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子供会のミューズ

「陽子、さっき村田さんから電話あったんだけどね、今年もミューズやってくんないかって。どうする?」 「は? え、どゆこと?」 「だからね、去年やったでしょ。今年も……」 「いや、私もう中学生なんだけど?」 六月の末日、地域の子供会からミュー...

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怪談 メイド学級

「芽衣さんちょっと! こっちこっち!」 「はい。何か御用でしょうか」 メイドロボが一台、呼びつけた女子のもとに歩いていく。長い金髪を大きな白いリボンで結い、フリルの多いミニスカートのメイド服と白いニーハイソックス、肘まで覆う長手袋という...

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マジック人形

「それではいきますよー、1、2の……はいっ」 両手で持っていたボールから手を離す。ボールは支えがない状態でふわふわと宙に浮き、地面に落ちることなく漂いだした。周囲から歓声が沸き起こり、拍手が鳴り響く。 「すげー」「どうなってんの?」「ん?...

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惑星

北高はこの辺の公立では一番の進学校。中学で落ちこぼれた時期もあった私がそこに合格し入学するというのはちょっとした偉業であった。「一番いい高校」というイメージだけで受験した私はオープンスクールに行かなかったし、噂話にも興味なかった。だ...

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【人形化漫画】フィギュア部の話

漫画 あきら シナリオ OPQ ページ数:20P 内容は他サイトで販売しているものと同一なので、支援者の方は購入の必要はありません。

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睡眠学習装置

「わ……私ですか? アイドルプログラム」 「まあ、いいじゃない。楽しんでくれば」 「はい……」 私は落胆した。教師プログラムが良かったなあ。この歳でアイドル体験とか……あとで報告書まとめないといけないことを考えると憂鬱だった。後々自分を...

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頭の継承者

「なんか、変な感じ……です、ね」 私が照れながらそう言うと、黒田くん……さんは少し寂しそうに笑いつつ、 「いいよ、ため口でも」 と答えた。しかし六十過ぎの先生に同級生感覚で接することは中々難しかった。このおじいさん教師が、昨日まで同世代...

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ハッピーハーピー

「羽鳥さん、ハッピーちゃんをやってみる気ある? 今探してるみたいなの」 「え? 私が……ですが?」 休憩中に先輩から思いもよらぬ誘いを受けた私は、ちょっと戸惑った。私なんかにアイドル染みた仕事なんて無理ですと即時お断りしたものの、この園...

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カナヅチは人魚に

(水泳の授業なんかなくなればいいのに) そう憤りながら下校している時だったので、私は大変驚いた。突如見知らぬお婆さんが 「泳げるようになりたいかい?」 と横から声をかけてきたのだ。え、まさか声に出てた? 心中を見透かされたかのような驚きと...

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コスプレ石像モデル

「マジックショーのアシスタント……ですか?」 駆け出しモデルの私に回ってきたのは、一風変わった仕事だった。売り出し中の若手女性マジシャンのショーの前座。子供向けのプリガーショーのアクター。正直、あまりにも予想していない内容だったもので...

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植物ガール

お尻から芽が出た。私の人生がおかしくなったのは小学四年、林間学校から帰ってしばらく経った時のことだった。座った時の異物感。お尻の右側に、何か硬いものが埋まっている。最初はそれが「芽」だとは思わなかった。おできか痔か……よくわからなか...

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貧乏人形

「土田さん、なんか縮んでない?」 「え?」 クラスメイトに言われた一言。やっぱりだ。きっとショックを受けなければならない場面のはずなのに、不思議とホッとしていた。最近、服のサイズが合わない。ふとした時に見慣れた机が、棚が、ちょっと高く感...

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あるメイドロボへの悩み

「おかえりなさいませ、ご主人様ー」 家に帰ると、藤原さんが明るい声で出迎えた。一緒に暮らし……いや購入してからもうすぐ一年近くになるだろうか。彼女が人間だなんて露知らず、普通の中古メイドロボを買ったつもりだった。だが、驚くべきことにそ...

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ウェイトレスの人形タイム

「病気治ったって? よかったねえ」 「ええまあ、はい……ちょっとだけ」 見舞いに来てくれたバイト先の店長と話していると、私は自分が「人間」に戻れたことを実感できて、嬉しかった。体が縮む原因不明の病気、縮小病。私はそれによって一時は体が30...

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人形を拾った日

人形を拾った。冬期講習の帰り道、模試の結果が悪くて家までの道のりを引き延ばしていた日のことだ。大人がギリギリ一人入れるかどうかの狭いビルとビルの隙間を進んでいた時、綺麗な人形が溶けかかった雪の上に転がっていた。ギョッとした。その人形...

