校二年生の夏休みが幕を開けて一週間。友人たちが部活に旅行に青春を謳歌している最中,私は家から一歩も出ない引きこもりな日々を過ごしていた。それもそのはず,私は身長十六センチの小人だから,そうそう外出なんて出来やしないのだ。体が縮む不...
2018-08-02 11:06:24 +0000 UTC View Post折からの不況で内定をとれなかった俺は,伯父の紹介であるNPO組織に勤めることになった。やや人里離れた場所に佇む研究施設の中には,身長15センチ前後の女性が十数人暮らしている。女性だけが罹患する原因不明の奇病,縮小病。その治療方法や発症原因を...
2018-07-05 11:29:29 +0000 UTC View Postガラス張りの通路から見下ろすメイドロボの製造過程は,まるでSF映画を見ているみたいだった。しかし子供達の興味はあまり引いていないようだ。子供達は「高いところにいる」ことに興奮しているようだ。やれやれ。 「だれもいねーや」 と男児の一人が声...
2018-06-08 11:17:30 +0000 UTC View Post第八章 梅雨は好きじゃない。雨が降ると練習できないし,遊びに行くのも億劫になるし。空は今日も曇天模様。もうすぐ練習試合だってのに,勘弁してくれ。授業が終わる頃には,豪勢にザーザー雨が降っていた。川をひっくり返したかのような勢いで,鋭い...
2018-05-18 15:57:49 +0000 UTC View Post第五章 町の大きな本屋で,私は心理学のコーナーを漁っていた。メイドの呪いの原因を探る手がかりにならないか,と考えて。最も,物理法則をねじ曲げたんだから,私の脳への刷り込みとかでは有り得ない,とは思うんだけど。まったく解決の糸口が見えな...
2018-05-18 15:57:40 +0000 UTC View Post第三章 目が覚めると七時だった。顔を洗ってトイレにいってから部屋に戻り,しばらくベッドの上でボーッとして過ごした。昨日はサユちゃんが遊びにきたから洗濯しかできなかったんだよね。今日は掃除しないと……あ,思い出した。今日はお試しでメイド...
2018-05-18 15:57:31 +0000 UTC View Postプロローグ 今から八年前,私がまだ七歳だった頃。メイドがブームだった。テレビやインターネットで連日のように取り上げられ,あるネットドラマがヒットした。両親に先立たれた裕福「だった」男の子。周りの大人たち全員が彼を見捨てて去っていく中,...
2018-05-18 15:57:19 +0000 UTC View Post私は芽依,30歳。今は小さな町工場で働いている。仕事は生体メイドロボの修理が主。とはいえ,私もある種のメイドロボである。昔手違いで体をメイドロボ仕様に改造されてしまったからだ。今も仕事用にメイドAIを動かしてはいるけど,その気になれば自分...
2018-04-29 07:47:45 +0000 UTC View Post