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ウィッシュ・ア・マジカル

「はい……はい……この度は力になれず、誠に申し訳ありません……いえ……いえ……はい」 吐き気がする。胸が左右からギュウギュウに締め付けられ、圧迫された何かが首元まで押しあがってくる。 「心からお悔やみ申し上げます……はい……失礼します」...

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文化祭をセーブしますか?

「あー、文化祭ずっと続けばいいのになー」 なんてことをボヤキながら友達と別れた帰り道。滅茶苦茶楽しかった文化祭準備は終わり、明日から二日間の文化祭本番が始まる。一人になったところを、見知らぬ老婆に声をかけられた。 「文化祭をずっと続けて...

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見せしめ人形

「わかった。じゃあ私が勝ったら廃部は取り消し、コスプレ部もナシね」 「いいよー。勝てたらね」 手芸部の次期部長として、私は朧さんに挑戦した。今年入学してきた朧さんは、地元で最も力ある有力者の家の娘。多くの人たちは彼女の家が関わる工場とそ...

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同級生のメイドロボ

周囲との経済格差を思い知らされる憂鬱な修学旅行から帰ってくると、家が静かになっていた。気配がしない。鍵もかかっておらず、ドアは軽く開いた。玄関には何もない。靴も傘も。数歩進むとすぐ、何が起きたのか察した。夜逃げだ。家の中はがらんどう...

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悪戯魔女と真実紙

「全く……また貴方ですか、レナータ」 砕けた石像の欠片が転がる廊下。私は先生に捕まり、首根っこを掴まれながらお説教を受けた。壊したのは私だけど、私一人のせいじゃない。悪戯仲間のレベッカは要領よく逃げ出し、影も形もない。 (覚えてなさいよ...

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胴体の継承者

「女子はいないのか」 「そうみたいですね、男子ばっかで」 「白崎は……出ないのか?」 「いえ……私は会長なんて」 まだ締め切りまで日はあるものの、生徒会選挙の顔ぶれはほぼ出揃った。会長希望の女子はゼロ。次の生徒会長は必ず男子になる。ずっと...

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姉妹でフィギュア

「ただいまー……」 長い残業を終えて家に帰り、ベッドに倒れ込むと机上から妹が声をかけてきた。 「おかえり……」 心底申し訳なさそうな怯えた声に、辛そうな表情を見ていると過労で荒んだ私の心がますます荒れていくようだった。 「ごめんねお姉ちゃ...

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人形市場の日常

今朝はいつもより静かな幕開けだった。歴の長いお人形さんたちも今日は人が少ないとわかっているとみえて、だらしなくグダグダと横になっている。天気予報は見せない方がいいだろうか。どうせこの子たち外に出ることないのに。 ここはある病気で一人暮...

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魔法少女カフェのロボ店長

店長就任の挨拶を終えると、気のない反応が返ってきた。スマホを弄りながら「よろしくー」とだけ呟く

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七不思議を作ろう

「ねえ、うちの学校の七不思議調査とかやらない?」 部長は突然突拍子もない提案を行った。駄弁り部と言われたのが気に入らなかったらしい。 「うちの中学そんなのありましたっけ?」 私は聞き返した。漫画とかではよく見るけど、実際そんなの聞いたこ...

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【石化漫画】魔法少女 石像化

漫画 よくねむる シナリオ OPQ ページ数:18P 内容は他サイトで販売しているものと同一なので、支援者の方は購入の必要はありません。

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いじめられっ子、ショーケースにはばかる

小さいころ、近所のアクセサリーショップが大好きだった。もったいぶった大人向けのお店ではなく、小さい子でも気軽に入れるような柔和な雰囲気のお店で、中にはとっても可愛いアクセサリーや小物類が所狭しと並べられていた。ほんの僅かに衣類も扱っ...

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ドールの内緒話

最初に違和感を抱いたのはお迎えの時。つまり最初からということになる。俺が購入した二体目のドール。直に髪が生えている。パーツに分かれていない。関節がない。というのは、まるで普通の人間のように手足が綺麗に繋がっていて、球体関節がないのだ...

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縮小病患者生活支援員

(はぁ……めんどくせー) 縮小病患者生活支援員。それが俺に与えられた仕事だった。縮小病というのは、最近流行っている体が縮む奇病のことで、何故か女性だけが発症することで知られている。多数はほんの少し縮むだけで気づかない者すら多いのだが、...

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左足の継承者

「あの……その格好、校則違反です」 「ああ?」 私が注意した上級生は、私が右腕に嵌めている風紀委員の腕章……ではなく、瞬時にその視線を下へ落とした。見てる。見られてる……。私のスカートから除く水色の左脚が。 彼は何か言いたそうな不服な表...

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